すぐ否定する人の心理11選!否定ばかりする人との特徴&付き合い方も
更新:2019.06.21
会社の上司など毎日顔を合わせる人がすぐ否定する人だと、やりづらさを感じ、悩みに繋がりますね。否定する人の心理は、一見、傲慢に思えますが思っている以上に繊細なものです。相手の気持ちが分かれば、否定されても少し余裕を持てるかもしれません。この記事では、否定する人についての特徴や対処法もご紹介しています。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
INDEX
すぐ否定する人・否定から入る人の特徴5選
すぐ否定する人・否定から入る人の特徴①:思い込みが激しい
固定観念が強い事や自分が正しいという思い込みが強いと、自分が受け入れられない事はなんでも否定するようになります。色々な意見があり、これが正解というものも本来ないのですが、思い込みが激しいと自分が信じてきた事以外は認める事が出来ません。
自分の意見が絶対的だ!という傲慢なタイプもいますが、本人は、相手を否定しているつもりはなく、ただ自分の意見を述べているだけだと思っている事もあります。それが受け取る側から見ると、すぐ否定する・なんでも否定するという捉え方になってしまうのですね。
すぐ否定する人・否定から入る人の特徴②:協調性がない
会議などビジネスの場では、様々な意見を出し合う事やハッキリと意見する事が求められますね。ですが、コミュニケーションは正しさを競うものではありません。すぐ否定する人・否定から入る人は、正しさに重きを置いて相手と接しています。
本当はこうだけど、相手の事を思って言わない方がいい発言というのもありますよね。ですが、すぐ否定する人にはその気持ちを理解し、フォローするという発想があまりありません。特に集団では、それぞれが譲れる所は、空気を読んでコミュニケーションとるという事も必要となります。
ですが、すぐ否定する人・否定から入る人はそのような気遣いや空気を読む事よりも正しさや自分の気持ちを優先して言動するため、協調性がない事が多いです。以下は協調性についての記事です。協調性の無さは、なんでも否定する事だけに限りません。協調性の無い人との接し方に悩んでいる人は合わせて参考にしてみて下さい。
RELATED ARTICLE
LIFE > 人生・生き方 2019.06.21協調性の意味や言い換え|協力性の長所となる具体例やエピソードとは?
すぐ否定する人・否定から入る人の特徴③:不安が強い
不安というのは、未知のものに対して芽生えます。自分が分からないため不安になるのですね。そのため、不安が強い人は変化を恐れています。自分の考えてきた事・してきた事と違うものが出現した時に、咄嗟に拒否反応が出るのです。
不安の強い人は、自分を信じられないため、自分の考えを否定して全て相手の考えを任せるか、相手を信じられないため、相手の意見を取り入れずなんでも否定して自分の思い通りに事を進めようとするかのどちらかに偏りがちです。
すぐ否定する人・否定から入る人の特徴④:僻みっぽい
否定する人は、僻みっぽい性格であることが多いです。嫉妬心があると、どうしても相手を否定してしまうようになります。嫉妬というのは、自分は損をして、相手が得をしていると思い、負けていると感じた時に芽生えます。
嫉妬という感情は屈辱的であるため、出来れば感じたくありません。そのため、少しでも自分が優位に立てるよう、あら探しをして相手を否定してしまいます。あら探しをするためには、ここはダメ!そこもダメ!となんでも否定する接し方になります。
すぐ否定する人・否定から入る人の特徴⑤:負けず嫌い
すぐ否定する人・否定から入る人は負けず嫌いである事が多いです。負けず嫌いの人は、基本的に誰かと争っています。勝ち負けで判断する事が多いため、自分が負けていると思った時に、相手を負かそうとなんでも否定するようになります。
こういった人は、意見を押し通した方が勝ちだという認識をしている事も多いため、こちらが反論すればするほどに躍起になって否定をするという特徴があります。
なんでも否定する人の心理・理由12選
なんでも否定する人の心理・理由①:自分が否定されていると思っている
自分を否定されると、相手の事も否定したくなるのが人の心理です。相手が自分を受け入れていない・認めていないと感じると、それが本当であっても勘違いであっても同じように否定してしまうようになります。意地を張っているような態度をとったり、やたら距離をとろうとしたりもします。
