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やれやれ系男子の特徴10選!難聴系/無気力/主人公/ヤレヤレ

更新:2019.09.02

やれやれ系男子の主人公と聞いてどんな人を連想しますか?無気力な主人公が「ヤレヤレ」と言う特徴を持つと考えがちですが、難聴系といった特徴を持っています。今回は、そんなやれやれ系男子の特徴を紹介していきます。なぜ嫌われているのかもチェックしましょう。

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やれやれ系とは?

やれやれ系とはうんざりしがちな消極的な人

消極的

常に物事対して興味を持たずに消極的で、周囲が盛り上がっていてもうんざりした様子で達観しており、ヤレヤレと発言する人の事を指します。こういった人物は10代に多いと言われています。

こう言った人の周囲には好意を持った友人や仲間が多いとされているため、憧れの対象として見られている反面、余裕を見せつけるような態度から嫌われていることもあります。

大事なときに難聴系

聞く

周囲の出来事や人間関係に興味を持たないため、好意を持たれている異性や友人からの、愛情のある一言を良く聞き逃したりします。

この行為は天然でない場合、関係性をこじらせないようにしたり、面倒事に巻き込まれないための手段として使われていますが、多用しすぎると「本当に難聴ではないか」と疑問が生まれるので注意しましょう。

ライトノベルの主人公に多い

読書

やれやれ系の人物はライトノベルの主人公に多く、ライトノベル繁栄期は多く存在していましたが、人気が下火になると、そういった主人公が現れることが減少していきました。

ライトノベルに多く現れたやれやれ系ですが、ブームの発端になったのは2003年に発刊されたライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズの主人公「キョン」と言われています。

やれやれ系男子の特徴10選

やれやれ系男子の特徴①無気力

無気力

やれやれ系男子の特徴その1は無気力であることです。常にやる気を見せず、大きなイベントが発生しても「面倒なことに巻き込まれる」と面倒くさがります。

やる気がないために周囲に振り回されており、面倒ごとにはいつもヤレヤレと呆れています。うつ病のような症状ではないのも特徴といえます。

こちらの記事では、休日に何もしたくないと考えてしまう無気力な状態の対処法がまとめられています。せっかくの休日なのにやる気がなくてダラダラしてしまう人は、こちらの記事を参考にして、無気力症候群から脱出しましょう。


やれやれ系男子の特徴②難聴系

聞く

やれやれ系男子の特徴その2は難聴系であることです。特定の異性に好意ある発言を送られても、聞き取れずに聞き返してきます。ライトノベルやギャルゲーではその後、異性がなんでもないとはぐらかすため、恋愛に発展しないという展開になります。

難聴系には2種類に分別されており、本当に好意に気づいていないタイプと、好意に気づいているけど気づいていないふりをするタイプに分けられます。

気づいていない場合は、本当にモテないと思い込んでいる場合が多く、そのせいで別の人が好きとか、同性愛者といった、あらぬ疑惑が持ち上がることがあります。

やれやれ系男子の特徴③消極的

消極的

やれやれ系男子の特徴その3は消極的なことです。自ら進んで物事に取り組もうとしないため、周囲の人間が持ち運んで来たトラブルに巻き込まれる場合がほとんどです。

トラブルに巻き込まれても、ヤレヤレと言いながら解決してくれることがあるため、トラブルに巻き込まれる系の作品ではやれやれ系の主人公が多く存在します。

やれやれ系男子の特徴④周囲の人から好意を寄せられる

告白

やれやれ系男子の特徴その4は周囲の人から好意を寄せられることです。無気力で消極的なのに、なぜか友人や上司たちからやって来て、好意を見せてくれます。

ですが、好意やアプローチに気付かずに鈍感な対応をしてしまうため、昇格したり必要以上の褒美を貰うといったことは中々ありません。そんな態度を相手は謙虚と捉えられてしまうため、嫌われることはありません。

やれやれ系男子の特徴⑤必要なときにだけやる気を出す

やる気

やれやれ系男子の特徴その5は必要なときにだけやる気を出すことです。普段は無気力ですが、ここぞというときに限っては問題解決に向けて自ら歩み出します。

無気力とやる気の二面性を持つため、二重人格的な印象を持ちますが、危機的状況から本気を見せて脱出する様子は、その場にいた人たちから、したら魅力的に見えるため、超能力系の作品では多くみられています。

やれやれ系男子の特徴⑥ひねくれ者

人

やれやれ系男子の特徴その6はひねくれ者であることです。人生を達観した様子で見ているせいか、ひねくれ者な一面が存在しています。

こちらの記事では、やれやれ系の特徴の一つ、ひねくれ者の特徴や性格についてまとめられています。ひねくれものがどんな人を指すのか気になる人は、こちらの記事を読んでみましょう。

やれやれ系男子の特徴⑦ヤレヤレと言いながら呆れる

呆れる

やれやれ系男子の特徴その7はヤレヤレと言いながら呆れることです。やれやれ系の最大の特徴であり、名付けられた要因でもあります。

人生を達観しているため、呆れた様子でヤレヤレというのですが、実際に声を出さずとも、消極的な態度を見せるとやれやれ系と判断されます。

やれやれ系男子の特徴⑧理屈っぽい態度

理屈

やれやれ系男子の特徴その8は理屈っぽい態度をとることです。常に無気力な状態のため、小粋な冗談を振られてもめんどくさいと感じ、軽くあしらってしまいます。

そのため、屁理屈に対して正論を言ったり、理屈っぽさから生まれるプライドの高さから周囲を見下したような態度をとりがちです。

こちらの記事では、理屈っぽい人の特徴・性格だけでなく、そういった人の対策についてまとめられています。身近にいる理屈っぽい人とどう接していけばわからない場合は、こちらの記事を参考にしましょう。

