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コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別

更新:2019.06.21

ベースメイクで隠せない肌の悩みは、コンシーラーを使えば上手く隠すことができます。しかし、間違った選び方をすると色が上手く馴染まず、シミやクマ、ニキビ跡が隠せない場合も出てきてしまいます。コンシーラーの種類を見極め、正しい選び方を身につけるコツを身につけて、メイクをさらに美しく輝かせましょう。

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コンシーラーの種類は?

カバー力抜群!「スティックコンシーラー」

数あるコンシーラータイプの中で、もっとも使い勝手の良いコンシーラーです。スティック状なので、テクスチャは少々固めでのびにくいのですが、高いカバー力は見事なものといってよいでしょう。肌にしっかりとのる密着性が、ハリのある綺麗な肌をつくり出してくれます。

選び方としては、シミやクマ、ニキビ跡に悩む人にぴったりです。種類が豊富なので、自分の肌悩みによって色合いを選べるところも、よりスティックタイプのコンシーラーが愛されるポイントと言えます。また、口紅を塗る感覚で使用できるので、失敗が少なく抑えられます。

なめらかな使い心地が特徴的「リキッドコンシーラー」

なめらかな触感で、肌にもスーッとのびやすいリキッドタイプのコンシーラーです。のばしやすいため、コンシーラー初心者の方にもっとも好まれるタイプですが、カバー力がやや劣るのが難点といえるでしょう。選び方としては、コンシーラーを試したい人や初めて使う人、シミやそばかすを隠したい人におすすめです。

美しいツヤを表現する「クリームコンシーラー」

スティックとリキッドの間にあるような、クリームタイプのコンシーラーです。のびもよく、ツヤツヤと仕上がりカバー力もあるので、万能型なコンシーラーと言えます。肌タイプによる選び方としては、クマやシミ、ニキビ跡を隠すのに適しているタイプでしょう。

クリームタイプのコンシーラーは、商品によってはうるおい成分が豊富なものもあるので、乾燥肌の人はぜひチェックしてみてください。

細かなシミも見逃さない「ペンシルコンシーラー」

他のコンシーラーと比べると、あまり目にすることも少なく商品数も限られているコンシーラーです。その理由は、堅いペン先にありました。ペン状なのでのびることなく、ピンポイントのケアに向いているからです。選び方としては、小範囲のシミやクマ、ニキビ跡など、肌に自信がない箇所を隠す目的の方に向いています。

コンシーラーの色の選び方は相性を見極めよう

色

基本色には、それをカバーする「補色」というものがあります。補色は背中合わせとなる色に弱く、上からかぶせると色合いを隠せる傾向にあります。例えば青にはオレンジ系(橙)、赤には緑系など、互いと向き合っている色合いが補色となります。このことを基本とし、コンシーラーの選び方をチェックしていきましょう。

「コンシーラー」と聞くと、顔のメイクアップに使用するものというイメージが強いのですが、じつは唇を美しく引き立てる唇用のコンシーラーもあるんです。ぷるっとした誰もが憧れる唇を手に入れたいと思いませんか?より美しいメイクアップを求めている方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。

コンシーラーの色の選び方【シミ・そばかす】

シミを隠す時は少し暗めの色を選ぶのがポイント

メイク道具

コンシーラーにもさまざまな種類がありますが、シミを隠す時は密着性の高い硬めのテクスチャがおすすめです。お化粧は時間が経つとどうしても色合いが落ちていってしまうものですが、密着性の高いタイプのコンシーラーならしっかりとシミを隠してくれます。

一見、明るい色をのせればシミが飛ぶように見えますが、これは逆で暗めの色をのせてください。明るい色で部分的に飛ばすと、逆に不自然に仕上がってしまうからです。暗めの色をのせ、少しずつ肌になじませることでナチュラルにシミを隠せます。

