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つまづくとつまずくはどちらが正しい日本語?つまずき/つまづき/躓く

更新:2021.04.19

「つまづく」と「つまずく」、「つまづき」と「つまずき」、読み方は一緒でも読み方となると、どれが正しいのか理解しづらいもの。漢字の「躓く」なら、気になりませんが、日本人ならよみがなについてもきちんと把握しておきたいものです。今回は「つまづく」と「つまずく」についての読み方を検証していきます!

「つまづく」と「つまずく」はどちらが正しい日本語?

「つまづく」と「つまずく」では正しいのは「つまずく」!

つまづくとつまずく

パソコンやスマホで変換してみても、多くの機種がどちらも正しい漢字である「躓く」と変換することができます。そのため、どちらの読み方が正しいのか理解していない人も実際問題たくさんいます。しかし、個々は間違いなく「つまずく」が正しい読み方であると言えます。

その証拠に、「躓く」という漢字を色々な辞書サイトなどで検索してみても、大きく取り上げられている読み仮名は「つまずく」となっています。つまり、現在の日本において、広く一般的に使われているのは「つまずく」であると言うことができるのです。

「つまづき」と「つまずき」では正しいのは「つまずき」!

つまづくとつまずく

では、言い回しが異なる場合にはどうなるのでしょうか。「つまづき」と「つまずき」の場合ではどちらが正しいと言えるのでしょうか。その答えははズバリ「つまずき」です。「つまづき」や「つまずき」のように例え言い回しが異なったとしても、”づ”ではなく”ず”を使う「つまずき」が正解だと言えます。

これはつまり、「躓」という単漢字が”つまず”と読むということを表しています。そのため、言い回しが変化した「躓き」や「躓いた」でもあっても、「つまづき」や「つまづいた」ではなく「つまずき」や「つまずいた」と読むことができるということです。

「つまづく」でも一概に間違いであるとは言えない!

つまづくとつまずく

ただし、1つだけ注意しておきたいことは、「つまづく」であっても一概に間違いであるとは断言できないことです。実際に、辞書サイトを閲覧した方ならわかる通り、正しい読み方である「つまずく」の隣には小さく「つまづく」と表記してあるのがわかります。

これはつまり、現代の学問的な正解は「つまずく」ではあるものの、古くからの慣習によって使われてきた「つまづく」もまた、広い意味では正解であるということができるのです。実際に、「つまづく」を使い続ける年配の方も多くいます。

「つまづく」「つまずく」の意味は?

「つまづく」「つまずく」の意味①転びそうになること

つまづくとつまずく

「つまづく」や「つまずく」の意味の1つ目は、転びそうになることです。歩いている拍子に、何かに足がぶつかることはよくあることです。この状況、様子を「つまづく」、「つまずく」と表現します。よく、転んでしまうことを躓くと表現する人もいますが、これは正確には意味が異なります。

転んだり転倒するのは、何かにぶつかったりすることで起こる結果ですので、躓くという様子は、転んだり転倒することの前段階にすぎません。ただし、躓いたことで必ずしも転ぶというわけではありません。あくまでも、躓くは転びそうになる様子のことを表す言葉です。

「つまづく」「つまずく」の意味②脚が絡まる・もつれること

つまづくとつまずく

「つまづく」や「つまずく」の意味の2つ目は、脚が絡まる・もつれることです。何かにぶつかって転ぶことを表す言葉であると説明しましたが、ぶつかる対象は自分自身もまた該当されます。脚が思わぬ方向に動いたことで、脚同士が絡まったり、もつれたりすることもまたよくあることです。

道を歩いていて何かの拍子に、自分の脚が絡まったり、もつれたりしたことによって躓いてしまったといったケースのように、自身の足であっても、絡まり、もつれによって転びそうになる様子もまた「つまづく」や「つまずく」と表現することができます。

「つまづく」「つまずく」の意味③挫折すること

つまづくとつまずく

「つまづく」や「つまずく」の意味の3つ目は、挫折することです。躓くという言葉は、精神的な意味合いにも使うことのできる言葉です。何かをしていたりするなかで、思わぬことが原因で前に進まなくなってしまうということはよくあることです。

そういった挫折した状態、挫折した状況もまた躓くと表現することできます。例えば、ビジネスの中でも順調に事が運んでいたのに、障壁が現れそれによって立ち行かなくなってしまったとか、恋愛関係を進めるなかで相手と意思疎通がうまくいかないことがあったなど、そういった場合も躓くと表現することができます。

「つまづく」と「つまずく」の語源・由来は?

