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しめじの賞味期限・消費期限はいつまで?日持ちさせる保存方法も

更新:2021.06.24

しめじの賞味期限や消費期限はご存知ですか?しめじがいつまで日持ちするのか、知らない人も多いかと思います。今回は、しめじの賞味期限や消費期限がいつまでなのか、購入後と開封後に分けてご紹介していきます。後半では賞味期限や消費期限が切れたしめじの活用法などもご紹介しているので要チェックです!

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しめじの賞味期限・消費期限はいつまで?【購入後と開封後】

しめじは賞味期限・消費期限の記載がない

しめじを買った時、どこを見ても賞味期限や消費期限の記載がありませんよね。そのため、何日もつのか、どの状態なら食べられるのか、どんな様子になったら腐っているのか、判断は自分でしなければいけません。きのこ類は日持ちしないといわれていますが、実際いつまで大丈夫なのでしょうか?

しめじなどのきのこ類は、野菜と同じ生鮮食品に分類されるため、賞味期限や消費期限などの設定がありません。また、どこで買ったのか、保存方法はどうだったのか、陳列されて何日経っていたのか、条件によって期限は全く変わってきます。今回はスーパーで買った場合を想定して紹介していきたいと思います。

【購入後】しめじの賞味期限・消費期限はいつまで?

しめじを購入したあと、賞味期限は基本的には5日~7日程度になります。消費期限として、遅くても10日までには食べきるようにしてください。個人的には2、3日と思っていたので、予想以上に日持ちすると感じました。きちんと保存していれば、一週間は大丈夫と考えてください。

ただし、これは野菜室で冷蔵保存した場合になります。常温保存は傷むスピードが早まるため、きのこ類の保存には向きません。スーパーでは常温保存している場合もありますが、家庭では室内が高温になることもあり、菌糸が発生しやすくなります。他にも発酵食品の保存はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

【開封後】しめじの賞味期限・消費期限はいつまで?

しめじは冷蔵保存で一週間ほどもつとお伝えしましたが、それは未開封の状態の場合になります。では、開封した後のしめじはいつまで日持ちするのでしょうか。もちろんなるべく早く食べるのがおすすめですが、3,4日までを目安として考えて食べきるようにしましょう。

開封後のしめじの保存方法ですが、売られていたままの袋にそのまま入れておいても大丈夫ですが、できればラップに包んだり、ジップのついた袋やタッパーに入れたりしてから、野菜室で保存した方が日持ちしやすくなります。石づきは、つけたままにしておくのがおすすめです。

賞味期限切れ後のしめじは食べられる?見極め方のポイント

しめじは匂いで判断する


しめじを冷蔵庫に入れたまま日数が経ってしまい、食べられるかどうか判断に悩みますよね。一般的には、しめじが食べられるかどうかの判断は、匂いを確認するのが一番分かりやすいといわれています。新鮮なしめじは、きのこ独特の香ばしい匂いと、根本の石づきの部分からおが屑のような匂いがします。

反対に、腐ってきたしめじは酸っぱい匂いがして、鼻がツンとするほどキツイといわれています。そのように、あきらかにしめじの匂いがおかしいと感じたら、もったいないかもしれませんが迷わず捨てましょう。そうならないためにも、しめじを買ったら早めに食べるようにしましょう。

水分が出ているしめじはNG

しめじが食べられるかどうか、匂いの他にも判断材料はあります。それは、水分が出ているかどうかです。酸っぱい匂いがして、さらに水分が出てきてベチャっとしたり、ぬめりが出てくるようになったら、必ず処分してください。こうなってしまったら手の施しようがないので、決して食べないようにしましょう。

多少の水滴なら、そこまで心配する必要はありませんので、やはり匂いを嗅ぐことはとても大切です。しめじに限らずきのこ類は、購入したあとは調理するしめじも、保存するしめじも、水で洗うのはおいしさを保つためにも、劣化を防ぐためにもおすすめしません。

しめじに白いものがついても大丈夫

しめじを常温保存していたり、冷蔵庫の中で保存して日数が経ったりすると、しめじに白いフワフワしたようなものが付くことがありますよね。カビなのか心配になりますし、食べても大丈夫なのか気になると思いますが、実はあの白いものは害はありません。

あれは気中菌糸と呼ばれるもので、しめじが繁殖して子孫を残そうとした時の胞子になります。無害なためそのまま食べても大丈夫なものですが、どうしても気になる場合は、キッチンペーパーなどで拭き取ってからから調理すれば、問題なく食べられます。

白いフワフワした綿のようなものは、しめじだけでなく、他のきのこにも見られます。きのこは野菜ではなく、菌類に分類されるので、どうしても胞子ができてしまうんですね。ただし、緑色など色がついている場合は、胞子ではなく青カビの可能性があります。そのようなものが付いていたら、迷わず捨ててくださいね。

美味しいしめじの見極め方

水滴がついていない

しめじがスーパーに並ぶ時には、すでに数日経っていることがほとんどです。では、その中でもより新鮮なしめじを選ぶためには、どこを見ればいいのでしょうか?まず見てもらいたいのは、しめじが入っている袋です。時間が経っているしめじの袋には水滴がつくので、水滴のないものを選びましょう。

スーパーによっては、常温保存ではなく冷蔵保存している場合があります。その時は見てもらえば分かると思いますが、袋の中に水滴があるのが見られます。水滴がついていたから古いもの、とは断定できないので、次のポイントも確認してみてくださいね!


