「かたずける」と「かたづける」正しい表記はどちら?おかたずけ/片付け
更新:2019.06.21
”片付ける”という言葉のひらがな表記は、「かたずける」「かたづける」のどっちなのか悩んだことはありませんか?正しい表記はどちらなのか解説します。さらに片付けにちなんだ、片付けられない人の特徴や子供にお片付けを覚えさせるコツまで紹介します!
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「かたずける」と「かたづける」正しい表記はどちら?
片付けるの正しい表記「かたづける」
片付けるの表記は「かたずける」と「かたづける」のどちらが正しいのでしょうか。正解は「かたづける」です。そもそも片付けるとは、片をつけるという意味の言葉です。片をつけるに濁点がついて、”かたづける”と覚えておくと忘れにくくなります。
片をつけるから、片付ける、つまり「かたづける」です。また片付けるという言葉の「付ける」という漢字は「つける」と読みますよね。漢字の読み方にそのまま濁点を付ければ、どっちが正しいのかよりわかりやすくなりますよね。もし「かたずける」が正しいと思っていた人はここで修正しておきましょう。
「かたずける」「おかたずけ」は間違い
片付けるの正しい表記が「かたづける」なので、「かたずける」と表記するのは間違いです。かたずけるが間違いなので、もちろん「おかたずけ」も間違いで「おかたづけ」と表記するのが正しいです。片付けるは片をつけるのに、「かたずける」では”片をすける”という新しい言葉になってしまいます。
おかたづけも、片付けに”お”が付いているだけなので同様の考え方です。「お片をつけるのに、お片をすけたらおかしい」と考えるようにすれば、間違いを起こさないで済むようになるでしょう。ぜひ子供に教えるときも「片をつけるから、おかたづけ」と教えてあげてください。他の言葉でも同じように考えることができます。
かたずけるは間違い!部屋を片付けられない人の特徴は?
部屋を片付けることができない人の特徴①もったいない精神が強い
続いて部屋を片付けられない人の特徴を紹介します。まず1つ目は「もったいない精神が強い」です。なんでもかんでも「もったいない」と感じて捨てることができない人は、部屋に物が溢れてしまい、部屋を片付けられない傾向があります。
もったいないから捨てられない、もったいないから持ち帰るなど、とにかくもったいなくて手元に残してばかりの人は、これに当てはまります。もったいないと物を大切にするのは、とても素晴らしいことですが、それが原因で片付けられないほど部屋に物が増えてしまっては、本末転倒のような気がしますね。
部屋を片付けることができない人の特徴②仕事ができない
部屋を片付けられない人の特徴2つ目は「仕事ができない」です。部屋を片付けることができない人は、仕事ができない可能性が高いです。部屋を片付けることができない人は、仕事に必要なスキルである、状況判断能力や段取りを組む能力などが低い傾向があります。仕事に必要なスキルが低いために、仕事ができないのです。
部屋を片付けることが得意な人は、仕事ができる人とも言えます。仕事ができる人は、会社のデスクも仕事がしやすいように片付いていることが多いです。会社も部屋も、きちんと片付けて効率良く過ごせるようにできるのは仕事ができる人で、会社も部屋も片づけられない人は仕事ができない人になりがちです。
要領が悪く、部屋の片付けも仕事もできない人には下の記事がおすすめです。要領が良くこなす方法が紹介されていますのでぜひ参考にしてください。
部屋を片付けることができない人の特徴③思い出に浸りやすい
部屋を片付けられない人の特徴3つ目は「思い出に浸りやすい」です。思い出に浸りやすい性格の人は、片付けの最中にまで思い出に浸ってしまい、結局部屋を片付けられないことがあります。さらには、浸るための思い出の品をいつまでも捨てられないでいるので、部屋に不要なものが増えて片付かない傾向もあります。
