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ペンケースを簡単に手作りするには?ファスナー付き立つ筆箱の作り方は?

更新:2019.06.21

この記事では、手縫いで作ることもできる手作りペンケース(筆箱)の作り方や、おすすめの布生地など手作りペンケースに必要なアイテムをご紹介しています。また、一緒に自作ペンケースのハンドメイド実例もご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。

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ファスナー付き布製ペンケース(ペンポーチ)の手作りに必要なものは?

ファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の手作りに必要なもの①ファスナー

ファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の手作りに必要なもの1つ目は、「ファスナー」です。画像の商品は、ペンケースに最適な20cmサイズのファスナーが10本セットになっており、1本あたり55円ととてもお得なファスナーとなっています。カラーもホワイトで、どんなデザインにも使いやすくおすすめです。

コイルファスナー

値段(税込) 550円
販売元 Y.K.K

まず1本単位から購入したいとお考えの方は、100均で購入されるのがおすすめです。以下の記事では、ダイソーやセリアといった100均で販売されているファスナーが紹介されています。気になる方はこちらの記事もぜひご覧になってみてくださいね。

ファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の手作りに必要なもの②接着芯

ファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の手作りに必要なもの2つ目は、「接着芯」です。接着芯は、簡単に生地に貼り付けられるように裏面がのり面になっていますので、ファスナーを貼り付ける際にあると便利なアイテムとなっています。

画像の接着芯は、2mとサイズの大きな接着芯ですので、一度にたくさんのファスナー付き布製ペンケース(筆箱)を作りたいという方にぴったりでおすすめです。また、以下の記事では100均で販売されている接着芯も紹介されていますので、少量で良いという方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。

接着芯

値段(税込) 511円
サイズ 縦幅:2m、横幅:1m
販売元 バイリーン

ファスナー付き布製ペンケース(ペンポーチ)の簡単な作り方!

手縫いファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の簡単な作り方①下準備をする

手縫いファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の簡単な作り方1段階目は、「型紙や生地などの下準備をする」という作業になります。具体的な作り方は以下の通りとなっていますので、参考にしてみてくださいね。

なお、20cmのファスナーを表生地の上に乗せる際には、表生地に乗せたファスナーがずれないように洗濯バサミなどで挟んでおくと便利です。

ファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の簡単な作り方1段階目:型紙や生地を準備する手順

  1. 横幅が22cm、縦幅が9cmの型紙を用意する。
  2. 型紙通りに、表生地と内生地をカットする。
  3. 生地の裏側に、アイロンを使って接着芯を貼り付ける。
  4. 20cmのファスナーを使う。
  5. 内生地と表生地でファスナーを挟む。

手縫いファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の簡単な作り方②全体縫い付け


手縫いファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の簡単な作り方2段階目は、「全体を縫い付ける」という作業になります。この作業は、手縫いでもOKとなっています。具体的な作り方は以下の通りです。

なお、表生地を中表に合わせる際には、縫っていない部分がずれないように洗濯バサミで留めるとスムーズに作業をすることができておすすめです。

ファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の簡単な作り方2段階目:全体を縫い付ける手順

  1. 表生地のファスナーを挟んだ部分を縫い付ける。
  2. 内生地を上から乗せて、一緒に縫い付ける。
  3. 本返し縫いをする。
  4. 表生地を中表に合わせる。
  5. 返し口を開けて他の部分を縫っていく。

手縫いファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の簡単な作り方③マチを作る

手縫いファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の簡単な作り方3段階目は、「マチを作って完成させる」という作業になります。具体的な作り方は以下の通りとなっています。

なお、3cmくらいのマチを4箇所作る際には、真ん中に、三角定規を当てて、3cmくらいのところに赤いペンなどで印をつけるのがおすすめです。作業をされる際にはぜひ参考にしてみてくださいね。

ファスナー付き布製ペンケース(筆箱)の簡単な作り方3段階目:マチを作って完成させるまでの手順

  1. 裏返して、3cmくらいのマチを4箇所作る。
  2. マチとして取った部分を縫い付ける。
  3. 返し口からひっくり返す。
  4. 返し口を閉じて、中へ入れれば完成!

