Large thumb shutterstock 603893885

【女性もOK】内窓を簡単DIY!二重窓の自作方法を世界一分かりやすく解説!

更新:2020.03.09

寒い季節になると気になる窓からの冷気や結露にお悩みの方に、内窓がおすすめです。内窓はプロに頼むと費用がかかりますが、材料や作り方をしっかりふまえれば、簡単に自作できます。初心者にもできる簡単な内窓DIY方法をご紹介しますので、興味のある方はぜひご覧ください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



内窓を簡単DIY!二重窓を作る準備と自作方法

内窓DIY①取り付け前の準備

窓枠の掃除は必須

内窓DIYを行う前の下準備として、まず窓枠やサッシの掃除をして、余分な塵や汚れを取っておきましょう。掃除をしておかないと、塵やほこりで採寸の誤差が生じたり、汚れがカビやシミのもとになることもありますので、しっかりと行いましょう。

掃除が終わったら、取り付ける窓の採寸を測ります。まず、取り付ける場所の窓枠の縦と横の長さを測り、その後窓枠内側の縦、横、斜めの寸法を測ります。斜めの寸法では、2mm以上誤差があると枠がゆがんで取り付けられない恐れがあるので注意しましょう。また、既存の窓の鍵が内窓に干渉しないように注意が必要です。

内窓DIY②必要なアイテム

DIYに必要なアイテムとは

まず用意するものとして、メジャー、のこぎり、カッター、はさみ、両面テープを用意します。材料によって、カットする道具は持ち帰る必要があるので、のこぎりやカッター、はさみなどは、手元に用意しておきましょう。

メジャーは採寸に必要です。両面テープは、レールを取り付けるのに必要になります。賃貸で、直接貼り付けるのは心配な方は、両面テープを貼りつける部分にマスキングテープを貼るのがおすすめです。

内窓DIYに必要なアイテム

  • メジャー
  • のこぎり
  • カッター
  • はさみ
  • 両面テープ(必要な方はマスキングテープも)

内窓DIY③必要な材料

DIYに必要な材料とは

内窓になる材料は、窓をスライドさせるのに必要な上下レール1セット、窓が閉まる時に隙間が空かないようにする横レール、サッシ部分になるフレーム用木材です。これらはキットになって売られています。初心者の方で何を揃えていいかわからない、という方にはおすすめです。

窓ガラスは、ガラスを使うのは大変なので、代わりに断熱用パネルを使いましょう。ホームセンターで売られている、プラダンやポリカーボネートが扱いやすくおすすめです。

内窓DIYに必要な材料

  • 上下レール1セット
  • フレーム用木材
  • 断熱用パネル
  • 横レール1セット

内窓DIY④内窓を作る基本方法


DIYに必要なアイテムとは

必要な材料が揃ったら、DIYに取り掛かりましょう。まず用意した上下のレールを採寸した長さにカットします。下レールの端部分は切り取っておくと掃除する時に便利です。横レールは、上下のレール分短くカットしておきましょう。

カットした上下レールと横レールを順番に窓枠に両面テープで貼り付けます。パネルは、フレームとレールの分を考えてカッターでカットしておきます。フレームは、組み立てる時に縦か横のどちらかを長くとるか決めてからカットしましょう。縦を長くすると、完成したときにフレームの断面が目立たないのでおすすめです。

カットして組み立てたフレームに、パネルをセットします。セットしたパネルを、レールにはめ込めば、完成です。取っ手部分がある場合は、外窓や、もう一枚のパネルに干渉しないように気を付けましょう。

基本のDIY内窓の作り方

  1. 上下のレールを採寸した長さにカットする
  2. 横カバーを上下のレール分、カットする
  3. 両面テープを貼り、上下レール、横レールの順に取り付ける
  4. フレームとレールの分を考えて、パネルをカットする
  5. フレームを寸法にカットする
  6. フレームにパネルをセットし、レールにはめ込めば完成