自分が否定される事が苦痛であるため、相手も否定する事で辻褄を合わせようとするのですね。その結果、なんでも否定するようになったり否定から入ってしまったりします。
なんでも否定する人の心理・理由②:相手の事が嫌い
否定する人の心理は、基本的に相手の事をよく思っていません。とても大好きな相手には、あまり否定的な感情が芽生える事はありませんよね。きっかけは○○だから嫌いという事だったかもしれませんが、嫌いだからなんでも否定するようになってしまうのです。
なんでも否定する人の心理・理由③:主導権を握りたい
相手の意見や考えを否定して、自分の意見を優先的に取り入れる事で、物事は自分の思い通りに進むように感じます。そのため、主導権を相手に握られたくない・自分が握りたいと思っていると、どうしても相手の意見を否定するようになります。
もし相手の意見を受け入れて上手くいくと、今後も相手の意見に従い、主導権を握られるようになるかもしれないと思い、相手の意見や考えをなんでも否定するようになります。
なんでも否定する人の心理・理由④:自分の気持ちを分かってほしい
自分の気持ちが上手く伝わらない時どんな心理になりますか?モヤモヤして相手の事を分からず屋だと思ってしまいますね。素直に自分の気持ちを分かってほしいと伝えられたら良いのですが、それが難しい時、相手を否定する事があります。
自分の気持ちがうまく伝わらないため、相手の気待ちも受け取らないで否定したいと思ってしまうのですね。否定する人は悪気がある場合のみでなく、こういった寂しさやもどかしさから否定的な態度をとる事もあるのですね。
なんでも否定する人の心理・理由⑤:相手を見下している
否定する人全てとは言い切れませんが、相手を見下していると相手の意見や考えも見下して否定するようになります。実際にとても尊敬している人の意見を、あれこれと否定出来ないと思います。
表面に現れていなくても、どこかで自分の方が正しい・相手より優れていると思っているため、相手を否定するという言動をとるようになるのです。
なんでも否定する人の心理・理由⑥:相手の気持ちを思いやれない
否定されて嬉しいという人はいないと思います。誰でも否定されると少なからず嫌な気持ちが湧き上がるものです。普通は、それが理解出来るため極力相手を否定しないように気を付けるものです。
ですが、すぐ否定する人というのは相手の気待ちを思いやる能力が低いため、配慮せずに否定意見をぶつけます。コミュニケーションが苦手なタイプに多いです。
なんでも否定する人の心理・理由⑦:劣等感がある
否定する人の心理には、普段心の底に眠っている劣等感が関係しています。なんでもすぐ否定する人は、自信満々で余裕があるように見えますね。ですが本当は劣等感の強さを隠すために余裕なフリをしているのです。
常日頃から自分の能力を見せつけ続けるという事は難しいですね。そうなると、手っ取り早く自分が優秀である事を見せつけるには、相手を下に置いて自分が上だと思い込む事です。否定は、自分の方が絶対に正しいと押し付け、相手を否定し続ける事で優位に立とうとする心理の結果なのです。
なんでも否定する人の心理・理由⑧:八つ当たり
なんでも否定する人は、私生活が充実していない事が多いです。上手く事を進められない自分を内心とても責めています。そのため、常にモヤモヤ・イライラしているのです。イライラ状態だと目に付くもの全てがイライラの対象になる事もあります。そのため、なんでもすぐに否定するという事が起こるのです。
本当は、上手くいかない自分のダメな所を否定しているのですが、それが周りの人に投影されて、周りの人の欠点やあら探しをして否定するという心理です。
なんでも否定する人の心理・理由⑨:自信がない
否定する人は自信が無い事が多いです。人を否定できるだけの能力があると思い、なんでもすぐ否定するという人は基本的にいません。なんでもすぐ否定するという行動に余裕は見られませんよね。この余裕の無さは、自信の無さと繋がっています。
以下は、自信の無さについての記事です。より詳しく自信がない人の心理が書かれています。自信がつくと、人は驚くほど大きく変われます。合わせて参考にしてみて下さい。
なんでも否定する人の心理・理由⑩:嫉妬心
