ネックレスの黒ずみ汚れの落とし方3選！シルバーの変色を防ぐ手入れは？
プレゼントや思い出の品のネックレス黒ずみ汚れがついてしまった経験が誰しもあるのではないでしょうか。シルバーやゴールド、パールなど、アクセサリーに使われている素材によってお手入れ方法はかわります。この記事ではネックレスの正しい汚れの落とし方から、変色を防いで大切に使い続ける方法まで詳しくお届けします。
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ネックレスなどのアクセサリーの汚れや黒ずみや変色の原因は？
汚れや黒ずみや変色の原因①皮脂や汗による汚れ
アクセサリーの汚れや黒ずみ、変色の原因1つ目は、人間の皮脂や汗による汚れです。普通に着けて過ごしているだけでも皮脂、汗は出ているので気づかない内に徐々に汚れていきます。また保湿のためには欠かせないボディクリームやハンドクリームなどの油分もアクセサリーにおいては汚れの原因になります。
その他、女性であれば毎日お化粧をする人も多いかと思いますが、お化粧に使うファンデーションや化粧下地もネックレスなどのアクセサリー汚れを早めてしまいます。
とはいえ汗や皮脂は仕方ありませんし、保湿やお化粧も女性であれば欠かせないですよね！しっかりお手入れをすれば簡単に汚れを落とせるのでこれらはあまり気にしなくて大丈夫です。
汚れや黒ずみや変色の原因②シルバーの黒ずみは空気中の物質と硫化するため
アクセサリーの汚れや黒ずみ、変色の原因2つ目は「硫化」です。これはシルバーアクセサリー場合に当てはまり、空気中の硫化水素とシルバーの表面が反応することでシルバーアクセサリーが黒ずんでしまいます。
またこの硫化は温泉成分で有名な「硫黄」とも反応します。そのため硫黄を含んだ温泉に入るときは、必ずシルバーアクセサリーを取りましょう。また温泉から上がった後も身体に硫黄が付着しているため、シルバーアクセサリーをつけるとすぐに黒ずんでしまうため注意が必要です。
汚れや黒ずみや変色の原因③酸化によるサビ汚れ
アクセサリーの汚れや黒ずみ、変色の原因3つ目は、空気中の酸素と反応しておこる「酸化」です。使わなくなったアクセサリーを久しぶりに見てみると青緑色をした緑青（りょくしょう）といわれるサビを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
緑青は真鍮製のアクセサリーや素材に銅を含むアクセサリーに起こり、それらのアクセサリーをずっと置いておくとほぼ緑青が発生します。緑青は衣服に付着するとなかなか取れないため、緑青が発生したアクセサリーを触る場合には十分に注意してください。
緑青は次項でご紹介するシルバーネックレスの汚れを落とす際に使う重曹やお酢、お塩など身近なものでブラッシングするだけで手軽に落ちるため、緑青を見つけたらアクセサリーの使用は控え、早めに対処しましょう！
シルバーネックレスの黒ずみ汚れや変色の落とし方3選
黒ずみ汚れや変色の落とし方①アルミホイルと重曹にお湯を注ぎつけておく
シルバーネックレスの黒ずみ汚れや変色の落とし方1つ目は、アルミホイルと重曹を使う方法です。やり方は、まずくしゅくしゅとしわを寄せたアルミホイルに小さじ一杯ほどの重曹を入れてネックレスをおきます。そこにお湯をネックレスが浸る程度に注ぎ、しばらくつけておくだけです。
重曹とアルミホイルは家庭にある人も多く、手軽にシルバーのお手入れができます。これだけで黒ずんだシルバーのネックレスも驚くほど綺麗になるのでぜひ試してみてください。仕上げにクロスで磨くとさらにピカピカになりますよ！
重曹はドラッグストア以外にもダイソーやセリアなどの100均でお手軽に手に入ります。また重曹が余ってしまった場合には、台所の五徳や電子レンジのお掃除に、入浴剤やカカトのケアにとあらゆる方法で活用できるためとてもおすすめです。
黒ずみ汚れや変色の落とし方②炭酸水につけておく
シルバーネックレスの黒ずみ汚れや変色の落とし方2つ目は、炭酸水につけておく方法です。およそ一晩程度つけておくだけである程度の黒ずみ汚れであれば綺麗になります。はじめに紹介した重曹を使う方法に比べると汚れ落ち度合いは劣りますが、炭酸水だけでシルバーのお手入れができるためとてもお手軽です。
ネックレスのお手入れに使用する炭酸水は、スーパーなどで販売されているお安いもので大丈夫です。また少し炭酸が抜けたものやレモンなどの柑橘系炭酸水でも使えます。ただしサイダーやコーラなどの甘みが添加された炭酸飲料では効果がないため使用を控えましょう。
黒ずみ汚れや変色の落とし方③歯磨き粉をつけて軽く擦る
