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オーブンでアルミホイルを使っても大丈夫?電子レンジはNGの理由も

更新:2019.06.21

オーブンでアルミホイルを使っても大丈夫な理由について紹介します。オーブンでは使えるのに電子レンジでアルミ箔を使っていけない理由やトースターで銀紙を使う際の注意点、落し蓋の代用としてアルミホイルを使ってはいけない理由、クッキングシートで落し蓋の代わりについても紹介します。

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オーブンレンジと電子レンジの違いは?

オーブンレンジと電子レンジの違い①機能性

オーブンレンジと電子レンジの違い1つ目は、機能性です。電子レンジは料理を「温める」という機能を持っています。オーブンレンジは電子レンジの「温め」機能に追加して「焼く」という機能が搭載されており、機能性に違いがあります。

その為、電子レンジはコンビニ弁当や冷めた料理を温めなおすことはできますが、パンをトーストしたりグラタンのチーズをこんがりと仕上げることはできません。オーブンレンジではオーブン内の温度を調整して調理時間を設定できるので、パンのトーストやグラタンを焼く以外にもクッキーや手作りパンを焼くことができます。

オーブンレンジと電子レンジの違い②値段

値段

オーブンレンジと電子レンジの違い2つ目は、値段です。電子レンジは平均1万円弱でお手頃価格のものが多いですが、オーブンレンジは平均1~2万円台のものが主流です。また蒸す機能が搭載されたスチームオーブンレンジは2~7万円以上と高価なものも売られています。

料理を全くしないのであれば電子レンジで十分ですし、料理を少しでもするのであればオーブンレンジがあると料理の幅が広がって便利です。料理のレパートリーを更に広げたい方であればスチームオーブンレンジもおすすめです!食生活と予算に応じて選ぶとライフスタイルにあったものを買うことができるでしょう。

一人暮らしのおすすめ電子レンジについての記事があります。電子レンジ以外もオーブンレンジのおすすめ商品についても紹介されており、容量、サイズ、最大出力、ドアの開閉方向も記載されているので比較しやすい記事となっています。選び方についても紹介していますのでこれから電子レンジを購入される方は必見です!

オーブンレンジでアルミホイルを使っても大丈夫な理由は?

オーブンレンジで使っても大丈夫な理由①ヒーターでオーブン内を温めるため

オーブンレンジでアルミホイルを使っても大丈夫な理由1つ目は、ヒーターでオーブン内を温めるため大丈夫です。オーブンレンジのオーブン機能はヒーターでオーブン内の温度を一定に保って食材を包み込んで焼き上げる仕組みです。電子レンジの電磁波がアルミホイルに反射するようなことがなく火花が出ることはありません。

オーブンレンジで使っても大丈夫な理由②アルミホイルが燃えにくいため


オーブンレンジで使っても大丈夫な理由2つ目は、オーブンレンジの温度に対してアルミホイルが燃えにくいためです。アルミホイルの耐熱温度は平均300~600度と言われています。オーブンレンジのオーブン機能は最高250~300度位までしか上がりません。

その為、オーブン内がアルミホイルの耐熱温度に達しないためオーブンレンジで使っても大丈夫です。また、オーブンレンジは魚グリルのようにアルミホイルに直接火が付くことがないためアルミホイルが燃えにくく、アルミホイルを使うことができます。

電子レンジでアルミホイルを使ってはいけない理由は?

電子レンジで使ってはいけない理由①電磁波がアルミホイルに反射するため

電子レンジで使ってはいけない理由1つ目は、電子レンジの電磁波がアルミホイルに反射するためです。電子レンジの電磁波は、食材の水分を振動させることによって摩擦熱が起きて加熱する仕組みです。その電磁波はアルミホイルの金属に反射する性質を持っています。

反射することで「バチバチ」と火花を出して、燃えて火事に繋がることもあるので電子レンジでは使うことができません。これはアルミホイルに限ったことではなく、アルミやステンレス、ホーローなどの金属容器にも同じことが言えます。

電子レンジで使ってはいけない理由②電子レンジの故障につながる

電子レンジで使ってはいけない理由2つ目は、電子レンジの故障につながります。前述で電磁波がアルミホイルに反射すると紹介しましたが、この反射が多く発生すると電子レンジ内の温度が大きく上昇します。大きく温度が上昇することで電子レンジが故障します。

