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ご指南の意味とは?類語やメールでの使い方例文・類語との使い分けも

更新:2019.06.21

ご指南という言葉の意味とはなんでしょうか?メールでの正しい使い方を例文で紹介します。類語のご教示とご指導にはご指南とどのような違いがあるのでしょうか。ご指南の正しい意味と使い方。似ている意味がある類語との使い分け方も合わせてご説明します。参考にしてください。



ご指南の意味とは?

ご指南の意味とは「教えること」

ご指南は「ごしなん」と読みます。ご指南とは「指導すること」「教え導くこと」「教授」という意味がある「指南」に「ご」をつけて尊敬語や丁寧語として使う敬語表現に用いる言葉です。

名前を教えるや勉強を教えるという意味の教えるとは違い、芸能や武術の教えを表わします。柔道や茶道などの分野で指導や教えを導くという意味で主に使うことが多い言葉です。

ご指南の語源

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手指指 #指南車 #黃帝祠

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指南は、指南車という古代の中国の南の方角を指している車が語源となっている言葉です。指南車の車の上部分には人形が置かれています。指南車には歯車の仕掛けがあり人形の指が仕掛けで動くように作られています。人形の指は常に南の方角を指すような仕掛けとなっています。

人形の指は常に南の方角を指すような仕掛けとなっています。そのように同じ方角を指し道に迷わないようにしてくれることから「ご指南」は「教えてくれる」という意味になったと言われています。

ご指南の類語5選

ご指南の類語①ご指導

ご指南の類語1つ目は「ご指導」という言葉です。ご指導とは「目指す方向に導くための教え」「目標や目的向かって教え導くこと」という意味がある「指導」に「ご」をつけた敬語表現の言葉です。

自分が人に教える立場のときに「ご指導」を使うと自分に対して敬語表現を使う意味になりますので間違った使い方です。自分が相手から教えてもらう立場のときに使う言葉です。「教え導くこと」という意味があるご指南と同じ意味がありますので類語と言えます。

ご指南の類語「ご指導」を使った例文

  • 間違いがありましたら、ご指導いただけましたら幸いです。
  • 今まで通りご指導いただきたいです。
  • 皆様のご指導の賜物と感謝申し上げます。

ご指導を使った文章に、ご指導ご鞭撻のほどという言葉の表現方法があります。普段の会話ではあまり使わないかもしれませんがビジネスシーンでは頻繁に使われる言葉です。正しい使い方をしている自信はありますか。定型文としてなんとなく使うのではなく正しい使い方を学ぶために下の記事を参考にしてください。

ご指南の類語②ご教示

ご指南の類語2つ目は「ご教示」という言葉です。ご教示は「知識などを教えること」という意味がある「教示」を丁寧にした言葉です。ご教示くださいという文章で「教えてください」という意味で使えます。教えてもらう人や物事にしばりはなくどのような物事にも使えます。

人から知識や情報を集めたいときや、上司や目上の人に教えてもらいたいことがあるときに「教えてください」と言うよりも「ご教示ください」という言い方をした方が相手への誠意が伝わります。ご指南とご教示は教えるという同じ意味を持つ類語です。

ご指南の類語「ご教示」を使った例文

  • 昨年の開催内容をご存知でしたら、ぜひご教示ください。
  • 今年のファッションの流行をご教示くださり感謝しております。
  • SNSの活用方法をご教示願いたいです。

ご指南の類語③手ほどき

ご指南の類語3つ目は「手ほどき」という言葉です。手ほどきは「初歩段階の部分や事柄について説明すること」「初歩を学ぶこと」という意味がある言葉です。物事の教え学びという同じ意味がありますので、ご指南と手ほどきは類語と言えます。

ご指南の類語「手ほどき」を使った例文

  • これから新しいことを始める私に、商売のてほどきを教えてください。
  • 母校の後輩に興味があるという研究の手ほどきをする。
  • 息子は、幼稚園で読み書きの手ほどきを受けています。

ご指南の類語④お導き

ご指南の類語4つ目は「お導き」という言葉です。お導きは「指導すること」「指導を与えること」「良い方向へと案内すること」という意味がある導きを丁寧な表現にした言葉です。指導することという同じ意味がありますのでご指南とお導きは類語だと言えます。


ご指南の類語「お導き」を使った例文

  • その事実が本当でしたら神のお導きとしか考えられません。
  • 迷いが生じたときは、天のお導きに全てを任せます。
  • ご師匠様のお導きに従います。

人生で何か迷いが生じたときや見えない力によって良い方向へ導いてほしい気持ちがあるときにお寺に行くという人もいます。導きを求める方法として神社に参拝をすることは良い方法です。お寺での正しい参拝方法を下の記事で紹介しています。正しい作法を身につけて導きに全てを任せてみましょう。

ご指南の類語⑤教え

ご指南の類語5つ目は「教え」という言葉です。教えは「教育で教えること」「伝えるべき礼儀や教訓」「宗教の内容や伝えたいこと」という意味で使います。言葉が示している通りの意味で様々な分野で重要とする教えるべきこと、伝えたいことです。

