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Tシャツを絞り染めしてみよう!簡単な模様の作り方は?マンダラ模様は作れる?

更新:2019.09.25

「絞り染め」をご存知ですか?絞り染めをマスターできれば、シンプルなデザインのTシャツもオリジナルの素敵な作品にする事ができます。簡単な模様から複雑な模様まで、様々な作品に対応できるような絞り染めを紹介していくので、ぜひ参考にしてチャレンジしてみて下さい。

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絞り染めとは?

絞り染めとは布を畳んだり摘まんだりして染める技法

絞り染めとは、Tシャツなど布を縛ったり、畳んだりする事で染液が染み込まないようにして模様にしていく技法の事を指します。摘まむ場所を変えたり、木の板を使用する事で様々な模様を作る事ができるので、やる度に違う模様にできるという楽しみもあります。

日本のみならず世界中で親しまれている染め方

模様染めとして、絞り染めは日本のみならず、世界中で親しまれている非常に素朴な染め物としても知られています。シンプルな技法で染め物ができるという事もあり、古くは6世紀ごろにもされていたという出土品がある程です。日本だけでも、絞り染めを使った技法の種類は多くあり、オリジナル作品も作りやすいと言えます。

ここに、絞り染め同様、自宅でも簡単にできるコーヒー染めのやり方を紹介している記事があるので、この記事を参考にして様々な染め物を楽しんでみて下さい。

Tシャツにおすすめの絞り染め・藍染の模様の種類は?

①輪っか絞り

シンプルな手法でできる絞り染めですので、お子さんと一緒に絞り染めをするにはもってこいのデザインです。基本的なやり方なので、絞り染め初体験の場合にはここから始めても良いですよね。輪ゴムの留める場所を変える事で、デザインもたくさん出てきますので自分なりのデザインを探してみて下さい。

②マンダラ模様


マンダラ模様とは、見た目にもわかるように、大きな花が咲いたようなどこかエキゾチックであり、和な印象も持つ不思議なデザインです。独特な世界観を持つマンダラ模様は、多くの人の支持されているデザインでもあります。大輪の花を咲かせたようなデザインを生み出すのは、手の凝ったデザインに見せる事もできます。

タイダイ染めの応用で作る事ができる染め方ですので、マンダラ模様を作るにはタイダイ染めのやり方を基本としてやるというのがポイントです。綺麗なマンダラ模様にするには、ゴムの留め方がポイントですので、後で紹介するタイダイ染めのやり方を参考にして下さい。

③タイダイ模様

一般的な絞り染めの種類の中でも一番メジャーと言っても過言ではないのが、タイダイ模様です。タイダイ模様とは、一番基本とされている絞り染めの模様であり、簡単なのにおしゃれに見えると人気の高い模様でもあります。藍染でも凝った模様のように見えるという事もあり、初心者の方でも挑戦しやすいと言えます。

ここに、絞り染めの簡単なやり方を紹介している記事がありますので、やる前にどんなデザインのアイテムを作るかを探す参考にして下さい。絞り染めは、使う物や輪ゴムでの留め方によって様々なデザインを作る事が出来ます。基本的な輪っか絞りやタイダイ染めだけでなく、上級者向けのマンダラ模様もおすすめですよ。

Tシャツの絞り染め・藍染をする際の下準備は?

準備するもの

セスキ炭酸ソーダなどは、一般的なスーパーなどの洗剤売り場でも購入する事ができます。染料は、一度購入しておけば余った染料は次回に回せるので、そういう意味でもコスパの良いアイテムと言えます。染料さえ手に入れば、家にあるもので代用できますので試してみて下さい。

また、準備するバケツは、なるべく大きな物を選ぶ事で、Tシャツを染めるにも染めやすいと言えます。特に、小さなお子様と一緒にやる際には、何かとやりやすいと思いますので余裕を持った容器を準備する事をおすすめします。