カサの部分に弾力がある

しめじの選び方ですが、次はカサの部分に注目してみてください。カサに弾力があるものは新鮮です。また、カサの開き具合が均一に揃っていると、より美味しいと言われています。ムラがあるものより、均一なしめじを選ぶようにしてみてくださいね。

また、カサの開き具合が均一に揃っているしめじも、より美味しいと言われています。カサの開きにムラがあるものより、きれいに揃っているものを選んでくださいね!カサの開き具合を見るのは判断が難しい!という場合は、もう一つの見分けも利用してみてください。

軸がしっかりしている

しめじの軸の部分も、スーパーで選ぶ時には見てください。軸の部分に弾力がなく、ふにゃっと柔らかくなっているものは、ある程度日数が経ってしまっている可能性があります。軸は太く、しっかり弾力のある方が新鮮なしめじです。以上を確認すれば、しめじ選びも楽になりますよ!買うときにはチェックしてみてくださいね。

以上3点をご紹介しましたが、これはしめじに限らず、他のきのこにも共通していえることです。より日持ちさせるためにも、新鮮なしめじを選べるよう、ぜひ参考にしてくださいね!

賞味期限が切れた後のしめじの活用法

賞味期限が切れた後のしめじの活用法①エビとバジル

しめじがまだ食べられる状態であることを確認したら、どのように活用すればいいのでしょうか。しめじの賞味期限が切れた後の活用法1つ目は、エビとバジルです。賞味期限の切れたしめじは、香りが落ちてしまいます。そのため、調味料など他で味付けを楽しむのがおすすめです。

エビとしめじとバジルの組み合わせはとても相性が良く、女性にも人気です。そのまま炒めるだけでも美味しいですが、パスタのソースとして使うととても風味豊かな一品になりますよ。賞味期限の切れたしめじは食感が落ちますが、それをプリプリのエビかカバーしてくれるので、ベチャっとならずに美味しく食べられます。

賞味期限が切れた後のしめじの活用法②ガーリックソテー


しめじの賞味期限が切れた後の活用法2つ目は、ガーリックソテーです。食感や香りが落ちてしまったしめじは、ガーリックでピリッと仕上げると美味しく食べられます。ガーリックチップは食欲をそそる香りがするので、夏バテで食欲が落ちた時にもおすすめですよ!

調理が簡単なのも嬉しいですね。食感が足りない場合は、ベーコンをカリカリに炒めてもいいですよ。ガーリックがない時は、こちらの記事で代用品を探してみてもいいかもしれません。新たなしめじレシピを試してみてくださいね!

賞味期限が切れた後のしめじの活用法③キッシュ

しめじの賞味期限が切れた後の活用法3つ目は、キッシュです。しめじはチーズとの相性もバッチリです。食感が落ちてしまったしめじでも、クリーミーなキッシュに入れることで、しっとりとした食感を邪魔することなく楽しめます。

キッシュの具といえば、ほうれん草やベーコンなどを思い浮かべると思いますが、実はキッシュは多様なアレンジができるんです。じゃがいもや玉ねぎなとはもちろん合いますが、トマトやしらすなどを入れても、とっても美味しいんですよ!それこそ冷蔵庫の余り物で大丈夫なので、ぜひ試してみてくださいね!

賞味期限が切れた後のしめじの活用法④スープなどの煮込み料理

しめじの賞味期限が切れた後の活用法4つ目は、スープなどの煮込み料理です。ある程度日持ちするしめじの賞味期限が切れてしまった場合、スープやシチューなど、煮込み料理にすれば食感や香りが落ちてしまってもカバーして、美味しく使うことができます。しめじは本当に万能ですね!

元々スープなどは、食感を楽しむ料理ではありません。また、しっかり煮込むことで、賞味期限が切れて衛生面が気になる人も、安心して食べることができます。しめじを炒めるか、煮込むか、しめじの状態を見ながらレシピを考えるのも楽しいですね。

賞味期限の切れたしめじは風味が落ちてしまうので、鶏肉やチーズなど、旨味成分がたっぷり含まれた食材を組み合わせて調理しましょう。どちらかというと、塩ベースや醤油ベースなどの薄味のスープより、カレーなどスパイスの効いたシチューの方がおすすめです。シチューの他の具材は、こちらの記事を見てくださいね。