ご指南にも同じように「教えること」という意味があります。ご指南と教えは同じ意味をもつふたつの言葉であり類語だと言えます。

ご指南の類語「教え」を使った例文

  • 彼女な何歳になっても親の教えを守り続けています。
  • キリスト教の教えに基づき進むべき道を考えています。
  • 師匠に直接教えを乞うことができればいいのだけれど。

ご指南のメールでの使い方例文5選

ご指南のメールでの使い方例文①「ご指南ください」

メール

ご指南のメールでの使い方例文1つ目は「ご指南ください」という使い方です。ご指南くださいは「指導をしてください」「教え導いてください」という意味で使うことができます。茶道などで先生に正しい作法を教えてほしいときなどに使います。

ご指南のメールでの使い方「ご指南ください」を使った例文

  • 来週改めて伺いますので、茶道の作法をご指南ください。
  • 剣道が上達するためにご指南ください。

ご指南くださいの言葉と同じような使い方でビジネスシーンで耳にする「お教え願いますでしょうか」という言葉があります。下の記事で「お教え願いますでしょうかを使う際のビジネスマナー」を紹介しています。会話やメールで正しい使い方をするための参考にしてください。


ご指南のメールでの使い方例文②「ご指南いただきたい」

メール

ご指南のメールでの使い方例文2つ目は「ご指南いただきたい」という使い方です。ご指南いただきたいは「指導をしてもらいたい」「教えを導いてもらいたい」という意味で使うことができます。茶道などで先生に正しい作法を教えてもらいたい希望があるときなどに使います。

「ご指南いただきたい」という言葉だけで終わりの文章にしてしまいますと、丁寧さに欠け少しぶっきらぼうな言い方になってしまいます。「存じます」や「思います」などを、ご指南いただきたいの後ろに足してメールの文章を作るようにしてください。

ご指南のメールでの使い方「ご指南いただきたい」を使った例文

  • 私はどうしても師匠にご指南いただきたいのです。
  • 直々に武術をご指南いただきたいと存じます。
  • 世界的に有名な先生にご指南いただきたいと思います。

ご指南のメールでの使い方例文③「ご指南のほど」

メール

ご指南のメールでの使い方例文3つ目は「ご指南のほど」という使い方です。ご指南のほどの「ほど」は前にくる言葉の「状態の程度を表わす」という意味があり、言葉の表現をやわらげる働きがあります。指導してくださいと強く求めるのではなく、可能でしたら指導してくれると嬉しいですというような表現になります。

ご指南のメールでの使い方「ご指南のほど」 を使った例文

  • 力不足ですがご指南のほどよろしくお願いいたします。
  • 至らない点が多いかと思いますが、ご指南のほどよろしくお願いいたします。
  • 剣道の基本的なことをご指南のほどよろしくお願いいたします。

ご指南のメールでの使い方例文④「ご指南賜り」

メール

ご指南のメールでの使い方例文4つ目は「ご指南賜り」という使い方です。「賜り」は「たまわり」と読みます。もらうという言葉の謙譲語であり、与えるという言葉の尊敬語です。「ご指南賜りありがとうございました」というように使い「指導してくれてありがとう」と意味になります。

ご指南のメールでの使い方「ご指南賜り」を使った例文

  • ご多忙中のところ、ご指南賜りましたことに心から感謝申し上げます。
  • ご指南賜りますようよろしくお願い申し上げます。
  • 来年も引き続き、今後と変わらぬご指南賜りたいと存じ上げます。

ご指南のメールでの使い方例文⑤「ご指南を仰ぐ」

メール

ご指南のメールでの使い方例文5つ目は「ご指南を仰ぐ」という使い方です。「仰ぐ」は「あおぐ」と読みます。「尊敬する人からの指導や教えを求める」という意味があります。ご指南を仰ぐは「指導や導きを受けたいとお願いする」という意味で使います。

ご指南のメールでの使い方「ご指南を仰ぐ」を使った例文

  • 先生のご指南を仰ぐべきだと考えここに参りました。
  • 多くの尊敬する先輩方にご指南を仰ぐべきです。
  • ご指南を仰ぐことが自分に必要なことです。

ご指南と類語の使い分け方は?

ご指南と類語の使い分け方①立場の違いで使い分ける

ご指南と類語の使い分け方1つ目は「立場の違いで使い分ける」ということです。同じような意味がある類語でも、自分の立場や相手の立場によって同じ表現方法に使うのには適さない場合もあります。ご指南を使う場合は、相手が自分よりも上の立場であり相手から指導や教えをしてもらいたいとき限定で使える言葉です。

ご指南と類語の使い分け方②教えてもらう内容で使い分ける

ご指南と類語の使い分け方2つ目は「教えてもらう内容で使い分ける」ということです。ご指南と類語の両方とも教えてもらう立場は同じでも、教えてもらう内容によっては間違った使い方になってしまいます。ご指南は、芸能や武術の分野での教えを表わしていることを頭に入れておいてください。

ご指南を正しい意味で使いましょう

ご指南の意味と正しい使い方を知るための参考になりましたか。ご指南は指導や教えを求めるためにお願いする言葉として使われます。学びたいことは世の中にたくさんありますが、何にでも使えるのではなく芸能や武道の世界で学びたい気持ちを表わす言葉です。ご指南を正しい意味で使いましょう。

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