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ナンプレのわかりやすい解き方は?上級難問の攻略や数独のルール・コツも

更新:2019.06.21

ナンプレは数独とも言われる数学パズルです。いくつかのヒント数字から論理的に空欄を埋めていくものです。難しそうに思えるものでも、基本的なルールや解き方のコツを覚えれば上級難問も解けるようになります。わかりやすい解き方を初級・中級・上級にわけてご紹介しています。攻略法を覚えて難問にチャレンジしましょう。

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ナンプレ(数独)の基本のルールは?

ナンプレ(数独)とは数学パズル

手でパズルをはめようとしている

ナンプレ(数独)とはロジックパズルと言われる、数学パズルの一種です。推理パズル・論理パズルとも言われ、文章で説明できる状況で、論理的に矛盾がない状態にあてはまる1つの型を見つけ出すという形式のパズルです。

ナンプレ(数独)の基本のルール①1~9の数字を入れる

数を入れる

ナンプレ(数独)の基本のルール1つ目は、空いているマスに1~9の数字を入れていくことです。既に盤面に配置されている数字をヒントにして、9×9の盤面の縦列・横列・3×3のBoxを埋めます。マスをすべて埋めて空欄をなくすと完成です。

ナンプレ(数独)の基本のルール②数字はダブらないようにする

いろいろなペン

ナンプレ(数独)の基本のルール2つ目は、数字がダブらないようにすることです。ナンプレの基本の盤面は9×9になっていて、縦列・横列・3×3のBoxのそれぞれに1~9の数字を1つずつ使いダブらないように入れます。難問になるとヒントになる数字が少なくなります。

ナンプレ(数独)の基本のルール③基本の盤面以外もルールは同じ

マスが多いノート

ナンプレ(数独)の基本のルール3つ目は、基本の盤面以外のナンプレも基本的なルールは同じということです。4×4や6×6のマスの数が少なく簡単なものや、基本の盤面の縦列・横列・Boxに対角線上という条件が増えたものも、数字を1つずつ使ってダブらないようにするのがルールです。

さらに2つ以上のナンプレが重なった部分のあるもの、偶数か奇数のどちらか指定された方だけしか入れられない部分があるもの、囲われた枠内の数字の和が決まっているものなどの上級難問も基本的なルールは同じです。

初級のナンプレのわかりやすい解き方は?

初級のナンプレのわかりやすい解き方①必ず入る数字を特定する

ペンで丸

初級のナンプレのわかりやすい解き方1つ目は、必ず入る数字を特定することです。初級のナンプレにはヒントになる数字が多いため、縦列・横列・Boxの数字から必ず入る数字を特定できます。1~9のすべての数字を同じように地道に特定していくと完成します。

初級のナンプレのわかりやすい解き方②ヒント数字の量が多いもから推理する

メモをとる

初級のナンプレのわかりやすい解き方2つ目は、ヒントになる数字の量が多いものから推理していくことです。盤面に量が多い数字は入る場所が限られてきます。このヒントになる数字の量の多いものから特定していくと、マスの数が減りヒントの少なかった数字の量も多くなって解きやすくなります。

初級のナンプレのわかりやすい解き方③足りない数字を探す

数字をメモしていく

初級のナンプレのわかりやすい解き方3つ目は足りない数字を探すことです。縦列と横列から足りない数字を探していきます。ヒント数字にない数字が空欄になっているマスに入る数字と特定できます。空欄が少なくなってきたときに使える方法です。

初級のナンプレのわかりやすい解き方④マスに入る数字の候補を記入する

ノートにチェック

初級のナンプレのわかりやすい解き方4つ目は、マスに入る数字の候補を記入することです。確定される数字がわからないときにはマスに入る数字の候補を記入しておいて、ほかのマスが埋まったときに候補から削除していくと残った数字がそのマスに入る数字になります。

ナンプレは一人でコツコツしていると、煮詰まることがあります。そんなときには気分転換に違うゲームをしてみると、リフレッシュして頭が冴えてくることがあります。オセロの初心者でも簡単に勝てる方法を見て、勝ち方のコツを覚えましょう。

中級ナンプレのわかりやすい解き方は?

