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布染めに使える《100均の染料・染め粉6選》簡単にできる染め方もご紹介!

更新:2021.05.13

布染めに使える100均アイテムはどんなものなのかな?、と思ったことはありませんか?今回は、100均の布染めに使えるアイテムについてご紹介します。また、染め方やアイデア例、注意点などもご紹介しているので、ぜひご覧になってみて下さいね。

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布染めにおすすめの100均の染料・染め粉6選

①プリンターインク

プリンターインクも布染めに使用することができ、100均には種類が豊富に売られています。ダイソーにはブラック以外にもシアン、マゼンタ、イエローと色の種類が豊富です。印刷用のインクなので色がはっきりとしているため、Tシャツやタオルなどしっかり着色したい方におすすめの染料となっています。

②茶葉

100均にはコーヒーや紅茶、煎茶などの茶葉も売られていて、布染めにおすすめのアイテムです。特に紅茶は、茶葉の種類によって色合いも少しずつ異なります。色にこだわりたい方におすすめの染料で、布染め時には香りも楽しめるのもポイントです。染料の臭いが苦手な方は、茶葉を使用してみて下さいね。

③アクリル絵の具

100均に売っているアクリル絵の具は、布染めにできるアイテムとして人気です。絵の具を使用するとカラフルな布染めが可能で、色を混ぜて自分好みのカラーを作ることもできます。また、アクリル絵の具は布にも着色しやすく、乾かすと水にも強くなるので染めた色も長持ちしやすいです。

水に溶かしやすく、自分で色の濃さを調節しやすいのもポイントとなっています。色とりどりなタイダイ染めをしてみたい方におすすめの染料なので、気になる方は購入してみて下さい。

④漂白剤

漂白剤はダイソーのなどの100均にも売られていて、デニムなどの色を抜く際に使用できるアイテムです。スプレータイプもある漂白剤は色をつけるのではなく、色を抜いて味わいを出したい方に使える染料となっています。色がはっきりとしている紺のデニム生地に適していて、抜染したい方は使用してみて下さい。

色合いを少し和らげて薄くしたい時や、所々色を白抜きして柄を作りたい時におすすめです。しかし、漂白剤で抜染している際は、窓を開ける・外で行うなど注意する必要があります。斑に色を抜きたい場合はスプレータイプ、全体的にしたい時は浸け置きなど使い分けも可能です。

⑤墨汁

習字道具

墨汁もダイソーなどの100均に売られていて、色褪せた黒色の布などに着色することができます。墨汁を適度に水で薄めて染料にするとグレーになり、そのまま使うと黒に調節可能です。

好きな文字や絵を書くことができるため、墨汁を使った布染めに興味のある方は購入してみて下さい。後から香りづけすると、墨汁の匂いを打ち消すことができます。

⑥油性マジック


100均に売っている油性マジックも、布染めに使用することができるためおすすめです。油性マジックで布染めをする際は「エタノール」が必要になり、無水ですが100均にも売られています。手軽に試してみたい方におすすめなので、ぜひ購入してみて下さいね。

布染めにおすすめ100均染料と一緒に用意するもの

①布

布染めをする際は、白色のハンカチやTシャツなどの生地を用意して下さい。色のついていないものであれば染められるため、パーカーや靴下、タオルなど様々な生地も使用可能です。100均には様々な布が売られているため、練習用として染料と一緒に購入しておいて下さいね。

しかし、素材によっては染み込みにくいものもあり、綿やリネン、綿麻が該当します。とはいえ、豆乳や牛乳に浸けておくと染まりやすいです。また、ウールやシルクは染まりやすいので、購入する際は素材を確認して下さい。

②ゴム手袋やレインコート

布染めをする際は、ゴム手袋やレインコートを忘れずに用意して下さい。染料を使用する際に手が汚れて取れにくくなってしまうので、必ず購入して下さい。また、子どもと布染めをする際や服へ付着を防ぐ場合は、レインコートの着用がおすすめです。2つとも100均に売っているので、合わせて用意して下さい。

③バケツとワイヤーネット

使用する色によりますが布染めをする際は、バケツが必要になるため必ず用意して下さい。バケツに染料を入れて布染めをするので、使用する布などが入るように少し大きめのものを選ぶといいですよ。自宅にあるものでも構いませんが、染料によっては汚れが落ちないものもあるため100均で購入して下さい。

