カニサボテン(カニバサボテン)の育て方は?植え替え/剪定/手入れ
更新:2019.06.21
最近、観賞植物の中でも人気のあるサボテンですがカニサボテン(カニバサボテン)という名前のサボテンがあるのをご存じでしょうか?見れば見るほど綺麗でかわいいカニサボテン。育て方や増やし方、植え替え時期そして手入れの方法などをご紹介いたします!
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INDEX
カニサボテンってどんなサボテン?
カニサボテンとは葉がカニのハサミの形をしてるサボテン!
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サボテンというとほとんどの方が丸くてトゲトゲした形をイメージするかと思いますが、今回ご紹介するカニサボテン(カニバサボテン)は葉がカニのハサミのような形をしている事から、カニサボテン(カニバサボテン)という名前がつけられたサボテンなんです。
そして、サボテンというと乾燥した気候、地域の砂漠などをイメージするかと思いますが、カニバサボテンはブラジル原産の多肉植物でシャコバサボテンというサボテンと同じ種類の植物です。もともと標高が高く、気温の低い場所で生息しているので寒さに強く開花時期は2月頃。下に垂れるように花を咲かせます。
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カニサボテンというサボテンをご存知でしょうか?名前のとおり、葉がカニのハサミのような形になっているサボテンです。カニサボテンは高温に弱い性質があって、ちょっと育て方が難しいい印象があります。カニサボテンは気温が28度を超えると、とたんに弱まってしまうんです。夏場などは涼しい場所に移すようにし、土の表面が乾いてきたら水をたっぷりとあげます。カニサボテンは花も咲かせてくれます。カニサボテンが花をつけるのは12月から3月くらいの寒い時期。赤やピンク、オレンジといった非常に鮮やかな花を咲かせてくれます。 引用元:カニサボテンの育て方
カニサボテンはカニバサボテンとも呼ばれています
カニバ(蟹葉)サボテンともいうそうです。一度聞いたら忘れられないユニークな名前に、寒い冬に色鮮やかな花を咲かす事が出来るなんてますます魅力ですね。トゲが付いているサボテンとは違い、葉がカニのハサミのような形からカニサボテンの名前がつけられたようですが確かにカニのハサミみたいでかわいいネーミングです。
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ピンク色の花がカニサボテン(カニバサボテン)の花。隣にはアマリリスの花が咲いていますが、アマリリスよりも大きくて素敵な花を咲かせていますね。サボテンはあまり花を咲かせないのでたくさんの花を咲かせるサボテンは少し珍しいかもしれません。
カニサボテンには仲間がいる!
カニサボテンには何種類かの仲間のサボテンがあり、葉の形が似ている事から他のサボテンに間違えられやすいみたいです。いくつかの仲間のサボテンをご紹介します。
シャコバサボテン(デンマークカクタス・クリスマスカクタス)
こちらはシャコバサボテンと呼びます。カニサボテン(カニバサボテン)の仲間のサボテンですが「シャコのような葉っぱのサボテン」からこのように呼ばれています。シャコバサボテンは12月に花を咲かせるので別名クリスマスカクタスと呼ばれていたり、デンマークカクタスとも呼ばれているそうです。
イースターカクタス
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こちらはイースターカクタスと呼びます。2つの花の形とは若干違いますが同じ仲間です。名前の由来はイースターの頃に咲くので、このように呼ばれています。また、花びらの先が尖っているのでホシクジャクとも呼ばれているそうです。ダイソーなど100均で観葉植物を買うこともできます。下記の記事もご参考ください。
カニサボテンの育て方
管理のポイント
カニサボテン(カニバサボテン)はシャコバサボテンと同じ育て方で問題はないそうです。綺麗な花を咲かしてくれるカニサボテン(カニバサボテン)ですが、育て方として水やりのタイミングや気温管理、増やし方などといった管理のポイントがあるようなのでご紹介したいと思います。
水の与え方
基本は、「土が完全に乾いたら」たっぷり水をあげる事。表面だけでなく、土の中も乾いている事がポイントです。しっかり乾いていない状態で水をあげてしまうと土の中に水が残ってしまい、根腐れの原因になります。
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夏場などは比較的たっぷりめに水をあげますが、土の乾き具合を目安に一週間から10日に一回、たっぷり与えるという手入れが良いようです。暑い時期などは、ついつい水をあげたくなってしまうものですが、夏季の水の与えすぎは禁物です。また冬場のカニサボテンの育て方は、土の表面が乾いたなぁと思っても、数日待ってから水を与えます。こうすることでカニサボテンの根腐れを防ぎます。 引用元:カニサボテンの育て方
