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100均のガラスカッターの使い方|ガラスを切るコツや代用品は?

更新:2019.06.21

ダイソーなどで購入できる100均のガラスカッターの使い方や上手なガラスの切り方を知ることで、より手軽にガラスのパーツを使ったり、大きなガラスの処分をしたりすることができるようになります。ガラスを切るコツや代用品も紹介しているので、ガラスを切りたいという方はぜひご覧になって下さい。

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100均のガラスカッターの特徴は?

100均のガラスカッターの特徴①オイル式ではない

男性

100均のガラスカッターの特徴の1つ目はオイル式ではないことが多いことです。ガラスカッターにはオイル式でガラスカッターを滑らせると自動で油が引かれて切りやすくなるものと、カッターで力を入れて傷を付けていくものの2種類あります。100均のガラスカッターはオイル式でない、力を入れて切るタイプです。

力の入れ具合を調節しながらガラスを切っていく、という使い方が想定されているものなので、特徴を理解していないと使いづらく感じる方もいるアイテムです。しかし、裏を返せば上手な、もしくは適した使い方を知っていれば使いやすくなるアイテムとも言えます。

100均のガラスカッターの特徴②コツを掴んで切ることが大事

ガラス

100均のガラスカッターの特徴の2つ目はコツを掴んで切ることが大事ということです。100均のガラスカッター単体ではガラスを綺麗に切ることは難易度が高いです。しかし、コツを掴んでほかの道具も併用して賢く100均のガラスカッターを使うことで、より上手にガラスを切ることができるようになります。

また、何度も使って慣れていくことでガラスを上手く固定する方法やガラスを綺麗に切る工程のコツも自然と掴むことができるようになります。自分に合った100均のガラスカッターの使い方を押さえて何回も実践してみることも大切です。

100均のガラスカッターの特徴③厚いガラスには小さく砕くために使う

ガラス

100均のガラスカッターの特徴の3つ目は、厚いガラスには小さく砕くために使うということです。厚いガラスを綺麗に切ってパーツを作るための道具として100均のガラスカッターが適しているとはあまり言えません。厚いガラスは専用のカッターで切ったほうが綺麗に切れることが多いです。

100均のガラスカッターを厚いガラスに使う時には、ガラスにヒビを入れて割れやすくして何度か作業を繰り返しながら少しずつガラスを小さく砕いていくと良いでしょう。100均のガラスカッターは厚いガラスが最終的に割れるようにするためのきっかけ作りの道具として使えます。


100均のガラスカッターの特徴④真っ直ぐで薄いガラスを切る時向け

薄いガラス

100均のガラスカッターの特徴の4つ目は真っ直ぐで薄いガラスを切る時向けのアイテムということです。瓶のように曲がっているものではなく、真っ直ぐな表面で薄いガラスの場合は100均のガラスカッターを押し付けて引くことで少しずつ切っていくことができます。この場合はガラスのパーツを作るのも比較的簡単です。

100均のガラスカッターを使う時には、自分がどんなガラスを切ろうと思っているのか、どんな目的でガラスを切ろうとしているのか考えてみましょう。切りたいガラスに対して、どちらかというと薄いガラスを切る時向けの100均のガラスカッターが適しているかどうか考えることが大切です。

100均のガラスカッターの特徴⑤ダイソーで入手しやすい

お金

100均のガラスカッターの特徴の5つ目は、ダイソーで入手しやすいということです。数ある100円均一のショップの中でも、特にダイソーにガラスカッターがあることが多いです。100均の工具のコーナーにガラスカッターがあるかどうかチェックしてみましょう。

ダイソーの店舗によってはないこともあるので、店員の方に聞いてみて確認するのも大切です。限られた用途なら100均でもガラスカッターは使えるので、できるだけ工具にかかる費用を抑えたい方はダイソーを訪れてみましょう。

100均のガラスカッターでガラスを切る方法やコツ|必要なものは?

100均のガラスカッターでガラスを切る時に必要なもの①灯油

100均のガラスカッターでガラスを切る時に必要なものの1つ目は灯油です。灯油を引いてガラスカッターを使うことで、オイル式のガラスカッターと同じようにスムーズにガラスを切りやすくなります。100均のガラスカッターでも簡単にガラスを切っていくためにあると便利なアイテムです。


100均のガラスカッターだけでもガラスにヒビを入れていって少しずつガラスを切っていくことができますが、手早く作業を進めたい方は灯油との併用がおすすめです。

100均のガラスカッターでガラスを切る時に必要なもの②氷水と熱湯

氷

100均のガラスカッターでガラスを切る時に必要なものの2つ目は、氷水と熱湯です。温度が大きく違う水を2種類用意して熱湯はポットで沸かし、氷水はたらいに張っておきましょう。2種類の水はすぐ近くの場所に用意しておきましょう。温度差を利用することで、より効率よくガラスを切ることができるようになります。

やや用意するのに手間はかかりますが、100均のガラスカッターでも綺麗に立体のガラスを切るためにはとても重要なものです。ガラスをしっかり熱して冷やすことができるように、直前に準備しておくと良いでしょう。

100均のガラスカッターで円形のガラスを切る時に必要なもの③ガムテープ

100均のガラスカッターで円形のガラスを切る時に必要なものの3つ目は、ガムテープ、もしくはガムテープの芯です。ガムテープの芯の部分に円形のガラスを入れることで、ガラスを押さえながらかガムテープの芯を回してガラスカッターでガラスを削っていきやすくなります。

ガムテープの芯にガラスが入らなかった場合も、ガムテープの外周を利用してガラスを押さえながら回していくことで傷を入れやすくなります。またガムテープもガラスカッターと同じくダイソーで入手しやすいアイテムです。

100均のガラスカッターの使い方や切り方|ガラスを切るコツや注意点は?