細かなそばかすはペンシルタイプでピンポイントケア

メイクの準備

そばかすも部類的にはシミと同じなので、色合いは明るい色よりも肌より少し暗い色でのせていくようにしましょう。そばかすは、シミとは違い細かに広がる傾向が多いです。選び方として、ペンシルタイプのコンシーラーを使用しましょう。そばかすにのせやすく、仕上がりも自然に馴染むので試してみてください。

数あるコンシーラーの中でも、散らばるそばかすや色合いがまだらなシミに合わせてカラーを選ぶのは難しいと思います。奮発して高いコンシーラーを買っても、肌に馴染みが悪く失敗してしまっては意味がありません。

そんな時は、まずはプチプラのコンシーラーで自分の肌にあった色合いを掴んではいかがでしょう。自分にぴったりのコンシーラーを見つけたら、それを見本にして他の商品も試しやすくなります。以下の記事では、プチプラのコンシーラーを紹介しています。ぜひ参考にしていただき、自分にぴったりの化粧品を手にしてください。

コンシーラーの色の選び方【クマ】

うっすらとついた青クマには明るめのオレンジ系


メイク

目元を青く染める頑固な青クマには、明るめオレンジ系のコンシーラーを選ぶのがおすすめです。明るすぎない?と思ってしまうかもしれませんが、じつにナチュラルに青クマを隠してくれる有能なアイテムで、少量でもあっさりと青クマを隠してくれます。塗りすぎると明るすぎて逆に不自然になるので、調整は注意してください。

濃い黒クマのおすすめはパール色

パールカラー

深みのある黒クマは、色合いの選び方に注意が必要です。先程のカラーチャートを見て分かる通り、相対する色を見つけるのが難しいクマと言えます。基本は白ですが、その中でも明るめのパール色コンシーラーがおすすめです。光を与えることで黒色が飛ぶので、頑固な黒クマにも対応できます。

茶クマは種類豊富な同系色でカバー

茶色

クマの種類の中でも肌色に近い茶クマは、少々特殊な色の選び方ができます。濃い茶クマなら、補色の緑色でもカバーが可能です。しかし肌色に近い茶クマは、同系色であるイエロー系を使うと綺麗に馴染みます。茶クマの濃さによって使い分けてみてください。

コンシーラーの選び方だけではなく、同時に使い方もマスターすれば、よりお化粧が綺麗に仕上がります。そのためには、商品を見極める目と使い方のテクニックも必要ではないでしょうか。コンシーラーの色の選び方を学びながら、同時に塗り方にも気を配ってみましょう。

コンシーラーの色の選び方【ニキビ跡】

ニキビ跡の色合いにあった補色の選び方

コンシーラーなど

ひとえに「ニキビ跡」とくくっても、ニキビ跡にはさまざまな種類があります。ここで大切なのは、カラーチャートで補色を確認することです。赤ニキビは補色であるグリーン系がおすすめ、白ニキビはイエロー系でまとめてみましょう。とはいっても、イエロー系やグリーン系のコンシーラーは希少で数も多く販売されていません。

補色系のコンシーラーが見つからない時の選び方

コンシーラー

ニキビ跡にあった色合いが見つからない時は、ベージュ色を上手く使っていきましょう。赤みがかったニキビには、肌を明るく見せるライトベージュやイエローベージュを選んでみてください。逆に色素が沈着してしまったニキビには、肌になじませることができるダークベージュ系を選ぶのがおすすめです。

ニキビは肌荒れの一種のため、コンシーラーで厚塗りをすると悪化するのではないか?と思う人も少なくはありません。また、綺麗を求める女子ならば、お化粧をしながらニキビケアなんてできたら理想的ですね。そんな理想的なコンシーラーが、以下の記事から見つかるかもしれません。

コンシーラーの色の選び方【赤み】

赤みがかった肌はイエロー系で上手にカバー

色の確認

年齢を重ねると、どうしても肌状態が衰えてしまいます。その結果、赤み肌に悩まされる女性も少なくはありません。赤色にはイエロー系のコンシーラーを重ねてカバーしましょう。赤ニキビと同じく、ライトベージュやイエローベージュを中心に選ぶのがポイントです。赤みが抑えられ、ナチュラルな肌色に仕上がります。