絞り染めで準備するもの

  • 染料
  • Tシャツ
  • バケツ
  • ゴム手袋
  • 新聞紙
  • セスキ炭酸ソーダ

下準備のやり方


下準備の際に、使用するのは染料によってはお湯の方が適しているケースもありますので、使う染料によって準備する物を変えて下さい。セスキ炭酸ソーダの代わりとして塩を使っても良いです。Tシャツに付いたノリを落とす意味でもTシャツを濡らすというのは大事な工程ですので、忘れずに行いましょう。

下準備のやり方

  1. 染まりやすくする為に、一度Tシャツを濡らして絞ってから始める
  2. 記載されている割合で、お湯または水に染料を加える
  3. 染料と水を混ぜたら、染まりを良くする為にセスキ炭酸ソーダを加える
  4. よく混ぜたら下準備完了

ここに、和紙を使った折染めのやり方や染料の作り方をまとめた記事があるので、Tシャツに絞り染めを行う際に余った材料で和紙染めも楽しんでみて下さい。要領としては、同じ事ですので、様々な染め物に触れる事で、染め物を楽しむきっかけとするのも良いでしょう。

Tシャツを絞り染め・藍染する方法は?【輪っか絞り】

準備するもの

輪ゴムやスーパーボールのみを使ったシンプルな方法ですので、特別準備するものがないという意味でもおすすめの方法です。普段、遊んでいるアイテムを使って染め物をするというのは、お子さんにもきっと楽しんで頂けるやり方ですので、親子で染め物をする際にもおすすめのやり方です。

準備するもの

  • 輪ゴム
  • スーパーボール

輪っか絞りの作り方

スーパーボールの大きさを変えて、輪っかの数も工夫すれば個性的なデザインになるのでおすすめのやり方です。輪ゴムを使っての作り方ですので、お子さんでも楽しんで作れるやり方です。また、輪ゴムをする際に、ギュッと強めに縛るというのもポイントです。輪ゴムを縛る力が弱いと、上手く染まりません。

好きな数のスーパーボールを輪ゴムでしっかり縛ったら、後はそのまま染料の中に浸けるだけという簡単なやり方ですので、たくさんのTシャツを作る時には楽しんでする事ができます。スーパーボールの大きさや数を増やしたり、減らしたりすれば見た目にも楽しめるデザインになります。


輪っか絞りのやり方

  1. 生地の裏側にスーパーボールを乗せて包み、輪ゴムでしっかり留める
  2. 好きな位置、数のスーパーボールを縛ったら、そのまま染料の中に入れる
  3. 2時間程、そのまま放置する
  4. 染まった事を確認後、しっかりと流水ですすぎ、乾燥させたら完成

ここに、実際に輪っか絞りをしている動画があるので、この記事を参考にして輪っか絞りを試してみて下さい。実際の映像を参考にした方が、何かとわかりやすいので参考にしてみて下さい。

Tシャツを絞り染め・藍染する方法は?【板締め絞り】

準備するもの

板染め絞りの作り方は、じゃばらのやり方によって様々なデザインを生み出す事ができます。藍染を使ってやる作り方は、見た目にも古風な印象にする事もでき、またそれも新鮮さがあります。折り幅を変えながら自分らしい1枚を作ってみて下さい。比較的、簡単な作り方でできますので、おすすめです。

長方形の板材などは、かまぼこ板で充分です。自宅にあるものでやる作り方というのがポイントですので、かまぼこ板を使ってやってみて下さい。もちろん、本格的にやりたい方は、適した木の板をその都度、探してやるというのがおすすめです。家にある物で適したものがなければ、探してみるのも良いでしょう。

準備するもの

  • 長方形の板材
  • 輪ゴム

板締め絞りの作り方

折り幅は、自分がやりたい作り方でやってみましょう。板材部分が染まらずに、白く出る仕組みと言う事もあり、染料液が侵入しないように輪ゴムでしっかり留めましょう。板締め絞りは、模様が綺麗な四角に出るというのが魅力です。その組み合わせでデザインが決まるので、輪ゴムでしっかり留めるのがポイントです。

