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おしゃれでモダンな床の間の飾り方9選|花や掛け軸活用(収納)方法は?

更新:2019.06.21

床の間の飾り方は様々で、多種多様に活用できます。掛け軸や、お花や香炉を飾るのは勿論、収納スペースとしても使えます。とても便利なので、おしゃれでモダンに活用しましょう。伝統的な床の間にするのは勿論、モダンで自分なりのスペースを作るのもおすすめです。

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床の間の活用法とは?

床の間の意味

とは?

日本建築で座敷の上座の、ゆかを一段と高くした所。壁に掛け物をかけ、床に花・置物などを飾るところです。元々はとことは座する場所、寝る場所という意味があり、奈良時代には身分の高い貴族が座る場所を高くしていました。その後、自分より身分の高い方を迎える場所として定着しました。

武家の間で床の間が暇って行くうちに、どんどん豪華になってになり、その家の力を示す役割を担うようになりました。江戸時代に千利休が簡素簡略の聖地である「わび」の精神を重んじた「わび茶」を浸透させたことで、床の間の規模が縮小されたと言われて言います。

掛け軸やお花や収納やその他のスペース

お花

時の流れとともにその目的も変わっていき、飾り方も変わり、掛け軸や生け花や美術品を飾るスペースとなりました。現在は掛け軸を掛ける習慣が衰え、床の間すら省いて建築することもあります。しかし、家に床の間があるのであれば是非、伝統的に掛け軸やお花を飾ったり、収納スペースとしてアレンジしましょう。

現代のライフスタイルに合わせて、デザインや使出来るだけ狭い室内を有効に使っていきたいという現代の生活スタイルや住宅環境によって、床の間を取り入れない住まいも多いですが、たった一畳ほどの空間に季節の花を飾ったり、雛人形や鏡餅といった季節の行事に合わせて空い方をアレンジしている住まいも見られます。

まだ畳や床の間があるお家も多いのではないでしょうか。畳とインテリアをどうマッチさせていいか分からないという方も多いのでは。そんな時は以下の記事で畳のおしゃれなインテリア実例30選、和室におすすめの家具を紹介していますので、是非参考にして下さいね。素敵な部屋になること間違いなしです。

おしゃれな床の間の飾り方9選

香炉

床の間に飾るものでも多いのが香炉です。香炉とは、香料を加熱して、香りを発散させるために使う器のことです。陶磁器や金属や石材などで作られています。飾り方としては現代の物でいうアロマディヒューザーのようなものです。香炉を置くと、ぐっと床の間に和の息吹がかかり、素敵な雰囲気が出ます。床の間には必須です。


掛け軸

床の間に真っ先に飾るものといえば、掛け軸です。床の間に必ずあるといっても良いほど定番の物です。書や東洋画を紙で表装したものです。日本では床の間などに掛けて鑑賞し、「床掛け」と言われます。掛け軸があるだけで床の間がパっと華やぎます。貴重な初動や日本画を飾る場合が多いです。飾って雰囲気を出すものです。

ハレの空間である客間の一角に造られ、床柱、床框などで構成されていて、掛け軸、香炉、生け花(花瓶)は床の間の定番です。お花があるだけで床の間がぱっと華やぎ、とても風流で伝統の床の間が出来上がります。床の間の飾り方としてお花は基本的な要素です。色々な飾り方がありますが、掛け軸、お花、香炉が一般的です。

仏像

元来、仏家より出たものです。押板と棚に仏像を置いていたと言われ、伝わり仏画や仏具を置く床飾りが広まりました。仏像を床の間に飾ることは正しく、元々の要素です。絵画や観賞用の置物などを展示する空間で、芸術鑑賞と和室を飾り立てる重要な空間です。仏像を置いて厳格さを出します。是非、仏像を飾りましょう。

端午の節句(兜)

「邪気から身を守ってくれる」とされる兜や鎧を飾るのが慣わしとなり、家の中では精悍な華やかさと威厳を放つ「五月人形」や「兜」を飾られます。鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習です。男の子の節句である兜を飾ると豪華で伝統的な雰囲気の床の間になります。和室と床の間のある家は飾るのが普通です。

結納品


結納とは日本の伝統文化で、正式に婚約したと実感させます。伝統文化の重みも感じられる日本独自の伝統儀式である結納を行うことで、婚約がより公のものになります。こうした結納の結納品、結納金、書状、などの道具を床の間に飾るのは伝統的で由緒正しいやり方です。結納品を受け取ったら、飾り方は床の間が良いです。