ファスナーなしペンケース(筆入れ)の手作りに必要なものは?

ファスナーなしペンケースの手作りに必要なもの①オックス生地

ファスナーなしペンケースの手作りに必要なもの1つ目は、「オックス生地」です。ファスナーなしペンケースの手作りに使用する生地はお好みの生地でOKですが、オックス生地は市販されているペンケースに使われることが多く、全体的に軽く仕上げることができます。

画像のオックス生地は、デザインが可愛らしく、ご自身のペンケースはもちろん、お子様に作ってあげるペンケースにもおすすめの生地となっています。また、50cm単位で注文することもでき、お好みのサイズに合わせてもらえるのでおすすめです。

オックス生地

値段(税込) 534円(50cmあたり)
販売元 手作り工房MYmama

ファスナーなしペンケースの手作りに必要なもの②分度器

ファスナーなしペンケースの手作りに必要なもの2つ目は、「分度器」です。分度器は、ファスナーなしペンケースの型紙を作る際に必要なアイテムとなります。分度器を使って丸みをつけることで、それぞれ同じ丸みを作ることができますので、より綺麗な仕上がりにすることもできます。

画像の分度器は、目盛りが細かいため、ファスナーなしペンケースを手作りする際の作業がしやすいだけでなく、それ以外の作業で使用する際にも使い勝手が良くおすすめです。

分度器まなびすと

値段(税込) 207円
サイズ 横幅:9cm、高さ:5cm
販売元 コクヨ

ファスナーなしペンケース(筆入れ)の簡単な作り方!


ファスナーなしペンケースの簡単な作り方①型紙や生地の下準備をする

ファスナーなしペンケースの簡単な作り方1段階目は、「型紙や生地の下準備をする」という作業になります。具体的な作り方は以下の通りとなっています。なお、型紙を2つに折り曲げて、右側の上下にそれぞれ丸みをつけていく際には、分度器を使って丸みをつけるのがおすすめです。作業をする際の参考にしてみてくださいね。

ファスナーなしペンケースの簡単な作り方1段階目:生地の下準備をする手順

  1. 表生地用の縦幅が13cm、横幅が22cmの型紙を1枚用意する。
  2. 裏生地用の縦幅が13cm、横幅が12cmの型紙を1枚用意する。
  3. この型紙を2つに折り曲げて、右側の上下にそれぞれ丸みをつけていく。
  4. 丸みをつけた部分をカットする。

ファスナーなしペンケースの簡単な作り方②接着芯を貼り付ける

ファスナーなしペンケースの簡単な作り方2段階目は、「接着芯を貼り付ける」という作業になります。具体的な作り方は以下の通りですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

なお、以下の作り方では表生地の端を5cm折り返すという場面がありますが、表生地を折り返した後にアイロンをかけておくと綺麗な仕上がりになります。作業をされる際の参考にしてみてください。

ファスナーなしペンケースの簡単な作り方2段階目:接着芯を貼り付ける手順

  1. 表生地の上に接着芯を置いて、当て布をする。
  2. アイロンをかけて接着芯を貼り付ける。
  3. 表生地の端を5cm折り返す。
  4. 5cm折り返した表生地に内生地を中表に合わせる。
  5. 合わせた部分をコの字になるように縫い合わせていく。
  6. 全体をひっくり返す。

ファスナーなしペンケースの簡単な作り方③マジックテープを貼り付ける

ファスナーなしペンケースの簡単な作り方3段階目は、「マジックテープを貼り付ける」という作業になります。具体的な作り方は以下の通りとなっています。ファスナーの代わりにマジックテープを貼り付けるペンケースとなっていますが、これはスナップボタンでも代用可能です。お好みのアイテムを選んでみてくださいね。

なお、マジックテープは、ひっくり返した時に蓋になる部分の内側は上から1cm、蓋がくっつく部分については上から2cmの部分に貼り付けると綺麗に仕上げることができます。

ファスナーなしペンケースの簡単な作り方3段階目:マジックテープを貼り付ける手順

  1. マジックテープを1枚用意する。
  2. 横幅が1.5cmになるように2枚に分けてカットする。
  3. ひっくり返した時に蓋になる部分の内側と、蓋がくっつく部分にマジックテープを貼り付ければ完成!

