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アンチの意味と心理11選!アンチな人がいなくならない理由4つ

更新:2022.03.04

みなさんはアンチという言葉を聞いたことがありますか?アンチは相手に嫌悪感を抱き、執拗に批判する人のことを言います。ここでは、アンチの意味やアンチをする心理、アンチがいなくならない理由などについてまとめてみました。また、アンチをされた時の対処法についても紹介していきたいと思います。

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アンチの意味とは?

アンチの意味とは反対・対抗のこと

反対

みなさんは、アンチという言葉を聞いたことがありますか?「芸能人や有名人にアンチがつく」などという言葉はよく耳にしますよね。野球用語としての「アンチ巨人」などという言葉もありますが、ここでは、インターネット上で派生した「アンチ」の意味について説明していきたいと思います。

アンチとは、英語で「anti」といい、反対・対抗を意味します。インターネットの世界では、ある特定の芸能人や企業、団体などの対象に対して嫌悪感を抱き、露骨に批判的な人のことをアンチと呼ぶようです。アンチの人は、対象への批判をネット上の掲示板などに書き込み、「荒らし」と呼ばれる行為をすることもあります。

粗探し以外するのことのないかわいそうな人

パソコン

アンチの人は、相手の言動をよく観察しています。相手の粗探しをし、自分より劣っている部分はないか、間違ったことをしていないかをよく見ています。そして、少しでも批判できそうな部分を見つけると、批判行為に走ってしまうのです。

なぜ、アンチの人は相手の粗探しをしてしまうのでしょう?その答えは、アンチをする人の深層心理に隠されています。アンチの人の多くは、「自分は人より劣っている」「自分は満たされていない」といった劣等感を抱えています。そして人は無意識に、その劣等感を補うために、劣等感と反対の、優越感を持ちたいと考えます。

「自分は人より優れている」という優越感を持つために、自分が何かを批判することで、相手より上に立っていると思い込みます。自分より下の存在を作りたいという思いで、相手を嫌悪し、執拗に批判してしまうのです。粗探しをし批判をすることが、アンチの人にとって唯一の自分を守る方法なのかもしれません。

アンチの心理11選

アンチの心理①嫌いなのに気になる

喧嘩

「アンチの人って、どうして嫌いなのに関わってくるんだろう?」「嫌いなら見なきゃいいのに」と思う人も多いのではないでしょうか?アンチの人が、相手のことが嫌いなはずなのに、なぜか気になってしまうのには理由があります。それは、相手に関心を持っているからです。

人は、相手に対して関心を持っていなければ、「好き」「嫌い」という気持ちを抱きません。「嫌い」と言いながら芸能人のSNSをチェックしてはコメントしてしまう人がいますが、それは相手に関心を持っているからです。アンチの人は、「嫌い」と批判をしつつも、相手の行動や言動に関心を持ってしまっているのですね。

本当に相手に興味がなければ、人は「嫌い」という感情すら持ちません。無関心です。「好きと嫌いは紙一重」とはよく聞く言葉です。それを示すように、逆にアンチの人が、案外ふとしたきっかけでファンに変わった、という例も少なくないようです。

アンチの心理②うらやましくて仕方がない・嫉妬している

ひとり

アンチの人は、「自分は欠けている」と劣等感を持っていることがよくあります。ですから、自分よりも優れた才能を持っている人や高い地位を築いている人、ファンが多い人などを見ると、うらやましいという気持ちが湧いてきてしまいます。いわゆる嫉妬の感情です。

多くの人が嫉妬の感情を持っているので、それが悪いわけではありません。ですが嫉妬心により、相手を肯定できずに否定的になってしまうと、アンチに繋がってしまいます。アンチをすることで優れた相手の価値を下げようとしたり、批判的な意見を言える自分はすごい、と優越感を得ようとしてしまうのです。

アンチの心理③劣等感をもっている

うらやましい

アンチの人の心理の一つに、劣等感をもっていることが挙げられます。劣等感とは、自分が相手よりも劣っていると感じることです。アンチをする人は、批判する相手に対して「自分は相手よりも劣っている」と感じる部分があるのかもしれません。


