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マウントをとるの意味とは?マウントをとってくるオタクにはシカトが一番?

更新:2019.06.21

「マウントをとる」という言葉を聞いたことはありませんか?マウントとは英語の「mount」が由来の言葉で、人よりも優位を取りたがる人のことです。マウンティング癖のあるオタク、女性が多くなっています。マウントをとってくる人、取り合いをしている人にシカトは効果があるのか紹介します。

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マウントをとるの意味とは?

マウントをとるの由来は英語の「mount」

動物

マウントとは英語の「mount」が由来で、mountには上がる・登る・乗るといった意味があります。そして動物社会学に「マウンティング」といった言葉があり、優劣をはっきりさせるために動物の上に乗ることをさします。そのため人のことを卑下して、自分を優位に立たせる行為を「マウントをとる」と言われています。

もともとはインターネットスラングで広まった言葉で、主に使われていたのはネット上でした。しかしマウントという行為は昔からあったものなので、世間でマウントという言葉が広まってきています。

マウントをとる具体的な行為

自慢

マウントの取り合いが激しいのはオタク界です。オタクはあるひとつのことに熱中する人なので、自分の方が相手よりも熱中していることをアピールしたがります。例えばアニメオタクの場合、ポスターやフィギュアなどのグッズをどれだけ収集したのかお金を掛けたのかでマウントの取り合いがあります。

実はマウントをとってくるのはオタクだけではありません。最近では女性同士でのマウントの取り合いが問題になっています。例えば身につけているブランド物の価値や、子供の学歴で他人よりも優位に立とうとマウントをとる女性が多いです。

最近のマウンティングはSNSが多いですね。しかもさりげない自慢が多いので、うんざりしてしまうことも多いのではないでしょうか。こちらの記事ではSNSでうざい子供自慢する心理と対処法を特集しています。子供自慢に悩んでいる方はこちらをチェックしてみてください。

マウンティング癖とは?

とは?

マウントを取りたがる人には、マウントが悪いと分かっていながらやめられない「マウンティング癖」が付いている人がいます。そもそもマウントをとる人は、相手より優位に立つことで得られる幸福感が欲しくてマウントをします。そしてその幸福感が忘れられなくて繰り返してしまう人が多いのです。

マウンティング癖がついてしまった人には、人間関係がうまくいかなくて友達がいない人も少なくありません。もしもついマウントをとる方はマウンティング癖になってしまわないうちにやめましょう。


マウントをとる・取りたがる人の心理とは?

マウントを取りたがる人の心理とは?オタクの場合

インターネット

オタクの場合、マウントはインターネットの掲示板やSNSでよく見られます。「レアなグッズを手に入れた」という書き込みに対して、「自分の方がよりレアなグッズを持っている」「そんなグッズレアではない」というような、自分の方が優れていることをアピールする喧嘩腰のマウントをとってきます。

オタクは好きなものに愛を注いでいるので、その愛が他人よりも大きいことを証明したがります。そのため他人の方が優れているのが許せなくなります。そしてインターネットで意見を交わすのが多いのも原因になっています。インターネットは人の顔が見えないので、普段だと我慢することが堪えられなくなるのです。

インターネットでの発言はマウント以外にも、アンチが問題になっていますよね。SNSを利用しているとアンチされた経験があるかたも多いでしょう。アンチの心理に対処法、いなくならない理由をこちらの記事でまとめています。アンチに大人な対応ができるように是非読んでおいてください。

マウントを取りたがる人の心理とは?女性の場合

マウント取りたがる女性

女性の場合、身につけているブランドや、付き合っている男性のスペックでマウントを取ろうとします。マウンティング女子という言葉があるほど話題になっています。オタクの場合はストレートに相手を卑下する発言をしますが、女性の場合顔を合わせていることもあり、鈍い人はマウントだとわからないような発言をします。

例えば「私は彼氏に10万円のバッグしか貰えなかった」など、言い方は不幸自慢のようで内容は自慢しているというやり方です。このような言い方だと否定的な発言がしにくくなりますよね。なんとなく嫌だと感じてしまう言い方も、マウントをとる女性特有ですね。

マウンティング女子にはいろいろなタイプがいます。マウンティング女子の特徴や心理を知ることで、対処法も見えてきます。こちらの記事でマウンティング女子の特集が載っています。上から発言するマウンティング女子に困っている方は、ぜひ読んでみてください。

マウントを取りたがる人の心理とは?・男性の場合


男性と女性の後ろ姿

男性の場合、彼女や妻や部下など自分よりも下に見ている相手にマウントを取りたがります。自分はどれだけ優れているのか、相手は自分より下であることをストレートにアピールしてきます。オタクと女性と違うのは、マウントをとることに対して悪気がない人が圧倒的に多いことです。

男性のマウントは子供のほめられたいアピールと同じで、相手にすごいと言って欲しくて発言している場合がほとんどです。または彼女や妻を下げる発言をして、自分が居なくては何もできないのだと縛り付けようとします。

マウントをとることのデメリットとは?