また、紐で縛って様々な模様をつけるタイダイ染めをする際は、ワイヤーネットがあると便利です。ワイヤーネットは、縛った布がしっかりと乗せられる大きさであれば問題ありません。100均には様々な大きさがあるので、一緒に購入して下さい。

④新聞紙やレジャーシート

新聞紙やレジャーシートは、壁や周囲に飛び散らないように保護するのに必要なので必ず用意して下さい。新聞紙を購読している場合は別に用意しておく必要はありませんが、100均にも似た商品が売られています。

また、染料が染み込んで新聞紙が破れないか不安という場合は、レジャーシートがおすすめです。レジャーシートは100均にあるので、染料と一緒に用意して下さいね。

⑤塩とお酢

掃除道具

布染めをする際、色止めとして使用する塩とお酢も用意しておく必要があります。塩とお酢は自宅にあるもので問題ありませんが、布染めの量によっては足りない場合があるので用意しておくといいですよ。しかし、すし酢にはだし入りのものもあり、布染めには向いていないため注意して下さい。


⑥輪ゴムやタコ糸

模様や色々なカラーをつけたい場合は、輪ゴムやタコ糸を用意する必要があります。輪ゴムやタコ糸で布を縛ると、様々な模様やカラフルなデザインが作成可能なのでタイダイ染めに必要です。100均に売られているため買い揃えることができます。しかし、購入する際は太めで丈夫なものを選ぶようにして下さい。

100均の染料を使った簡単な布染め方法・染め方は?

①アクリル・プリンターインクを使ったタイダイ染め

アクリル絵の具やプリンターインクで布染めする場合、カラフルなデザインや様々な模様が楽しめるのが特徴です。アクリル絵の具やプリンターインクは液体にするまで多少の違いがあるものの、染め方は一緒となっています。

輪ゴムやタコ糸で縛り方を変えることで、渦巻きや雪花紋、シワ、水玉、縞(しま)模様など様々です。無地のTシャツをリメイクしたい、自分だけの服を作りたい方は、実践してみて下さいね。

模様の種類

  • 渦巻模様
  • 雪花紋染め
  • シワ模様
  • 水玉模様
  • 縞模様

下記の記事では、タイダイ染めのやり方についてご紹介しています。基本的なやり方や様々な模様など詳しく知りたい方は、ぜひご覧になってみて下さいね。

②墨汁を使った染色

小皿に入れられた墨汁

墨汁染めも簡単にでき、好きなように文字や絵を書いて模様をつけます。白やパステルカラーのTシャツなどに黒色で何かを入れたい場合に、墨汁がおすすめのアイテムです。色の濃さでガラッと雰囲気が変わるため、様々なデザインが楽しめます。

③漂白剤を使った抜染染め

粉末タイプの漂白剤

漂白剤を使ったデニムの抜染もあり、自分の好きなようにデザインを変えることができます。最初は、100均に売っているデニムの端切れなどで試すといいですよ。生地を蛇腹状に水平や斜めなど折り方を変えると、様々な模様ができます。また、スプレータイプは容量が足りないので、粉末や液体を選んで下さい。

輪ゴムやタコ糸などで適当に少しきつめに縛り、漂白剤をかけて色を抜いていくだけです。また、全体的に色を抜きたい場合は、漂白剤に浸けておいて下さい。しかし、漂白剤を使用する際は窓を開けて、必ず換気を行うかベランダや庭など外で作業するなど注意が必要です。


④油性ペンを使ったマジック染め

100均などに売っている油性マジックを使った布染めも、簡単にできると人気です。マジック染めをする場合は、エタノールやスポイトが必要なので用意して下さい。油性マジックで布に絵や文字などを書き、スポイトに入れたエタノールを適量垂らすと滲みます。

