夕方を表す言葉5選!夕方と夜の間や昼と夜の間の時間帯の名前・表現は?
更新:2019.06.21
夕方を表す言葉の名称や言い回し知っていますか?夕方と夜の間や昼と夜の間によって、別の言い方や名前、表現方法は豊富にあります。今回は、時間帯によって変わる夕方の言い回しについて紹介していきます。意外と細かい表現方法をチェックしていきましょう。
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夕方を表す言葉5選
夕方を表す別の言い方言い回し①日暮れ
夕方を表す別の言い方1つ目は「日暮れ(ひぐれ)」という言い回しです。日暮れには「日が暮れること」「昼と夜が移り変わり、辺りがだんだんと薄暗くなる時間帯」という意味があります。夏や冬など季節によって、日が暮れていく時間帯に変動がありますが、太陽が地平線に沈んでいく時間帯を表わす言い方です。
夕方を表す別の言い方言い回し②夕刻
夕方を表す別の言い方2つ目は「夕刻(ゆうこく)」という言い回しです。夕刻には「日が暮れる時」「日が落ち始める時間帯」という意味があります。夕刻の「夕」は「日が暮れる」という意味があります。夕刻の「刻」は時間や時間の単位を表わす言葉です。
夕方を表す別の言い方言い回し③夕暮れ時
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夕方を表す別の言い方3つ目は「夕暮れ時(ゆうぐれどき)」という言い回しです。夕暮れ時には「日が暮れる頃」「昼と夜が移り変わる時間帯」という意味があります。季節によって日が暮れる時間は異なり、まちまちですが冬場だと17時頃、夏場だと19時頃が夕暮れ時の言葉が当てはまります。
夕方を表す別の言い方言い回し④日の入り
夕方を表す別の言い方4つ目は「日の入り(ひのいり)」という言い回しです。日の入りには「夕方に太陽が西に入ること」「太陽が地平線に隠れた瞬間」という意味があります。日の入りの時間は季節によっても違いますが、地域によっても違いがあります。
東に経度が1度進むと、だいたい4分ほど日の入りの時間が早くなると言われています。旅行に行って、日が暮れるのがいつもより早いと思ったり遅いと感じるのはそのような理由があるからです。
夕方を表す別の言い方言い回し⑤日没
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夕方を表す別の言い方5つ目は「日没(にちぼつ)」という言い回しです。日没には「太陽が地平線に沈むこと」「太陽が沈んだ瞬間」という意味があります。太陽が沈むと辺りが真っ暗になるので夜なのでは?と思ってしまいます。
夕方は16時から18時頃までの時間帯のことを表わす言葉です(天気予報では15時から18時)ので、冬場は平均して17時台には太陽が沈みます。そのことから考えると日没も夕方を表わす言い方として使えます。
日没の後に空が薄明るくなる、ほんの少しの時間帯があります。影が限りなく無い状態で太陽の光がきれいなので、幻想的な風景を撮影できるマジックアワーと呼ばれています。下の記事で「マジックアワーに夕暮れ空を撮るコツ」を紹介しています。インスタ映えする写真を撮るための参考にしてください。
夕方以降の夜を表す言葉5選
夕方以降の夜を表す言葉名称①宵の口
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夕方以降の夜を表す言葉名称1つ目は「宵の口(よいのくち)」です。宵の口は「日が暮れて夜になりはじめたころ」という意味です。宵の口の「宵」は「日が暮れてからしばらくの間」「日暮れから夜中までの間のこと」という意味があります。
宵の口の「口」には「あるひとつのものの始まりを示す言葉」という意味があります。宵の口の時間帯は、だいたい18時から21時頃までを表す言葉です。夕方以降の夜を表す言葉である宵の口は、日常的に誰もが使う一般的な言葉ではなくなっています。
そのように昔は一般的に使われていた言葉で現代では使われることが少なくなったり、全く使われなくなった言葉を古語と言います。宵の口と同じように美しい響きがある古語はたくさんあります。下の「美しい古語」の記事を参考にして、美しい日本語を学びましょう。
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夕方以降の夜を表す言葉名称②夜更け
夕方以降の夜を表す言葉名称2つ目は「夜更け(よふけ)」です。夜更けは「夜の非常に遅い時間帯」という意味です。夜は太陽が完全に沈んでから、次に太陽が上がってくる時間までを指します。そのことから考えると23時から1時くらいのことを表わす言葉が夜更けです。
皆が寝静まった夜更けにみる夜景はとてもきれいです。ひっそりとした空気感の中で町の明かりだけがきらきらと光る景色はロマンティックな雰囲気を味わえます。デートで夜景を見に行くのは定番プランです。下の夜景の記事を読んで甘い時間をもっと素敵に過ごすための参考にしてください。
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夕方以降の夜を表す言葉名称③晩
夕方以降の夜を表す言葉名称3つ目は「晩(ばん)」です。晩は「太陽が沈んだ後」「日没後の辺りが暗くなってから」「夜」という意味です。晩御飯という言葉があるくらいですから夜ご飯を食べる時間帯のイメージが強いです。食事の時間帯には個人差があるでしょうが、一般的に考えると19時以降のことを指しています。
夕方以降の夜を表す言葉名称④深夜
夕方以降の夜を表す言葉名称4つ目は「深夜(しんや)」です。深夜は「夜が深くなった時間帯」という意味です。夜が深いや遅いという表現は曖昧なので何時ということを決めるのは難しいですが、午前0時から午前3時頃までが深夜というのが一般的に認識されている時間帯です。
夕方以降の夜を表す言葉名称⑤真夜中
夕方以降の夜を表す言葉名称5つ目は「真夜中(まよなか)」です。真夜中は「夜がいちばんふけた時間」「夜の中間点」という意味です。夜の中間点という意味から考えると真夜中は午前0時のことを指しています。しかし、実際には午前0時から午前3時頃までを指して深夜と同じ意味として使われることが多いです。
【番外編】知っておきたい時間帯の表現とは?