元彼・元カノとの写真やペアのアクセサリー、さらにはデートで行った映画やアミューズメントパークの半券なども捨てずにとっておくこともあります。新しい恋人ができてもなかなか捨てないので、部屋はどんどん物で溢れていってしまいがちです。”断捨離”ができないタイプの人と言えます。
部屋を片付けることができない人の特徴④散らかっていることが気にならない
部屋を片付けることができない人の特徴4つ目は「散らかっていることが気にならない」です。そもそも部屋が散らかっていても気にならない人は、部屋を片付けることができないという特徴を持っています。散らかっていても気にならないということは、片付けることの必要性を特に感じていないからと言えます。
散らかっていることが気になれば、誰でも部屋を片付けようとするはずです。しかし気にならなければ、いつまでも散らかしっぱなしで片付けようという気にすらならないのです。部屋が片付いていなくても、なぜか物を探し出せる特殊能力のようなスキルを持っているタイプの人もいます。
部屋が汚い人の心理や性格は下の記事で詳しく紹介しています。こちわも併せて読んでみてください。部屋を片付けたくても片付けられない人と、片付ける気がない人との違いも見えてくるはずです。
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部屋を片付けることができない人の特徴⑤誘惑に負けやすい
部屋を片付けることができない人の特徴5つ目は「誘惑に負けやすい」です。部屋を片付けていても、TVや本などの家にある誘惑や、友人からの食事の誘いなど、誘惑に負けやすい人は、片付けることができない傾向があります。片付けをしようと思っていても、誘惑に負けてしまって片付けが進まないのです。
誘惑に負けた結果「明日やろう」などと片付けを後回しにしてしまって、なかなか部屋を片付けることができない傾向があります。ダイエットをしていても、誘惑に負けてしまい「明日からダイエット!」などと言っている人は、誘惑の弱さから言って、部屋を片付けられないタイプの可能性が考えられます。
部屋を片付けることができない人の特徴⑥浪費癖がある
部屋を片付けることができない人の特徴6つ目は「浪費癖がある」です。浪費癖がある人は、次から次へと物を買い込んでしまった結果、部屋に物が溢れかえってしまい、部屋を片付けられない傾向があります。部屋が片付いていれば、持っているものを頭の中に入れて買い物ができますよね。
しかし浪費癖があって部屋が散らかっている人は、どんなものを持っているのかの把握すらできないことが多く、そのため同じようなものを買ってしまったりして、余計に物が増えてしまいます。物が増えれば収納が追いつかず、結局部屋の中が物だらけになってしまうのです。片付けられないスパイラルに陥りがちです。
浪費癖を治すためには、浪費癖の特徴を知って改善策を見つけると良いでしょう。下の記事には浪費癖の特徴や散財癖の直し方をまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
部屋を片付けることができない人の特徴⑦ストレスが溜まっている
部屋を片付けることができない人の特徴7つ目は「ストレスが溜まっている」です。ストレスが溜まっている人は、ストレスからくるイライラでなかなか部屋を片付けられない傾向があります。部屋を片付けたいと思っても、ストレスのせいで片付けることができないのです。
ストレスの影響で、部屋を散らかしてしまって、片付かないというパターンもあります。普段は部屋が片付いている人でも、ストレスが溜まったことによって部屋を片付けることができない人になり果てることもあります。
ストレスが溜まっている人は、涙活でストレス発散すると良いかもしれません。下の記事では涙活でストレスを解消する方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。ストレスを解消できれば、部屋が片付くようになるかもしれませんよ。
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かたずけるは間違い!子供に片付けを覚えさせるコツは?