【断熱パネル編】内窓を簡単DIY!二重窓を自作する方法

①フレームとパネルを合せて貼るだけの簡単二重窓

基本の内窓DIY方法をご紹介しましたが、もっと簡単に自作したいという方におすすめなのが、断熱パネルを枠に貼るだけの自作内窓です。内窓を設置したい部分に合わせてフレームを作ったら、フレームよりも一回り小さくパネルをカットして貼るだけで、簡単に自作の内窓が完成します。

プラダンは、不透明色のナチュラルが一般的ですが、黒や白、赤青黄色などの色も揃えているので、カラフルな手作り内窓を作りたいという方にもおすすめです。透明なものになると、ポリカーボネードという素材になるので、値段も3倍近く上がってしまいます。費用を安く抑えたい方にも、プラダンはおすすめですよ。

②サッシ・レール不要で簡単に二重窓を自作できる

また、レールを使用しないはめ込み式の内窓なら、フレームと断熱パネルがあれば簡単に手作りできるので便利です。作り方はまず二重窓を取り付けたい窓の縦と横の寸法を測ります。寸法の材料を買ってきてフレームを作り、そこへ寸法にカットした断熱パネルを貼れば完成です。

レールの長さを測ったり、カットしたりという手間がなく、フレームを作る作業のみなので、不器用な方にもおすすめです。取っ手をおしゃれなものにしたり、サッシにこだわると、それなりにおしゃれな自作内窓ができますよ。

③サッシ不要な内窓はフレームの採寸も省ける


フレーム不要で、レールと断熱パネルのみで作れる内窓をご紹介します。材料は、上下レール、横レール、断熱パネルを補強するための木材です。断熱パネルは、プラバンでも良いのですが、できればポリカーボネートがおすすめです。プラバンに比べると少々値段は高くなりますが、断熱、防寒に優れた素材だからです。

また、パネルのみを設置するのは、窓部分のサイズが大きいほど、たわみなどが出て上手くスライドできない場合があります。縦に2本、補強するための木材を用意しておきましょう。この部分が取っ手にもなりますので、用意して損はありません。

ここまで材料を用意したら、あとはレール、パネル、補強材を寸法にカットして設置します。パネルの上下にはアルミシールを貼りつけておくと、レールの滑りがよくなりますよ。フレームが不要なので、寸法を細かく測る必要がなく、比較的簡単に内窓が手作りできるので、初心者におすすめのDIY法です。

【おしゃれ編】内窓を簡単DIY!二重窓を自作する方法

①キッチンに飾り棚付きの二重窓

フレームをアレンジして、木枠を多く作ってはめ込むだけで、こんな飾り棚のあるおしゃれな内窓も作れますよ。二重窓を取り付けたい窓の寸法を測るところは、他のものと同じです。割と大きめの窓なので、基本の中央の内窓の脇に飾り棚の部分にあたるフレームを幾つか用意して、組み立ての際に取り付けるだけです。

木枠は、ナチュラル感を出すためにペイント材で色を塗っています。ペイント材は、100均にも多くの種類が置いてありますので、費用を少しでも抑えたいという方にはおすすめですよ。

②ガラスシールでカフェ風二重窓に

こちらは、手作りの内窓に飾り棚をプラスし、更に断熱パネルにカフェ風のシールを貼って、よりおしゃれに仕上げています。サッシのブラウンカラーと、飾られた観葉植物のグリーンがナチュラルでおしゃれですね。

実はこんなおしゃれなシールやガラスペイント材も100均で手に入れることができますよ。もちろん専門のお店に行って自分の好きなものを探すのもいいですが、その前に100均をのぞいてみるのもいいですね。自分好みの可愛らしいシールやおしゃれな素材が見つかりますよ。


【100均編】内窓を簡単DIY!二重窓を自作する方法

①A4フォトフレームで簡単に自作

100均のA4アートフレームを使えば、簡単にフレームを自作できるのでおすすめです。窓枠のサイズを測って、必要なアートフレームを購入すれば、組み立て不要のフレームが手に入ります。

アートフレームを組み合わせて、ボンドを塗って貼りあわせます。更にDIY用のタッカーで固定すれば、丈夫なフレームの完成です。これに断熱パネルを取り付ければ、簡単に自作内窓が完成します。工作が苦手な方や、お子さんにもおすすめのDIY方法です。