そしてその劣等感をかき消すため、相手の粗探しをして自分よりも劣っている部分を探そうとします。どんなに完璧に見える芸能人や有名人にもアンチがつくのはこのためです。しかしアンチにも色々なタイプの人がいますので、一概に全ての人が劣等感を持っているとは言えませんが、割合的には高いと言えそうです。

アンチの心理④自分を認めてほしい

自分

アンチをする人は、自己顕示欲が強い傾向にあります。自己顕示欲とは、自分という存在を周りの人や多くの人にアピールしたいという欲のことです。そして自分を認めてもらうことによって、人より優位に立ちたいと思っています。これはアンチの心理の一つでもあります。

自己顕示欲の強い人は自分を認めてほしいので、自分の存在をアピールするために相手を批判したりします。また、自分の意見が何よりも大切だと思っているので、それが批判的な意見であっても、多くの人に分かってもらおうとしてSNSで拡散したりします。

アンチの心理⑤好きだったのに途中で嫌いになった

嫌い 

アンチをする人の中には、元々はファンだったという人もいます。ファンだったけど、あることがきっかけでアンチになってしまったというパターンです。そして、ファンからアンチに転向する理由は、人によって様々です。

例えば、熱愛報道が出て裏切られたような気持ちになったり、好きになって詳しくなっていくうちに残念な部分も目に付くようになったりと、「失望した」「理想から外れてしまった」という理由が挙げられます。ファンからアンチになった人の心理には、このような失望の気持ちが関わってきていると言えそうです。

アンチの心理⑥強い正義感を持っている

正義

正義感が強いゆえに、アンチ行為をしてしまう人も中にはいます。芸能人が不祥事を起こしたときに、コメント欄に自分の意見や持論を書く人などは、強い正義感を持っていると言えそうです。

正義感が強いことは悪いことではありません。ただ、自分が相手を正しい方向へ直してあげなければいけないと思いこんでいたり、自分の意見が正しく、それ以外は正しくないという極端な考え方をしていると、アンチ行為に繋がってしまうかもしれません。

アンチの心理⑦同族嫌悪している

嫌悪

アンチの心理の一つに、同族嫌悪があります。同族嫌悪とは、強い劣等感やコンプレックスを抱いている人が、相手の中に自分と同じ欠けている部分を見たとき、嫌悪感を抱いてしまうことを言います。

そして、相手の劣った部分を見ると、自分を見ているように感じてしまい、相手に対して批判的になります。このように、同族嫌悪は、アンチの心理の一つと言えるでしょう。

アンチの心理⑧みんなと同じと思われたくない

女の人

アンチの人の中には、自分が特別でありたいという思いが強かったり、流行に流されたくない、周りの意見に流されたくないという思いから、あえて批判的な意見を言う人もいるようです。

みんなが、「素敵!」と口をそろえて言う中、「そうでもない」と否定的になることで、周りとは違う特別な存在だと思われたい心理が隠されている場合もあると言えそうです。

アンチの心理⑨流されやすい


集団

アンチの人の中には、流されやすく自分の意見がない人もいます。そういった人は、他の人がどんな意見を言っているかを気にしています。そして、みんなが称賛していたらその人も一緒になって称賛し、みんなが批判的であれば批判します。「みんなが言うからきっとそれは悪いことなんだろう」と思ってしまうのです。

「日本人は流されやすい」とよく言いますが、みんなが言うことと同じことを言っていれば安全だろう、と思っているからかもしれません。このように、アンチの人の中には、自分の意見がなく、批判意見に加担しているだけの人もいるのです。

アンチの心理⑩アンチ同士で仲間意識を持っている

仲間

有名人などで、ある一定数その人を支持している人達がいれば、必ずアンチをする人達もいます。そして、ファン同士がファンクラブなどコミュニティを作るように、アンチの人たちもアンチ同士での仲間意識というのが存在する場合があります。

アンチの人達にとっては、その相手は敵になります。人は共通の敵に対して、集団で攻撃しようとするそうです。ですから、アンチ同士で連結して敵を批判することで、責任分散もされて安心感を得やすくなります。そのように、アンチ同士で仲間意識が強まることも、アンチの心理の一つと言えるでしょう。