嫉妬とは、自分を否定している感覚に近いですよね。自分よりも相手の方が優れているような気がして、とても屈辱的な気分になります。人は、嫉妬心から逃れるために、相手の欠点に目をつけて相手を認めない事で、自分の自尊心を保ちたいと考えます。
嫉妬にコントロールされると、冷静な判断は出来なくなります。攻撃性も強くなるため、目の前の相手をこれでもかという程に否定するのです。なんでも否定する人の心理には、嫉妬の感情が渦巻いている事が多いです。
なんでも否定する人の心理・理由⑪:認められたい
認められたいのに否定するっておかしくない?と思いますよね。自分は認められるはずがないと心の底で思っていると、認められるという事を諦めてしまいます。そうなると考えや行動自体も認められないものへとシフトしていくのです。ですが、心のどこかでは認められたいという気持ちは残っています。
諦めてしまっている気持ちは、正しく表現する事が出来ません。自分が正しいと受け入れてほしい気持ちだけが暴走するのです。その結果、自分を通そうとして、なんでもすぐ否定するという言動に繋がります。
なんでも否定する人の心理・理由⑫:論理的思考に偏っている
他の心理や理由と違って全く悪意はないのだけど、結果的に否定が多くなるのが、この論理的思考です。事実と異なる事があっても否定すべきではないシーンでは受け流す事がありますが、論理的思考に偏っている人は、その場の空気や相手の気持ちよりも論理的に間違っている事を指摘せずにはいられません。
相手の頑張りなどを評価して褒めるというより、結果を出すためにはここを改善すべきであると的確な事が言えるのですが、それによりなんでも否定する人だというイメージをつけられやすいタイプです。
否定から入ってしまう心理・性格のデメリット
否定から入ってしまう心理・性格のデメリット①:人間関係が悪くなる
否定から入ってしまう心理や性格は、人間関係に悪影響を及ぼします。否定されて良い気分になる人はいません。少なからず不快にさせてしまうのです。悪気があるにしてもないにしても、自然と周りから人が離れていくのを感じる事でしょう。そのくらい否定という行為は、人間関係を悪くさせてしまうのです。
否定から入ってしまう心理・性格のデメリット②:視野が狭くなる
否定から入ってしまう心理や性格だと、自分の考えや意見が絶対的だと思い、周りの意見や新しいものを受け入れる事が出来ません。そうなると、ずっと自分が信じている、自分が考えられる範囲の世界でしか生きていく事が出来ません。新しいアイデアの減少や悩みの解決能力が下がる事もあります。
その結果、視野は狭くなり繁栄していく力が衰えていくのです。自分や相手を受け入れて仲良くする事には様々なメリットがあります。以下の記事は、相手と仲良くなれる秘訣が紹介されています。合わせて参考にしてみて下さい。
RELATED ARTICLE
LOVE > 男性の心理・特徴 2022.03.04人と仲良くなれない悩みを克服しよう!心理傾向を知って壁をなくす方法!
なんでも否定する人の心理を理解した上での付き合い方・対処法
なんでも否定する人との付き合い方①:スルースキルを身につける
なんでも否定する人の否定的な言動を全て真に受けていては、こちらも気が滅入ってしまいます。否定する人の心理は、無意識であっても意識的であっても自分自身に対するネガティブな気持ちを相手にぶつけているに過ぎません。
初めのうちは、どうしても気になって否定する人に振り回されるかもしれませんが、なるべくスルーして、流していくという癖をつけると、あまり気にならなくなります。
なんでも否定する人との付き合い方②:相手を褒める
なんでも否定する人との付き合い方は、相手を褒める事で和らぐ事があります。なんでも否定する人の心理には、自分は受け入れられていないという孤独感や劣等感が眠っています。認めている事を伝えるために否定する人を褒める事で、安心してもらうのです。
そうすると、否定する事をやめてくれたり否定する回数が減ったりしますよ。どのように褒めたら良いのか分からない人は以下の記事を参考にしてみて下さい。
否定する人との上手な付き合い方を身に付けて人間関係を円滑にしよう!
否定する人の心理を理解すると、付き合い方のヒントも得やすいですね。否定する人を悪い人だと決めつけずに上手な付き合い方を出来ると、自分自身の自信にも繋がります。否定に悩まされている日々を卒業して、楽しく毎日を過ごしましょう!
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。