絵や文字を書く際は、油性ペンが滲むことを考えて大きめに書くといいですよ。手が汚れずに楽しみながら布染めしたい方は、実際にしてみて下さいね。

⑤茶葉を使った草木染め

茶葉を使った布染めは「草木染め」と言われ、落ち着いた色合いが特徴です。ダイソーなどの100均にはお茶や紅茶など種類が多く、色々なカラーが楽しめます。

緑茶では黄~茶、ルイボスティーは茶、ハイビスカスはピンクなど様々な色で染められます。使用するものにより色の濃さが異なりますが、自宅にある使用していない茶葉でもできるので試してみて下さい。

下記の記事では、植物を使って自然な色味にできる草木染めについてご紹介しています。草木染めは茶葉や食べ物などを使う方法で、煮出しするなど少し手間が掛かりますが簡単です。詳しい手順を知りたい方は、ぜひご覧になってみて下さい。

100均の染料・染め粉を使った布染めアイデア例

①漂白剤を使ってパーカーを脱色

生地に厚みがあるパーカーも、布染めをすることができます。Tシャツなどと同じ作業なので、自分の好みでアレンジ可能です。しかし、生地の素材により着色しにくいものなどあるので、まずは着ることが無いパーカーで試してみて下さい。

②インクでTシャツをタイダイ染め

布染めとして簡単かつ染まりやすいと人気なのがTシャツで、色々なアレンジができます。渦巻きや水玉、雪花紋などはっきりと模様を着色できるので、練習をしたい、初めて布染めをする方におすすめです。

③靴下をインクや絵の具で可愛く染色

靴下も100均の染料を使って、簡単に可愛くアレンジすることができます。白色の靴下を可愛くアレンジすることで、いつもと違うファッションが楽しめるためおすすめです。タイダイ染めだけでなく単色カラーも可愛く仕上がり、ブランドのロゴ入りソックスもアクセントになります。

④タオルを漂白剤で抜染しておしゃれに

無地や柄入りなどのタオルも、簡単に布染めすることができます。漂白剤での抜染やアクリル絵の具やプリンターインクでの染色など、様々なアレンジが可能です。漂白剤はスプレータイプのものもあり、小さい布であれば手軽に抜染することができます。柄入りタオルに染色すると、一味違ったデザインが作成可能です。

⑤スニーカーをインク染めで可愛く

白いスニーカー

スニーカーも100均に売っている染料を使って、自分の好みに合わせてアレンジできます。自宅に白色のスニーカーがあるけど飽きた、違う色のものが欲しいと考えている方におすすめです。事前に靴紐を取ることやソール部分が汚れないように注意が必要ですが、興味のある方は試してみて下さい。

100均アイテムで布染めをする際の注意点は?

①ビニールシートで汚れ対策を行う

布染めを行う際は、ビニールシートなどで汚れ対策をして下さい。テーブルや床、壁、お風呂場、ベランダなど場所問わず、周囲に飛び散ると取れなくなるため注意が必要です。また、着用している衣服に飛ぶ散ることを考えて、レインコートやエプロンなどを必ず用意して下さい。

②Tシャツなどの素材を確認する

白色のTシャツを着ている女性

布を染色する・布染めをする際は、Tシャツなど布の素材を必ず確認して下さい。綿やリネンなどは染まりやすく、しっかりと色をつけることができます。ポリエステルは染まりにくいため、専用のもので行うなど素材によって注意が必要です。

また、染まりにくい素材のものは事前に豆乳などに浸けておくと、着色しやすくなります。綺麗な仕上がりにしたい場合は、布の素材を必ず確認するようにして下さい。

③事前に汚れを取る

洗濯機に入れられているタオル

布染めを行う際は、最初に水洗いをして汚れや糊を取っておくようにして下さい。汚れや糊がついていると、染まりにくい・ムラができるなどが起こります。手間が掛かりますが水洗いをすることで綺麗に着色でき、仕上がりに違いがでるので必ず行いましょう。

100均の染料で色々な布染めを楽しもう!

タイダイ染めのTシャツ

100均には布染めに使える商品が多く、プリンターインクやアクリル絵の具、漂白剤や墨汁、茶葉や油性マジックと豊富です。染料の他に必要な布やゴム手袋なども、100均に売られています。

色をつけたい場合はプリンターインクやアクリル絵の具、抜染したい時は漂白剤など自由に服のリメイクが可能です。ぜひ、100均に足を運んでみて下さいね。

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