マウントをとるデメリット①相手の嫌なところばかり見えてしまう

気に入らない

マウントをとるデメリット1つ目は、相手の嫌なところばかり見えてしまうことです。マウントを取りたがる人は、相手を卑下したいので相手の悪いところ探しが得意になってしまいます。何度も悪いところ探しをしていると、多くの人は「このくらい」と流せるところも気になって流せなくなり人間関係を築くのが下手になります。

マウントをとるデメリット②他人の目を気にする

疲れた女性

マウントをとるデメリット2つ目は、他人の目を気にすることです。マウントをとる人は、他人から見下されたりバカにされたりするのが許せません。ひどくなると影口を言われているのではないかと過剰に気になってしまうようになります。常に他人の目が気になってしまうので、気が休まらず人が信用できなくなります。

マウントをとるデメリット③支出の歯止めが効かなくなる

無駄遣い

マウントをとるデメリット3つ目は、支出の歯止めが効かなくなることです。グッズ収集の数や値段をマウントの材料にしていた場合、他人に越されまいとグッズを購入する頻度や金額が上がって行きます。ブランドの数をマウントの材料にしていた場合、次に会うまでに新しいブランドを手に入れようと高額でも無理に購入します。

そうなると破産してしまうのは目に見えていますよね。最初はちょっとしたマウントでも、マウンティング癖がついてしまったら自分でも制御できなくなります。マウントをして得られるのは一瞬の幸福感だけで、デメリットの方が多いのです。


マウントを取りたがる人への対処法は?

マウントをとってくる人にはシカトしよう

カフェに女性

マウントをとってくる人に何を言ってもマウントで返ってきます。特にネット上の場合は、話し合いをしても無意味なことが多く、疲労感も溜まってしまいます。マウントをとってくる人には何も反応をせず、シカトしましょう。

それでも何か言ってくる場合は、ネット上では見ないようにする、顔を合わせているときはその場から逃げてしまいましょう。シカトすることで承認欲求が満たされないとわかり、自然とマウントを取りたがるひとも関わろうとしなくなります。

マウントの取り合いをしないこと

マウントの取り合い

マウントを取りたがる人に対して一番してはいけないのは、マウントの取り合いです。嫌なことや無実なことを言われると、つい言い返してしまいたくなりますが、マウントの取り合いをすると周りからみると「どっちもどっち」になってしまい手助けできなくなります。

マウントの取り合いをするということは、マウントをとってくる人と同じレベルになるということです。シカトができない場面でも、マウントをマウントで言い返すのは絶対にやめましょう。あなたの周りからも人がいなくなってしまう危険があります。

マウントをとってきたら軽く流す

軽く流す

インターネットではシカトも効果的ですが、顔を合わせている相手や上司だとシカトできないですよね。そんなときは軽く流すのが効果的な対応です。マウントをとってくる人は、マウントの取り合いをしたがります。つまり反応されるのが嬉しいのです。

なので「へー」や「はぁ」など興味ないのが分かる返事がおすすめです。上司で言葉遣いを気をつけないといけないときは、棒読みで「そうなんですね」というのが効果的ですよ。自分が望んだ反応をしてくれないと、マウントをとるのをやめてくれます。

マウントをとってくる人に嫌だと主張する

断る

マウントを取ってきたとき、嫌だと意思表示するのも効果的です。その時「マウンティング」という言葉や「みんな」という言葉を使うと、否定されやすくなってしまいます。嫌だという時は「自分は嫌だ」というような、相手を責めずに自分の考えを伝えるようにしましょう。

マウンティングしている自覚がある人は、楽しくないと標的にしなくなります。マウンティングしている自覚がない人は、こういった言い方はいけないのだと気づくきっかけになります。特に彼氏や夫からのマウンティングは、嫌だと言わないことで調子に乗ってしまうので、自分の意思表示をしっかりとしていきましょう。

マウントをとってくる人を褒める

拍手される女性

マウントをとってくる人を褒めるのは嫌だという方は多いでしょうが、話を早く終えるのにはおすすめの対処法です。マウントをとる人は褒められたくてしています。なので褒めてあげると満足してくれます。

この対処法で気を付けなくてはいけないのが、相手が調子に乗ってしまうことです。相手から格下に認定されるので、事あるごとに卑下される可能性があります。また周りからもマウントする人を調子に乗せる人だと距離を置かれる可能性があります。

マウントをとってくる人としっかりと話し合う

真剣に話し合う男女

この方法はかなりの体力と時間を消費してしまうので、大切な人がマウントを取りたがる場合に使ってみてください。紹介したようにマウントという行為に得られるメリットはありません。紹介した3つのデメリットを相手に伝えて、自分にとって良くないことをしていると教えましょう。

そしてマウントをとる人は承認欲求の大きい人です。本当にその人が優れているところや頑張っているところを褒めてあげてください。なにを頑張ればいいのか気づくと、わざわざアピールするのが少なくなります。必ず成功する対処法ではなく、あなたから離れていってしまう可能性もあるので覚悟を持って話し合いましょう。

マウントをとる人には正しい対処をしよう

いかがでしたか?マウントを取りたがる人や、マウンティング癖がついてしまった人は迷惑ですよね。自分がマウントの取り合いやマウンティング癖がついてしまわないように、マウントをとる人の心理を理解して、シカトをしたり嫌だと言ったり、その人にあった正しい対処をしていきましょう。

マウントをとる人以外にも、上から目線の人も困りますよね。バカにしきても無視していればいいですが、なかなか難しいですよね。こちらの記事で上から目線でバカにしてくる人の、特徴や対処法を紹介しているので困っている方はぜひチェックしてみてください。

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