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耐水ペーパーとは?

水の使える紙やすり

耐水ペーパーとは、水研ぎができる紙やすりの事です。その名の通り耐水性に優れたサンドペーパーなので、水周りにも使う事ができます。水を使いながらやすり掛けをする事での利点も多くあります。水を使える利点の1つ目は、やすり掛けをした後に出る粉を、水を使って洗い流せる事です。

作業の途中でも水を使えるので、紙やすりの表面に粉が溜まりにくくなります。その為、紙やすりの目詰まりが起こりにくい状態になります。紙やすりを頻繁に交換しなくても良くなるので、作業効率が上がりますね。水を使える利点の2つ目は、削った粉が水分を吸うので空気中に舞う率が減ります。

やすりで削った粉はとても軽いので、簡単に飛んで行ってしまいます。何も対策をしていないと、気付けばとんでもない所に粉が飛んでいた、という事もあります。「耐水」と付いていない紙やすりは、濡れてしまうとすぐに破れてしまいます。使い方や使う場所によって、耐水ペーパーとサンドペーパーを使い分けましょう。

水研ぎで素材を磨く

耐水ペーパーで行うやすり掛けを「水研ぎ」とも言う事があります。「研ぐ」とは、磨いてツヤを出す事を言います。表面のちょっとしたザラザラを取り除く為に水研ぎをする事もあります。何かの完成度を高める為に丁寧に水研ぎをする事もありますね。

素材や目的によって、普通の紙やすりを使った方が良い事もあります。水やすり・紙やすりのどちらを使うかは、状況に応じてその都度変えていきましょう。耐水ペーパーは、水を使わないと普通のサンドペーパーとして使えます。どちらにするか迷っている場合は、耐水ペーパーを買っておいた方が臨機応変に対応できます。

耐水ペーパーの使い方は?

耐水ペーパーの使い方①木片などに巻く

初心者でも簡単にできる耐水ペーパーの使い方として、木片などの平らな面のある物に巻き付ける方法があります。サンドペーパーを使った事があるなら、1度はやった事がある方も多いですね。家具の様な、ある程度の大きさの物に対して有効な使い方です。

片手に収まるくらいの大きさの物があれば、それを使うと良いでしょう。用意した物に耐水ペーパーを巻いて、端をテープで留めると使いやすいです。水やすりとして使う時は、水でテープが取れない様に注意して下さいね。

耐水ペーパーの使い方②指に巻く

耐水ペーパーを使う事に慣れていれば、自分の指に巻いて使うと効率よく水研ぎができます。指に感触が伝わるので、水やすりの時の力加減をしやすいですね。水をかけながらやすり掛けをしていても、手の感触で研いでいる場所がはっきり分かります。

その反面、水やすりの使い方に慣れていない内は、力加減が一定にならずに削りすぎる事もあります。平らに水研ぎをしているつもりでも、確認したら緩やかに波打っていた、なんて事もあります。曲面を磨く時や細かい部分に紙やすりをかけたい時は、磨きながらこまめにチェックすると失敗が少なくて良いですね。

耐水ペーパーの使い方③木材

木材へ耐水ペーパーを使う事もできますが、水やすりはやめておきましょう。木材は水を吸ってしまう為、水研ぎの水がそのまま吸収されてしまいます。折角乾燥した木材を使っているのに、水やすりをかけてしまうとどうなるでしょうか。カビが繁殖しやすくなったり劣化を早めてしまったりします。

木材をやすり掛けする時のサンドペーパーを使い方としては、一般的な紙やすりを使うか、耐水ペーパーを水を付けずに使いましょう。水を使わずにやすり掛けをすると、削った粉が空気中に舞いやすいです。床の掃除まで終われば、換気をしっかりしておきましょう。

耐水ペーパーの使い方④プラスチック

熱に弱いプラスチック製品へのやすり掛けに、耐水ペーパーを使った水研ぎは相性が良いです。水やすりでプラスチックを磨く事で、摩擦熱が発生しにくくなります。プラスチックは熱に弱いので、紙やすりよりも水やすりの方が素材への負担が軽くなります。

プラスチックを加工した時に、断面はギザギザしていますね。その荒れた部分を整える時や、プラモデルを作る時にも使えます。この時に注意したい事は、水研ぎ中の耐水ペーパーの水分量です。細かい作業をすると、どうしても手元に集中してしまいますね。

作業に集中するあまり、水研ぎの水が減ってしまっても気付かない事があります。耐水ペーパーを使っているのに、この使い方では勿体ないですね。水やすりをかける時は、耐水ペーパーがしっとりと濡れている事を確認しながら作業をしましょう。しっかり湿らせて水やすりをかける事で、最後の完成度も変わってくるはずです。