知っておきたい時間帯の表現①夜中と朝の間の名前「暁」
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知っておきたい時間帯の表現1つ目は夜中と朝の間の名前「暁(あかつき)」です。暁は「夜半から夜の明けるころ」「太陽が昇る前の暗さが残るころ」という意味があります。
知っておきたい時間帯の表現②夜中と朝の間の名前「未明」
View this post on Instagram未明の月。多重露出撮影。月はどんどん沈んでいく。時もチャンスも待ってくれない。事前にどれだけ準備をするかなんだろうなぁ。
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知っておきたい時間帯の表現2つ目は夜中と朝の間の名前「未明(みめい)」です。未明は「夜が完全には明けきれていない時間」「明け方に空が明るくなり始める前の時間帯」という意味があります。
未明の時間帯は、午前3時から日の出までのことを指します。しかし、ニュース番組や天気予報で使う未明は、明け方との区切りを持たせるために午前0時から午前3時頃までを指します。
知っておきたい時間帯の表現③日がのぼっている間の名前「昼日中」
知っておきたい時間帯の表現3つ目は日がのぼっている間の名前「昼日中(ひるひなか)」です。昼日中は「日の明るい間」「まっぴるま」という意味があります。昼間ということを強調したい時に「昼日中にお酒が飲めるのは得した気分」などのように使います。
知っておきたい時間帯の表現④昼と夜の間の名前「逢魔が時」
知っておきたい時間帯の表現4つ目は昼と夜の間の名前「逢魔が時(おうまがとき)」です。逢魔が時は「昼と夜の間の移り変わりの時間」「薄暗くなりかけの頃」「日が暮れて闇夜が訪れる前」という意味があります。昼と夜の間は大禍時や逢魔時、逢魔刻と記すこともできます。
時間帯はだいたい17時から19時頃までを指しています。使われている漢字からどことなく怖いような何かが起りそうな雰囲気を感じる逢魔が時はどのような意味があるのでしょうか。下の記事で昼と夜の間の逢魔が時のことを詳しく紹介しています。是非、参考にしてみてください。
知っておきたい時間帯の表現⑤夕方と夜の間の名前「薄暮」
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知っておきたい時間帯の表現5つ目は夕方と夜の間の名前「薄暮(はくぼ)」です。薄暮は「太陽が沈み夕焼けの赤さが残っていること」「日が暮れようとしている夕方と夜の間ころ」「物は見えるけれど外で活動するには光の明るさが足りない時間帯」という意味があります。
夕方と夜の間は少しずつ明るさがなくなり暗くなる景色に目がすぐには慣れないため、薄暮は交通死亡事故が多く発生している時間帯とも言われています。ついさっきまで明るかったのに気が付いたら、自分が思っている以上に周りが暗くなっていることがある注意が必要な時間帯が夕方と夜の間にある薄暮です。
夕方を表す言葉を使いこなしましょう
夕方を表す言葉、夕方以降の夜を表す言葉、番外編でその他に知っておきたい時間帯を表す言葉を紹介しました。時間帯を表わしている言葉を知る参考衣なりましたでしょうか。日頃からよく使う言葉や日頃はあまり使わないけれど、なんとなく聞いたことある言葉、初めて聞いた知った言葉などはありましたか。
夕方や夜など同じ範囲の時間の中でも、違う言い回しや名称表現方法があり日本語はとても面白いです。夕方、夜と大まかな表現方法は日常の会話では当たり前の使い方で便利な使い方です。ただ大まかすぎてその人それぞれの生活ペースの違いで、思っている時間帯が違うということもあります。
朝・昼・夕方・夜と4つに区切られた1日の時間帯の中にも、昼と夜の間、夕方と夜の間で細かく区切られた言葉があることを知り、語彙力のある表現力豊かな人を目指してみましょう。
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