シルバーネックレスの黒ずみ汚れや変色の落とし方3つ目は、歯磨き粉を使う方法です。お手入れのやり方はとても簡単でまず指や手に歯磨き粉をつけ軽く擦るだけでOKです。歯磨き粉に汚れが落ちるのが目に見えてわかるのでお手入れをしていてもとても楽しいですよ。
磨き終わったら歯磨き粉をよく洗い流し、しっかり乾かせばお手入れ終了です。注意点として、シルバーアクセサリーが傷つかないように歯ブラシの使用や、顆粒・塩入りタイプの歯磨き粉の使用は控えましょう。
ゴールドやメッキネックレスの黒ずみ汚れや変色の落とし方
アクセサリーを中性洗剤を入れたぬるま湯につけておく
ゴールドやメッキネックレスの黒ずみ汚れや変色の落とし方には中性洗剤を使いましょう。ゴールドやメッキネックレスの汚れは空気中の油分や皮脂によるものが多いため中性洗剤を使うことで簡単に綺麗になります。
やり方はゆるま湯にほんの少し中性洗剤を溶かし、汚れたアクセサリーを入れて約30分ほどつけておきます。その後軽い汚れであれば柔らかい布やガーゼで汚れを拭き取り、細かな部分には綿棒や柔らかい歯ブラシを使って優しく磨いて下さい。中性洗剤はどの家庭にもある食器用洗剤や液体洗濯洗剤で大丈夫です。
汚れがとれたら水洗いをして洗剤を流し、乾いたタオルで水気をしっかり拭き取りましょう。ネックレスの乾燥は、風通しの良い場所においておけば自然に乾くため心配いりません。
ゴールドネックレスの場合アルコールで優しく拭く
K18やK24などのゴールドネックレスの黒ずみ汚れや変色の落とし方には、ネックレス使用後柔らかい布にアルコールをつけて軽く汚れを拭き取るだけで綺麗になります。メッキ加工されたネックレスは、メッキが剥げてしまうためアルコールでのお手入れは控えてましょう。
またネックレスの間に入り込んだ細かい汚れの落とし方には、アルコールの浸け置きが有効です。アルコールに5分ほど浸けておくだけでネックレスの汚れが落ちピカピカになるためぜひ試してみてください。
薬局で販売されている無水エタノール（アルコール）は台拭きやお掃除、ウイルス対策にも使え持っていて損することはありません！500mlでおよそ500円から1000円程度で販売されており、どこの薬局でもお手軽に手に入るためぜひ使ってみて下さい。
パールネックレスの黒ずみ汚れや変色の落とし方
メガネ拭きなどの柔らかい布で優しく拭く
パールネックレスの黒ずみ汚れや変色の落とし方には、メガネ拭きやガーゼハンカチのような柔らかい布で汚れを拭き取りましょう。首回りの汗や皮脂がついたパールネックレスを拭かずにおいておくとパールのカルシウム膜が薄くなりパールの寿命を縮めてしまうため早めのお手入れが肝心です。
またお手入れに使った布は常に清潔なものに取り替え、使用済みのものの再使用は控えてください。高価な布である必要はなく、柔らかい布であれば100均に売っているプチプラなもので大丈夫です。
100均では種類豊富なかわいいメガネ拭きを販売しており、次項の記事でもおすすめのメガネ拭きを沢山紹介しています。またメガネ拭きの洗いかたや活用術についても詳しく記載しているのでぜひこちらも合わせてご覧ください。
汚れがひどい場合よく乾かせば水拭きもOK！
パールネックレスの汚れがひどい場合の落とし方には、硬く絞った水拭きを使用しても大丈夫です。また夏場などの暑い時期での使用の際も汗や皮脂がいつもより多く付着しやすいためすすぎ洗いもおすすめです。
ただしそのあとのお手入れが肝心で、水拭きやすすぎ洗いをした場合は乾いたタオルでよく拭き、風通しの良い場所でしっかりと自然乾燥させてください。パールに水分が残ったままにしておくとわざわざ洗ってもそこからまたパールが痛んでくるため注意が必要です。
ネックレスの黒ずみ汚れを落とす時の注意点は？
注意点①磨くことでいぶし銀加工が取れてしまうため要注意！
ネックレスの汚れを落とす時の注意点1つ目は、いぶし銀加工されたシルバーのお手入れについてです。いぶし銀加工されたシルバーは先ほど紹介した重曹や歯磨き粉を使うことによる通常のシルバーのお手入れをしてしまうといぶし銀が取れてしまうため厳禁です。
いぶし銀加工されたアクセサリーは、独特の黒ずんだデザインの風合いが魅力的ですよね。いぶし銀加工されたネックレスの日々のお手入れは、乾いた布で汚れを拭き取るだけで充分でしょう。
また長年の使用により最初の頃と違い全体の黒ずみが気になった場合には、表面だけ軽く擦り洗いをしてください。凹凸を全て綺麗にしてしまうといぶし銀の良さがなくなってしまいますので、ご自身で汚れが気になる部分だけのお手入れに留めることが肝心です。
注意点②メッキ加工したアクセサリーには擦り洗いNG！
