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アルミホイル玉の作り方!最初と最後の手順や用意する材料も紹介!

更新:2019.06.24

キラキラ輝くアルミホイル玉は、名前の通りアルミホイルから作られます。ただ丸めるだけでは、シワシワにしかならないものを、どのような過程でツルツルにしていくのでしょうか。用意するものから、ポイントとなる叩き方まで、詳しい作り方をご紹介します。

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アルミホイル玉の作り方の過程|事前に用意する材料&道具

アルミホイル玉のために用意する材料&道具①アルミホイル

アルミホイル玉のために用意する材料&道具の1つ目は、アルミホイルです。スーパーで購入できる、食品を包むためのお馴染みのアイテムですね。100分の1mmという極薄のアルミ箔を丸めて、ハンマーでひたすら叩いていくことで完成します。仕上げに磨きの工程を入れると、信じられないほどピカピカになります。

アルミホイル玉を作る際は、8mで直径5cmサイズのものができると考えると良いでしょう。直径を大きくしたい場合は、アルミホイルの量を増やしていけばOKです。大きいほど完成までに時間がかかるので、初心者の方は、ミニサイズから始めてみてください。

アルミホイル玉のために用意する材料&道具②ゴムハンマー

アルミホイル玉のために用意する材料&道具の2つ目は、ゴムハンマーです。普通のハンマーでも作ることは可能ですが、ゴムハンマーには、材料を叩いたときに跡が残りにくいという特徴があります。きれいな表面のアルミホイル玉を完成させるには、ゴムハンマーを使ったほうが難易度は下がると言われています。

また、おなじゴムハンマーでも、叩く部分の面が平面になっているタイプと、曲面になっている部分があります。アルミホイル玉を作る場合、平面タイプを用いたほうが、なめらかな表面に仕上がります。

アルミホイル玉のために用意する材料&道具③紙やすり・研磨剤

紙やすり

アルミホイル玉のために用意する材料&道具の3つ目は、紙やすりや研磨剤です。表面がなめらかになるまでハンマーで叩いたあとは、「耐水ペーパー」と呼ばれる紙やすりや「ピカール」などの研磨剤を使うことで、驚くほどの輝きを放ちます。わざわざ研磨剤などを購入したくない場合は、歯磨き粉で代用してみましょう。

POINT

制作キットを購入してもOK

アルミホイル玉を手早く作りたい方は、アルミホイルの制作キットを購入してみるのも良いでしょう。『触れる図鑑・アルミ玉』や『たたいてツル!ピカッ!アルミ玉』といったキットが販売されています。アルミホイルからゴムハンマー、研磨剤まで、制作に必要な材料と道具が揃っていますよ。


アルミホイル玉の作り方の過程|最初の丸め方の手順

アルミホイル玉の最初の丸め方の手順①球形になるようシワシワに丸める

しわしわのアルミホイル

アルミホイル玉の最初の過程である丸め方の手順の1つ目は、球形になるようシワシワに丸めることです。最初の段階にキレイな球形に整えておくことで、その後の過程でのやりやすさが変わってきます。ギュウギュウに固めることよりも、球形にすることにポイントを置いて丸めていきましょう。

また、最初の段階ではアルミホイル玉のなめらかな表面のために、ある程度シワシワにしておくことも大切です。シワシワ部分が、しっかりと絡み合うことで、アルミの層が圧縮されやすくなるためです。

アルミホイル玉の最初の丸め方の手順②アルミホイルの端を綺麗に残さない

いろいろなアルミの紙

アルミホイル玉の最初の過程である丸め方の手順の2つ目は、アルミホイルの端を綺麗に残さないことです。制作の過程で一番多い失敗は、アルミ箔の端を綺麗に巻きすぎることで、つなぎ目がめくれてしまったり目立ってしまったりすることです。

つなぎ目に関する失敗を予防するには、端の部分をしっかりとシワシワの中に組み込んでおくことが大切です。指で隙間に押し込みながら、しっかりと他の部分と絡み合うようにしておきましょう。最初の段階で気をつけておけば、仕上げで困ることが少なくなりますよ。

アルミホイル玉の作り方の過程|中間の叩き方の手順

アルミホイル玉の中間の叩き方の手順①柔らかい場所で叩き始める

タオルとクシ

アルミホイル玉の中間の過程である叩き方の手順の1つ目は、柔らかい場所で叩き始めることです。まずは丸めたアルミホイルの隙間を圧縮して、中の空気を出していく必要があるためです。ラグや絨毯の上のなどで叩きながら、徐々に固くしていきましょう。

また、叩き方についても、柔らかい場所で叩いているときは多少強めにしても構いません。中の空気を追い出して、ある程度の圧縮ができたら、次のステップに進んでください。ラグの上から、まな板などの木の上に移動させて、軽く叩いていくようにします。

キレイな球形にするための叩き方のポイントは、くるくると回しながら、まんべんなくハンマーを当てていくことです。ゴルフボールの表面のデコボコ模様をイメージして、全体的に叩くようにしましょう。1ヶ所だけに集中するような叩き方だと、潰れたおまんじゅうのような形になってしまいます。

POINT

大きいアルミホイル玉の作り方のコツ

大きいサイズのアルミホイル玉の作るには、ある程度ハンマーで圧縮したあとに、追加のアルミホイルを巻いて叩くという作業を繰り返すのがコツです。野球ボール大のものを作るには100mほど必要ですが、一気に100mを叩くよりも2~3度に分けながら、圧縮とアルミホイルの追加を繰り返すほうが簡単ですよ。