100均のガラスカッターの使い方や切り方①灯油を付けて切る時の音に注意

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100均のガラスカッターの使い方や切り方の1つ目の工程ではカッターに灯油を付けてガラスに切り傷を付けていきますが、音に注意するようにしましょう。カッターの刃先に灯油を付けるとよりガラスを切りつけやすくなります。ガラスを切る時に、ギリギリギリ、といったような音がしているか確認することが大切です。

ガラスにカッターで傷を付ける作業をしているのに特に音がしていない時は、しっかりとガラスに傷が付いていないということになります。傷がない状態でガラスを割る工程に進んでしまうと予期せぬ割れ方をする危険があります。必ずガラスが削れているような音が出ているか、しっかりと傷が付いているか見聞きしてみましょう。

この工程でガラスに好みの場所に傷を入れることで、傷を入れた位置のあたりでガラスを切ることができます。綺麗なガラスの切り方をしていくためにも、ガラスカッターでの作業は念入りに行いましょう。

100均のガラスカッターの使い方や切り方②カッターの柄で叩いてから割る

100均のガラスカッターの使い方や切り方の工程の2つ目では、傷を付けたガラスの裏側をカッターの柄の部分で軽く叩いてから割っていきます。傷を付けた部分に沿って叩いていくことが切り方のポイントです。ガラスにヒビが入っていった場合はそのまま全てのガラスの傷にヒビを入れていきましょう。

ヒビが入らなかった場合は、もう一度ガラスカッターで傷を付けなおしてから軽くカッターの柄で叩きヒビが入るかどうか試してみましょう。ヒビがしっかりと入ったのを確認したら、ガラスの傷が入っている位置が作業机からはみ出すように調整します。そのままガラスの両端を押さえて上から力を加えて割りましょう。

この時にガラスの破片で怪我をしないように、顔周りや手の防護はしっかりとしておくと安全です。軍手や保護メガネなどはしっかりと装備しましょう。

100均のガラスカッターの使い方や切り方③円形の場合は温度差を利用

100均のガラスカッターの使い方や切り方の工程の3つ目では、ガラスが円形の場合、もしくはヒビを入れても上手くガラスが割れなかった場合に温度差を利用して切っていきます。ガラスカッターで傷を付けた時にガラスに塗布されている灯油はしっかりと洗い流しておきます。油がしっかりと希釈されたら、作業に入ります。

ガラスカッターで付けた傷に沿ってポットに用意した熱湯をかけます。やけどしないように注意してガラスの端を持っておきましょう。すぐにガラスを移動させやすくなります。ヒビが入っていったら氷水にすぐに漬けましょう。傷に沿ってガラスが割れたら成功です。

もし傷に沿ってまっすぐに切れなくても、後からガラス用のヤスリや砥石でしっかりガラスを削ることで切り口がなめらかになるように調整することもできます。

100均のガラスカッターの代用品は?

100均のガラスカッターの代用品①ガラス専用ノコギリ

100均のガラスカッターの代用品の1つ目はガラス専用ノコギリです。より専門的なアイテムにはなりますが、ガラス専用ノコギリを使うことで円柱など立体的なガラスを簡単にカットしやすくなります。切断したい箇所はテープを巻いてテープの上から目印をつけることで判別しやすくなります。

ガラスカッターと違う点は、工具単体だけでほかの工程を挟まずにガラスを切っていくことができることです。ガラス専用ノコギリを使う時には水をかけながら横向きに力を入れるようにして使うと綺麗にガラスを切りやすいです。

100均のガラスカッターの代用品②水と油と熱した金属の組み合わせ

100均のガラスカッターの代用品の2つ目は、水と油と熱した金属の組み合わせです。こちらはガラスカッターと違い、水が入る容器の形をしたガラスだけ切ることができます。ガラスの容器をカットしたい部分まで、中に水を入れます。ガラスの容器をボウルなどに入れて、ガラス内の水面と同じ高さになるまで水を入れます。

ボイル内の水に水面にまんべんなく浮くまで油を入れます。カッターの刃など、小さな金属をガスバーナーなどで高音になるまで熱したら、ボウルの油の浮いた水に金属の先端を入れます。油が跳ねるので気をつけましょう。急激な温度差によってガラスを切ることができます。

100均のガラスカッターを有効活用しよう

100均のガラスカッターの賢い使い方を知って、自分に合った用途に有効に活用しましょう。100均で手軽に手に入るガラスカッターだからこそ、より上手に使うことで値段以上に活躍させることができるようになります。自分にもできそうだと感じた100均のガラスカッターでの切り方を確認して、ぜひ実践してみましょう。

100均にはガラスカッター以外にも、工具をしまっておける工具箱があります。すっきりと収納しておくことでどの場所に工具があるか把握しやすくなり、作業に使う時にもすぐに取り出せるようになります。こちらの記事はダイソーなどの100均で手に入るおすすめの工具箱について紹介しています。ぜひご覧になって下さい。

またガラスカッターのほかに、100均で購入できる工具にはヤスリがあります。こちらの記事ではガラスカッターと同様にDIYによく使われるヤスリのうち100均のものは、どのようなものなのか紹介しています。コストを少なく工具を揃えて、より色々な作業をできるようになりたいという方はぜひチェックしてみて下さい。

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