【DIY】腰板の作り方・張り方|おしゃれな壁を簡単に自作しよう!
更新:2020.04.08
部屋を腰板・腰壁で素敵にしたくないですか?腰板は、実はDIYで簡単に取り付けることができますよ。そんな腰板を付けたい人のために、今回は腰板の作り方・張り方をご紹介します。さらに、簡単に付けられる便利なグッズもご紹介いたします。ぜひチェックしてみて下さいね!
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INDEX
木材を使った腰板・腰壁の作り方と貼り方
羽目板・巾木・見切り板の作り方
1から自分でDIYやリフォームをする人は、まず木材を手に入れましょう。木材の厚みは、5mm~1cm程度がおすすめです。コスパ重視の人は、大判のベニヤ板を自分でカットするのもいいですね。また、風合いを出したい人なら古材を利用するのも素敵です。手に入れた木材は、設置場所に合わせてカットしておきましょう。
カットが終わったら、サンダーややすりを使って木目を綺麗にします。壁に合わせて色を塗ったり、ステインを塗っても綺麗ですよ。張る場所のサイズに合わせて、羽目板と巾木、見切り板の3種類の板を作成します。ちなみに、本格的な作りにしたい人は羽目板に溝を掘ってはめ込み式にするのも良いですね。
羽目板・巾木・見切り板とは?
- 羽目板…腰板の縦の木材のこと
- 巾木…羽目板を支える下部の横板のこと
- 見切り板…腰板の上に固定する横板のこと
羽目板・巾木・見切り板の作り方
- 腰板を作成したい場所のサイズを測る
- 羽目板・巾木・見切り板のサイズや枚数を決定する
- 木材をサイズ通りにカットする
- 電動サンダーややすりで木材を滑らかにする
- ペンキやステインで着色する
張り方①釘やビスで固定する場合
固定できる壁材で、穴をあけても大丈夫な人は壁に釘やビスで直接打ち付けて固定します。貼る順番は、巾木・羽目板・見切り板の順です。巾木を壁の下部に水平になるよう固定しましょう。さらにその上に羽目板を垂直に固定し、最後に見切り板を水平に固定します。初めて行う人は、先にボンドで仮止めして固定しても良いです。
固定する際は、水平・垂直に気を付けて貼らなければななりません。水平器を使いながら、まっすぐになるように固定していくと見た目も綺麗になりますよ。また、固定する際は隠し釘や釘隠しシールを使うのもいいですね。釘が見えないことで、本格的なリフォームが楽しめますよ。
腰板・腰壁を釘で固定する手順
- 巾木を水平に壁の下部に張って釘で固定する
- 羽目板を巾木の上に垂直に張って釘で固定する
- 羽目板の上に見切り板を水平に張って釘で固定する
張り方②両面テープで固定する場合
壁を傷つけたくない方は、両面テープで固定するのが手軽でおすすめです。壁に先にマスキングテープを貼っておくと、さらに傷がつきづらくなりますよ。養生テープを貼ったら、その上に巾木・羽目板・見切り板を張っていきます。貼る順番は釘による固定方法と同じです。
壁面の下部に、巾木を両面テープで水平に固定します。次に巾木の上に、羽目板を垂直になるよう固定しましょう。そして最後に見切り板を水平に気を付けて固定します。両面テープは、なるべく強力なものを用意すると剥がれにくくておすすめですよ。
腰板・腰壁を両面テープで固定する手順
- 巾木を壁の下部に両面テープで水平に固定する
- 羽目板を両面テープで巾木の上に垂直に固定する
- 見切り板を両面テープで羽目板の上に水平に固定する
初心者でも簡単にできる腰板・腰壁キットを使ったDIYの仕方
①木材羽目板キットを使った張り方
木材羽目板キットは、壁の幅に合わせてカットしておきましょう。自分でカットするのが難しい人は、ホームセンターのサービスを利用するのもおすすめですよ。カットしたら、巾木・羽目板・見切り板の順にキットを張っていきます。まずは巾木を壁面の下部にボンドや両面テープで仮止めし、隠し釘で固定します。
