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日本人が陰湿なのはなぜ?性格が陰険な理由と海外とのいじめの違いも

更新:2019.06.21

「日本人は陰湿で性格悪い!」と海外の反応が悪いのはなぜでしょうか?日本人の性格が陰険で閉鎖的な理由を探ると、ある原因が隠されていました。海外から見た日本人のいじめについて、さらにネットで攻撃的な一面などにとことん迫りました。

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日本人が陰湿だと思う瞬間は?

日本人が陰湿だと思う瞬間①ネットの攻撃的な書き込みを見たとき

サイバーテロ

日本人が陰湿だと思う瞬間1つ目は、「ネットの攻撃的な書き込みを見たとき」です。普段は大人しそうに見えるのに、ネット上だと「クソ」などと汚い言葉を連発し、SNSでは「裏垢」と呼ばれる裏のアカウントで誹謗中傷する日本人がたくさんいます。

ネット上で「日本人が陰湿」だと感じてしまうのは、何かとケンカ腰な発言が目立つからです。いつも誰かと自分を常に比較して、意見が違う人を攻撃するスタイルこそ「日本人って陰湿」と感じさせてしまう部分です。日本人がそう感じるのであれば、海外の人はもっと驚いているはずです。

日本人が陰湿だと思う瞬間②集団で無視するとき

けんか

日本人が陰湿だと思う瞬間2つ目は、「集団で無視するとき」です。学校で起きていいじめの多くは集団による無視です。本心では「助けたい」という気持ちがあっても、周りと違う行動を取ることが苦手。目の前で苦しんでいる人がいても見て見ぬふりをする日本人、そんな印象が残ります。

「日本人は親切」だと言われていますが、こういった陰険な性格や行動を目の当たりにする瞬間は多いです。「知らない人は無視をする」、こういった考え方も日本人はひそかに持っていたりします。「本当はもっとフレンドリーになりたい」と思っていてもなかなか行動に出せない性格に悩む人もたくさんいます。

日本人が陰湿だと思う瞬間③揚げ足を取って笑ったとき

いじめ

日本人が陰湿だと思う瞬間3つ目は、「揚げ足を取って笑ったとき」です。誰かのミスするとすぐに指摘する、そんな行動が日本人にはよく見られます。政治家による揚げ足取りも、国会中継などの場で度々目につきます。いちいち誹謗中傷をする行動は、どこか攻撃的で陰険にしか見えないものです。

お茶の間のワイドショーを見ても、芸能人の不倫や政治家のミスばかりを話題にあげているのが目につきます。その度に「やっぱりね」と口をそろえるのも日本人の特徴的な性格。こういった番組やネットニュースばかり見ていれば、つい揚げ足取りをしてしまう性格になるでしょう。

日本人が陰湿だと思う瞬間④陰湿ないじめを見たとき

いじめ

日本人が陰湿だと思う瞬間4つ目は、「陰湿ないじめを見たとき」です。先ほどの集団無視も例にあがりますが、最近ではネット上でのいじめも問題になっています。うつ病や自殺に追い込むほどの陰湿ないじめをする日本人には、どんな原因があるのかも気になります。


昨日までは仲良くしてた友達が、次の日から「いじめる側」に変わることが日本ではよくあります。その友達も本音では「いじめたくない」と思っていても、弱者を味方する勇気がないのです。仲間はずれを恐れてしまう、ここがいじめが減らない原因でもあります。

日本人が陰湿だと思う瞬間⑤海外と日本人の性格を比べたとき

フレンド

日本人が陰湿だと思う瞬間5つ目は、「海外と日本人の性格を比べたとき」です。海外に出た人が口をそろえて言うのが、「日本人が陰湿だってよくわかった」というセリフです。海外の人はストレートにものを言いますが、日本人は本音を言いません。大人しい性格と言われる分、陰口の多さは見逃せない点です。

「日本人がネットで攻撃的なのはなぜ?」と、海外の文化に触れた人こそ感じる違和感です。こんなにも「日本人は陰湿」だと感じてしまうのは、何か理由や原因があるはずです。「閉鎖的な島国だから陰湿」と言う人も多いですが果たして本当なのでしょうか?

日本人が陰湿な理由や原因は?