中級ナンプレのわかりやすい解き方①数字の候補はマスの上の方に小さく書く

文字を書いている

中級のナンプレのわかりやすい解き方1つ目は、数字の候補はマスの上の方に小さく書くことです。初級と違い最初から特定できる数字がないため、候補になる数字が多くなります。マスの中に記入しておけば、そのマスに何が入るのか忘れてしまうことがありません。

中級ナンプレのわかりやすい解き方②他のマスに入る可能性を否定する

考えている人

中級ナンプレのわかりやすい解き方2つ目は、他のマスに入る可能性を否定することです。縦列・横列・Boxのうちの空いている2マスに入る数字の候補が1つか2つのときには、他のマスに入る数字の候補から可能性を否定できます。

例えばマスAの候補(1・2)、マスBの候補(1・2)、マスCの候補(1・2・3・4)、マスDの候補(1・2・4・7)の場合に、マスAとマスBは1か2のどちらかが必ず入るため、マスCとマスDの候補になっている数字の中から(1と2)の可能性を否定できます。これによってほかのマスを埋めやすくなります。

中級ナンプレのわかりやすい解き方③3列単位で考える

列を書いているノート

中級のナンプレのわかりやすい解き方3つ目は3列単位で考えることです。3×3のBoxも1~9の数字がダブらないため、慣れてきたら3列単位で考えると、より数字の候補を減らせます。縦の①②③列を横3行ずつにわけると上段・中段・下段のBoxになります。

例えば数字の7が上段Boxの縦①列と下段Boxの縦③列にある場合、縦②列は中段Boxの3マスのどこかに限られ、上段Boxと下段Boxと中段Boxの縦①列と縦③列の数字の候補から7を削除できます。次に縦④⑤⑥列と上段・中段・下段Boxを同じように数字の候補を減らしていきます。

ナンプレは雑誌や専門誌だけでなく、PCやスマホでも遊べるゲームがあります。通勤・通学途中の暇つぶしにもなります。しかし行き詰ったときには脱出ゲームをして気分を切り替えるのも良いでしょう。ゲームの人気ランキングを参考にしてください。

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方5選

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方①大きな紙に書き出す

紙に書きだす

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方1つ目は、ナンプレを大きな紙に書き出すことです。上級難問は数字の候補が多く小さいマスでは見にくくなります。大きく書き出したり、拡大コピーしたり、ホワイトボードに書いたりすると数字の候補がわかりやすくなります。

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方②1列ずつ考える

チェックする

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方2つ目は1列ずつ考えることです。ヒント数字が少ない上級難問ナンプレは、最初から確定できる数字がなく候補も多くなります。1列ずつ考えることで頭の中を整理できます。まず縦を1列ずつ数字の候補を書き出します。次に横1列ずつ考えると、縦で出した数字の候補を減らせます。

次にBoxを1つずつ見ていきます。縦列と横列で出した数字の候補から、さらにBoxに入らない数字を候補から削除して減らしていきます。上級難問は少しずつコツコツ候補を減らしていくことで、確定となる数字がでてきます。

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方③数字を順番に考える

一段ずつあがる

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方3つ目は数字を順番に考えることです。数字の候補が減ってきて確定できる数字ができたら、1~9の順番にひとつずつ推理していきます。推理する順番は小さい方から、大きい方から、推理する数が少ない方からのどれでも構いません。解きやすい数字から推理しましょう。

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方④候補を絞り出す

数をかぞえる

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方4つ目は、空いているマスの数と同じ数字の候補に絞ることです。縦列と横列のどれか1列または1つのBoxの空いているマスの候補が同じ数字で、その数字の量と空いているマスの数が同じであれば、他の数字の候補を否定して数字を絞れます。

例えば、横1列がA(3・5・8・9)、B(2)、C(3・5・8・9)、D(7・9)、E(3・9)、F(1・3・4・7)、G(1・3・4・5)、H(6)、I(3・5・9)とした場合に、数字の(1・4)はマス(F・G)のどちらかに必ず入ることがわかります。


つまりFの(3・7)とGの(3・5)は数字の候補から否定し、そのマスの数字の候補は4つあったものから2つに量を絞れます。同じようにして数字の候補の中から、そのマスにしか入らない数字を絞っていくと候補が減って解きやすくなります。

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方⑤二択の数字の候補を確定する

二つのパズル

上級難問ナンプレのわかりやすい解き方5つ目は二択の数字の候補を確定することです。二択になっているマスには対になるマスがあります。つまりその2つのマスには二択のどちらかが必ず入ることがわかります。するとその2つの数字はほかのマスには入らないので数字の候補から削除できます。

ナンプレの考え方のコツは?

