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当て馬の意味・使い方は?当て馬にされる人の特徴&かませ犬との違いも

更新:2020.02.12

「当て馬」という言葉はあまりよく聞く言葉でもないので何となくは知っているけれど曖昧であったり、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか。この記事では当て馬の意味や使い方など「当て馬」という言葉についてご紹介していきます。「当て馬」について詳しく知りたいという方はぜひ読んでみてください。

「当て馬」の意味

当て馬の本来の意味

辞書

当て馬とはもともとはメスの馬を発情させるためだけに使われるオス馬のことです。メス馬がそのオス馬に発情したところで、本当に種馬にしたかった馬と交換し、交尾の成功に導きます。この交尾の成功のためだけに、使われるオス馬のことを当て馬と言います。平たく言うと「種馬との交尾成功のために利用された馬」です。

この利用された馬という意味である「当て馬」から派生して当て馬の一般的な意味としては、人のことを探るための人のことを指します。Aさんがどのように考えているのか知りたいけれど、自分が直接聞きに行けないようなときに第三者であるBさんを使ってAさんが何を考えているのか探ります。このときのBさんが当て馬です。

当て馬の恋愛における意味

恋愛

当て馬の本来の意味が人のことを探ったり、観察するために使われる人間のことでしたが、恋愛における当て馬の意味も本来の意味から派生しているので意味合いは同じです。好きな本命の相手のことを探るために誰か他の第三者を利用して何かを仕掛けて、本命相手の出方を見たり、様子を観察することです。

片思い中だと当て馬を利用してでも何としても相手の気持ちを探って、両思いになりたいと思ってしまいます。好きな人と両思いになるためにはどうすればいいのでしょうか。恋愛成就のコツ、両思いになれるパターンについて知りたい方は当て馬を利用する前に参考にしてみてください。

当て馬が用いられるシチュエーション例

会社

会社

当て馬は相手の出方を探るための人のことでしたが、会社では当て馬はどのように利用されるのでしょうか。会社での当て馬が用いられるシチュエーション例をご紹介していきます。

もうすぐ昇給の時期で自分が上司からどう思われているのか気になっているとします。直接自分でこのようなことを聞くのは上司に嫌われないか、怒られないか、そろそろ評価がなされる時期だから焦っているように周りから見られないかなどいろいろな不安がよぎります。

なので会社で上司から気に入られていて上司とよく話している仲のいいA君に上司が自分のことをどう思っているのか、上司は自分ことをどのように評価しているのか、昇給はしそうなのか、どうすれば評価が上がるのかを探りをいれてもらいます。この時のA君が相手の出方や意向を探るために利用されている当て馬になります。

恋愛

愛

恋愛での当て馬のシチュエーションの例もご紹介していきます。例えば彼氏や片思い中の好きな男性が自分のことを本当に好きなのか知りたいときにあえて別の男性に近づきます。

女性が別の男性に近づいて行っていると知ったときに彼氏や片思い中の男性がどのように反応するのかを見ることで、その男性の自分に対する思いを探ることができます。女性が自分以外の男性に近づいていると知って、どのような出方をするのでしょうか。その出方を観察することで自分に対する思いの強さを探ります。

この時に、女性に対する本命男性の思いを探るためだけに近づいてこられて、その気にさせられてしまった別の男性が当て馬です。人の気持ちを当て馬を使って探らずに知るいい方法はないのでしょうか。行動心理学で人の行動を読み取って恋愛で相手の気持ちを知ることもできます。行動心理学も相手の気持ちを知るいい方法です。

友達

友達

最後に友達関係における当て馬が利用されるシチュエーションの例です。例えば食べてみたくて気になっている味が全く想像がつかない新発売のお菓子があるとします。しかしそれが美味しいのか、まずいのかは定かではないので自分ではお金を出して買いたくはありません。

まずいお菓子に自分のお金は使いたくない、ちょっと味見してみたい、友達に感想を聞いて美味しかったら自分でも買いたいと思っている場合に友達に買ってみるように仕向けて友達に買わせるような場合です。友達に買うように仕向けてその場で友達が買えば「一つ味見させて」といってお金を出さずに味見をできます。

また友達が買うように仕向けて「食べたら感想教えてね」と言って美味しいのか、どのような味かを知ることができます。そして友達の評価がよかったら自分でも買ってみることで、事前にまずいものにお金を使うことを防げます。

当て馬にされる人の特徴とは?