固定した巾木の上に羽目板をはめましょう。木材羽目板はハンマーで叩き、隙間なくはめます。その際、羽目板の裏面にボンドや両面テープで仮止めできるようにすると固定しやすくなりますよ。最後に、仕切り板を羽目板の上に固定します。ちなみに、キットの張り方を紹介した動画もリンクするので、参考に見てみて下さいね。
木材羽目板の張り方の手順
- 巾木と見切り板をカットする
- 巾木を張って固定する
- 羽目板をはめて固定する
- 見切り板を張る
POINT
準備する道具
のこぎり、定規、えんぴつ、ハンマー、電動ドリル、ボンド、両面テープなど
②簡単腰板・壁板パネルキットを使った張り方
簡単リフォームができる簡単腰板・壁板パネルキットの手順は、パネルをカットして張るだけです。腰板のサイズに、はさみやカッターでパネルをカットしましょう。パネルはシール式になっているので、パネル裏の剥離紙をはがして貼ります。シールでない場合は、専用の接着剤や両面テープを使ってパネルを固定します。
巾木や見切り板が欲しい人は、パネルを張る前にモールディングを使うのもおすすめです。モールディングの張り方は、パネル同様接着剤や両面テープで固定します。パネルをアクセント的な張り方がしたいなら、水平位置に気を付けましょう。水平器を用意し、斜めにならないような作り方に気を付けて下さいね。
簡単腰板・壁板パネルを張る手順
- モールディングを張る(巾木として)
- パネルをカットする
- パネルを張る
- モールディングを張る(見切り板として)
POINT
準備する道具
はさみ、カッター、定規など
③簡単腰板・壁板シートキットを使った張り方
簡単腰板・壁板シートの張り方や作り方も、カットして張るだけです。張り方を始める前に、壁を綺麗にふき取っておくことで密着性を高めることができますよ。壁が綺麗になったら、腰板・壁板シートを壁のサイズにカットしていきましょう。
簡単腰板・壁板シートは、裏面がシールタイプになっています。そのため、剥離紙を剥いだら一気に張ります。この時、壁面とシートの間に空気が入らないように気を付けて下さい。うまく晴れない人は、ヘラを使って空気を抜きなら張ると綺麗にできますよ。
簡単腰板・壁板シートを張る手順
- 壁を綺麗にする
- 簡単腰板・壁板シートをカットする
- 簡単腰板・壁板シートを張る
POINT
準備する道具
ウエス、はさみ、カッター、定規など
プチリフォームに使えるすのこを使った腰板・壁板のDIYの仕方
作り方①すのこを解体する
リビングのちょっとしたスペースや階段などには、すのこを解体して腰板を作るのもおすすめです。手始めに、すのこは単独の板になるように解体しておきます。100均のすのこなら、手で簡単に解体できます。板が折れないように、優しく釘を引き抜くようにして解体します。
釘が抜けない場合は、ペンチやハンマーを使って引き抜いていきましょう。釘を抜く際は、くれぐれも怪我に注意してくださいね。ちなみに、次の記事では100均のすのこのサイズなどを紹介しています。すのこを使って腰板を作りたい人は、ぜひチェックしておいてくださいね。
作り方②すのこをカットする
もしも壁面のサイズに合わない場合は、すのこをカットしておきましょう。鉛筆でガイドを引き、のこぎりを使ってカットします。カットし終わったら、エッジ部分がひっかからないように削ります。サウンドペーパーなどで、丸みがでるように削ると良いでしょう。
作り方③塗装する
統一感が欲しい人は、ペンキでモールディングとすのこを塗装しておきましょう。水回りで使う人は、耐水性や防水性のあるペンキを使うのもいいですね。すのこの木目を生かしたい人は、ステインを塗装するのもいいですね。好きなテイストに仕上げておきましょう。
作り方④すのことモールディングを張る
壁の下部に、モールディングによる巾木を張ります。裏面に両面テープを張って、水平に張っていきましょう。巾木の上には、すのこを張ります。すのこは隙間なく、垂直になるように張りましょう。最後に、すのこの上にモールディングの見切り板を張って完成です。
腰板・壁板をDIYするのにあると便利な材料
①隠し釘