夏場と、冬場で水のあげ方が変わってきます。その季節に合った方法で水をあげる事が元気に育てるポイントですが水をあげていても元気がないなと感じたら、水の代わりに液体タイプの肥料をあげてみる事も手入れ方法の一つです。
ただし、肥料を与えるのは4月から6月まで。それ以外の月は与えなくても問題はありません。置き肥をしている場合は7月に忘れずに取り除いてください。
育て方
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カニサボテン(カニバサボテン)は暑さに弱い為、夏場は風通しの良い涼しい日陰に置くようにします。育て方として注意する点は、環境の変化に弱い為頻繁な場所の移動は控えるようにしましょう。
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カニサボテンは環境の変化に弱い植物ですので、手入れや差し替えには注意が必要です。準備する用土には、排水に優れた通気性の良いものを使います。カニサボテンノ置き場としては、夏場は涼しい場所におき、冬場は凍らない寒すぎない場所で管理しましょう。 引用元:カニサボテンの育て方
冬場は、温かい室内で管理をします。蕾や花が咲いている場合は明るい場所で育てます。5℃程度の低温に当たっても寒さに強い植物なので株自体が枯れる事はありません。
夏場は涼しい場所。冬場は凍らない寒すぎない場所。そして排水に優れた通気性の良い土の使用が大事なんですね。育て方の一つとして覚えておくといいかもしれませんね。
害虫や病気などの手入れ方法
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植物を育てる時に気をつけるのが、病気や害虫ですが、病気にかかったり害虫などの心配はありません。ただし、手入れで気を付けるのが梅雨の時期やジメジメした環境になると、ナメクジなどの虫がついてしまいます。とくにナメクジは新芽などを食べてしまいますので見つけ次第、駆除をしましょう。
夏の時期は蚊が出てきて嫌なものですよね。そこで、蚊取り線香などを使うのも良いですが、虫よけハーブを使うという方法があります。下記の記事で、虫よけに効く植物が紹介されていますので、こちらも参考にしてみてくださいね。
カニサボテンの手入れと剪定方法は?
剪定には葉摘みと芽摘みがある
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植物を育てていく中で手入れとして剪定作業はとても大事です。剪定する事で枝葉の生長を促進させたり、葉の風通しが良くなる事で病気や虫から守る効果があります。カニサボテン(カニバサボテン)は春に葉摘みを秋に芽摘みを行います。
葉摘み
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摘葉は茎節の分枝を促し、茎節数を増やし、花を密集させて咲かせるために行います。芽摘みは株全体を一斉に開花させるために芽摘みを行うのです。 春の摘葉と違って、新芽だけを摘むのが秋の芽摘みです。 引用元:シャコバサボテンの栽培
葉摘みというと難しく感じるかもしれませんが、葉摘みは「葉っぱを摘み取ること」です。花を咲かせる葉の葉摘みをする事で、余計な新芽を生長させない効果があります。綺麗な花を咲かせる事の出来るポイントの一つです。
実は方法もとても簡単です。春や秋の気温が10℃以上の日に行います。新芽の生え際から葉3枚分を残しそこから葉の先を摘み取ります。その際、全体のバランスを見ながら葉摘みを行いましょう。
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摘葉の方法 摘葉は節のところを、ひねって摘み取ります。 先端の茎節1~3節を摘み取ります。この時、茎節が成長した様子を想像するといいでしょう。 「摘葉した状態から茎節が2、3節伸びる、そこに花が咲く」というイメージで行います。あまり無理して摘むと、 株自体を傷つける場合もありますので、慎重に行って下さい。また株が古くなると 茎節が固くなります。このような場合はハサミなどを使うとよいでしょう。 引用元:シャコバサボテンの栽培
芽摘み
8月下旬から9月上旬の新しい葉がついてしまうと花芽がつかなくなってしまうので、この時期に出た新しく出た葉はひねって摘み取ります。この作業を「芽摘み」と言います。
摘み終わった後は水やりを控え、2週間ほど経った後普段と同じように育てます。一見難しく感じる摘葉と芽摘みですがやり方は簡単なので綺麗な花を咲かす為に是非挑戦してみてください。
サボテンが腐ってしまった時や、子株から増やしたい時に「胴切り」をする方法があります。詳しい方法が下記にありますので、こちらもご一読くださいね。
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カニサボテンの植え替えの仕方は?