選び方の裏技!どうしても隠れない赤みに試したい多機能パレット

イエロー系のコンシーラーを選んでも、赤みが消せない!そんな時に使用したいのが「マルチパレット」です。一色ではなく多数の色を重ねることで、自分の肌色や悩みにぴったりのコンシーラーが作れます。部分的に赤みの色合いが違うという人にも、愛用されるコンシーラーです。

コンシーラーのタイプはもちろん、選び方のコツを中心に紹介してきました。じつは、肌を美しく見せるコンシーラーだけではなく、唇をプルっとつややかに見せるコンシーラーがあることをご存知ですか?意外と知られていない、唇用のコンシーラーも調べた記事はこちらです。

コンシーラーの使い方を身につけよう

どんな種類のコンシーラーでも基本的な使い方は同じ

メイクアップ術

コンシーラーには、さまざまな種類やタイプがあり、肌状態によって選び方も異なってきますが、基本的な使い方は同じです。まず、第一に頭に置きたいのは「つけすぎ注意」ということです。コンシーラーはあくまで肌を綺麗に整えるためのものなので、つけすぎるとメイクのバランスを崩してしまいます。

シミ、クマ、ニキビ跡などに対し、つけすぎずちょんちょんと置いて少しずつ馴染ませていくことが大切です。あせらずメイクが浮かないよう気を付けて、ゆっくり色合いを馴染ませていきましょう。

ファンデーションの種類で変わるコンシーラーの順番

美が躍るメイクアップ術

パウダーファンデーション、リキッドファンデーション、クリームファンデーションと、ファンデーションの種類も多く存在します。コンシーラーは一見、どのファンデーションでも相性が良いように見えますが、ちゃんと使い方の順番があるんです。コンシーラーの選び方と一緒に使い方を覚えると、よりメイクが映えます。

ニキビ跡も隠すリキッド・クリーム系のファンデーション

メイクする女性

リキッドファンデーションや、クリームファンデーションなどテクスチャが柔らかなものでベースメイクをする時は、コンシーラーはファンデーションの後に使用してください。

リキッドファンデーションやクリームファンデーションは密着性が高いため、同じく密着性が高いコンシーラーを使うなら最後に使うようにしましょう。後に使うとファンデーションの上に浮いてしまい、馴染みづらくなってしまいます。

ふんわり柔らか肌!パウダー系のファンデーション

メイク中

パウダーファンデーションは少々特殊なふんわりとしたつき方をするため、ファンデーションを使う前にコンシーラーを使用するようにしましょう。数あるファンデーションの中で、なぜパウダーファンデーションのみ違うのか?それはテクスチャの違いにありました。

パウダーファンデーションはとても軽いため、テクスチャの重いコンシーラーを後に使うと重く残ってしまう場合があるからです。まずはコンシーラーを使って色を馴染ませ、包み込むようにパウダーファンデーションを使用すると美しく仕上がります。

化粧品の選び方一つでメイクアップの仕上がりも変わってきますが、肌をより美しく見せるには年齢に応じたメイクアップ法を身に着けることも大切なんです。では、プロのメイクさんも顔負けの、レベルが高いメイクアップ法とはなんでしょう?それは以下の記事で紹介しています。

コンシーラーの選び方を極め美しい肌で気分も晴れやかな毎日を過ごそう

コンシーラー

肌状態や肌悩みによってコンシーラーのタイプを変えるだけでも、化粧映えが変わってくることがわかっていただけたと思います。より美しく肌を彩りたい、コンシーラー選びに失敗をしたくないという人は、自分が持っている肌悩みにぴったりの色を意識して選ぶのもおすすめです。

肌の色合い一つ違えば、女子力にも磨きがかかり、周りに与える印象も変わってきます。コンシーラー選びを極め、周りに羨ましがられるようなメイクを完成させましょう。

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