洗濯機が回らない故障の原因と対処法は?脱水でパルセーターが壊れた時も
更新:2019.06.21
今回は、「洗濯機が回らない故障の原因と対処法」についてご紹介していきます。脱水でパルセーターが壊れた時や洗濯槽が壊れて脱水できない時など、どうしたらいいのか、という事をこれを見れば一目瞭然です。ドラム式などについても見ていくので参考にして下さい。
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INDEX
洗濯機・洗濯槽が回らない故障の原因は?
洗濯機・洗濯槽が回らない故障の原因①洗濯の時
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一番考えられる原因として多いのが、「洗濯機の中に衣類を入れすぎている」事で回らないという事です。使用中にカラカラという音が聞こえ、回らないのであればよりその事が濃厚になります。洗濯ネットを使用している人も多いと思いますが、洗濯ネットを使用すると気付かないうちに大量の洗濯物を詰め込みすぎるものです。
洗濯ネットに入れた洗濯物というのは、ある意味塊です。その塊が動けば洗濯槽の傾きに繋がる事は目に見えています。また、洗濯物の詰め込みすぎはそれだけ洗濯槽のバランスが崩れる直接の原因になるものですので、洗濯機が動きだしてさらに水を吸えばさらに重みを増した洗濯物になる事で余計にバランスを崩すのです。
洗濯機・洗濯槽が回らない故障の原因②脱水の時
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脱水がうまくいかない時の原因として考えられる事は、排水が上手くいっていない事にあります。排水口部分に大量の糸くずや繊維くずなどが詰まっていると必然的に脱水時、排水できないという事にもなってしまいます。また、洗濯機本体に原因があるという事も考えられます。傾いた場所に設置されていれば上手く動作しません。
蓋がきちんと閉まっていなかったり、センサーが誤作動する事による蓋が閉まっていないと機械側が判断する事で運転を止めているという事もありますので故障するポイントを一つ一つ点検するというのも効果的な方法です。ここに、洗濯ネットについての記事がありますので使い方を今一度理解しましょう。
洗濯機・洗濯槽が回らない故障の原因③給水・排水の時
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洗濯時に給水や排水時にエラーが出るという場合には、大抵が蛇口がきちんと開いていないという事が原因である事がほとんどです。閉まったままの場合にももちろんエラーが出ます。たまに、排水口に糸くずや繊維くずが詰まっている場合に排水できない、というエラーが出る事がありますが、それらを取り除きましょう。
それらを取り除いても給水、排水できない、という場合には、故障が考えられますのでその場合にはきちんと修理を考えた方が良いでしょう。
洗濯機・洗濯槽が回らない時の対処法は?
洗濯機・洗濯槽が回らない時の対処法①洗濯物を入れすぎている場合
洗濯している時に、洗濯できない、回らないとエラーが出ている場合には、原因が洗濯物の詰め込みすぎによるものだとはっきり判断できる場合には、一気に洗濯せずに、数回に分けて洗濯するなどの対処が必要となります。洗濯槽の約7~8割を目安と考えて洗濯すれば、問題ない量だと判断できます。
また、洗濯ネットを使用する場合には、ネットにパンパンに詰め込まない、という事を心掛けて下さい。そして、複数のネットに分けて入れるというのもポイントです。適量ずつに分けてネットに入れる、という事は、詰め込みすぎを防ぐ事ができるというだけでなく、洗剤がきちんと行き渡るようにするポイントにもなります。
汚れが落ちやすくなるというメリットもありますので、特に小さなお子さまがいるというご家庭で食べこぼしや靴下などの泥汚れがあまり落ちていない、という場合には、もしかするとこの事が原因かもしれません。これを改善すれば、その問題も解決する可能性も高いと言えますのでぜひ、確認してみて下さい。
洗濯機・洗濯槽が回らない時の対処法②設置場所やパルセーターや排水の場合
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洗濯物の量を調節しても問題が解決しない場合には、洗濯機本体や周辺の状態を確認してみて下さい。もし、設置場所に問題がある場合には、凸凹していたり、傾いていたりすればその事が原因である可能性も極めて高いと言えます。また、パルセーターに異物が挟まっている事も原因の一つとして考えられます。
多いのが小銭や小さなおもちゃ類です。その場合には工具などを使用してパルセーターを慎重に取り外して異物を取り出しましょう。その際、注意が必要なのがコンセントを抜いて実行するという事です。感電の危険性も出てきますのでこの事はきちんと守りましょう。パルセーター自体が壊れている場合には新品に交換が必要です。
