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気に入っていただけて嬉しいですは正しい?敬語/謙譲語/丁寧語/言い換え

更新:2021.04.09

気に入っていただけて嬉しいですという尊敬語、謙譲語、丁寧語を使った表現などについて紹介している記事です。お気に召してやお気に召していただけてといった表現への言い換えや、嬉しいです、嬉しく思いますというフレーズの敬語表現についてお伝えしています。ビジネスなどですぐ使える内容ですので、お役立てください。

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気に入っていただけて嬉しいですは敬語として間違い?

気に入っていただけて嬉しいですはビジネスでも使われており間違いではない

気に入っていただけて嬉しいですというビジネスマンの画像

気に入っていただけて嬉しいですは、ビジネスシーンでも頻繁に使われる表現であり、敬語として間違いではありません。気に入っていただけて嬉しいですという表現にある「いただけて」という表現が謙譲語となっているため、気に入っていただけて嬉しいですという表現は敬語であると言えます。

ちなみに敬語とは尊敬語、謙譲語、丁寧語の3種類のことを言います。厳密に言うと、2007年に敬語が細分化されたため、現在は5種類とされています。ちなみに細分化された敬語は、謙譲語と丁寧語です。

謙譲語はこれまでの謙譲語と丁重語という分類に細分化されました。また、丁寧語はこれまでの丁寧語と美化語という分類に細分化されました。そのため厳密に言うと、尊敬語、謙譲語、丁重語、丁寧語、美化語のいずれかに当てはまる場合には、その言葉は敬語であると言えます。

気に入っていただけて嬉しいですは「お気に召して」を使って言い換えられる

「お気に召して」を使いこなす人の画像

気に入っていただけて嬉しいですの「気に入って」という部分は「お気に召して」を使って言い換えることができます。「気に入って」という言葉の尊敬語は「お気に召して」という表現です。そのため、お気に召していただけて嬉しいですといった表現に言い換えることができます。

このように言い換えることで、気に入っていただけて嬉しいですと表現するよりも、一層相手に敬意を表すことができると言われています。相手に対して嬉しいという気持ちを表すことで、今後、一層ひいきにしてくれたり、目にかけてくれたりすることにつながる可能性があることから、感謝の気持ちを表すことは大切です。

ちなみに以下の記事では、嬉しいですの類語や敬語表現の他、嬉しいですという表現の敬語としての使い方などについて詳しくお伝えしているので、ぜひ合わせてご覧ください。この記事を読んでいただき、嬉しいという感情をより適切に相手に伝えることができるようになることで、一層仕事が円滑にいく可能性があります。

気に入っていただけて嬉しいですは「嬉しく思います」にしてから言い換える

嬉しく思いますという人の画像

気に入っていただけて嬉しいですの「嬉しいです」の部分は「嬉しく思います」という表現にしてから言い換えることで、さらに丁寧な言い換え表現ができます。「嬉しいです」の部分は「嬉しいと思います」と表現してもニュアンスを損ねることはなく、「嬉しく思います」と言い換えても同様に意味合いに変化はありません。

このように「嬉しく思います」と言い換えた後で、「思います」の部分を謙譲語の「存じる」に言い換え、さらに丁寧語の「ます」を付け加えた「嬉しく存じます」という表現に言い換えることができます。

このように「嬉しく思います」という表現にしてから言い換えることで、思いますの謙譲語である「存じる」と、丁寧語の「ます」を付け加えることができるので、気に入っていただけて嬉しいですという表現よりも丁寧な言い換え表現ができます。これで「お気に召していただけて嬉しく存じます」という言い換えができます。

気に入っていただけて嬉しいですに尊敬語・謙譲語・丁寧語を加えた敬語表現

「お気に召していただけて大変嬉しく存じます」という表現をする人の画像

気に入っていただけて嬉しいです尊敬語、謙譲語、丁寧語を加えて言い換えた敬語表現は「お気に召していただけて大変嬉しく存じます」という表現です。

ここまで見てきたように、「気に入って」の部分を「お気に召して」という敬語表現に言い換え、「嬉しいです」の部分を「嬉しく存じます」に言い換えた表現に、より一層相手を立てるための強調表現として、「大変」という表現を付け足すことによって、最大級の敬意を表した敬語表現です。

このように目上の人に対して敬意を表すフレーズをそつなく使いこなせるようになることで、目上の人からひいきにされることはよくあると言われています。ちなみに「そつなくこなす」という言葉は、誉め言葉ではないケースもありますので、この機会に以下の記事をご覧になって、意味などを押さえておいてください。

気に入っていただけての正しい敬語表現3選

気に入っていただけての正しい敬語表現①お気に召していただけて

お気に召していただけてという人の画像

気に入っていただけての敬語表現の1番目は、「お気に召していただけて」という表現です。先ほどお伝えしたように「気に入って」の部分を尊敬語の「お気に召す」へ言い換えた表現です。気に入っていただけてという表現を敬語で言い表す際には、この表現を基本として応用させることが基本的な用法であると言われています。

