Large thumb shutterstock 221010295

自分で作れるって知ってた?簡単液体石鹸の作り方!アレンジも可能

更新:2020.03.24

手洗いなどに使える液体石鹸は、手作りできるのを知っていますか?ここでは自宅でできる液体石鹸の作り方を紹介します。基本の作り方を覚えれば、好みの香りにするなどアレンジの幅も広がりますよ!是非手作りの液体石鹸に挑戦してみてくださいね。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



【本格レシピ編】液体石鹸の作り方

手作り液体石鹸は一から作るのがおすすめ

バスタブ

液体石鹸を手作りする場合は、材料を揃えて一から作るのがおすすめです。少し手間になりますが、その分本格的なクオリティの液体石鹸が完成しますよ!苛性カリや無水エタノールなどの材料が必要になります。

苛性カリは取り扱いに注意が必要なので、マスク、ゴーグル、手袋なども欠かさずに揃えましょう。まずは基本の作り方を紹介するので、アレンジする場合は一緒に好みの材料を加えてくださいね。

材料と道具

石鹸とオイル

手作りの液体石鹸に必要な材料は、苛性カリ(水酸化カリウム)、オリーブオイルなどのオイル類、蒸留水などです。材料はネット通販や薬局などで手に入りますよ!

その他に必要なものはステンレスかガラス製のボウル、保存用容器、安全に作るためのゴーグル、マスク、エプロンなどです。安全に注意して、正しい恰好で手作りしてみてくださいね!

液体石鹸の材料

  • 苛性カリ(水酸化カリウム)…312g
  • 蒸留水…975ml
  • ココナッツオイル…710ml
  • オリーブオイル…295ml
  • ひまし油…295ml
  • ホホバオイル…88ml

液体石鹸の道具

  • ステンレスかガラス製のボウル…大小1つずつ
  • 温度計…2本
  • 計量カップ…2個
  • 計量器
  • ゴムベラ
  • 新聞紙
  • 保存用の容器
  • 保温用の容器
  • タオル
  • 耐熱性のペットボトル
  • エプロン
  • ゴム手袋
  • マスク
  • ゴーグル

作り方

粉とレモン

液体石鹸を手作りするポイントは、オイルなど分量の割合を正しく計量することです。目分量では正しい液体石鹸に仕上がらないので、必ず正しい分量になるよう量ってくださいね。

また、最も注意したいのが苛性カリ(水酸化カリウム)の扱いです。劇薬なので目や肌に触れないようしっかりと身を守り、窓を開け換気をした状態で行ってください。

液体石鹸の作り方

  1. テーブルの上に新聞紙をしき、マスク、ゴーグル、エプロン、ゴム手袋で身支度をします。
  2. オイル類を正しく計量し、全て混ぜておきます。
  3. 窓をしっかりと開け、よく換気した状態で水の入ったボウルに苛性カリを加えます。
  4. よく混ぜながら60℃前後に温度を調節します。
  5. 混ぜたオイルを湯煎にかけ、60℃前後にします。
  6. 苛性カリ液とオイルを同じ温度にしたら、よく混ぜ合わせます。
  7. しっかりと混ざり合いとろみがついたら保存容器に入れ、タオルで包みます。
  8. お湯を入れた温かいペットボトルと一緒に保温容器に入れ、2時間~1日寝かせます。
  9. ペースト状になった石鹸のもとに蒸留水を加え、よく混ぜて液体にしたら完成です。

POINT

苛性カリの扱いに注意!

苛性カリは取り扱いに注意が必要なものなので、必ず正しい使い方をしましょう。使用中の扱いはもちろん、捨てる際にも決まりがあるので注意してください。

【簡単レシピ編】液体石鹸の作り方

固形石鹸を再利用すれば簡単に手作りも可能

固形石鹸

一から作る方法は難しいので、もっと簡単に作りたいという方は固形石鹸を再利用する方法がおすすめです。ギフトなどでよく貰う固形石鹸は、使いきれず家に余りがちですよね。

そんな固形石鹸を再利用すれば、簡単に手作りの液体石鹸が出来上がります。一から作るものに比べクオリティは下がりますが、簡単で完全に作れるので初心者には固形石鹸の再利用がおすすめですよ!

固形石鹸はどのようなものでも大丈夫ですが、なるべく費用を抑えたいなら100均で買うのがおすすめです。別の記事では、100均ダイソーで売っているおすすめの石鹸を紹介しているので、こちらも参考にしてくださいね!

