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スポーツシューズの靴紐の通し方6つ|運動靴/バッシュ/スニーカー

更新:2019.06.21

スポーツシューズの靴紐の通し方には、様々な種類があります。運動靴、バッシュ、スニーカーと使用場面も様々で、それぞれの場面と自分にあった靴紐の通し方をしないと、怪我の原因になることもあります。今回は、スポーツシューズの靴紐の通し方を6つご紹介しますので、自分に合った靴紐の通し方を探してください。

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【前半】スポーツシューズの靴紐の通し方3つ

激しいスポーツでも緩みにくい靴紐の通し方【オーバーラップ】

走る女性

オーバーラップは、オーバーの名前の通り上から下へ靴紐を通す通し方です。最後に靴紐を結ぶ時は、下から上に靴紐を通して結びます。基本的な靴紐の通し方で、靴紐が緩みにくく足をしっかり固定してくれます。ほどけにくい靴紐の結び方と組み合わせることによって、よりしっかりと固定することが出来ます。

足に瞬間的な負荷がかかりやすい短距離のスパイクシューズやバッシュなど、力の弱い女性や、子供の運動靴にもおすすめです。逆に力の強い方は、強く締まりすぎて足の甲が痛くなってしまうことがあります。力加減も大切ですが、敢えて違う通し方をした方が良い場合もあります。

靴紐が緩むと安定感がなくなったり、スポーツシューズが脱げやすくなってしまいます。怪我の原因にもなりますので、靴紐がよく緩んだりスポーツシューズが脱げやすい方は、オーバーラップの通し方を試してみましょう。

ランニングなど長距離向けな靴紐の通し方【アンダーラップ】

ランイングをしている男女

アンダーラップも基本的な靴紐の通し方の一つです。アンダーの名前の通り下から上へ靴紐を通す通し方です。オーバーラップよりは緩みやすいですが、締まりすぎて足が痛くなる方や、ランニングやマラソンなど長い時間走るスポーツにおすすめです。緩みやすいことを利用して、普段履きの脱ぎ履きが多い靴にもおすすめです。

力が強い方は締まりすぎないように、敢えてスパイクシューズやバッシュなどに使う場合もあります。力の弱い女性や、子供にはあまりおすすめ出来ません。オーバーラップだと足が痛くなるけど、アンダーラップだと緩みすぎる方には、後ほど紹介するパラレルやリディアードの通し方を参考にしてください。

オーバーラップとアンダーラップの靴紐の通し方は、メジャーなので知ってる方も多いとは思いますが、動画を載せておきますので参考にしてください。オーバーラップの動画は、37秒から始まります。アンダーラップの動画は、3分2秒から始まります。

スポーツシューズには必須な靴紐の通し方【ダブルアイレット】

スポーツをしている女性

ダブルアイレットは、途中まではお好きな通し方で靴紐を通していきます。上二つの穴に靴紐が輪になるように通して、その輪に靴紐を通して結ぶだけなので、とても簡単に出来ます。途中までの靴紐の通し方によっては、締め付けが強くなりすぎることもなく、しっかり足を固定してくれる靴紐の通し方です。

オーバーラップと組み合わせれば、より強力に足を固定することが出来ます。アンダーラップと組み合わせれば、足の甲の締め付けは強すぎないままで固定力をおぎなってくれます。どのような靴紐の通し方でも、最後の〆としてスポーツシューズには必須といっても過言ではありません。

子供は力が弱く、靴紐が緩みやすいので、子供の運動靴にもおすすめです。しっかり固定することによって、よく動く子供でも比較的怪我を減らすことが出来ます。簡単に出来ますが、動画も載せておきますので参考にしてください。

【後半】スポーツシューズの靴紐の通し方3つ

長い時間履いても疲れにくい靴紐の通し方【パラレル】

ストレッチしている女性

パラレルは、靴紐に均等に力が分散され、足が疲れにくい靴紐の通し方です。締まりすぎず緩みにくいので、オーバーラップとアンダーラップの良い所を少しずつ取り入れたような靴紐の通し方です。しっかりしたスポーツシューズというよりは、軽めに使える運動靴に向いているイメージがあります。

靴紐の通し方に正解はありませんので、自分に合った通し方をするのが大切です。パラレルが合う場合は、スポーツシューズに使っても勿論問題ありません。見た目もかわいい靴紐の通し方なので、運動している時も、おしゃれに気を抜けない女性にもおすすめです。