植え替えに必要な道具と方法のご紹介
植え替えの時期は4~5月の間。鉢植えで植物を育てていくのに植え替えはとても大事な作業の一つです。成長した植物は植え替えをしないと鉢に根が一杯回り、根の成長が止まってしまい根詰まりをおこしてしまいます。
必要な道具
- サボテン用の培養土(または多肉植物用の土)
- 今使っている鉢より一回り大きな鉢
- 鉢底石(または軽石)
- 鉢底ネット
- ハサミ
- ピンセット
- 割り箸などの棒状のもの
- 新聞紙またはビニールシート
植え替え方法
- 新聞紙またはビニールシートを敷く
- 新しい鉢に鉢底ネットを敷きその上に鉢底石をかぶせる
- 新しい鉢の1/3までサボテン用の土を入れる
- 鉢から根についた土が落ちないよう株を取り出す
- 植物に付いている土を手で丁寧に落とす
- ハサミやピンセットを使って痛んでいる根を切る
- 新しい鉢の中心にカニサボテンを置き、周りに土をかぶせる
- 割り箸を使い土が均等に広がるように仕上げる
道具なども100円ショップで手に入りますし、作業自体も難しい事もなく簡単なので初めてでも安心して植え替えができます。ただ注意するのは「植え替え後直後の水やりはNG」という事。植え替えでダメージを受けているのですぐに水をあげると根に負担がかかってしまいます。植え替え後は1週間ほど水やりは控えましょう。
3年でここまで大きく育ったそうです。植え替えすることで大きく育てる事もできるので、植え替えの作業を怖がらずに挑戦してみてください!
増やし方(挿し木)
実はカニサボテン(カニバサボテン)は「挿し木」という増やし方の方法があります。増やし方はとても簡単です。葉摘みをした時、摘んだ葉の中で元気な葉を選び選んだ葉を土に挿します。すると何日かすると新しい芽が生え新しい苗として育てる事が出来ます。増やし方は以上です。
はじめは鉢に植えられているのを買ってきて、育てるのに慣れてきたら挿し木という増やし方でチャレンジしてみてはいかがでしょう?小さな苗から育てると、とても可愛く愛着が湧いてきますよ。下記では100均のサボテンを12選ご紹介していますので、こちらもご参考ください。
カニサボテンの育て方をマスターして綺麗なお花を咲かせよう
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植物には癒しの効果があります。とてもかわいらしい姿に、綺麗お花を咲かしてくれるカニサボテン(カニバサボテン)。育て始めは慣れるまで大変かもしれませんが愛情をかけて手入れをした分ちゃんと返してくれる事でしょう。愛情をたくさん注いで綺麗なお花を咲かせて下さいね。
サボテンのおしゃれなインテリアの実例もあります。かわいいサボテンを育てたら、部屋のコーディネートにもこだわってみてはいかがでしょうか?下記の記事もご覧ください。
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