排水口の詰まりが原因の場合には、排水口専用の洗剤で掃除するというのも効果的です。1ヶ月に一度、定期的に行う事で洗濯機が回らないなどの故障の原因を事前に防ぐ事ができます。洗濯槽の掃除というのも効果が期待できますので、ドラッグストアなどで手軽に購入できる洗濯槽用クリーナーで定期的に掃除しましょう。
洗濯機・洗濯槽が回らない時の対処法③上記以外が原因で壊れた場合
今まで紹介してきた故障の原因であれば、自分で対処する事が可能な事も多いです。しかし、それらを改善しても直る気配がない場合には、修理が必要となる可能性が高いと言えます。メーカーに修理を依頼する場合には、修理代は高くつきますが、その他にも事前に改善した方が良い事を教えてくれる可能性もあります。
また、保証期限内であれば修理を依頼しても無料で行える場合もありますので連絡する際に必ず聞かれるエラー番号や洗濯機の型番を事前にメモしておきましょう。保証期間外であった場合には思った以上に修理代が高くついてしまう可能性もありますので、その場合には、使用年数や購入価格を考慮して買い替えを検討しましょう。
古い洗濯機であれば、廃盤になっているものは部品などもない場合も多いのでその際には買い替えが必要となる事もあります。部品の取り寄せにも時間もお金も掛かってしまいます。ここに、買い替えの時に目安となる事をまとめてある記事がありますので、この記事を参考に検討してみて下さい。
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ご存知の方も多いと思いますが、ドラム式の洗濯機の場合には埃詰まりが原因で回らない、という事が多く報告されています。それも、ドラム式の洗濯機の場合には、排水口自体が埃で詰まってしまうという事も多いうえに、修理を自力でするというのは無謀な事も多いのでドラム式が回らないという場合には修理の依頼が無難です。
洗濯機のパルセーターの交換方法は?
パルセーターはネットでも簡単に購入できる
パルセーターというのは、洗濯機の底部分にある円盤状の部品の事で、これが回らないという事になるときちんと洗濯ができていない、という事にもなります。その為、パルセーターを交換する必要があります。基本的に、メーカーに修理を依頼した方が良いのですが、やはり出張費などを考えると自分で交換した方が安く済みます。
パルセーターは、ネット通販などでも取り扱いがあるので手に入れる事は比較的簡単です。部品自体もパルセーターとネジのみですので交換はそんなに難しくはありません。交換する時のコツは、ネジを外して古いパルセーターを外す際には、真っすぐ上に取り外す事です。そうでなければ外れません。
裏を見てもらえれば、金属部分がかなり傷んでいる事が多いです。錆びていたりする事が原因で劣化して回らない事も多いのです。やはり洗濯機の使用頻度が高いご家庭などではそれだけ金属部分の摩耗が激しくなるというのは仕方のない事です。それが原因で回らないという事も多いと言えます。
自分で交換すれば5,000円弱で済む
メーカーに修理を依頼すれば、出張費なども含めると約2万円ほど掛かるようです。しかし、部品自体は5,000円ほどですので自分で交換した方がコストを抑える事ができるのは目に見えています。パルセーターというのは、洗剤のカスが残ったままになっていたりするとそれだけ錆びの原因にもなってしまいます。
その為、工具さえあれば定期的に取り外して汚れを落としておきたいものです。しかし、慣れていない人が扱うと故障の原因にもなってしまうのでその点だけは覚悟のうえで扱うようにしてくださいね。場合によっては、ドライバーではなく10円玉を使って取り外す事も可能なようです。
交換時期は早くて3年ほどで少なくとも7年で経年劣化を起こす事があるようです。パルセーターが原因である場合には、これを交換するだけで解決する事も多いので試してみる価値はあると思います。この時コンセントは必ず抜いてくださいね。パルセーターの洗浄におすすめのオキシクリーンについての記事を参考にして下さい。
洗濯機が回らない原因はまずは自分であれこれ試してみる
今回は「洗濯機や洗濯槽が回らない原因や故障の際の対処法」などについてご紹介してきましたがいかがでしたか?洗濯機が壊れた、回らないという場合には、自分で解決できる事も多いというのも事実です。その為、まずは自分で解決できる策を模索するというのもポイントです。
洗濯機というのは、縦型やドラム式など洗濯機の種類によっても対応の仕方は変わってきますので、洗濯機の型によって正しい対処法を行いましょう。そして、できるだけ自力で解決する術を身に着けるという事も大事な事と言えます。注意点をしっかり守りながらの対処法が功を奏します。
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