パラレルの靴紐の通し方

  1. オーバーラップと同じように上から通します。
  2. 片方の靴紐を斜め二段上に下から通します。
  3. 反対の靴紐を斜め一段上に下から通します。
  4. 一段上に通した靴紐を真横に上から通します。
  5. 真横に通した靴紐を斜め二段上に下から通します。
  6. 反対の靴紐を真横に上から通します。
  7. 真横に通した靴紐を斜め二段上にに下から通します。
  8. 上まで同じことを繰り返して靴紐を通していきます。

オーバーラップだと足が痛くなるけど、アンダーラップだと緩みすぎる方は是非お試しください。スパイクシューズやバッシュよりも、スニーカーに向いている靴紐の通し方です。なれると簡単に通すことが出来ますが、少しわかりにくいので、詳しくわかるように、動画も載せておきますので参考にしてください。

甲の締め付けが少ない靴紐の通し方【リディアード】


素足で解放感

リディアードは、アーサー・リディアードが推奨している靴紐の通し方です。長距離界でニュージーランドを有名にしたコーチが推奨しているだけあって、長い時間走るスポーツにおすすめです。足の甲の上で靴紐をクロスさせないので、締め付けが少なくなります。アンダーラップでも足が締め付けられて痛い方にもおすすめです。

靴紐をクロスさせず、平行になる様に靴紐を通していきます。締め付けが少ない通し方なので、緩みにくいようにダブルアイレットを取り入れ、ほどけにくい結び方をするなど工夫しましょう。靴紐の通し方がパラレルに似ているだけあって、どちらも長距離向けです。リディアードの方が締め付けが少ないです。

リディアードの靴紐の通し方

  1. オーバーラップと同じように上から通します。
  2. 片方の靴紐を一段上に下から通します。
  3. 反対の靴紐を二段上に下から通します。
  4. 一段上に通した靴紐を真横に上から通します。
  5. 真横に通した靴紐を二段上に下から通します。
  6. 反対の靴紐を真横に上から通します。
  7. 真横に通した靴紐を二段上に下から通します。
  8. 上まで同じことを繰り返して靴紐を通していきます。
  9. 最後の穴には片方の靴紐を一段上に下から通します。

見た目はパラレルよりもすっきりしていてかわいいので、おしゃれな通し方でもあります。動画の最初では、結び目が横にくる通し方があり、よりおしゃれになります。リディアードの靴紐の通し方は6分25秒から始まります。一番上の靴紐の通し方は8分10秒からを参考にしてください。

怪我した部分を避けられる靴紐の通し方【ウィンドウ】

ウィンドウは、名前の通りウィンドウ(窓)を開ける靴紐の通し方です。足の甲に、水ぶくれや、腫れなどの怪我をしている場合におすすめです。怪我をしている場合、締め付けると悪化したり、痛くてスポーツどころでは無くなってしまいます。動画はありませんので、言葉だけで説明していきます。

ウィンドウの靴紐の通し方

  1. 怪我をしている部分までお好きな通し方で通していきます。
  2. 怪我をしている部分まできたら、靴紐を通す穴を縦に通します。
  3. 怪我をしている部分が過ぎるまで縦に通していきます。
  4. 残りの穴をお好きな通し方で通していきます。

簡単に靴紐を通すことが出来ますが、怪我をしている部分を避けている分、靴紐が緩くなりやすいです。締め付けが強くて痛い場合でも、怪我をしていない場合はウィンドウより、リディアードで通しましょう。怪我をしてしまったら、スパイクシューズやバッシュやスニーカーなど、様々なスポーツシューズに使えます。

怪我をしてしまったら、安静にしている事が一番ですが、そうもいかない事が多いです。怪我をしないためにも、日頃から自分に合った靴紐の通し方で予防しておきましょう。それでも怪我をしてしまった時の対処法の通し方であると思ってください。

おすすめのスポーツシューズの靴紐は?


