Large thumb shutterstock 598961450

日中の意味とは?時間帯や何時からが夜なのか・昼間など類義語も

更新:2019.06.21

「日中のうちに」や「日中は留守にします」など日常会話で昼間を表すときに使う言葉ですが、何時から何時の時間帯をいうのかわかりにくいですよね。日中の時間帯や類義語・対義語、また日中以外の「早朝」や「夜」が表す時間帯を解説していきます。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



日中の意味とは?

日中の意味とは日がのぼっている時間のこと

浜辺を歩く二人

日中の意味とは日がのぼっている時間のことを言います。午後12時前後の時間帯を指して言うことが多くなります。ただし日中を表す時間帯は複数あるとされていて、日中という言葉を使う状況や文脈などによって意味は変わってきます。

日中の辞書の意味は「昼間」

ランチ

日中の辞書の意味は「昼間」です。昼間を表す時間帯も複数あり、日の出から日没までとする場合や、朝から夕方までの間とする場合、正午を中心に前後2,3時間とする場合などではっきりとした時間は決まっていません。

日中の時間帯は何時から何時まで?

日中は何時から何時の時間帯①昼間の12時を基準とした前後4時間

大学生

日中は何時から何時の時間帯1つ目は昼間の12時を基準とした前後4時間です。つまり午前8時~午後4時までのことになります。会社や学校にいる時間帯のことを指している場合が多く、話をしている相手が日中と言ったときにはこの時間帯のことを指していると理解しましょう。

日中は何時から何時の時間帯②午前9時~午後6時

就業時間

日中は何時から何時の時間帯2つ目は午前9時から午後6時です。気象庁が発表する天気予報の日中という場合には「午前9時頃から18時頃まで」を指しています。天気予報で「日中」という言葉がでてきた場合はこの時間帯に固定された時間だということを理解しましょう。

日中は何時から何時の時間帯③日の出から日没まで

日没

日中は何時から何時の時間帯3つ目は日の出から日没までです。太陽が地平線からのぼり地平線に沈むまでのことで、つまり太陽が見えている時間帯のことを指しています。日の出と日没は時間帯が固定されていないため、日中は日によって変わります。

日中の時間帯の基準

  • 正午の前後4時間
  • 午前9時~午後6時
  • 日の出から日没まで

日中の類義語4選

日中の類義語①昼日中(ひるひなか)

陽射し

日中の類義語1つ目は昼日中(ひるひなか)です。日中や昼間のことを強めていうときに使われる言葉で、まっぴるまという意味もあり昼間の中でも明るい時間のことを言います。時間帯は午後12時~午後2時くらいのことを表すことが多くなります。

日中の類義語②白昼(はくちゅう)

窓際の女性

日中の類義語2つ目は白昼(はくちゅう)です。昼日中と同じように日中や昼間のことを強めていうときに使われる言葉で、白を明るいという意味で使われていた中国語が語源で、そこから日中の明るい時間を白昼と呼ぶようになったとされています。

日中の類義語③日脚(ひあし・にっきゃく)

雲

日中の類義語3つ目は日脚(ひあし・にっきゃく)です。太陽が東から西へ移動する動きや日の出から日没までの時間を表すこともあります。太陽の進む速さがはやいという意味で「日脚が早い」と使われます。また雲の切れ目などからさす太陽の光線、日差しという意味もあります。

日中の類義語④日の中(ひのうち)

日がある

日中の類義語4つ目は日の中(ひのうち)です。日のある間という意味で、日中と同じ漢字が使われているため意味も同じだと思われることもありますが、日中には時間帯の定義がいくつかあるのに対して、日の中は日のある間と限定された時間帯を指します。

日中の類義語・時間帯の基準一覧表

日向

日中の類義語としてご紹介した「昼日中・白昼・日脚・日の中」の時間帯の基準一覧表を下記に記載しました。はっきりとした時間帯を表すものは少なく、日のあるうちという解釈が多くなります。しかしその時間の長さについてはそれぞれ違いがあることがわかります。

日中の類義語・時間帯の基準一覧表

用語 時間帯の基準
昼日中 午後12時~午後2時
白昼 日中の明るい時間
日脚 日の出から日没まで
日の中 日のある間

「昼下がり」も日中の時間帯に含まれる言葉です。この昼下がりにはいくつかの時間帯の考え方があり、状況に応じて変わることもあります。使い方や例文を紹介した記事では、昼下がりの類語やそれ以外の時間帯を表す言葉や意味も紹介されていますのであわせてご覧ください。

日中の対義語3選

日中の対義語①夜更け(よふけ)

夜

日中の対義語1つ目は夜更け(よふけ)です。夜が更けること・夜が更けた時間・深夜という意味で、夜の遅い時間や夜明けまで遠い時間のことを言います。固定された時間帯はありませんが、午前0時前後を指すことが多いようです。

日中の対義語②深夜(しんや)

夜空

日中の対義語2つ目は深夜(しんや)です。夜深くの時間帯のことを言い、夜更け・夜半・真夜中と同じ意味で使われます。NHK放送文化研究所の調査では午前0時~2時頃までの時間帯を表すという結果がでています。

深夜を表す「0時」と「24時」との違いや、0時を使うメリットと注意点・24時を使うメリットと注意点などを解説されている記事で、0時と24時の表記を場面によって正しく使い分けられるよう参考にしましょう。

日中の対義語③夜間(やかん)