材料と道具


花弁とスプーン

固形石鹸を再利用する方法は、使う材料も少ないので簡単にできます。また、苛性カリのような危険物も使わないので、初心者やお子様と一緒でも安全に作れますよ!

使用する固形石鹸は、どのようなものでも大丈夫です。好みの香りや使い心地のものを選ぶといいですね。また、分量は作りやすい割合なので、倍作る場合は材料を2倍に増やせばOKです。

固形石鹸を使う液体石鹸の材料

  • 固形石鹸…10g
  • 熱湯…300ml
  • グリセリン…適量

固形石鹸を使う液体石鹸の道具

  • おろし金
  • ボウル
  • ゴムベラ
  • ポンプ式のボトル

作り方

ハーブと瓶

固形石鹸を再利用する作り方は、ほぼ材料を混ぜるだけなので簡単に作れます。余っている石鹸の再利用方法に悩んだときにもおすすめなので、是非挑戦してみてくださいね。

また、今回はおろし金で削る方法を紹介しますがナイフなどで細かく切っても作れます。なるべく細かくした方が溶けやすいので、なるべくおろし金で粉末状にするのがコツです。

固形石鹸を使う液体石鹸の作り方

  1. 固形石鹸をおろし金でけず粉末状にします。
  2. ポットのお湯や沸かしたお湯などの熱湯を石鹸に加え、よく混ぜて溶かします。
  3. 保湿効果を高めるグリセリンを加えよく混ぜたら、ポンプ式のボトルに入れて完成です。

POINT

固まった場合はお湯を加えるか湯煎で溶かそう!

固形石鹸を使う液体石鹸は冷えると固まりやすいので、その場合はお湯を加えて溶かすか湯煎すると元に戻ります。

【アレンジ方法編】液体石鹸の作り方


①エッセンシャルオイルを加える

エッセンシャルオイル

1つ目はエッセンシャルオイルを加えるアレンジです。基本の作り方で作った液体石鹸は、特に香りがないのでお好みのエッセンシャルオイルでアレンジしましょう。

エッセンシャルオイルを加える分量は、液体石鹸に対して全体の1%ほどです。加えるタイミングは、液体石鹸が完成した仕上げがおすすめです。

②天然着色料を加える

紫のバスソルト

2つ目は天然着色料を加えるアレンジです。綺麗な色がついた液体石鹸は、見た目もおしゃれでより可愛くなりますよね。インテリアのように飾れるのも魅力です。

天然着色料で色を付ければ、カラフルでおしゃれな液体石鹸になりますよ!肌に直接触れるものなので、合成着色料ではなく必ず天然のものを使いましょう。

③ドライハーブを加える

スプーンに乗ったハーブ

3つ目はドライハーブを加えるアレンジです。ハーブは香りがよく様々な効能を持ちますよね。透明の液体石鹸を入れたボトルにドライハーブを入れれば、見た目や香りが楽しめます。

ドライハーブはご家庭で育てたハーブを綺麗に洗い、直射日光が当たらない場所で乾燥させれば簡単に作れます。透明のボトルに入れると、より見た目が楽しめるのでおすすめですよ!

おすすめのハーブはラベンダーやローズマリーなどですが、この他にもおすすめのハーブはたくさんあります。別の記事も参考に、好みのハーブでチャレンジしてくださいね!

手作り液体石鹸の使い方は?

①ハンドソープ

石鹸やバスソルト

1つ目はハンドソープです。液体で出てくる石鹸は、さっと手を洗いたいときに便利ですよね。ポンプ式のボトルに入れれば手作りのハンドソープで手を綺麗に洗えますよ!

②ボディーソープ

お風呂に入る女性

2つ目はボディーソープです。液体石鹸はブラシやタオルに付ければよく泡立ち、体を洗うのにも役立ちます。バスルームに置いて、毎日のボディーソープとして活用してみましょう!

③食器用洗剤

キッチン

3つ目は食器用洗剤です。手作りの液体石鹸は体以外にものを洗うことにも使えますよ!食器用洗剤としてお皿洗いに活用できるほか、もちろん洗濯石鹸としても使えます。

液体石鹸の作り方を覚えて手作り石鹸にチャレンジしよう!

液体石鹸を手作りするのは難しい印象がありますが、材料を揃えればご家庭でも簡単に作れます。ただし、取り扱いが難しい危険物の使用があるので、必ず正しい身支度をし、正しい方法で扱ってくださいね。

また、面倒な場合は固形石鹸を再利用する方法でも作れます。エッセンシャルオイルを加えて香り付けするなど、アレンジも豊富なので是非チャレンジしてくださいね!

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。