語源と由来①はっきりと明記されたものはない

つまづくとつまずく

「つまづく」と「つまずく」の語源と由来についての1つ目は、はっきりと明記されたものはないということです。漢字や言葉の成り立ちの多くが、歴史上何かのきっかけ、事件があったことによって作られることが多いものです。

しかし、世の中にはそういったきっかけや事件が明確に残されているものも多く存在します。残念ながら、「つまづく」や「つまずく」もまた、そういったきっかけや事件といったような、言葉の誕生をしっかり明記したものが存在しているわけではありません。

語源と由来②「つまづく」や「つまづいた」は「爪突く」が元になっている

つまづくとつまずく

語源と由来の2つ目は、「つまづく」や「つまづいた」は「爪突く」が元になっていることから推察することができるという点です。先ほどの意味で、語源や由来の明確なものは存在しないと言いましたが、推察することはできます。例えば、「爪突く」という言葉は、そもそも存在する漢字表記であると言われています。

この漢字表記についての意味を紐解いていくことにより、この言葉が生まれた経緯についてを推察することができるのです。漢字を見る限り、足の爪を何かに突いてしまう状況が関わったことで生まれたことが、背景として思い浮かびます。つまり、こうした状況に言葉をあてはめていったことで生まれた言葉であると想像できます。

漢字表記が「爪突く」から「躓く」に変化した経緯は?

漢字表記が躓くに変化した経緯①現代的仮名遣いへと移行されたこと

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漢字表記が躓くに変化した経緯の1つ目は、現代的仮名遣いへと移行されたことです。日本の政府は、教育改革の1つとして昔から使われてきた歴史的仮名遣いを、現代的仮名遣いへと移行することを決め、実行してきました。

その中で「ず」と「づ」は使い分けが決められており、「つまづく」「つまづき」もまたそのルールに則って、「つまずく」「つまずき」に変化しました。ちなみに、このルールの中で、同じ言葉が続く二語の連語などは例外とされていますが、「つまづく」はこの例外に該当しないことから、例外なく「つまずく」に変化しました。

漢字表記が躓きに変化した経緯②突く(づく)では「ずく」にならないこと

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漢字表記が躓きに変化した経緯の2つ目は、突く(づく)では「ずく」にならないことです。先ほど、歴史的仮名遣いから現代的仮名遣いへの移行に伴い、「つまずく」に変わったと説明しました。しかし、これだけではある問題が残ります。それが漢字です。

もともとある漢字の「爪突く」の「突く」という漢字は、残念ながら「ずく」と読むことは不可解です。そういった経緯もあり、「爪突く」という漢字は、「躓く」へと変わっていきました。ちなみに、「爪突く」が使われていた背景も存在するため、一概に誤りであるとは言えないということだけ把握しておきましょう。

【番外編】つまずくことに関するスピリチュアル的な意味は?

スピリチュアル的な意味①躓いてもきちんと立ち上がることができる夢

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スピリチュアル的な意味の1つ目は、躓いてもきちんと立ち上がることができる夢です。これは、困難が降り注いだり、何か思わぬことに足をすくわれることがあるかもしれないという暗示だと言われています。ただし、立ち上がることができるということは、あなたにそれだけのパワーがあるということでもあります。

スピリチュアル的な意味②躓いたことで怪我をする夢

つまづくとつまずく

スピリチュアル的な意味の2つ目は、躓いたことで怪我をする夢です。怪我は、大きなダメージがあることを暗示しています。そのため、困難やトラブルにより、深いダメージを負う可能性があるという暗示でもあります。この夢を見たら、きちんと予防策を立てておくのがよいでしょう。

スピリチュアル的な意味③階段で躓いて落下する夢

つまづくとつまずく

スピリチュアル的な意味の3つ目は、階段で躓いて落下する夢です。これもまた、挫折や人間関係のこじれを暗示する夢です。しかし、この時あなた自身が落ちていく様子が気持ちよいと感じるのであれば、それはそれ相応のパワーが備わっているということでもあります。

スピリチュアル的な意味④躓いた人を介助する夢

つまづくとつまずく

スピリチュアル的な意味の4つ目は、躓いた人を介助する夢です。これは、現在トラブルや困難の最中にいる人にとっては、解決することができるという暗示でもあるポジティブなものです。解決策が出てきたり、キーマンとなる人が現れることを予感しています。

スピリチュアル的な意味⑤誰かに躓かされる夢

つまづくとつまずく

スピリチュアル的な意味の5つ目は、誰かに躓かされる夢です。これは、他人によって自分までもが巻き込まれてしまうことを暗示しています。ただし、もしこの時しっかり立ち上がることができれば、大したことがないと判断することができるでしょう。

ちなみに、転んだり、落ちたりといった夢には、色々なパターンがあるものです。次の記事では、そういった夢が暗示することを具体的に説明しています。なんだか印象に残っている転ぶ夢、落ちる夢を見たことのある人はぜひ、次の記事を参考にしてみると、身の振り方の参考にすることができますよ。

「つまづく」のような読み方を間違えやすい言葉に気をつけよう!

つまづくとつまずく

世の中には、「つまづく」「つまずく」「つまづき」「つまずき」のように、読み方がはっきりとしない言葉がたくさんあります。認識しながら使っている人もいれば、無意識的に、使っている人もいるでしょう。ビジネスシーンでは、一般常識だととられることもあるため、できれば正しい読み方を覚えておきたいものですよね。

「つまづく」や「つまずく」は、その中でもあくまで一例にすぎません。ぜひみなさんも、「つまづく」や「つまずく」のように、あいまいな言葉について改めて考えてみてはいかがでしょうか。意外な正しい読み方、意味、語源について出会えるかもしうれません。ぜひみなさんも、正しい言葉の使い方を意識してみましょう!

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BELCY編集部

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