日本人が陰湿な理由や原因①閉鎖的な歴史があったから

長崎

日本人はが陰湿な理由や原因1つ目は、「閉鎖的な歴史があったから」です。日本人が閉鎖的な理由として、かつて江戸時代で鎖国をしていたり、戦争で空襲に遭ったといった歴史的背景があげられます。こういった理由から、子供の頃から海外に対して嫌悪感を持ってしまう人は多いです。

本人の意志だけではなく、親や、その前の世代から伝わる考え方からの影響も大きいものです。日本に排除的な雰囲気が残っているのも、古い考えの名残りだと言われています。歴史的背景を知ることはとても大切ですが、「日本人は日本の話ばかりする」と言われてしまう点は問題視されています。

日本人が陰湿な理由や原因②昔から陰険ないじめがある

いじめ

日本人が陰湿な理由や原因2つ目は、「昔から陰湿ないじめがある」です。日本には「村八分」と呼ばれる、いわば仲間外れがありました。村のおきてを破った制裁として、集団でいじめをするという陰湿な行為です。村から出ていくまで追い込む姿は陰険で悪質なものですが、この流れが今の時代まで残っていると言われています。

先ほどの「集団無視」がいい例です。秩序を乱した人を直接注意せず、陰険なやり方で追いつめるいじめは日本人ならではの悪い部分でしょう。「違う考えを持つ人は排除する」という空気が流れていれば、ますます自分の考えなど発言できなくなります。それほど日本人は他人と違うことを恐れています。

日本人が陰湿な理由や原因③ねちっこい性格


自己防衛

日本人が陰湿な理由や原因3つ目は、「ねちっこい性格」です。海外の人のような快活さがないのは、日本人が大人しいシャイなだけではないからです。その場で意見が言えない性格からねちっこい部分が目立ってしまうのでしょう。根に持ちやすい人ほど、ネット上で攻撃的になるものです。

国際化が進んだ現在の日本は、以前よりも「自分の意見を発言したい」といった考えが若い人を中心に増えています。ただ、発言の場がSNSというネット上であることが多いのも確かです。尖った発言に対して誹謗中傷が殺到すると「炎上」するのが、近年の流れとなっています。

そんな行動が目立つことから「日本人はねちっこい性格」と言われています。SNSへの誹謗中傷は海外でも多発していますが、「日本人は温厚」というイメージとのギャップがあることからど脚光を浴びてしまっています。

日本人が陰湿な理由や原因④人を無視することに慣れている

無視

日本人が陰湿な理由や原因4つ目は、「人を無視することに慣れている」です。これは、お店での様子を見るとよくわかります。店員さんが「いらっしゃいませ」と挨拶しても、日本人は何の反応もしません。ところが、海外の人は目配せをしたり「ハロー」とひと言反応をするのです。

店員さんが挨拶するのは「当たり前のこと」という空気がありますが、こんな日本人の行動を見た海外の人は驚くそうです。「なぜ日本人は無視するの?」と疑問に持たれてしまっても仕方がないでしょう。海外では店員さんと挨拶を交わすのが普通なので、「味気ない日本人」と思われても仕方ありません。

日本人が陰湿な理由や原因⑤本音と建前を使い分ける性格

性格

日本人が陰湿な理由や原因5つ目は、「本音と建前を使い分ける性格」だからです。表向きは「すごいね」と褒めているのに、裏では「あの人さあ」と陰口を言う性格こそ日本人の悪い性格です。本音を言うまで回りくどいところも、「日本人は陰湿だ」と言われる原因です。

「日本人は礼儀正しい」というイメージが世界では広まっています。それは、表向きの建前に過ぎないと言っても過言ではありません。「本音を言ってはいけない」と、子供の頃から教育されている部分があります。だからこそ、自然と社交辞令を言ってしまったり「できません」と断れなかったりします。

「本音を隠す」ことが暗黙の了解になっている日本人。海外の人のように、包み隠さず発言できれば「陰湿な日本人」と言われる性格が直せるのかも知れません。そんな日本人に対する海外からの見方はどうなのでしょうか?海外の反応を見ていきましょう。

陰湿な日本人に対する海外からの見方は?