スタンドペンケース(立つ筆箱)の手作りに必要なものは?

スタンドペンケース(立つ筆箱)の手作りに必要なもの①家庭用ミシン

スタンドペンケース(立つ筆箱)の手作りに必要なもの1つ目は、「家庭用ミシン」です。スタンドペンケースは、手縫いでも作ることはできるのですが、家庭用ミシンを使ったほうがより丈夫でしっかりとした作りに仕上げることができておすすめです。

画像の家庭用ミシンは、他の家庭用ミシンと比較するとコンパクトサイズで収納スペースを取らずおすすめです。また、縫い付けるスピードを選ぶことができますので、ミシンをあまり使ったことのない方から、頻繁に使用する上級者の方まで使いやすい家庭用ミシンとなっています。重さも軽いので、持ち運びも簡単ですよ。

家庭用ミシン

値段(税込) 2,690円
サイズ 横幅:22.5cm、高さ:18cm、奥行き:22.5cm
重さ 1.12kg
販売元 HomLead

スタンドペンケース(立つ筆箱)の手作りに必要なもの②チャコペン

スタンドペンケース(立つ筆箱)の手作りに必要なもの2つ目は、「チャコペン」です。スタンドペンケース(立つ筆箱)を手作りする中でマチを作る場面があるのですが、この時にチャコペンで縫い付ける箇所に印を入れておくと、作業がしやすくなりおすすめです。

この画像のチャコペンは、色がピンクと青に分かれていますので、場所によって色分けしたい方にもぴったりのチャコペンとなっています。また、サイズ的にもソーイングボックスの中でコンパクトに収まるサイズでおすすめです。お持ちでない方はぜひゲットしてみてくださいね。

水性チャコペンツイン

値段(税込) 432円
サイズ 13cm
販売元 Clover(クロバー)

スタンドペンケース(立つ筆箱)の手作りに必要なもの③カットワークはさみ

スタンドペンケース(立つ筆箱)の手作りに必要なもの3つ目は、「カットワークはさみ」です。カットワークはさみは、生地をカットする際に使用するはさみになります。カットワークはさみは、布をカットするために作られたはさみですので、一般的な工作はさみよりも切りやすくおすすめです。

画像のカットワークはさみは、4枚から5枚重ねた布でもカットすることができますので、同じサイズのスタンドペンケース(立つ筆箱)をいくつも作成したい方にもおすすめとなっています。また、刃先から守るサックと呼ばれるケースも付属していますので、刃先が鋭いカットワークはさみでも安心して使うことができますよ。

カットワークはさみ

値段(税込) 1,355円
サイズ 11cm
販売元 Clover(クロバー)

スタンドペンケース(立つ筆箱)の簡単な作り方!

スタンドペンケース(立つ筆箱)の簡単な作り方①ポケットの縫い付け

スタンドペンケース(立つ筆箱)の簡単な作り方1段階目は、「ポケットを縫い付ける」という作業になります。具体的な作り方は以下の通りですので、参考にしてみてくださいね。

なお、ポケットを裏生地に乗せて縫い付けをする際には、生地がずれないようにマチ針で固定すると綺麗な仕上がりにすることができておすすめです。また、ポケットを裏生地に乗せて縫い付ける際に生地が分厚くなって進みにくい場合には、千本通しなどを使うと生地をずらすことなく進めることができます。

スタンドペンケース(立つ筆箱)の簡単な作り方1段階目:ポケットを縫い付ける手順

  1. 裏生地にポケットをつけるので、ポケット用の生地を上から3cmのところを3つ折りにしてポケット口にする。
  2. 三つ折りにした上から縫い付けをする。
  3. ポケットを裏生地に乗せて、縫い付ける。