アルミホイル玉の中間の叩き方の手順②固い場所で均等にコツコツ叩く

ハンマーとドライバー

アルミホイル玉の中間の過程である叩き方の手順の2つ目は、固い場所で均等にコツコツ叩くことです。まな板などの木の上から、なめらかな石や金属の板の上などに移動させて、叩きの最後の仕上げをするようにしてください。

このときもゴルフボールをイメージしながら、ハンマーを均等にコツコツ当てていくことが大切です。力を入れすぎずに、軽く根気よく続けていきましょう。強く叩きすぎると、ひびが入って割れてしまう可能性があります。直径5cmの玉でも1~2時間はかける必要があるので、叩き方の手順が最もハードな過程となります。

もしも叩きの最後の段階で、アルミホイルの端のつなぎ目が目立つようなことがあれば、めくれたり浮き上がったりしている場所を内側に折り曲げてください。折り曲げた部分をコツコツと気長に叩きなおすことで、つなぎ目を消していくことができますよ。

アルミホイル玉の作り方の過程|最後の磨き方の手順

アルミホイル玉の最後の磨き方の手順①紙やすりで優しく磨く

水晶玉とリス

アルミホイル玉の最後の過程である磨き方の手順の1つ目は、耐水ペーパーなどの紙やすりで優しく磨くことです。ハンマーで滑らかな表面を作ったあとに磨きの過程をいれることで、より美しく仕上げることができます。紙やすりの目は、荒めのものから細かめのものまで揃っています。

1種類だけで磨くことはせずに、「細目」と「極細目」の、最低2種類は使い分けるようにしましょう。目の大きなものから始めて、細かいものへと交換していきます。磨くときは、力を入れてゴシゴシ擦ることは避けてください。力を入れすぎると、せっかくハンマーで滑らかにした部分が台無しになってしまいます。

また、耐水ペーパーを使うときは、食器用洗剤を水に混ぜると磨きがキレイにできます。全体的になでるような感じで、優しく磨き上げていくと良いですね。さらに詳しい耐水ペーパーの使い方を確認しておきたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。ダイソーなどの100均で購入できるものも紹介していますよ。

アルミホイル玉の最後の磨き方の手順②研磨剤で表面に輝きを与える

水晶玉を持つ

アルミホイル玉の最後の過程である磨き方の手順の2つ目は、研磨剤で表面に輝きを与えることです。磨きの総仕上げとなる過程ですね。ピカールのように、液体またはクリームタイプの研磨剤を使用すると、まばゆい輝きを放つようになります。

柔らかいクロスに研磨剤をつけて、ソフトな手付きで磨きあげていきましょう。全体的に擦り終わったら、乾いたクロスに持ち替えて最後のひと拭きをしていきます。顔が映るほどピカピカにしてみると楽しいですよ。ただし、こちらも擦りすぎは厳禁です。圧縮が少ない内側の部分まで削られると、逆に見た目が悪くなります。

クリーム状の研磨剤の使い方を、さらに詳しく確認したい方は、こちらの記事の内容が便利です。アルミホイル玉を磨いた残りも、決して無駄にはならないので、いろいろな用途をこちらでチェックしておくのもオススメです。

アルミホイル玉の作り方の過程|叩き方別の作品いろいろ

アルミホイル玉の叩き方別の作品①アルミホイルさいころ

アルミホイル玉の叩き方別の作品の1つ目は、アルミホイルさいころです。球形にこだわらず、叩き方を工夫することで他の形に整えていくこともできるんですね。基本的な作り方は、アルミホイル玉とほぼ同じですが、最初の丸め方の段階で四角になるように固めておくことがポイントです。

また、叩き方の過程では、六面を均等に叩くようにコツコツ続けていくようにしてください。平面ばかりでアルミホイルの塊が安定しているため、球形を作るよりも難易度は下がります。

アルミホイル玉の叩き方別の作品②アルミホイルりんご

アルミホイル玉の叩き方別の作品の2つ目は、アルミホイルりんごです。銀色のりんごが素敵ですね。球形の上部に、わずかなくぼみを作りながら叩くことで、りんご型に整えていくことができます。

また、茎と葉の部分も、アルミホイルを棒状と薄型にすることで、追加することができます。接続する部分は、叩きの途中の段階で内部に食い込ませるようにすると良いでしょう。

アルミホイル玉の叩き方別の作品③アルミホイルスライム

アルミホイル玉の叩き方別の作品の3つ目は、アルミホイルスライムです。アルミホイル玉の金属の質感が、某人気ゲームに登場するモンスターにそっくりなので、ファンには人気の叩き方です。ゲーム好きの人がアルミホイル玉に挑戦すると、一度は作りたくなる形なのでしょう。上部のでっぱりを維持することがポイントです。

アルミホイル玉は叩き方の根気で決まる

キレイなアルミホイル玉を作るには、最初と最後の過程も大切ですが、なによりも必要なのが叩き方に対する根気です。適度な強さで、何時間もかけて叩くことが出来上がりを左右します。叩き方の技術がある人は紙やすりや研磨剤を用いなくても、ハンマーだけで輝きを出すことができるので、挑戦してみるのも面白そうですね。

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