ネックレスの汚れを落とす時の注意点2つ目は、メッキネックレスなどのメッキ加工アクセサリーのお手入れについてです。メッキネックレスは普通に使用しているだけで日々の摩擦により徐々にメッキ加工は剥がれていきます。そのため擦り洗いをするとさらに早くメッキ加工を剥がす原因となりますので擦り洗いは厳禁です。
ゴールドやプラチナネックレスと違いどうしてもメッキネックレスは消耗品になってしまいますが、大切にお手入れすることでお気に入りのメッキネックレスも長持ちさせられます。メッキネックレスのお手入れにはなるべく擦り洗いをせず優しいなで洗いにしましょう！
注意点③パールネックレスのお手入れは糸に気をつけよう！
ネックレスの汚れを落とす時の注意点3つ目は、パールネックレスのお手入れについてです。パールネックレスをお手入れする場合は先ほどご紹介したように、パールを拭いたり、水洗いをしますが、その際にパールを繋いでいる糸を引っ張らないように気をつけましょう。
パールネックレスを使用する場合も使わずしまっておく場合もどちらにせよパールネックレスの糸は徐々に劣化し、汚れてしまいます。そのためおよそ2〜3年に一度の頻度で糸を交換することでネックレスにたるみがない綺麗な形を保ちましょう！
ネックレスの黒ずみを防ぐポイントは？
ネックレスの黒ずみを防ぐポイント①使用する度こまめにお手入れする
ネックレスの黒ずみを防ぐポイント1つ目は、ネックレスを使い終わる度、その日の汚れを拭き取ってから保存することです。少し面倒ではありますが、ネックレスを使用したすぐ後に拭き取ることが一番汚れが落ちやすく、ネックレスを長持ちさせてくれます。
柔らかい布で軽く拭き取るだけですので、実際にはとても楽々にお手入れできます。ジュエリーケースやアクセサリー保存容器などの横に何枚かお手入れ用の布を用意しておくと拭き忘れもないためオススメです！
ネックレスの黒ずみを防ぐポイント②空気に触れないように密閉袋に保存する
ネックレスの黒ずみを防ぐポイント2つ目は、ネックレスが酸化や硫化しないように密閉されたチェック袋などに保存することです。特にシルバーネックレスは、空気に触れていると黒ずみやすいためなるべく密閉された袋チャック袋でしっかり空気を抜いてから保存しましょう。
チャック袋はダイソーやセリアなどの100均でたくさん入って販売されているので手軽に手に入ります。また、お店によってはサンリオやディズニーなどのキュートなデザインが施されたチャック袋もあるためアクセサリーによってデザインで分けるのもオススメです。
また、普通にチャック袋にネックレスを入れてしまうとチェーンの細いものや長いものは中で絡んで取れにくくなってしまいますよね。そのため小さく切ったボール紙などでネックレスを巻きつけてからチャック袋に入れるとチェーンの絡みを防げます。
ネックレスの黒ずみを防ぐポイント③傷つかないように分けて保存する
ネックレスの黒ずみを防ぐポイント3つ目は、ネックレス同士が擦れて傷つかないようにジュエリーケースなどに分けて保存することです。ネックレス同士を同じケースに保存し、ネックレスに傷がついてしまうとそこから黒ずみが起こり、汚れも落ちにくくなってしまいます。
ジュエリーケースは専用のものは可愛く綺麗にアクセサリーを収納できますがちょっとお高かったり、アクセサリーの数に応じての調整などは難しいですよね。そこで100均のアイテムを使って自分で手作りする方法もオススメです。
次項の記事では、100均のアイテムで作れるアクセサリーの保管方法や身近なものをアクセサリー収納ケースとして活用する方法まで幅広くご紹介していますのでぜひこちらも参考になさってみて下さい。
大切なネックレスをピカピカにしてお洒落を楽しもう！
これまでネックレスの素材に応じたあらゆるお手入れ方法をご紹介いたしましたがいかがでしたか？汚れてしまったためにお家で眠っているネックレスなどもあるのではないでしょうか。気に入っていたネックレスなどは使えなくなると寂しいですよね！
しっかりお手入れをすれば昔使っていたものなどもピカピカに復活するため、お洒落の幅が劇的に広がります！またお手入れすることによりネックレスに対する愛着も増すことでしょう。このお手入れ方法はネックレス以外にもリングやピアスにも活用できるためこの機会にぜひまとめてお手入れしてみて下さい。
ネックレスをコーデに加えるだけで首周りを華やかにし、気分も高まりますよね！次項の記事では女性に人気のネックレスブランドを数多くをご紹介しています。また年代別にあわせた人気のネックレスをランキング形式でご紹介しているのでぜひこちらも参考にご覧ください。
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