アンチの心理⑪快楽を求めている

パソコン

アンチの人の中には、批判や悪口を言うことが快感だからアンチをしたり、暇つぶしの為にアンチをする、という人がいます。不満や悪口を吐き出すと、スッキリしたりしますよね。アンチをする人も同じように、自分のイライラや批判的な意見をコメント欄などに書くことで、ストレスを発散しようとする人は少なくありません。

しかもネットは匿名でもできますし、顔や素性を晒さなくても悪口が書き込めるので、悪口を吐き出して快楽を得るには都合のいい場所になりやすいのです。このように、自分の快楽の為にアンチをするというのも、アンチの心理の一つと言えます。

アンチな人がいなくならない理由4つ

アンチがいなくならない理由①いろんな意見の人がいるから

人

では、なぜアンチはいなくならないのでしょうか。その理由の一つは、世の中にはいろんな人がいて、いろんな意見を持っているからです。「全部受け入れる」という人もいるでしょうし、「全部気にくわない」という人ももちろんいるでしょう。

この世の全員が「全部受け入れる」人になる訳はないので、いろんな意見の人がいて当たり前です。そう考えると、アンチがなくならないのは、ある意味当たり前のことかもしれませんね。

アンチがいなくならない理由②出る杭は打たれるから

いじめ

日本社会はなぜか昔から、「出る杭は打たれる」という風潮です。和を以て貴しとなす、という言葉の通り、みんなで足並みを揃えて調和することが美徳とされているからかもしれません。ですから、ひときわ目立つ人がいたら一気に注目が集まり、その人を調和を乱す人間と見なして批判したりします。

芸能人などが批判されやすいのは、芸能人が誰の目にもつきやすく言動が目立ちやすいため、批判の対象になりやすいからかもしれません。出る杭は、目立つから打たれる。それが普通になってきている世の中ですから、アンチがなかなかいなくならないのも頷けると思います。

アンチがいなくならない理由③反対意見が過剰になってしまうから

怒る

アンチがいなくならないのは、反対意見を持つ人が必ずいるからです。先ほどもお伝えしたように、この世にはいろんな意見の人がいますので、例えどんなに素晴らしいことをした人でも、どこかにそれを反対する人、批判する人は現れます。

そして、反対意見があること自体は決して悪くないことだと思います。賛成意見と反対意見がうまく調和して、最善の答えが生まれた事例もたくさんあるからです。

しかし、自分と違った意見の人に対して理解を示さなかったり、寛容さが足りないと、過度にキツイ言葉で批判したり、ただの悪口と化したアンチになってしまいます。アンチがいなくならないのは、このように、反対意見や批判が過剰になってしまうことが多いからかもしれません。

アンチがいなくならない理由④ネットの世界は身バレしないから

パソコン

人と顔を合わせる普段の生活と違って、ネットでの世界は、身元がバレにくいですよね。相手に顔も名前も隠したまま、自由にコメントを打つことができます。だからこそ、ネットはアンチの巣窟と化してしまいます。自分の正体を明かさず、平気で人を傷つけることだってできるからです。

アンチの人の中には、とにかく人を批判したい、叩きたいという人もいます。そんな人にとって、ネットは身バレせずに自由に発言できますので、絶好の場所となるのです。アンチがいなくならないのは、今のネット社会が原因の一つだからだと言えるでしょう。

アンチな人への大人な対処法

アンチコメントは放っておくのが一番

人

では、あなたがもし、誰かに批判されたり、アンチと思われる人に遭遇したときはどうしたらいいのでしょうか?アンチへの対処法は、無視が一番です。アンチの心理などを見てみると分かると思いますが、アンチの人の多くは、自己顕示欲が高く、自分の主張を認めてほしいと思っています。

また、暇つぶしに悪口を書いて、相手の反応を楽しみたい人も中にはいます。このように、アンチの人は基本、かまってちゃんです。もしあなたが、そんなかまってちゃんに批判されたときに、「そんなことはない、それは誤解だ!」と反論しようものなら、「食いついてくれた!」と思い更に攻撃してくるかもしれません。

このように、アンチの人に構ってしまうと、どんどん口論になってしまう可能性もあります。アンチの人は放っておいて、自分に集中しましょう。

アンチはあなたの影響力を表す

笑顔

もし、あなたに対して批判を言ってくるアンチがいるのであれば、それはあなたにはそれだけ影響力があるということです。また、あなたはそれだけ行動しているということの証明にもなります。行動しなければ、誰も関心を示したりしないはずだからです。

このまま自分がしたいことを貫いていけば、きっとアンチ以上にあなたを支持してくれる人も多く現れます。それに、この世にはいろんな人がいますから、みんなに自分を理解してもらうことは不可能です。アンチの人の意見は放っておいて、自分の世界を貫いていってくださいね。

アンチな人への心構え

アンチの人の問題に気を取られるのはもったいない!