これはアルミホイルに限ったことではなく、電子レンジに入れた食材に水分がないと水分を振動することができず電磁波の反射が発生します。また何も入れないままレンジ機能を使用すると反射波が多く発生します。この様な場合も電子レンジの故障につながるため注意が必要です。

電子レンジが温まらない・ムラになる原因についての記事があります。電子レンジ内の温度が大きく上昇する以外にも真ん中に食品を置かなかったり汚れによる異臭や発煙などで故障に繋がります。電子レンジが故障した場合、放射線の被爆の可能性もあるため自分で直すのではなく販売店に相談、買い替えを検討しましょう!

アルミホイル以外で電子レンジで使えるもの

アルミホイル以外で電子レンジで使えるもの①耐熱容器


アルミホイル以外で電子レンジで使えるもの1つ目は、耐熱容器です。耐熱ガラス、140度以上の耐熱プラスチック容器であれば電子レンジで使っても大丈夫です。容器に作り置きしたおかずを保存しておけば、お皿に出さないで温めなおしができるので便利ですね。

容器が電子レンジで使えるかわからない場合は容器の裏面やラベルに耐熱温度が書いてあるので確認してから使うと安心です。煮物や汁物は温めすぎると吹き出てしまうことがあるので様子を見ながら電子レンジの時間を調整しましょう。

アルミホイル以外で電子レンジで使えるもの②ラップ

アルミホイル以外で電子レンジで使えるもの2つ目は、ラップです。電子レンジ対応のラップであれば、電子レンジで使っても大丈夫です。ラップをすることによって加熱の効率が上がり、水分を逃しにくくします。また電子レンジの中が汚れにくくなるので掃除の手間が減ります。

短時間の温めであればラップをピッタリかけても良いですが、じっくり時間をかける場合はふんわりとラップをかけると蒸気によって破れたり吹きこぼれることがありません。また汁物は電子レンジにかける前にかき混ぜておくと突沸が起こりにくくなります。

アルミホイル以外で電子レンジで使えるもの③シリコンスチーマー

アルミホイル以外で電子レンジで使えるもの3つ目は、シリコンスチーマーです。下ごしらえした具材をシリコンスチーマーに入れて電子レンジで加熱して、温野菜や肉巻きなど簡単に作ることができます。火を使うことがなく洗い物も減ります。

ネットやレシピ本にシリコンスチーマーを使ったレシピが沢山ありますが、電子レンジによって温め具合が変わるので、使い始めは時間を短めにセットして様子を見ながら調整していくと良いでしょう。また食材の大きさを揃えると熱の通りが均一になり美味しさがアップします!

100均のシリコンスチーマーについての記事があります。ダイソー・セリア・キャンドゥ別に紹介されており、カラフルで可愛いものや使用しない時は折りたためるタイプなど種類豊富に取り扱いがあります。アップルパイなどスイーツも作ることができお菓子作りに大活躍するアイテムです。ぜひ合わせてご覧ください!

オーブントースターでアルミホイルを使うときの注意点は?

オーブントースターで使う時の注意点①銀紙がヒーターに触れないようにする

オーブントースターでアルミホイルを使うときの注意点1つ目は、銀紙がトースターのヒーター部分に触れないようにすることです。アルミホイルは高熱に耐えることはできますが、可燃性の素材です。そのため、長時間オーブントースターのヒーター部分に触れるとアルミホイルが発火する可能性があります。


オーブントースターで使う時の注意点②油ものはオーブン皿を敷く

オーブントースターでアルミホイルを使うときの注意点2つ目は、油ものはトースター用のオーブン皿を敷くことです。お肉や揚げ物は温めるとアルミ箔から油が垂れやすくなります。油が垂れるとトースターのヒーター部分にかかり発火の原因となります。アルミ箔の下にトースター用のオーブン皿を必ず敷くようにしましょう。

落とし蓋の代用としてアルミホイルを使ってはいけない理由は?