海外の反応①「実は日本人って性格悪いよね」


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陰湿な日本人に対する海外の反応1つ目は、「実は日本人って性格悪いよね」です。「日本人は親切」だとか、「日本人は温厚な性格」だと言われています。ネット上の攻撃的な態度はそうですが、実は親切なのは「仕事だから」という本性を知った海外の人はがっかりするようです。

海外の反応②「なぜ日本人は後からクレームを言うの?」

海外のはんのう

陰湿な日本人に対する海外の反応2つ目は、「なぜ日本人は後からクレームを言うの?」です。日本人は、その場で意見が言えない性格です。「あの店の店員は」とネットで攻撃的な書き込みをする行動に、「なぜその場で文句を言わないのか」と海外の人は感じています。

海外の反応③「日本人は海外を見下してる」

海外の反応

陰湿な日本人に対する海外の反応3つ目は、「日本人は海外を見下してる」です。最近ではほかの国に抜かれているのに、「日本は先進国」だと日本自愛に満ちた人が多いとも思われています。海外の事件を見ては「やっぱり海外は」と口ぐせなのも日本人の特徴な性格。その陰険さが海外の人に伝わってしまっています。

海外の反応④「陰口が多い日本人は性格悪い」

携帯

陰湿な日本人に対する海外の反応4つ目は、「陰口が多い日本人は性格悪い」です。直接言えない分、裏で陰口を叩く性格はまさに陰湿な性格です。一見優しそうに見えるのに、実は裏で文句ばかり言う日本人はたくさんいます。海外の人は、そんな日本人の本性を見たときに「なぜ?」と疑問に持ってしまっています。

海外の反応⑤「なぜ日本人ははっきり言わないの?」

日本人

陰湿な日本人に対する海外の反応5つ目は、「なぜ日本人ははっきり言わないの?」です。「それは間違ってる」と言えない性格で、ほかの人と違うことを恐れている日本人はとても多いです。日本語はどこか遠回しな表現が多いのも、ストレートに言う外国人との差を生み出してしまっています。

日本人の悪い性格ばかりあげてしまいましたが、もちろん「日本人のここがいい」と海外から評価されている部分もあります。「日本人のいいところ」とはどこでしょうか?次の記事では、外国人から見た日本人の特徴をまとめています。こちらもぜひご覧ください。

海外と日本のいじめの違いは?

海外のいじめは「ジャイアン的」

ジャイアン

海外のいじめは「ジャイアン的」な要素が強いのが特徴です。強い人が弱いものいじめをするといった、とてもわかりやすい図式ができあがっています。海外の学校でよくあるいじめは、「スクールカースト」と呼ばれるものが多く、ピラミッド型に1軍、2軍、3軍……と身分の位置付けがされています。

ピラミッドの頂点にいるのがまさに「ジャイアン」のような存在。体育会系で「力が強い」人物が君臨しますが、アメフト部のキャプテンといったボスがだいたい当てはまっています。日本人のいじめと違うのが、権力の差の見せつけによる部分です。海外のいじめも暴力が目に余るものですが、陰湿な内容とは異なっています。

日本のいじめは「閉鎖的」

陰湿

日本のいじめと言えば「閉鎖的」なのが大きな特徴です。水面下で行われるので、表向きには何も見えないようにいじめが進行していきます。陰湿な「いじめる人」が「いじめ集団」を作っていきます。それを無視する「いじめを傍観する人」も増えていきます。傍観者の多さが海外と違う部分です。

そして、「いじめられた人」は「いじめられた自分が悪い」と強く追いつめる部分が日本のいじめの特徴的な悪い点なのです。「いじめる人」が集団化するのを、「関係ない」「巻き込まれたくない」と無視する閉鎖的な人が増えていくのが日本のいじめです。ネット上のいじめも同じように進行していきます。

いじめが起きるのは学校だけではありません。大人になってからも職場でいじめる人がいます。次の記事では、職場で陰湿ないじめをする人の特徴や、いじめへの対策についてご紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。

「陰湿な日本人」のイメージを脱却しよう!

陰湿

ここまで「陰湿な日本人」と感じる瞬間や理由などについてまとめてきました。とくに目に余るのが、ネット上での攻撃的な態度を取る日本人でしょう。SNSでは誹謗中傷が耐えません。海外の人が「なぜ?」と思うほど、日本人は悪い印象を与えています。

ここ最近では、海外旅行で訪れる外国人が近年急増しています。海外の人の明るい性格に少しでも近づく努力をすることが、これからの日本人には必要なのかも知れません。もう「性格悪い」と言われないよう、思い当たる点があれば改善していきたいものです。

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