耐水ペーパーの使い方⑤金属

耐水ペーパーは金属にも使う事ができます。金属にサンドペーパーを使う場合、大抵は小物にできた傷や、ちょっとした荒れを整える事が多いですね。こうした小さな物への水やすりの使い方として、表面の一番尖っている部分から先に研ぎましょう。金属でできているので、少しのでっぱりでも簡単にケガをしてしまいます。

大きな物で言うならば、車の傷を修理するのにも耐水ペーパーを使う事ができます。車にできたサビを落としたり、表面の塗装を剥がして塗り直す時に使います。水研ぎをする面が広いので、当て木になる物やサンドペーパーホルダーを使って水やすりをかけます。これでキレイに効率的に作業ができますね。

車の塗装がキレイにできたら、その後のメンテナンスも自分で行いたいですね。定期的に車を磨きたいけれど、時間がなくて手が出せない方もいます。それならば電動ポリッシャーはいかがでしょうか。全て手で磨くよりも短時間で終わらせる事ができるので、時間に余裕のない繁忙期や体力のない女性にもオススメです。

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耐水ペーパーの使い方|番手と粗さとは?

番手は目の粗さの度合い

耐水ペーパーの目の粗さを「番手」と呼び、サンドペーパーの区別をしています。表記された数字が小さい方が、より粗い目の紙やすりになっています。一般的に使われる耐水ペーパーなら、粗い物で80番くらいの物が売られている事が多いです。もっと粗い目の物もありますが、日常的に使う機会は少ないでしょう。

目が粗いと、その分だけ仕上がりがザラザラします。表面を滑らかにする為に水研ぎをするので、あまり粗い目の紙やすりは使わない方が良いでしょう。どうしても削りたい所があれば、金属やすりを使った方が、早く削れて便利です。また、最後の仕上げに使う様な目の細かい物だと、1500番や2000番があります。

とても細かい水やすりなので、磨いた後の素材はツルツルになっています。きっと満足のいく物になるでしょう。しかし目が細かい分、手間と時間はかかってしまいます。細かい紙やすりで水研ぎする時は、時間に余裕がある時に丁寧にやると良いですね。

材質によって水やすりを変える

磨く材質によって、耐水ペーパーの使い方が変わります。例えば木材を紙やすりで削る場合です。木材の形を変えたい時のサンドペーパーの使い方としては、目の粗い物で削っていく方法があります。大体の形ができた後、細部を削りたい時にサンドペーパーを使います。これで削りすぎによる失敗を減らす事ができます。

また仕上げに木材の表面をツルツルにするのであっても、240番くらいの物で仕上げるのが一般的です。では、プラスチックではどうでしょうか。プラスチックは、水やすりをかけた後の傷が目立ちやすいです。形を整える時であっても400番前後のサンドペーパーから使いましょう。

金属を磨く時も同様に、400番程度の水やすりから使っていきます。サビや表面の塗装を剥ぐ時に400番を使い、少しずつ目の細かい物に変えていきます。間違ってもプラスチックや金属に、80番の様な目の粗い物を使わない様にして下さい。深く削りすぎて傷になってしまい、修復が大変になってしまいます。

耐水ペーパーの使い方|磨く時のコツは?

紙やすりを少しずつ変える

耐水ペーパーを使って磨く時のコツ、1つ目は「紙やすりは少しずつ番手を変える事」です。目の粗いサンドペーパーで水研ぎをしたら、仕上げ用の細かい水やすりを使う前に、中間位の粗さの物でやすり掛けをします。何度も紙やすりを使うのは最初は面倒に思えてしまいます。削った粉も沢山出る気がしますね。

ですが本当は、紙やすりの種類を変えながら何度か水研ぎをしていった方が、早くキレイに完成させる事ができます。目の粗い水やすりを使った後は、表面に深めの傷がついている事になります。その上に細かすぎる物を使っても、最初に削った傷の深さまで削り取る事ができません。

多少手間に思えても、実は大事な行程である事も多いのが研磨作業です。大変である代わりに、順を追って丁寧にやれば、磨くだけでも売り者かと見まごう様な出来栄えの物にする事ができます。時間がかかっても、少しずつ着実に水研ぎをしていきましょう。

力を入れすぎない

簡単に水研ぎをする時に覚えておきたい、耐水ペーパーの使い方のコツ2つ目は「研ぐ時の手に力を入れすぎない事」です。頑張って磨き上げようとする余り、手に力を入れてガシガシと磨く方も中にはいます。しかし力が強すぎると、サンドペーパーのザラザラした部分が押さえつけられてしまいます。