直接壁に固定したい方は、隠し釘を用意しておくと便利ですよ。隠し釘は、ヘッド部分が簡単に折れる仕様になっています。そのため、釘のヘッド部分が目立ちません。リビングなどのよく居る場所や、目のつく場所の腰板の施行にもおすすめですね。女性でも簡単に扱えるので、ぜひ用意してみて下さいね。
②両面テープ
腰板・腰壁パネルによる作り方がしたい方は、超強力両面テーブルがおすすめです。業務用としても使われる程強力なテープなので、剥がれづらいのがメリットです。また、ここで紹介している超強力両面テープなら、軽量な木材の固定にも使えますよ。プチリフォームにも使えるので、とても便利でおすすめです。
③マスキングテープ
別名養生テープとも呼ばれるマスキングテープは、綺麗な作り方がしたい方におすすめなアイテムです。仮止めに使えたり、腰壁を水平に張る際のガイドとしても使えますよ。また、賃貸住宅でも腰壁を付けたい人なら、最初にマスキングテープで壁紙を保護しておくのもいいですね。初心者はぜひ、用意してみましょう。
こちらは、腰板や腰壁にもおすすめなシートタイプの簡単キットです。まるで本物の木材のようなデザインで、部屋をあか抜けた印象にしてくれます。リビングはもちろんのこと、階段などの複雑な場所にもいいですね。はさみでカットして張るだけなので、木材を扱うのが難しい人にもおすすめです。価格は、2,480円です。
腰板・壁板DIYのメリット・デメリットは?
メリット|費用が掛からずデザインが自由
腰板や腰壁のリフォームは、いくらかかるのか気になるものです。リフォーム会社によっては、1m幅で1万円から2万円程度かかるケースも多いです。しかしDIYなら、材料費だけなのでコストが大幅に抑えられますよ。また、作り方や張り方が自由なので、リビングや階段など好きなデザインの作り方にアレンジできますよ。
デメリット|時間や手間がかかる
自分で腰板や腰壁をリフォームするときの唯一のデメリットが、時間と手間がかかることです。慣れていない人は特に、リフォームに思っている以上の時間がかかってしまうこともあります。いつもいるリビングなどの場所は、早く施行してしまいたいものですよね。しかし、思うようにいかないのがDIYの難点でもあります。
腰板・壁板をDIYする時の注意点
①壁の損傷
リフォームする際は、特に壁の損傷に注意しましょう。賃貸や壁を傷つけたくない人は、先にマスキングテープで保護しておくのもいいですね。また、穴をあけないパネルやシートタイプを使うのも1つの手です。リビングや階段など、模様替えを良くする人は簡単に剥がせる両面テープを使うのもいいですね。
ちなみに、養生テープはホームセンター以外でも100均で手に入れることができます。次の記事では、100均の養生テープをお店別に紹介しています。コスパ重視の人はぜひ次の記事を参考にしながら選んでみて下さいね。
②サイズ
腰板のDIYをする際は、特にサイズ感を大切にしましょう。リビングのように構造が簡単な場所はいいですが、階段のように複雑な構造の場合は特にサイズを綿密に測っておくことが大切です。その場で測ってカットするのもいいですが、事前に設計書を作っておくと短時間に施工をすますことができますよ。
③事故・怪我
腰板のDIYは特に、ケガに気を付けましょう。手をハンマーで打ち付けたり、はさみやカッターなどの刃物の取り扱いには十分に気を付けて下さい。また、階段などの段差は転落の危険性も十分に気を付けましょう。段差のある階段を踏み外さないよう、周りを見ながらDIYを楽しんでくださいね。
腰板・壁板DIYで素敵な空間を作ろう!
リビングや階段に腰板・腰壁ができることで、部屋がぐっとあか抜けた印象になりますよ。リビングや階段はとくに、普段よく居たり移動したりする場所です。目につく場所が素敵になれば、普段の生活も楽しく感じるはずです。ぜひみなさんも、簡単にできる腰板・壁板のDIYで素敵な部屋作りを楽しんでみて下さいね。
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