思い出し笑いとは?
思い出し笑いとは「急に笑い出すこと」
『思い出し笑い』とは、「急に笑い出すこと」とされています。誰も何も面白いことは言っていないのに、突然一人だけ笑い始める様子を指しています。これは何も現状が面白いわけではありません。頭の中で独自のストーリーが出てきていて、それが面白いから笑ってしまうのです。想像力が豊かな人と言えるでしょう。
思い出し笑いをする人にはむっつりすけべが多いと言われている
思い出し笑いをする人には、「むっつりすけべが多い」と言われています。これは、「Hな人には想像力が豊かな人が多いから」という理由が挙げられているようです。ただ、「Hな人=想像力が豊かな人」という方程式に科学的根拠は何もありません。「単なる噂」くらいに留めておいた方が良いでしょう。
思い出し笑いの心理・理由10選
思い出し笑いが止まらない心理①笑ってはいけないと思うから
思い出し笑いが止まらない心理の1つ目は、『笑ってはいけないと思うから』ということです。人間は強く思うと反対のことをしようという心理が働きます。これは、人間は「強制されることが嫌い」だからです。言い換えるなら、「人間は本来自由である存在」と言えます。ですから、強制されると反対のことをしてしまいます。
「笑ってはいけない」という強制に、無意識で反発心を抱いているのです。反発心があるということは、自分の意思や気持ちが大変強いということですから、良い傾向と言えます。「自分をしっかり持っている人」と言えるでしょう。
思い出し笑いが止まらない心理②緊張を緩和している
思い出し笑いが止まらない心理の2つ目は、『緊張を緩和している』ということです。人間は太古の昔はサルでした。動物は身の危険を感じた時、自分を守ろうとして身を固くします。これは人間も同じです。ただ、自分を守ろうとして身を固くしてしまうと、本当に生命の危険にさらされた時、即座に逃げることはできません。
即座に逃げる為には、緊張を解きほぐす必要があります。それが「笑い」です。笑うことで肉体の緊張を解きほぐし、危険な状態から素早く逃げられるようにしているのです。このようや野生として生きていた時の無意識の心理が、人間になった今でも残っているのです。
思い出し笑いが止まらない心理③悲しみを和らげたい
思い出し笑いが止まらない心理の3つ目は、『悲しみを和らげたい』ということです。大きな悲しみや長く続く悲しみは、人間の心を壊してしまいます。一度壊れてしまった人間の心は、そう簡単に元に戻りません。元の状態に戻す為には、途方もない時間と労力を要します。
心が悲しみで壊れてしまわないようにする為に、自己防衛としての心理が働いていることがあります。笑いは悲しいという気持ちを和らげてくれる効果があります。笑うことでクッションになり、大きな悲しみがスムーズに外へ出ていくことも助けてくれているのです。
思い出し笑いが止まらない心理④怒りを抑えたい
思い出し笑いが止まらない心理の4つ目は、『怒りを抑えたい』ということです。怒りの感情は大変攻撃的な感情です。怒りの感情は周囲の人たちだけではなく、自分自身も傷つけることになります。悲しみと同じ理由で、怒りでも自分の心が壊れてしまうことがあるのです。壊れた心は元に戻す為に、たくさんの時間がかかります。
また、怒りの感情を爆発してしまうと、後でどういうことになるかということも無意識で考えています。そのような困難な状況を創り出さないようにする為に、笑うことで怒りの感情を抑えているのです。また、笑うことで怒りの感情は自分の中ではなく、外へ出ていくという効果ももたらしてくれます。
思い出し笑いが止まらない心理⑤状況に退屈している
思い出し笑いが止まらない心理の5つ目は、『状況に退屈している』ということです。状況に退屈してくると、無意識にあくびが出てくることがあります。周囲の人たちが真剣になっている時にあくびをすることは不謹慎です。そんなあくびが出るほど退屈な状況を緩和する為に、笑うことに意識が向いてしまっているのです。
思い出し笑いが止まらない心理⑥記憶力が高い
思い出し笑いが止まらない心理の6つ目は、『記憶力が高い』ということです。思い出して笑ってしまうということは、それだけ記憶が鮮明であるということです。また、明確に思い出せるという力も同時に備わっているとも言えます。記憶力が高い人は、ついつい無意識にいろいろなことを思い出すという心理があります。