そうなると、圧がかかりすぎて削る力が弱くなってしまいます。しっかり研いでいる筈なのに、何故か中々磨かれないと感じるのなら、力の入れすぎが原因の可能性があります。紙やすりを使う時は力を入れすぎずに、研いでいる時のザラザラとした感触が手に伝わるのを意識して研ぎます。

紙やすりは水研ぎの方向を適度に変える

慣れてきたら気を付けてやりたい、耐水ペーパーの使い方のコツ3つ目は「やすり掛けの方向を変えながら均等に行う事」です。自分のやりやすい方向からやすり掛けをすると、すぐに磨かれていきます。しかし一方向から水研ぎをすると、その垂直方向には水研ぎがあまりされていませんね。

サンドペーパーを使う時は、縦・横・斜めと、色々な方向から紙やすりを掛けましょう。円を描く様にクルクルと回してみても良いですね。どの方向からも、同じくらいの力加減と量にする事で、全面を均等に磨く事ができます。

最初の内はあまり考えなくても良い「コツ」ですが、耐水ペーパーの使い方に慣れたらやってみましょう。やすり掛けが上手くなると、その後コーティングを上から施す時に、とても良い状態で行えます。特に透明なコーティングをするのであれば、仕上がりに結構な差がつきます。ぜひトライしてみて下さい。

サンドペーパーの種類とは?

よく使う2種類|紙やすり・布やすり

一般的によく使われているのが、紙やすり・布やすりの2種類で、耐水ペーパーは紙やすりに分類されます。紙やすりと聞いて思い浮かぶのは、厚紙でできた安価な物という人が多いでしょう。それ以外にも、目詰まりしにくい様に加工された「空研ぎやすり」や、耐水加工された「耐水ペーパー」があります。

布やすりは「布ペーパー」とも呼ばれ、紙やすりよりも耐久性があります。そして紙の代わりに布が使われているので、曲面にもフィットしやすく、磨きやすいのが特徴です。金属に対しても使えて、電気サンダーという研磨用の機械に付けて使う事も可能です。

特殊な種類|ポリネットシート

「耐水ペーパー」「布やすり」までは、見た事のある方も多いですね。では「ポリネットシート」はご存知でしょうか。繊維が網目状になっており、その両面に研磨材が付いています。網目状という特徴から、紙やすり・布やすりよりも目詰まりがしにくいです。削りカスが多く出る物に使うと、ストレスなく研磨できます。

両面使えるのも便利で良いですね。また電気サンダーにも付ける事ができ、布やすりよりも耐久性に優れています。機械に取り付けた研磨剤の交換頻度が低くなると、作業効率も上がるので嬉しいですね。水研ぎが可能なので、削りカスを洗い落としながら作業すると、楽に磨く事ができます。

特に柔らかい物を選ぶ事で、貴金属などのアクセサリーを磨く事もできます。アクセサリーに傷が付いてはいけないので、目の細かい物を選びましょう。研磨剤の入ったジュエリー用の磨き布も売られているので、近くのお店にあれば、そちらを選んで下さいね。

ダイソーでも買えるサンドペーパー

100均ショップであるダイソーにも、耐水ペーパーの様に使えるサンドペーパーが売られています。スポンジ付きのやすりが2枚入りで、80番から500番までの4種類が売られている商品です。通常の工作で使う様な木材から、プラスチックや鉄まで使える種類のやすりです。

真ん中がスポンジになっているので、曲面を削ったり磨いたりするのに最適です。多めに買って保管しておくと、何かが急に壊れてしまった時に便利ですね。もちろん普通の紙やすりも扱っており、60番から1000番までの8枚セットになっています。こちらは耐水仕様ではないので、水に濡らさない様にして下さいね。

実はダイソーにも、メッシュ素材の両面使えるやすりが売られています。60番から400番までの5種類があり、同じ番手の物が4枚1組になっています。ポリネットシートの様に目詰まりがしにくいので、石膏などの粉が出やすい物に対して使うと楽に磨く事ができます。

耐水ペーパーを賢く使って大切な物もピカピカ

普通の紙やすりにはできない、水研ぎができる耐水ペーパーの良い所が色々ありましたね。シンクや洗面所などを磨く時にも使えるので、家事をする方が取り入れても便利です。しかし鏡みたいにツルっとした物など、やすりを使うのに抵抗がある物もありますね。そんな時は違う方法もちゃんとありますので参考にして下さい。

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