ペットボトルを凍らせる方法!冷凍庫で破裂・膨張を防ぐために注意することは?
更新:2019.06.21
だんだんと日差しが強くなってきましたが、暑い夏は水分補給がとても大事です。 今回は、手軽で便利なペットボトルを凍らせる方法を紹介します。ペットボトルを冷凍庫に入れて出かける前に持っていくだけの方法ですが、凍らせ方や注意点を意識するだけでより美味しく安全に水分補給ができるので、是非試してみて下さい!
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INDEX
冷凍庫でペットボトルを凍らせる方法|膨張・破裂を防ぐ際の注意点は?
ペットボトルを凍らせる方法|膨張分の量をあらかじめ減らしておく
ペットボトルを冷凍庫に入れて凍らせると、膨張してしまうので破裂が心配になります。では、それを防ぐ凍らせ方にはどのような注意が必要なのでしょうか。
ペットボトルを凍らせると膨張・破裂してしまうのは、水分が凍るときの膨張率が1.1倍のため、単純に容れ物より中身が大きくなってしまうためです。よってその膨張分を減らしてから凍らせましょう。500mLなら約50mLを減らせば大丈夫です。
ペットボトルを凍らせる方法|凍らせる前に空気を抜いて破裂を防ぐ
飲料を入れて凍らせる前、ペットボトルを少しギュッと押して中の空気を抜いてから凍らせる方法がおすすめです。凍らせたときに液体と一緒にペットボトル内の気体も併せて膨張するため、こうしておくことで更に膨張・破裂を防ぐことができます。
なので、ペットボトルの中身を減らすのがどうしても面倒だという方は、凍らせる前にギュッと押してペットボトルがへこんだその状態のまま冷凍するのもいいでしょう。この「へこんだ状態のまま冷凍」という凍らせ方が大事です。何もせず買ってきた状態で冷凍するよりも破裂の危険性が低くなります。
ペットボトルを凍らせる方法|再利用は極力避ける
ペットボトルを凍らせる上で注意が必要な点は、通常のペットボトルに使われている素材は冷凍や再利用を目的として作られているものではないので、耐久性が低いことです。例えばコンビニでよく見かける凍らせた飲料は、冷凍用に作られた強度の高いペットボトルを使用しているため問題はないのです。
またペットボトルの口は小さく、洗っても細かい汚れや目に見えない雑菌が残っている場合があり衛生的にも良くありません。消毒したくても耐熱性がないので熱湯消毒もできません。そして何度も使えばそれだけ劣化していき、ちょっと落としただけで割れてしまうことがあります。
こうした危険性がある事から、凍らせたペットボトルは飲み終わっても極力再利用することは避けましょう。洗って次の日も使う、という方は最低でも1週間で新しいものに交換すると良いでしょう。ペットボトルを凍らせる冷凍庫内を綺麗に掃除して、清潔にしておく事も大事です。健康に関わる事なので特に気を付けたいですね。
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冷凍庫でペットボトルを凍らせる方法|凍るまでの時間は?
ペットボトルを凍らせる方法|500mLのペットボトルなら冷凍で約6時間
ペットボトルを凍らせる加減は難しいですが、大体の目安はあります。500mLのペットボトルなら冷凍庫で6時間ほどです。凍らせすぎてカチカチになったり、逆に冷凍時間が足りずにすぐぬるくなったりするため注意が必要です。
どのくらい凍らせるとちょうどいいのかは、飲料の種類やペットボトルの形状によります。また、冷凍庫の温度調節はご家庭で違うと思うので、初めてペットボトルを凍らせる場合は時々様子を見ながら凍らせましょう。持ち運び時間が長い場合は余分に時間をとることをおすすめします。
500mLなら前の日の晩に飲みたい飲料をペットボトルに入れて冷凍庫に入れて就寝すれば、次の日起きた時にはちょうどいい加減に凍らせたペットボトルを持っていくことができるので簡単で便利です。ペットボトルの容量による冷凍時間の目安は以下の表のようになるので、是非参考にしてみて下さい。
冷凍時間の目安
容量 | 500mL | 1L | 2L |
冷凍時間 | 6時間 | 8時間 | 10時間 |
冷凍庫でペットボトルを凍らせる方法|すぐ飲めるようにするには?