自由

アンチの人は、大体その人自身に問題があることの方が多いです。相手の気持ちを考えることが出来ない、自分に余裕がない、理解を示すことができない、などです。肯定的な部分より、否定的な部分にしか目がいかなくなってしまっている場合もあります。

アンチの人は、強い劣等感を抱えて生きていたり、孤独感を抱えていたりします。そういう人は、心が満たされていない人です。ですから、アンチの人の問題に気を取られて、あなたも一緒に否定的になってしまうのは、とてももったいないことだと思いませんか?

アンチの人の問題は放っておいて、あなたがキラキラと前を向いて進んでいく方がずっと大切なことだと思います。そうすることで、自分以外の人を幸せな気持ちにさせることもできるはずです。

応援してくれる人たちを大切にする

笑顔

あなたのしたことに、批判をしてくる人がいるととても悲しいですよね。でも、あなたの周りには、あなたを批判する人ばかりじゃないはずです。あなたを応援してくれて、あなたを支持してくれる人もきっといると思います。

その人たちに目を向け、応援してくれる人を大切にすることで、自分が何のために行動しているのか、方向性が確かになっていくと思います。有名人や成功した人は、数々の批判に負けず、応援してくれる人の温かさを胸に、自分の信じる道を進んでいった人が多いはずです。

目を向けるべきは、批判ではなく、自分。そして、支えてくれる人たちです。アンチの人やを気にしないで、自分らしく生きるためにはどうしたらいいのか、分からなくなったときはぜひ下の記事を参考にしてみてください。人は人、自分は自分。それでいいのです。

アンチな人にやってはいけないこと

分かってもらおうとしない

自由

先ほども言ったように、アンチの人は放っておくのが一番です。自分を否定されて、悲しい気持ち、怒りたい気持ちになるのは分かりますが、自分を分かってもらおうとして、言い返してしまうと、火に油を注いでケンカになってしまいかねません。分かってもらおうとせず、批判は聞き流すくらいでいいでしょう。

アンチのアンチをしない

否定

「アンチのアンチ」という言葉があります。アンチをする人や否定意見を過剰に嫌い、アンチに対してアンチしてしまうことを言います。人を傷つけるようなアンチを見ると、非難したくなる気持ちは分かりますし、アンチをされた当事者であれば尚更、悔しい気持ちになり言い返してしまうかもしれません。

しかし、アンチの言葉に反応しすぎて自分も同じように暴言を吐いてしまうのは考えどころだと思います。アンチは、相手の反応を楽しんでいる場合もあるので、言い返せば、更に反論してくるかもしれません。そして、アンチのアンチをすることで、更にその場を荒らしてしまいかねません。

批判的な意見を見ても、「これはその人の考え方で、自分には関係ない」と割り切ること、そして寛大な心を持つことが大切です。「でも、すぐイライラして言い返してしまう」という人は、下の記事を参考にしてみるのも良いと思います。

自分らしく生きよう!

アンチの人の心理や、なぜアンチがなくならないのかについて説明してきましたが、いかがだったでしょうか。反対意見は、一概に悪いものではありません。反対意見から学ぶこと、気づかされることもあるでしょう。しかし、目的がずれて人を馬鹿にしたり、ただの悪口としか思えないようなアンチも存在します。

そんな風に悪意を向けられたら、とても悲しいし、悔しい想いをするでしょう。しかし、アンチはあくまでも他人の意見です。自分がどうしたいのかを決めるのは他人ではなく、自分です。アンチや批判を恐れて自分らしく生きられないのは、本来自分が望んだ生き方ではないはずです。

自分の人生は自分のものですので、アンチに流されることなく、批判されることを恐れずに、自分の望んだ人生を歩んでいけるといいですね。

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