板締め絞りのやり方

  1. 端から端までじゃばら折りにする
  2. 最後まで折ったら、向きを変えてジャバラ折りにする
  3. 折った物を板材を使って挟み、上下をしっかり輪ゴムで留める
  4. 染料液に浸けたら、2時間放置する
  5. 板材を外して、生地を流水で洗い流し乾かす
  6. 乾燥したらさっと濡らして絞り、最初と同様にじゃばら折りにする
  7. 最後まで折り終わったら最初に板材で留めた向きとは反対に板材を固定
  8. 染料液に浸して2時間放置して、流水で洗い流す
  9. 開いて、綺麗なチェック柄になったら完成

ここに、100均の材料を使ってTシャツを簡単に染めるコツを紹介している記事があるので、コストを掛けずにTシャツを簡単に染める方法を模索するヒントとして下さい。

Tシャツを絞り染め・藍染する方法は?【タイダイ染め】

準備するもの

タイダイに染める際には、事前にしっかりとTシャツを濡らしておきましょう。これは、服に付着しているノリを取る意味合いがありますので、染まり方に影響する事を考えるとしっかり行っておく事をおすすめします。タイダイ柄やマンダラ模様は、染まり方が重要ですので、そういう意味でもしっかりとノリを落としましょう。

準備するもの

  • 輪ゴム
  • ソース用のプラスチックボトル
  • バケツに乗る大きめの網

タイダイ染めの作り方

タイダイ染めは、その時々でデザインが変わるというのも特徴です。輪ゴムの留め方でデザインが変わるので、使用する白いTシャツを輪ゴムで留める時には完成までデザインがどうなるかわからないというのが魅力でもあります。また、藍染にするのはもちろん、タイダイ染めは染料の色を変えるという楽しみがあります。

輪ゴムで留める際の留め方を左右対称にすれば、見た目にも鮮やかなマンダラ模様が完成します。タイダイ染めに慣れてきたら、次は模様の出方にこだわってみるというのも良いでしょう。見た目にも美しいデザインが出せるようになれば、それがまたモチベーションへと繋がっていくはずです。

タイダイ染めのやり方

  1. 白いTシャツを好きな所で輪ゴムで留める
  2. 藍染以外の染料を使う場合には、網の上にTシャツをのせてソースボトルに染料を入れた物を各色入れてかける
  3. 1~8時間放置する(染料に合わせた放置時間)
  4. ソーピング剤に浸けて、よく水洗いし、しっかり乾燥させる

ここに、自宅で簡単にできるタイダイ柄の染め方を紹介している動画があるので、この記事を参考にしてこの機会に挑戦してみて下さい。材料も少なめのタイダイ柄を染める方法ですので、改まって何か準備しなければならないという事がないという意味でも、すぐに始めれる手法と言えます。

Tシャツを使って絞り染め・藍染をやってみよう

今回は、「簡単にTシャツを染める絞り染めのやり方」をテーマに、絞り染めの模様の種類によってやり方を紹介してきましたが、いかがでしたか?タイダイ柄や板締め絞りなどシンプルな方法からマンダラ模様などの基本の染め方を応用したものなど、絞り染めは奥が深い事がこの記事で理解できたでしょう。

絞り染めは、輪ゴムで留めて染めるシンプルな技法なので、染め物初心者の方でも比較的、簡単にできるのでおすすめです。また、完成するまでどんなデザインになるかわからないというのも魅力と言えます。その為、この記事を参考にして絞り染めを試してみて下さい。自分なりのデザインを考えてみるのも良いですよね。

また、絞り染めの魅力はお子さんでも挑戦しやすいという家族で楽しめるというのが魅力です。そういう意味でも、ぜひこの機会に絞り染めにチャレンジしてみて下さいね。

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