ペットボトルを凍らせる方法|凍らせ方は半分ずつ
凍らせたペットボトルは確かに手軽で便利な方法ですが、なかなか溶けず、飲みたい時に飲めないというデメリットもあります。友人はよくスポーツ飲料を凍らせて、運動後に飲んでいました。最初はとても味が濃くて美味しいのに、あとになるとスポーツ飲料味の水みたいと言って無理やり飲んでいたのを思い出します。
そんなときにおすすめなのがこの凍らせ方です。まず、500mLのペットボトルを用意して半分の量を別のペットボトルに入れ冷蔵庫に入れます。そして残った半量を斜めの状態にして冷凍庫に入れます。中身が完全に凍ったら、冷蔵庫に入れておいたもう半量を、冷凍したペットボトルに戻します。
【裏技】ペットボトルを効率よく冷やす方法この方法なら、すぐに冷たく美味しい飲み物が飲めます!なぜ斜めの状態で凍らせるのかというと、普通に凍らせるよりも斜めにした方が、冷蔵した飲料と冷凍した飲料が接する面が大きくなるため、冷たい状態がより長く保たれやすくなるからです。斜めにするスペースがない方はこの機会に冷凍庫の大掃除をするのも良いですね。
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凍らせたペットボトルの活用方法は?
凍らせたペットボトルの活用方法|保冷剤になる
凍らせておいたペットボトルを持ち歩いていれば、保冷剤代わりにもなります。保冷剤を入れてくれるお店は多いですが、中には品物に対して保冷剤が少なすぎたり有料だったりしますよね。そんな時にも保冷剤の代わりになってくれる凍らせたペットボトルが活躍します。水分補給だけではない、便利で一石二鳥な方法です。
例えば、街を歩いていて冷蔵・冷凍ものをつい衝動買いしてしまったが、保冷剤もないし家まで遠い!という時も、凍らせたペットボトルがあれば安心です。一緒に入れておけば冷たさを保ってくれるので腐る心配もありません。夏場は特に食品が短時間で傷みやすいので持ち歩いていれば役に立つことも多いでしょう。
凍らせたペットボトルの活用方法|熱中症対策として
暑くなると海や山のレジャー、子供の部活やスポーツの遠征など炎天下で活動することが増えます。毎年熱中症で病院に運ばれるニュースを目にすることも多いですよね。ペットボトルを凍らせておけば、熱くなった体に当てて冷ましたり、水分補給したりと熱中症対策になるのでいざという時すぐに使えます。
体を冷やすのは特に重要で、凍らせたペットボトルにタオルを巻いておけば程よい冷たさと水分がタオルに伝わり、それで体を拭いてあげることで体の熱を取る効果があります。近くにタオルや水道がない場合もあるので役に立つと思います。熱中症は屋外だけでなく部屋の中でも起きるので十分に気を付けましょう。
凍らせたペットボトルで快適・便利な夏を過ごしましょう!
上手にペットボトルを凍らせる方法や注意点を紹介してきました。凍らせたペットボトルには様々な活用法があることが分かりましたね。いつもスーパーやコンビニで買っていると、月にかかるお金は結構高額になります。自分で用意すれば、出先で飲み終わったらペットボトルを捨てて帰ってくることができるのも嬉しいですね。
筆者も夏場はコンビニや自動販売機で気軽にお茶やジュースを買っていましたが、節約のために家で4Lのやかんにお茶を沸かして、それを飲み終わって洗った500mLのペットボトルに入れて、寝る前に凍らせていました。ジュースや珈琲も同様に、スーパーで大容量の安いものを購入し、ペットボトルに入れて凍らせます。
夏場は1日2,3回お茶やジュースを買うことが多かったので、この方法に切り替えてからかなり節約になりました。500mLのペットボトル1本でも、平日毎日購入していれば月に約3000円ほどになりますよね。また、例えばお茶は葉っぱを選べるので、市販のお茶を買うよりも種類が多く味に飽きないのでおすすめです。
麦茶・緑茶・ほうじ茶などたくさんの種類を気分によって沸かして持っていけるので、仕事中にも良い気分転換になります。昼食が脂っこい日は烏龍茶や減肥茶といったように用途に合わせて変えたりもできます。ペットボトルを凍らせるこの方法、凍らせ方などの注意点をきちんと考慮した上で活用し、快適な夏を過ごしましょう!
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