スタンドペンケース(立つ筆箱)の簡単な作り方②ファスナーをつける

スタンドペンケース(立つ筆箱)の簡単な作り方2段階目は、「生地にファスナーを縫い付ける」という作業になります。具体的な作り方は以下の通りとなっています。なお、ポケットをステッチで分割する際には、2度縫いをするとさらに丈夫に仕上げることができます。

また、普段ミシンを使うことの少ない方が印の上から裏生地にマチを縫い付ける際には、生地の周りを仮留めしておくのもおすすめです。こうすることで、縫い付けをしている間に生地がずれることを防ぐことができます。マチを縫い付ける際の印は、チャコペンでつけると作業をする際に分かりやすくておすすめです。

スタンドペンケース(立つ筆箱)の簡単な作り方2段階目:ファスナーを縫い付ける手順

  1. ポケットをステッチで分割する。
  2. マチを作りたい部分を1度三角に折り曲げて印をつける。
  3. 印の上から裏生地にマチを縫い付ける。
  4. 両端を縫い合わせて、角になる縫いしろに切り込みを入れる。
  5. 表生地と裏生地をしっかり合わせて縫い合わせる。

スタンドペンケース(立つ筆箱)の簡単な作り方③最後の仕上げをする

スタンドペンケース(立つ筆箱)の簡単な作り方3段階目は、「最後の仕上げをする」という作業になります。具体的な作り方は以下の通りです。なお、本体の裏側に裏返したファスナーを縫い付ける際には、ファスナーの端に仮留めをしておくと作業がしやすくなっておすすめです。

また、コットンテープの端を三つ折りにする前に裏側に仮留めする際には、コットンテープの半分の位置で仮留めをすると綺麗な仕上がりになりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

スタンドペンケース(立つ筆箱)の簡単な作り方3段階目:最後の仕上げをする手順

  1. 本体の裏側に裏返したファスナーを縫い付ける。
  2. ファスナーを閉じて、縫い付ける。
  3. 中央部分を残して先に反対側を縫い付けてから、中央のファスナーの端の部分を縫い付ける。
  4. ファスナーの金属部分を避けて縫い付ける。
  5. 裏側に仮留めして、コットンテープの端を三つ折りにすれば完成!

自作ペンケースのハンドメイド実例は?

自作ペンケースのハンドメイド実例①レースでデコレーションしてキュートに

自作ペンケースのハンドメイド実例1例目は、「レースでデコレーションされた自作ペンケース」です。この画像のペンケースは、ファスナーの周りにレースのデコレーション素材を使うことで、一気にキュートな仕上がりのペンケースに仕上がっています。

このように、落ち着いたデザインの生地をあえて使用して、その上からデコレーションを施すことで、メリハリのある大人かわいいペンケースにすることができます。ぜひ自作ペンケースを作られる際の参考にしてみてくださいね。

自作ペンケースのハンドメイド実例②いろいろな柄を組み合わせたペンケース

自作ペンケースのハンドメイド実例2例目は、「いろいろな柄を組み合わせた自作ペンケース」です。この画像の自作ペンケースは、表生地にいろいろなデザインの生地を繋げた生地が使用され、よりおしゃれなデザインとなっています。

ご自宅にいくつかはぎれがあるという方は、表生地の上から貼り付けても簡単にコラージュすることができますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。この記事では手作りペンケースの作り方などをご紹介してきましたが、以下の記事では他の手作り小物の作り方が紹介されています。気になる方はこちらもぜひご覧ください。

作り方をマスターして手作りペンケースにチャレンジしてみよう!

この記事では、手縫いをすることもできる布製ペンケースやスタンドペンケース(立つ筆箱)の作り方などを、自作ペンケースのハンドメイド実例を交えながらご紹介しました。いかがだったでしょうか。

自作ペンケースは、手軽に商品をゲットすることのできるAmazonや、100均でも買い揃えることができるアイテムで簡単に作ることができます。今回ご紹介した作り方などをマスターして、ぜひハンドメイドの自作ペンケース作りにチャレンジされてみてくださいね。

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