しっかりと忠実に言ったことに従う人

真面目

当て馬にされる人の特徴としては「しっかりと忠実に言ったことに従う人」です。当て馬として相手の気持ちを探ってもらうためには自分の言うことをしっかり聞いて、それ通りにしっかり動いてくれる必要があります。自分の言ったことに反対意見などを言われては面倒です。

当て馬の目的はあくまで探りを入れることなので、余計なことをされても困ります。言ったことだけを忠実にこなしてくれることで本来の「探る」という目的を達成することができます。なので当て馬にするには言ったことに忠実に従ってくれる人が都合がいいのです。

気が弱い人

弱い

当て馬にしようとしている人の気が強くて、自分に対して歯向かってくる、自分の頼んだことに堂々と反対してくるようでは困ります。気が強い人は当て馬としては自分の思うとおりに動かせないため向きません。一方で気の弱い人は自分に対して歯向かうことができないので従ってくれます。

また気が弱いので少し言えば怯えて自分の思い通りに動いてくれるので当て馬としては都合がいいので当て馬としてよく利用されてしまいます。

頼まれると断れないお人好しな人

断れない

頼まれると断ることができないお人好しなタイプの人も当て馬にされる人の特徴です。当て馬として利用するには少なからず何かを頼まなければいけません。その時に断られてしまっては作戦が実行できず困ります。当て馬にする人を選ぶ際には「これを頼んだら断るだろうな」というような人は選びません。

この人に頼んだらやってくれるだろうという人を当て馬として選びます。なので人から何かを頼まれると断れないお人好しな人は確実に頼んだことをやってくれるため当て馬として頼みやすいです。当て馬を選ぶ時には頼みやすい人を選ぶことも大切なポイントです。

お人好しな人とはどのような人を指すのでしょうか、またお人好しの人の特徴とはどのようなものがあるのでしょうか。一方でお人好しを直したいという人はどのようにすれば改善できるのでしょうか。

自分の意見がない人や人に流されやすい人

流される

当て馬にする人が自己主張が強く、自分の意見をはっきり述べるような人だと扱いにくいです。当て馬にする人の意見や考え方は求めておらず、むしろ当て馬にするにあたっては邪魔になってしまいます。欲しいのはターゲットの出方やどのように思っているかであって当て馬の人の意見ではありません。

なので自分の意見をあまり持たないタイプの人や軸がなく周りの意見にいつも合わせて決めるような人は、自分の意見に従わせることが容易で扱いやすく当て馬にするにはちょうどいいのです。

根に持たない人

根に持つ

もし当て馬がバレたり、当て馬にされたことで何か不利益を当て馬の人が被ってしまった場合、すぐに根に持つ執念深いタイプの人は厄介です。ずっと根に持っていて仕返しをされても困ります。何か自分に不利益になるようなことをされては元も子もありません。

そのため当て馬を選ぶ際には何かあったときにあまり気にしない人、謝って何とかなるような人、根に持って何もしてこないような人を選びます。

口がかたい人

秘密

当て馬にする人が口が軽く何でもベラベラとしゃべってしまうような人では重要な「当て馬」という役目を任せきれません。サラッと「○○さんに頼まれたんだけど」などとバラされてしまってはのちのち面倒なことになります。直接聞けないからこそ当て馬をお願いしているのであって、自分で聞けるなら自分で聞きます。

当て馬の類語「かませ犬」の意味

かませ犬の本来の意味

強い

当て馬の類語として「かませ犬」という表現がありますがどのような意味なのでしょうか。「かませ犬」の語源は若い闘犬に戦い方を教えるために弱い犬を噛ませます。そうすることで若い闘犬は噛みつくこと、戦うことを覚えます。この若い闘犬に戦うことを教えるために噛まれる役の弱い犬のことを「かませ犬」といいます。