月夜

日中の対義語3つ目は夜間(やかん)です。日没から日の出までの間・夜のうち・夕方から翌朝までの間を表す言葉で、夜中や夜と同じ意味で使われることもあります。固定された時間はなく、暗い間の時間帯に使われる言葉です。

日中の対義語・時間帯の基準一覧表

星

日中の対義語でご紹介した「夜更け・深夜・夜間」の時間帯の基準一覧表を下記に記載しました。はっきりと定められた時間はありませんが、夜更けや深夜についてはおおよその時間の基準はあります。夜間は時間帯の基準はないということがわかります。


日中の対義語・時間帯の基準一覧表

用語 時間帯の基準
夜更け 午前0時前後
深夜 午前0時~2時頃
夜間 暗い間の時間帯

日中以外の時間帯の基準5選|「早朝」「朝」「夕方」「夜」「夜中」は?

日中以外の時間帯の基準①「早朝」は夜明けから1~2時間くらい

朝日

日中以外の時間帯の基準1つ目「早朝」は、気象庁が定めている時間帯によると夜明けから1~2時間くらいを指します。早朝の意味は朝早いとき・朝早いうちです。早旦(そうたん)や早天(そうてん)などと同じ意味になります。

「早朝」ははっきりとした時間の決まりがありません。早朝は一般の人が活動を始める前という場合や夜明けから1~2時間とする場合というのは季節や地域によって異なるため、定まった時間帯ではなく生活習慣などで個人差があります。

日中以外の時間帯の基準②「朝」は午前6時~9時頃

寝起き

日中以外の時間帯の基準2つ目は「朝」は、気象庁が定めている時間帯によると午前6時~9時頃を指しています。朝の意味としては夜が明けてから間もないときをいう場合や、夜明けから正午頃までを表すという場合もあります。

日中以外の時間帯の基準③「夕方」は午後3時~6時頃

夕時

日中以外の時間帯の基準3つ目「夕方」は、気象庁が定めている時間帯によると午後3時~6時頃です。夕方の意味は日が暮れ始めてから夜になるまでの間・夕日が沈む頃を言います。夕刻や夕暮れなどと同じ意味になります。

夕方を表す言葉には「日暮れ」「夕刻」「夕暮れ時」「日の入り」「日没」などの言い回しがあり、下記の記事ではその言葉の意味や使い方、また夕方以降の時間を表す言葉や知っておきたい時間の名前も紹介されていますのであわせてご覧ください。

日中以外の時間帯の基準④「夜」は午後6時~翌日午前6時頃

夜になるころ

日中以外の時間帯の基準4つ目「夜」は、気象庁が定めている時間帯によると午後6時~翌日午前6時頃、また午後6時~0時までを指す場合もあります。夜の意味は日没から日の出までの暗い間・太陽が沈んで暗い間です。

日中以外の時間帯の基準⑤「夜中」は午後11時~午前2時

真夜中

日中以外の時間帯の基準5つ目「夜中」は、夜のなかば・夜更け・夜半という意味があり、NHK放送文化研究所の調査では午後11時から午前2時頃の時間帯を表すという結果がでています。夜更けと同じような時間帯に使われます。

日中以外の時間帯の基準「早朝」「朝」「夕方」「夜」「夜中」の一覧表

太陽光

日中以外の時間帯の基準でご紹介した「早朝・朝・夕方・夜・夜中」の時間帯の基準を一覧表にしてあります。気象庁が定めている時間やNHK放送文化研究所の調査で出たアンケート結果などをもとにした時間帯の基準になります。

日中以外の時間帯の基準一覧表

用語 時間帯
早朝 夜明けから1~2時間くらい
午前6時~9時頃
夕方 午後3時~6時頃
午後6時~9時頃
夜中 午後11時~午前2時頃

日中以外の時間帯の基準・1日の時間細分表

細分化

日中以外の時間帯の基準として1日の時間細分表を下記に記載しました。気象庁が天気予報などで用いるときの用語として定めているものです。日中という言葉以外にも細かく決まった用語がありますので、その時間帯によって用語を使い分けるときの参考にしてください。

日中以外の時間帯の基準・1日の時間細分表

時間帯 用語 2等分した用語 2つに分けた用語
0~3時 未明 午前中
3~6時 明け方 午前中
6~9時 午前中
9~12時 昼前 午前中 日中
12~15時 昼過ぎ 午後 日中
15~18時 夕方 午後 日中
18~21時 夜のはじめ頃 午後
21~24時 夜遅く 午後

午前と午後を表す「AM」と「PM」は12時間表記の方法ですが、その違いや意味と昼の12時はAMとPMのどちらで表記するのか、また正しいAMとPMには正式な表記方法があることなど詳しく解説されていますので下記の記事を参考にしてください。

日中や日中以外の意味を知り時間帯によって使い分けましょう

時計

日中は複数の時間帯を意味する言葉で、会話や文章の流れによって意味を使い分ける必要があります。また日中以外の時間を表す言葉にも時間帯の違いがありますが、迷ったときには上記の時間帯の基準を参考にしてみてください。

学校の課題や仕事の作業には「日中に終わらせておいて」などと言われることもありますが、この場合の日中は就業時間中と考えて効率良く作業を進めるようにしましょう。そのためにはTodoリストが役に立ちます。やらなければいけないことをリスト化して管理しやすくする方法を紹介している記事を参考にしてください。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。