ナンプレの考え方のコツ①1つの数字に注目してどの列に入るのかを探す

ペンで書いている人

ナンプレの考え方のコツ1つ目は、1つの数字に注目してそれがどの列に入るのかを探すことです。まず1つの数字を決めます。横列にヒント数字が入っていないマスがあれば、そのマスが含まれる縦列を見て、最初に決めた数字が入っていない空欄にその数字が入ります。

ナンプレの考え方のコツ②1つの数字に注目してBoxのどこに入るか探す

話し合いをしている

ナンプレの考え方のコツ2つ目は、1つの数字に注目してBoxのどこに入るかを探すことです。1つの数字を決めます。その数字が入っていないBoxを含む縦列と横列に、最初決めた1つの数字が入っていれば、Box内の空欄から入る可能性を否定できて、残った空欄に数字が特定されます。

ナンプレの考え方のコツ③一つのマスに注目して入る数字が何かを探す

空いている場所に記入

ナンプレの考え方のコツ3つ目は、1つのマスに注目して入る数字が何かを探すことです。まず1つのマスを決めます。決めた数字の横列に入っている数字と、縦列に入っている数字を除いた数字が空欄に入ります。ヒント数字が少ないときには、そのマスのあるBox内の数字を見てBoxにない数字が入ることがわかります。

ナンプレの考え方のコツ④入れない条件の数字を探す

考える人

ナンプレの考え方のコツ4つ目は、入れない条件がある数字を探していくことです。縦列や横列だけで見ていくと、候補になる数字がたくさんでてきます。その中からBoxやほかの列の数字の配置を考慮していくと、入れない条件がでてくる数字があります。その数字を削除していき残る数字を特定します。

IQの高い人はナンプレが得意な傾向があります。論理的にコツコツと進めていく力とひらめきが必要なナンプレはIQを高くするための脳トレになります。ほかにもIQが高い人の特徴などをご紹介した記事を参考に、賢い赤ちゃんの育て方を覚えましょう。

ナンプレ攻略・解き方|行き詰ったら?

ナンプレ攻略・解き方①行き詰ったら全てのマスに候補の数字を記入する

疑問におもっている女性

ナンプレ攻略や解き方に行き詰ったら、1つ目はすべてのマスに数字の候補をすべて記入することです。マスの上部に小さく数字を記入していきましょう。その中から縦列・横列・Boxを見て、否定できるものを消していくと特定できる数字がでてきます。地道ですが必ずマスが埋まる攻略法です。

ナンプレ攻略・解き方②行き詰ったら最初から見直す

考える人

ナンプレ攻略や解き方に行き詰ったら、2つ目は最初から見直すことです。マスに入るのは1つの数字に限られます。どこか1つでも間違っていた場合は、ほかのマスにも間違った数字が入ってしまいます。最初から見直して間違っている数字を見つければ、行き詰った問題を解決できる攻略法です。

ナンプレ攻略・解き方③行き詰ったら数字の候補を見直す

もう一度見直しをする

ナンプレ攻略や解き方に行き詰ったら、3つ目は数字の候補を見直すことです。最初からすべてを見直すのはとても大変な作業になります。数字の候補があればどの段階で間違ったのかが見つけやすくなります。数字の候補を可能性から否定し削除していくときには、消去せずに斜線などにし数字を残しておくのが良いでしょう。

ナンプレ攻略・解き方④行き詰ったら二択の一方を仮で入れてみる

選択

ナンプレ攻略や解き方に行き詰ったら、4つ目は二択になっている数字の候補の一方を仮で入れてみることです。どうしても進まなくなったら、数字の候補が二択まで減っているものにどちらか一方の数字を仮で入れてみて進めていきます。もし途中で数字が入れられなくなったときにはその数字が間違っていたと判断できます。

つまり二択になっていたもう一方の数字がそのマスに入る数字と特定できます。仮で数字を入れてみるときの注意点は、途中で間違いに気づいたときにやり直すことになるので、二択になっている数字は消さないようにしましょう。

ナンプレに行き詰ったら、人生に行き詰ったときの打開策をみてスッキリさせる方法もあります。ココアやハーブ茶などの暖かい飲み物を飲んで一息ついたり、バナナを食べたりして緊張をほぐすと、頭が柔らかくなって新しいひらめきがあります。

実際にナンプレに挑戦してみよう

ノート

ナンプレ(数独)は簡単なものから始めて基本的なルールや解き方のコツや攻略法を覚え、慣れてきたら難解なナンプレにも挑戦してみましょう。候補になる数字をメモして特定する前には見直しをすると行き詰まりを防げます。想像ではなく論理的にひとつずつマスを埋めていきましょう。

9×9がナンプレ(数独)の盤面が基本ですが、ヒントの数字がイラストになっていたり、数字がチェーンのようにつながっていたりするものもあります。難解な問題になると何日もかかることもあり、コツコツと地道に解いていくのが好きな人にはとても良いゲームです。

ナンプレ(数独)は知識がなくても論理的に進めていけるクイズですが、頭の回転を良くするともっと速く解けるようになります。頭がよくなる方法13選では、大人になってからでも簡単に賢くなる方法をご紹介しています。賢くなって上級難問にも挑戦してみましょう。

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