どんな結び方でもほどけにくい【アシックスパワーホールドシューレース】

パワーホールドシューレースは、その名の通り強く締めることが出来る靴紐です。パッケージにも「ギュッと締まる!!」と書いてあるほど自信があります。一番の特徴は、靴紐の太さが場所によって違うことで、足の甲に当たる部分は、細く硬くなっています。その為ギュッと締まって足をしっかり固定することが出来ます。

足の甲に当たる部分が細く硬くなっているので、靴紐を穴に通しやすいのも便利です。逆に結び目に当たる部分は、足の甲と比べて太く柔らかくなっているので、結びやすくほどけにくくなっています。サッカーのスパイク用の靴紐ですが、バッシュにもスニーカーにも様々なスポーツシューズに使うことが出来ます。

ほどけにくい靴紐ですが、さらに解けにくくする為にはイアンノットがおすすめです。詳しい結び方がわかる記事がありますので、参考にしてください。

結ばない靴紐【ツインズキャタピラン】

キャタピランは、結ばないからほどけない靴紐です。ランニングを中心としたスポーツ向けに開発された商品だと公式で言われています。キャタピランは伸縮性がある靴紐で、強く締めつけるより程良いフィット感が魅力です。コブが等間隔にあるので、締め付け具合を足やスポーツによって調節することが出来ます。

キャタピランを使うことによって、足の接地面積が大きくなるので、素足に近い状態で走ることが出来ます。程良いフィット感で、走りが安定し疲れにくくなると人気です。

【番外編】おすすめのスポーツシューズ(運動靴)は?

日本人の足にフィットするバッシュ【アシックスGelhoopV10】

アシックスのスポーツシューズは、日本人の足に合うように出来ています。合わないスポーツシューズは怪我の原因になるので、アシックスのスポーツシューズは安心安全です。GelhoopV10はアシックスのバッシュの中で一番人気で、クッション性にすぐれたGEL素材使用で、NCラバーをソールに採用しています。

軽くて履きやすいので、初心者にもおすすめです。勿論経験者でも愛用している方もいます。どのポジションでも安心して履くことが出来るのでおすすめです。他にも様々なバッシュがあるので、気になる場合は下の記事を参考にしてください。バッシュの選び方もわかります。

初心者におすすめスポーツシューズ(運動靴)【アシックスJOG1002】

サイズ、カラーバリエーション共に豊富で、男女共に人気のスポーツシューズです。子供も履けるので運動靴にもおすすめです。ワイドからスーパーワイドラストまで足幅のサイズも選べるので、比較的ゆったりと履くことが出来ます。走りをサポートするクッション性とグリップ性で、初心者でも履きやすいスポーツシューズです。

ランニングやウォーキングはもちろん、普段用にも使えます。先ほども紹介したように、安心安全のアシックスで、日本人の足に合うスポーツシューズです。低価格で購入できるので、初心者でも手を出しやすいスポーツシューズです。

スポーツにも使える可愛いスニーカー【ニューバランス】

ニューバランスのスニーカーは、新しいバランス感覚をもたらすというコンセプトで、元々は偏平足などを治療するための、矯正靴を製造するメーカーでした。アスリートが履くような本格的なスポーツシューズではありませんが、新しいバランス感覚ということで安定感がり、疲れにくい運動靴です。

最近では運動靴としてだけではなく、かわいいデザインから子供や男女共に人気があります。普段履きとしても一足は持っておきたいスニーカーです。下の記事には、人気のニューバランスをかわいく履きこなすための靴紐の通し方を紹介していますので、参考にしてください。

スポーツシューズの靴紐はとても大切!

自分の足に合ったスポーツシューズを履くことは勿論ですが、使用する靴紐や靴紐の通し方も自分に合った物を探すことがとても大切です。良いシューズや靴紐を使用していても、靴紐の通し方が適当だと脱げやすくなったり、怪我をしやすくなったり様々な弊害が出ます。勿論スポーツの成績にも影響してくることもあるでしょう。

足にフィットするシューズを履いても、緩くなる通し方をしてしまうと効果は半減します。逆にゆとりをもったシューズを履いているのに、きつく締めてしまうと意味がありません。スポーツシューズに不満を持ったことがある方は、シューズの前に靴紐の通し方を変えてみると不満を解消出来るかもしれません。

足が痛い、よく脱げる、足にフィットしないなど、様々な不満があってもまずは靴紐の通し方の確認をしてみましょう。スポーツシューズを、買った時のままの靴紐の通し方をしている方も結構いますが、人それぞれ合う通し方は違いますので、是非この記事を参考に見なおしてみてください。

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