子供に片付けを覚えさせるコツ①ゲーム感覚で片付けさせる
次は親なら誰もが悩むと言っていい子供に片付けを覚えさせるコツを紹介します。まず1つ目は「ゲーム感覚で片付けさせる」です。親も一緒になって、競争などのゲーム形式で片付けをすることで、楽しみながら片付けるということを覚えさせるのです。「どっちが先にお片付けできるか競争ね」などと声をかけると良いでしょう。
より楽しさをアップさせるために、片付けながらBGMを口ずさんでみたりすると、子供もたのしみながらお片付けするようになってくれますよ。片付けることを苦痛に感じてしまうと片付けをしてくれなくなってしまうので、なるべく親も一緒にゲームに参加してあげてみてください。
ちなみに、筆者は学童保育の場で、ゲーム感覚で子供に片付けをさせていました。ただ「お片付けしてください」と言うより、断然ゲームに仕立てた方が片付けをしてくれましたよ。もちろん子供が勝つように仕向けるのですが、子供の手が止まったら「勝っちゃうよ~」とアピールすると、またやる気になってくれますよ。
子供に片付けを覚えさせるコツ②おもちゃの気持ちを伝える
子供に片付けを覚えさせるコツ2つ目は「おもちゃの気持ちを伝える」です。まだ小さい子供には、おもちゃの気持ちを伝えることで片付けを覚えさせると良いでしょう。「お人形さんはもう眠たいから、お部屋に連れて行ってあげよう」などと言うのが効果的です。おもちゃのお部屋がおもちゃ箱であることを認識させましょう。
なかなか片付けてくれない場合は、「お部屋に帰りたいよ~」などとおもちゃの気持ちを代弁してあげると、子供が自然と片付けしてくれるようになるはずです。片付けだけではなく、おもちゃの気持ちを通じて、周りの人の気持ちになって考えるという力も身に付く傾向があるので、一石二鳥ですよ。
子供に片付けを覚えさせるコツ③片付けができたらすぐ褒める
子供に片付けを覚えさせるコツ3つ目は「片付けができたらすぐ褒める」です。子供が片付けをしたら、すぐに褒めてあげましょう。片付けると褒めてもらえると認識すれば、褒めてもらいたくて自分から片付けをするようになるはずです。「お片付けしたの?えらいね!」と全力で褒めてあげましょう。
子供は親に褒められるのが大好きです。逆に褒めてもらえなくなると一気にやる気を失ってしまいがちなので、片付けることが日常化するまで、何回でも褒めてあげましょう。褒めるときは、子供が「片付けをしたことを褒められた」とわかるように、お片付けしたことを褒めてあげることが大切です。
かたずける以外で表記を間違われがちな言葉は?
かたずける以外の間違われがちな言葉①鼻血
片付けるを「かたずける」と間違えてしまうように、表記が間違われがちな言葉を紹介します。1つ目は「鼻血」です。鼻血の表記は、「はなじ」「はなぢ」のどっちなのかと考えてしまう人もいます。正しくは「はなぢ」です。「はなじ」という表記は間違っています。
鼻の血に濁点がついて、はなぢです。はなじでは、鼻の血ではなくて、鼻の”し”になってしまいますよね。鼻の血だから「はなぢ」と覚えるようにしましょう。片付けるをかたをつけるから「かたづけ」と覚えるのと同じ要領で覚えることができます。
かたずける以外の間違われがちな言葉②小遣い
かたずける以外の間違われがちな言葉2つ目は「小遣い」です。小遣いの表記は「こずかい」なのか「こづかい」なのか、どっちが正しいのか迷う人もいます。かたずける同様に間違われがちな言葉です。正しいのは「こづかい」です。
小遣いの”遣い”という漢字は「つかい」と読みます。だから濁点がつくのは”つ”なので、こづかいと表記するのです。片付けるを「かたずける」と間違えている人は、小遣いを「こずかい」と思っているかもしれません。正しい表記を覚えてくださいね。
かたずける以外の間違われがちな言葉③みぢか(身近)
かたずける以外の間違われがちな言葉3つ目は「身近」です。「身近」という言葉の表記も「みじか」「みぢか」のどっちが正しいのかと思われがちです。正しいのは「みぢか」です。”近い”という漢字は「ちかい」と読みますよね。ちかいという漢字に濁点が付くので、「みぢか」と表記するのです。
片付けるの表記が「かたずける」ではなく「かたづける」であるように、使われている漢字の読み方に使われているひらがなに濁点をつけるというのが、一般的な考え方です。鼻血やお小遣い、身近など、今回紹介した間違われがちな言葉は、すべてこの考え方に当てはまっています。ぜひこの考え方を覚えておいてください。
片付けるのように「かたずける」なのか「かたづける」なのか、どっちが正しいかわからないという場合は、言葉の意味や使われている漢字の読み方でどっちが正しいか判断すると良いでしょう。片付けるを「かたずける」と読むような間違いが減るはずです。
「かたずける」から「かたづける」に切り替えよう
片付けるの表記を「かたずける」だといつまでも思っていると、小学校で習うようなことをちゃんとわかっていないと恥をかいてしまう恐れがあります。「かたずける」が正しいと思っていた人は、すぐに「かたづける」に切り替えてください!恥ずかしい思いをしなくて済むようになりますよ。
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