思い出し笑いが止まらない心理⑦いつも幸せ
思い出し笑いが止まらない心理の7つ目は、『いつも幸せ』ということです。いつも幸せな人は、生きていることそのものが幸せです。日常生活で起こるすべてに幸せを感じています。「あんなこともあった」や「こんな経験もした」などのように思い出すことすべてに幸せを感じています。すると、自然と笑みがこぼれるのです。
笑顔でいることで、たくさんの幸せを引き寄せることができます。そんな笑顔や笑う効果について詳しくお知りになりたい方は、こちらもご覧下さい。
思い出し笑いが止まらない心理⑧楽しいことを想像している
思い出し笑いが止まらない心理の8つ目は、『楽しいことを想像している』ということです。いつも楽しいことを想像している人は、気持ちが常にわくわくしています。楽しいことをしている時は、自然と表情が笑顔になります。頭の中で想像している時も同じです。「楽しい」と感じているので、表情が笑顔になるのです。
思い出し笑いが止まらない心理⑨集中力が低い
思い出し笑いが止まらない心理の9つ目は、『集中力が低い』ということです。集中力が低い人は、いつも頭の中で他のことを想像しています。周囲の人たちの話を聞いていないということです。ただ、そういう場面では笑顔の方が圧倒的に目立ちます。その為、周囲の人たちからは、思い出し笑いが癖になっていると思われます。
思い出し笑いが止まらない心理⑩現実から逃げている
思い出し笑いが止まらない心理の10個目は、『現実から逃げている』ということです。現実で耐えがたい苦痛を感じている時には、現実の世界が嫌になります。すると、心のバランスを保つ為に頭の中で楽しい事や幸せな状況を想像します。いわゆる現実逃避、という心理的行動です。そして精神的なバランスを取っているのです。
思い出し笑いの治し方は?
思い出し笑いや独り笑い癖の治し方①集中力を高める
思い出し笑いや独り笑い癖の治し方の1つ目は、『集中力を高める』ということです。集中力を高める特訓をしましょう。人の話を真剣に聞く為には、メモを取るという方法が良いでしょう。また、範囲を決めて「ここまでは集中して完了させる」などのようにして特訓すると良いでしょう。すると集中力が高まっていきます。
思い出し笑いや独り笑い癖の治し方②軽く体を動かす
思い出し笑いや独り笑い癖の治し方の2つ目は、『身体を軽く動かす』ということです。席を外せるような状況なら、トイレに立ったりして身体を動かしましょう。また、会議中などのように席を外せないような状況の場合は、机の下で手を握って開いてを繰り返すと良いでしょう。身体の一部を動かすことで緩和されます。
思い出し笑いや独り笑い癖の治し方③意識して微笑む
思い出し笑いや独り笑い癖の治し方の3つ目は、『意識して微笑む』ということです。これは、ニッコリ笑顔で笑うということではありません。意識して口角を上げましょう。口角は無意識の状態では下がっています。口角をいつも上げた状態に保とうとすると気持ちも意識も口角に集中し、笑うという行動が少なくなります。
思い出し笑いや独り笑い癖の治し方④自分の感情を監視する
思い出し笑いや独り笑い癖の治し方の4つ目は、『自分の感情を監視する』ということです。思い出し笑いや独り笑い癖は、無意識の中で起こっています。知らない間に笑いを誘うような感情が湧き上がってきているのです。自分の感情をいつも監視することで、笑いを誘うような感情が湧き上がってくることを抑えられます。
思い出し笑いや独り笑い癖の治し方⑤飲み物を飲む
思い出し笑いや独り笑い癖の治し方の5つ目は、『飲み物を飲む』ということです。これは緊張状態にある時には、大変効果的です。笑いは緊張を解きほぐすという効果もあります。飲み物を飲むことで、あなたの緊張状態は緩和されます。緊張状態が緩和されれば、笑いで緊張を解きほぐす必要はなくなります。
思い出し笑いは人間にとっての大切な生理現象
思い出し笑いは、実は人間にとっての大切な生理現状なのです。精神的なバランスを保つ為には、笑うことが何より重要です。極度の緊張や怒り、悲しみなどを緩和して心が壊れないようにしているのです。ただ、それが困る場面も出てくるでしょう。そんな時は、治し方を参考にして頂くと、一時的に抑えることができるでしょう。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。