しめじをより日持ちさせるための保存方法

①新聞紙で包む

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今日の冷蔵庫🍎 * * しめじの保存法🍄 * * 我が家の野菜室によくあるメンバーの一つでもあるしめじ👋 * * 炒め物や炊き込みご飯などはもちろん、ハンバーグのカサ増しとして刻んで入れることも多いです🍳 * * 使う予定があるときは、冷凍とかせずに使うことも多いですが、しばらく使う予定がないときなんかは、冷凍しちゃいます🐧💦 * * うちはだいたい一株丸々使うことが多いんだけど、もし中途半端に残ってしまった場合は、ラップに包んで冷蔵庫に入れて、3、4日で使い切ること☝️ * * なんでも、しめじは水気に非常に弱いので、キッチンペーパーで拭くぐらいがいいんだと💦 * * 以下、冷凍方法⏬ * * ①しめじは水で洗わずに、キッチンペーパーでサッと拭く。 * * ②石づきを切り落として、小分けにする。 * * ③ジップバックに入れて空気をしっかり抜く。 * * ⬆️こういう立体物?って、なかなかうまく空気が抜けないので、我が家はストローを使ってます💦 * * 布団圧縮袋使うみたいな感じで、中の空気を吸いつつジップ部分を閉める💨空気がうまく抜けないと、酸化の原因になりやすいので注意🙅‍♀️ * * ④冷凍庫のバッドの上で急速冷凍✨ * * 通常、買ってきたしめじは1週間ぐらいしか持たないみたいだけど、冷凍することで1ヶ月は持つのと、旨味成分が増しておいしくなる😋 * * なので冷凍保存はオススメ❤️ * * 今日は椎茸があるので、チーズと一緒にパパのおつまみにしようと思います🍄 * * #冷蔵庫#冷蔵庫収納#保存方法#セリア#100均#保存容器#暮らしを整える#暮らしを楽しむ#丁寧な暮らし#小学生ママ#お弁当#男の子ママ#女の子ママ#一年生#新一年生#料理は苦手#料理勉強中#つくおき#つくおき初心者#作り置き#週末ごはん#ワーママ#整理整頓#整理収納#保存食#持たない暮らし#晩御飯記録#作り置きおかず#野菜生活#ankoの野菜生活

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しめじをより日持ちさせるための保存方法1つ目は、新聞紙で包むです。先程もお伝えしたように、しめじは水分が苦手なため、なるべく水気を切って保存してほしいです。そのため、新聞紙で包んでからビニール袋などに入れると、より日持ちさせることができます。なるべく買ったらすぐにやってみてくださいね。

一週間ほど保存しておきたい場合は、新聞紙を時々替えるようにしましょう。そのままだと、水分を吸い取った新聞紙で傷みやすくなってしまいます。また、新聞紙で包む時は石づきは取らずに、そのままの保存で大丈夫です。

②冷凍保存

しめじをより日持ちさせるための保存方法2つ目は、冷凍保存です。しめじなどのきのこ類は、冷凍保存に向いていないと考えている人が意外と多いですが、そんなことありません。実は、しめじは冷凍保存にとっても向いているんですよ!

まずは石づきを取り、しめじを小分けにします。そしてフリーザーバッグに入れて冷凍します。この時に水分が含まれていると、劣化が早まったり風味が落ちたりしてしまうので、水分や汚れが気になる場合はキッチンペーパーでしっかり拭き取ってから保存しましょう。

冷凍保存はいつまで日持ちするか気になりますよね。購入した時の状態にもよりますが、基本的に2週間~1ヶ月は大丈夫です。冷凍したしめじは風味や栄養が凝縮され、とても美味しいですよ!調理する時は解凍せずに、冷凍してあるままの状態で使用しましょう。

しめじをより日持ちさせるための保存方法③干ししめじにする

しめじをより日持ちさせるための保存方法3つ目は、干ししめじにするです。干し椎茸はみなさんもよく聞くと思いますが、干ししめじはご存知でしょうか。冷凍よりもさらに栄養価の高い食材になりますよ!旨味も凝縮され、しめじを大量に買った時などにとてもおすすめの保存方法です。

やり方は簡単で、まずはしめじの石づきを取ります。そしてそれを重ならないように、ザルやカゴに並べます。3日間天日干しして、カラカラに乾いた状態になったら完成です。このようにしっかりと乾燥させた干ししめじでしたら、賞味期限がぐんと伸びて1年はもつと言われています。

干したしめじは密閉容器に乾燥剤と一緒に入れておくか、フリーザーバッグに入れて冷凍保存しましょう。調理する時は、干し椎茸と同じように水で戻します。戻した汁にも旨味や風味が出ているので、ダシなどで使ってみてくださいね!

しめじは正しく保存して早めに食べよう

しめじは賞味期限や消費期限の設定がありません。正しく保存して一週間程度もちますが、きのこ類は香りを楽しむためにも、なるべく早めに食べるのがおすすめです。しめじの他に、えのきの賞味期限などはこちらの記事がありますので、気になる人はぜひ読んでみてくださいね!

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