このように、基本的な敬語表現を押さえたうえで、状況や相手に応じて適切な敬語表現を使えるようになることで、より相手に対する敬意を正しく伝えることができます。そのためビジネスにおいて、正しい敬語表現を身につけることはとても重要だと言われています。

以下の記事では、気に入っていただけて嬉しいですと同様に、目上の人に対して敬意を表す際に迷う人が多いと言われている「強いて言うなら」というフレーズについて詳しくお伝えしているので、ぜひ合わせてご覧ください。強いて言うならという言葉の基本的な意味や英語表現などについても詳しくお伝えしています。

気に入っていただけての正しい敬語表現②お気に召していただけたようで

お気に召していただけたようで嬉しいわという人の画像

気に入っていただけての敬語表現の2番目は、「お気に召していただけたようで」という表現です。先ほどの「お気に召していただけて」という表現を柔らかく言い表したフレーズです。

「お気に召していただけたようで」と言うことによって、相手に対してより柔らかいニュアンスを伝えることができることから、さりげない気遣いができる一言であると言われています。

気に入っていただけての正しい敬語表現③お気に召していただけたご様子で

お気に召していただけたご様子でという人の画像

気に入っていただけての敬語表現の3番目は、「お気に召していただけたご様子で」という表現です。最初にお伝えした「お気に召していただけて」という基本形のフレーズに、さらに敬意を付け加えて、礼儀を重んじた表現にしたものです。

「お気に召していただけたご様子で」と表現することによって、相手に対して「私はしっかりと礼儀をわきまえております」といった最大級の敬意を表すことができると言われています。これだけの敬意を払う必要がある人に気に入られると、大きなお力添えをいただけて、飛躍するチャンスがまわってくるかもしれません。

そのような飛躍のチャンスを事前に察知できれば、心構えや準備ができて嬉しいと思う人は少なくありません。以下の記事では、目上の人からひいきにされて助けてもらったり、力を貸してもらったりすることができる予兆を示す引き立て線という手相について詳しくお伝えしているので、ぜひ合わせてご覧ください。

嬉しいですの正しい敬語表現3選

嬉しいですの正しい敬語表現①嬉しく存じます

嬉しく存じますという人の画像

嬉しいですの正しい敬語表現の1番目は、「嬉しく存じます」という表現です。先ほどお伝えしたように「嬉しいです」という表現を「嬉しいと思います」という形に変換した後に、謙譲語の「存じる」という言葉と、丁寧語の「ます」を付け加えることによって言い換えられる敬語表現です。

嬉しく存じますという表現は、目上の人に対して使われることが多く、その嬉しさを強調したい場合には「大変嬉しく存じます」という使い方もできるので、嬉しいですという気持ちを表現したい時の基本的な形として覚えておくと重宝すると言われています。

嬉しいですの正しい敬語表現②嬉しい限りです

嬉しい限りですという人の画像

嬉しいですの正しい敬語表現の2番目は、嬉しい限りですという表現です。嬉しい限りですという表現は「限りです」という言葉からも分かる通り、これ以上ない嬉しさを表現した言い回しです。「限り」という言葉には「限度」や「限界」というニュアンスが含まれているからです。

嬉しい限りですという表現は、これ以上ない嬉しさを表す表現であることから、表情や仕草が見えない電話対応で使うことで、相手に気持ちをストレートに伝えることができると言われています。電話で話す際には、お互いに表情や仕草が見えないことから、少し大げさな表現で話すことが重要であると言われています。

また、電話で話す際には、ゆっくりと大きな声で話すことによって、相手に聞き取りやすい言い方ができることから、相手が気持ちよく話せるということで、ビジネスにおいてもとても重要な心構えであると言われています。

嬉しいですの正しい敬語表現③光栄です

光栄ですという人の画像

嬉しいですの正しい敬語表現の3番目は、光栄ですという表現です。光栄ですという表現は、目上の人から誉めていただいたり、認められたりした時などに返事をする言葉として、ビジネスシーンを中心に頻繁に使われている表現です。

大きな敬意を表さなければいけない相手に対しては、「誉めていただけてとても嬉しく思います」と言うよりも「お褒めいただき、大変光栄です」と表現する方が適していると言われています。

気に入っていただけて嬉しいですを正しく使いましょう

気に入っていただけて嬉しいですという言い回しは、色んな形の敬語表現に言い換えることができます。嬉しく思いますという気持ちを相手に対して伝えることで、相手にとっても嬉しく感じるケースが多いと言われています。

そのように相手に良い印象を与えることによって、今後の仕事や将来の出世に大きな影響を及ぼすと言われているので、気に入っていただけて嬉しいですを正しく使いましょう。ちなみに、相手に与える印象は、第一印象の良し悪しが大いに関係していると言われていることをご存知ですか?

以下の記事では、第一印象の重要性や第一印象を良くするメリットなどを詳しくお伝えしているので、ぜひ合わせてご覧ください。第一印象に関するメラビアンの法則についてや、第一印象を良くする方法を、見た目や性格面といった観点から、詳しく紹介している記事ですので、今後のためにお役立ていただければと思います。

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