盆栽

床の間の飾り方として盆栽を飾ると、掛け軸がより際立ち床の間が映えます。置く盆栽は日ごろから手入れされた美しく整えられた盆栽にします。展示数は奇数に揃えるのが基本です。似たような種類のものを近くに並べるとバランスが取りにくくなります。きちんと盆栽の理解を深め、飾り方は良い物にします。

破魔弓と羽子板

破魔弓と羽子板はお正月に男の子(破魔弓)と女の子(羽子板)飾るものです。無病息災と悪いことがよって来ないようにと願いを込めて、お正月に送る習慣があります。関東は1月7日まで、関西は1月15日まで飾ります。しかし、破魔弓と羽子板はそれぞれ3月と5月の節句の時にも飾ることが出来るので床の間を彩ります。

陶芸品

床の間を上手く活用すると、価値のある陶芸品を掛け軸の前に飾るとぐっと和の表情が高まります。飾り方は、生け花と一緒に飾るのも優美ですが、陶芸品と掛け軸だけでも十分映える床の間になります。思い入れのある陶芸品や、価値のある陶芸品を飾ると敷居も高まり、和室の床の間が一気に素敵な空間となります。

現代は床の間があるような家は少なくなってきました。そこで以下の記事ではオシャレな部屋の実例・画像20選を紹介しています。家具やレイアウトを決めるコツも紹介しているので、是非、参考にしてくださいね。

モダンな床の間の飾り方4選

モダンな床の間の飾り方①


床の間を現代的にリメイクして、机や棚にすると作業場のように改造することが出来ます。凹んだスペースにちょうど机や棚を作れるので収納出来、和室から洋室にする際、とても良い空間になります。自分なりの空間を作り床の間を活用しましょう。自分でリメイクしたモダンな空間は居心地よくおしゃれに過ごすことが出来ます。

モダンな床の間の飾り方②

床の間の活用方法と飾り方は、和室を洋室にリノベーションする時に、せっかくの床の間を潰すのはもったいないので是非アレンジして、棚を置くスペースなどにします。真っ白の壁に、真っ白の棚で美しくモダンなスペースが出来ます。写真やライトやお花など、キレイにデコレーションして配置すると更に魅力的に活用できます。

モダンな床の間の飾り方③

床の間の飾り方は、原型は残したまま、和と洋を融合させて「大正ロマン」のような和モダンなスペースにするととても素敵に床の間を活かすことが出来ます。花瓶や、薔薇の壺や、薔薇の椅子などを上手にレイアウトして優美な和モダンにしあげます。ミックスモダンにすると和室が異様に浮くこともなくお家になじみます。

モダンな床の間の飾り方④

床の間を完全に自分の部屋のスペースの一部として使います。お洋服や机や棚を置いて、オシャレに飾ると床の間だったのが分からなくなるくらい素敵に仕上がります。床の間の空間をモダンにリメイクすると、とても使い勝手のいいスペースになります。自分なりのデザインにして、床の間を飾るとテンションが高まります。

モダンに床の間を飾ると和室が素敵に生かされますよね。以下の記事ではかっこいいインテリア実例28選を紹介しているのでそれも参考にしてくださいね。男の一人暮らし部屋作りとメンズ家具も紹介されています。

物を飾る以外の床の間の使い方(活用方法)は?

床の間のおしゃれな使い方・活用方法:収納

床の間を収納方法として、とても素敵にリメイクされています。おしゃれに飾られながら収納スペースを確保され、上手く床の間の再利用をしています。使わず持て余しているのであれば、画像のように活用するとスペースの有効活用になります。

床の間のおしゃれな使い方・活用方法:テレビ

現代風の床の間の飾り方・活用の方法は、テレビを飾ったり、棚を置くことです。床の間のスペースはテレビを飾るのにぴったりな凹んだスペースで、収納が出来ます。現代家屋であれば、このように床の間を飾り楽しむことが出来ます。洋間にも違和感なく、なじみます。

床の間のおしゃれな使い方・活用方法:仏壇

床の間の使い方はとても様々で、ある意味自由自在です。仏壇を配置するのも床の間が一番最適で、設置スペースにも困りません。戸を閉めてしまえば、仏壇とは分からず、お客さんも呼びやすいですし、問題ありません。

素敵な和室をオシャレなインテリアで飾りましょう。和モダンは現代に合い、すごく素敵になります。以下の記事で和モダンも王替えアレンジ&リメイク20選を紹介しています。是非、参考にしてみてくださいね。

床の間のおしゃれでモダンな活用方法をしよう

床の間を日本本来の使い方をし、掛け軸やお花を飾り「和」の心を表現するのも良いですが、現代風の部屋にアレンジしたい時は是非色々試しましょう。収納スペースにしたり、机やテレビを置く方法が現代的でおすすめです。

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