アルミ箔が溶ける可能性がある

落とし蓋の代用としてアルミホイルを使ってはいけない理由1つ目は、アルミ箔が溶ける可能性があるためです。アルミホイルの耐熱温度は平均300~600度と言われており熱に強いとされています。しかし、塩分や酸に弱く長時間醤油や塩などを使った煮物に落し蓋をするとアルミ箔が溶けて穴が開く可能性があります。

溶けたアルミ箔の影響の不安視

不安視

落とし蓋の代用としてアルミホイルを使ってはいけない理由2つ目は、溶けたアルミ箔の影響の不安視です。アルミ箔が溶けて食材にアルミ箔が付着し口にすることへの不安視があります。少量であれば心配には値しないと言われていますがアルミ箔以外で落し蓋の代用品があるのであれば他の物を使うと安心でしょう。

落とし蓋の代わりとして使えるもの

落とし蓋の代わりとして使えるもの①クッキングシート

落とし蓋の代わりとして使えるもの1つ目は、クッキングシートです。クッキングシートはお菓子作りの時にオーブンの鉄板に敷いたりとアルミホイルと同様、手軽に手に入れやすいアイテムです。ドラックストアや100均でも取り扱いがあります。

クッキングシートは油を吸収してくれて灰汁を吸い取りやすくしてくれます。水分を吸収して重くなるので浮きにくいのも特徴です。使い方は鍋の大きさにカットして真ん中に穴をあけて被せる方法や何重か折って鍋型に被るようにカットする方法もあります。

クッキングシートの代用品について書かれた記事があります。オーブンでクッキーを作る際アルミホイルやシリコン製オーブンシートで代用できたり、短時間の電子レンジであればキッチンペーパーを代わりに使うことができます。意外にも習字用の半紙も代用でき、余りがちな半紙を消耗できます。ぜひ合わせてご覧ください!

落とし蓋の代わりとして使えるもの②キッチンペーパー

落とし蓋の代わりとして使えるもの2つ目は、キッチンペーパーです。キッチンペーパーは厚めのものを使用するようにしましょう。薄く水に弱いものだと鍋に被せている間に千切れたり、食材にキッチンペーパーが付着する可能性があります。

キッチンペーパーはクッキングシート同様油を吸収して灰汁を吸い取りやすくしてくれます。また、ぴったりと表面にくっつくので鍋の上部の食材にも味がしっかりとしみ込みやすくなります。キッチンペーパーもドラックストアや100均でも取り扱いがあり手軽に手に入れることができます。

落とし蓋の代用として使えるもの③耐熱のお皿

落とし蓋の代用として使えるもの3つ目は、耐熱のお皿です。クッキングシートやキッチンペーパーは水分を吸い取って重さがでるものの浮いてしまったり、ずれることがあります。しかし耐熱のお皿をかぶせることで適度な重さで安定します。

ただ、重すぎるお皿は食材をつぶしてしまうので、軽いお皿が良いでしょう。またプラスチックなどの熱に弱いお皿は溶ける可能性があるので、必ず耐熱のあるお皿を使用するようにしましょう。お皿を鍋から取り出す際はとても熱くなっているのでトングなどを使ってやけどに十分に注意してくださいね。

落とし蓋の代用として使えるもの④キャベツの外側の葉っぱ

落とし蓋の代用として使えるもの4つ目は、キャベツの外側の葉っぱです。キャベツの外側の葉っぱは捨てがちですが、この葉っぱの大きさが丁度鍋に良く合い落し蓋の代わりになります。落し蓋をし終えても、葉っぱが柔らかくなっているのでカットして食べることができ、無駄がありません。

こちらでも落し蓋の代用品について詳しく書かれた記事があります。フライパンでも落し蓋の代わりになり、キッチンの身近なもので代用できます。落し蓋のやり方や代用品を使用する際の注意点も紹介しています。落し蓋をすることで味がしみこみやすくなったり、崩れにくくなるなどメリットが沢山あります。是非ご覧ください!

オーブンでアルミホイルを使って料理のレパートリーを増やそう!

料理

オーブンでアルミホイルを使っても大丈夫な理由について紹介しましたがいかがでしたか?オーブンで使用できるため料理の幅が広がりますね。電子レンジでアルミ箔を使うと燃える可能性もあるため使用は控えましょう。落し蓋をキッチンペーパーやクッキングシートでも代用できるのでぜひ参考に取り入れてみてください!

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