②突っ張り棒&プラダンで二重窓に

更に簡単に内窓を手作りしたいという方には、100均の突っ張り棒を使って、フレームさえ不要の自作内窓を作る方法をご紹介します。材料は、窓1面につき、突っ張り棒1本と断熱パネル1枚、取っ手2個です。

作り方は、断熱パネルを窓枠に合わせてカットし、両側に取っ手をそれぞれ1個取り付けます。これを窓枠にはめ込んだら、取っ手に突っ張り棒を通して、窓を抑えるようにして突っ張り棒を設置するだけです。これだけで簡単に手作り内窓が完成します。

サッシを作る必要がないのも、不器用さんにおすすめです。断熱パネルは、扱いやすいプラダンを選べば、失敗もありません。簡易的に内窓が欲しいという場所や、お風呂場などの湿気がひどい場所、窓枠にサッシを作る幅のない窓にも最適です。

【番外編】凝ったおしゃれな自作二重窓をご紹介!

①北欧風の自作内窓

「どうせ手作りで内窓を作るなら、おしゃれに作りたい」という方におすすめなのが、サッシの色を変える方法です。こちらの内窓は、サッシを水色に塗り替えて、おしゃれな北欧風の内窓にしています。内窓の作り方は、他でもご紹介したものと一緒です。

内窓を取り付けたい窓の寸法を測り、木材を用意します。上窓の内側にも木材が取り付けてありますので、その分の木材も用意しましょう。また、下窓も同じようにフレーム部分を作り、取り付けています。フレームは形を作る前に、自分の好きな色にペイントしておきましょう。

もともとは和風の金属製の窓でも、手作りの内窓をこんなにおしゃれなものに変えるだけで、部屋の雰囲気もガラッと変わりますよ。冬の寒さからも守ってくれ、部屋もおしゃれに変えてくれ、まさに一石二鳥の手作り二重窓です。

②洋風内窓

こちらは100均のフレームを蝶番でつなぎ合わせて、アコーディオンのように折りたためる洋風の内窓です。自作内窓のパネル部分には、ガラスシールを貼って目隠し機能もある、おしゃれな内窓を手作りしています。

内窓を取り付けたい窓の縦と横の寸法を測り、ぴったりのフレームを探し出せれば、木材を用意するよりも簡単です。フレームは内側の2列を裏に蝶番をそれぞれ繋ぎ合わせています。

ガラスシールも様々なものがあるので、自分の好みのものを貼っておしゃれな窓ガラスを楽しむのもいいですね。自作の内窓なので、賃貸の方でも安心して貼れるのも魅力のひとつです。

③板の内窓

リビングの内窓を全て木製にするのもおすすめです。木には熱伝導率が低いので、室内を暖かく保ってくれるメリットがあります。また、水分を多量に保持できるので、結露防止に効果があり、カビの発生も抑えてくれるという嬉しい役割もあります。内窓に最適な素材です。

こちらの内窓は、ガラス部分にも木の板を設置することで、窓の部分は塞がってしまいますが、その分温かさを感じます。内窓を設置したい場所の寸法を測り、フレームを作ったら、内側にぴったり合うように木の板を設置します。木の板を張り付けた内窓を設置すれば完成です。

部屋全体が木のぬくもりを感じる、温かなお部屋になりますよ。冬場も温かな空気を保ってくれるので、エアコンをフルに稼働させなくても、温かく適度な湿気のある空間で過ごせそうですね。

手作り二重窓で冬も快適に過ごそう

快適な生活

冬の防寒や結露防止に効果的な、内窓、二重窓の簡単なDIY方法をご紹介しました。初心者でも簡単に作れるものばかりなので、窓からの冷気や結露に悩まされている方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

また、100均の材料を使えば、費用も最低限に抑えることができます。ガラスシートなどのおしゃれなアイテムも揃っているので、活用してみてくださいね。下記の記事でも様々なアイテムをご紹介していますので、興味のある方はぜひご覧になってください。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。