そこから派生して「かませ犬」の意味は勝つ経験をさせて自信をつけさせるために使われる力の弱い人を意味します。よく用いられる例がボクシングです。選手に勝つ経験をさせるためにあえて実力が下の選手と戦わせます。選手の勝つ経験のために使われる実力の弱い選手がかませ犬となります。

かませ犬の恋愛における意味

かませ犬

「かませ犬」の意味は勝つ経験をさせて自信をつけさせるために使われる力の劣る人のことでしたが、恋愛においてはどのように使われるのでしょうか。恋愛においても考え方は同じで弱い相手を利用して勝つ経験をします。恋愛においては自分の理想の相手よりスペックの劣る相手を上手く利用して心を癒すことを指します。

このスペックの劣る相手はスペックが低いことからあまりモテず、恋愛経験も乏しいため落とすのはそこまで難しくなく、その気にさせやすいので自分に自信が付きます。またスペックの劣るような男性は女性が近づいてくること自体が少ないため女性の存在に嬉しくなり尽くしてくれる、チヤホヤしてくれるため心が癒えます。

自分の理想の相手は振り向いてくれない、本命である彼氏とは仲が上手くいっていなくて自分に自信が持てない、心が寂しいというときに、理想の相手や本命の彼氏より見た目や収入などスペックの劣る相手に近づき自分に自信をつけたり、心を癒したりします。彼氏と上手くいかなくて辛いときはこちらも参考にしてみてください。

当て馬とかませ犬の違い

「当て馬」の目的は探ることで「かませ犬」の目的は勝つこと

違う

「当て馬」と「かませ犬」のそれぞれの意味についてご紹介してきましたが、「当て馬」は相手の様子を探るために使われる人のことを指し、「かませ犬」は勝つ経験をさせるために使われる力の劣る人を指します。

「当て馬」も「かませ犬」も両方人を利用することですが、人を利用する目的が違います。当て馬とかませ犬の人を利用する目的の違いは「当て馬」は相手のことを探ること、「かませ犬」は勝つ経験をさせることです。当て馬は探るために利用されますが、かませ犬は勝つために利用されます。これが当て馬とかませ馬の違いです。

恋愛においては相手のことを探るのか自分の気持ちを満足させるのか

満足

恋愛における「当て馬」と「かませ犬」の違いは「当て馬」が相手の気持ちを探るために利用される人のことを指すのに対して、「かませ犬」は自分の理想よりスペックの劣る相手に近づくことで自信をつけたり、心を癒したりすることを指します。

なので同じく「当て馬」も「かませ犬」も人を利用するということに変わりはないのですが、利用する目的が変わってきます。相手のことを探るために利用される人は「当て馬」、自分の癒しや自分が自信を持つために利用される人は「かませ犬」です。

彼氏や気になる人の気持ち、出方を探るために友達のカップルとダブルデートをして、友達の彼氏にも協力してもらうようなこともあるでしょう。そのようなときには友達カップルも満足するダブルデートをして、上手く気になる相手の気持ちを探ってもらうことも必要です。

当て馬の意味は都合よく利用される人

この記事では当て馬の意味、類語、恋愛など状況別の使い方、当て馬にされる人の特徴にいたるまで当て馬について詳しくご紹介してきました。当て馬にさせられる人は上手く都合のいいように利用された側の人です。自分で直接相手に聞いたり、探ったりするのが一番ですがそれができないので当て馬を利用します。

誰か第三者をおとりに立てて何かを仕掛けさせたり、探らせたりします。直接、最前線で何かを行うのは利用されている当て馬です。自分自身は陰に隠れて、おとりになっている当て馬の後ろからターゲットの様子を把握します。このように都合のいいように上手くおとりにされた側からすればいい気はしないでしょう。

そのため、当て馬にされた人から恨みをかってしまうリスクはありますので当て馬を使うことはもちろんリスクを伴います。当て馬にされた人から恨みをかって回り回って自分に思わぬ形で帰ってきてしまう可能性もあるので注意が必要です。当て馬を利用しないことが一番ですがもし利用する場合はあらゆるリスクを考えましょう。

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