やれやれ系男子の特徴⑨異性からモテやすい

モテる

やれやれ系男子の特徴その9はモテやすいことです。特にライトノベルやギャルゲーといったハーレム系の作品に多く存在し、多くのヒロインからモテています。

しかし、好意に対して無頓着だったり、難聴系な態度を取ってしまうため、そのヒロインが好きなファンからすると、嫌いになる要因となります。

やれやれ系男子の特徴⑩無関係という態度

無関係

やれやれ系男子の特徴その10は無関係という態度をとることです。たとえトラブルに巻き込まれても、徹底して「自分は無関係だ」という態度を崩すことはありません。

自分や周囲の人に危害が加わる場合、一転してかばうように活躍をするのですが、それまでの態度とは違うために、見ている人からしたら違和感を感じることもあります。

やれやれ系が嫌われる理由3選

やれやれ系が嫌われる理由①一貫性がない

一貫性

やれやれ系が嫌われる理由その1は一貫性がないことです。最初はその人が起こしたトラブルに対し、無関係だし興味ないといった態度をとりますが、状況が変わると、その人を助けるために対処法を考えたり実行したりと、一貫性のない行動や態度をとるためです。

こういったタイプの人間は、トラブルに巻き込まれてもずっと振り回されて愚痴を言うばかりですが、終盤には大活躍することが多いのも、嫌われる一因と言われています。

やれやれ系が嫌われる理由②難聴系でモテてることに自覚ない

自覚

やれやれ系が嫌われる理由その2は難聴系でモテてることに自覚ないことです。不特定多数の人間に好意を持たれ、アプローチもかけられることが多々ありますが、そういったことに無頓着で自覚していなかったり、避けようとする難聴系な態度に、見ている人からは反感を買っています。

見ている人からすれば、異性に好まれている、ハーレム的な状況が羨ましいのですが、やれやれ系の人はそういった状況さえ消極的で難聴系な態度をとるため、嫌われる傾向にあります。

やれやれ系が嫌われる理由③無気力なのに偉そうな態度

偉そう

やれやれ系が嫌われる理由その3は無気力なのに偉そうな態度をとることです。常に愚痴を言って不満げなだけでなく、偉そうに周囲を見下した態度を取っているため、嫌われています。

やれやれ系は実力がなかったり、覚悟を持って行動することがないくせに、態度だけは偉そうにしているため、見ている側が嫌うのは無理がないと言えます。

こちらの記事では、ふてぶてしくて偉そうな人の特徴と対処法についてまとめられています。周囲に偉そうな人がいて不愉快な思いをしている人は、こちらの記事を参考に、実践してみましょう。

やれやれ系キャラが漫画によく出てくる理由は?

主人公に読者の願望が反映されている

読者

作者が「隠れた実力者」や「達観した人」を読者の憧れと考えているため、そのような人を活躍する作品を作ろうと考えてやれやれ系主人公が作り出されていると推測されています。実際にライトノベルを読む人たちは中高年に多い、中二病の人が多く、やれやれ系が持つ特徴に憧れを抱いています。

そのほかにも「女性にモテる」や「日常の中で活躍したい」といった願望を持つオタク層の人もターゲットに考えているため、やれやれ系の主人公には読者の願望が詰まっていると考えられます。

こちらの記事では、やれやれ系主人公に対して願望を抱いているオタク系男子の特徴についてまとめられています。オタク系男子は一体どんな人なのか、彼氏にしても大丈夫なのかなど、色々掲載されているので、気になった人はこちらの記事も読んでみましょう。

物語を進めるのに好都合

都合

一人称視点で物語を進行する場合、主人公は読者に一番共感を得やすい存在にしたいと考えられます。そのため、見ている人に物事を的確に伝えられる理屈っぽい人や、自ら行動を起こすような気力を持っていない人が主人公に選ばれがちです。

そのほかにも、無気力だった人が何かをきっかけにして動くというのは「静」と「動」がはっきりしやすいため、物語を持ち上げるために便利な材料となります。

ハーレム系の作品では「恋愛に対して鈍感」や「消極的な態度」というのは、ハーレム環境が維持できるために大変便利な人物と言えます。もしやれやれ系の人が積極的だった場合、ハーレム物として売れなくなるので、重要な要素と言えます。

読者層にウケるため

疲労

積極的で前向きな人が主人公の場合、物語の展開的にご都合主義になってしまい、胡散臭い物語になってしまいます。これはライトノベルを読む層にウケが悪いものです。

現代では不況や問題が多く重なっているため、努力する人はカッコ悪いという考え方をするようになり、無気力な人になりがちです。相対的にライトノベルを読む人層も無気力な人になるため、共感を得やすい「無気力で振り回されがちな主人公」が作られて活躍する傾向にあります。

ヒロインの個性を出すため

個性

ヒロインが個性的な人物だった場合、主人公も個性的だと物語に収拾がつきません。そのため、ヒロインを抑える・振り回される役割を主人公に持たせるため、やれやれ系にする必要がありました。

主人公がやれやれ系のような没個性的で振り回される人物だからこそ、対照的なヒロインの暴走的な個性が映えて、見ている人にとって魅力的に映ります。

やれやれ系が流行っていた頃から、主人公は無個性的に、ヒロインを個性的になるという傾向があり、それは現在でも少なからずあります。

やれやれ系は控えめに

やれやれ系は人生に魅力を感じられないような中高生に多く支持されており、実際に真似する人も多くいます。しかし、無気力で理屈っぽい人物を嫌う人もいます。実際にやれやれ系男子を演じる時は、屁理屈ばかり言わないようにしましょう。

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