おねしゃすの意味や使い方とは？語源や元ネタとオナシャスとの違いも

「おねしゃす」や「オナシャス」を使う時の注意点は？

「おねしゃす」や「オナシャス」を言う際には空気を読むことに注意が必要

「おねしゃす」や「オナシャス」を言う際には、空気を読むことに注意が必要であると言われています。「おねしゃす」や「オナシャス」は、ネットユーザーの間で広まったスラングであると言われていることから、正しい日本語ではありません。

そのため、目上の人や年上の人に「おねしゃす」や「オナシャス」と言ってお願いをすると、「馬鹿にしているのか」と思われるおそれがあります。また、真剣な話をしている時に「おねしゃす」や「オナシャス」を使うと、遊び半分で取り組んでいると思われるおそれがあることから注意が必要であると言われています。

このように「おねしゃす」や「オナシャス」を使う時には、使う相手やその時の状況に合わせて空気を読むことが大切であると言われています。

「おねしゃす」ではなく「オナシャス」を使う時の注意点

「おねしゃす」ではなく「オナシャス」を使う時の注意点は、ゲイ用のアダルトビデオに精通していると勘違いされるおそれがあることです。「おねしゃす」には元ネタがありませんが、「オナシャス」の語源は、ゲイ用アダルトビデオ「極道脅迫！体育部員達の逆襲」のセリフであり、元ネタがあります。

そのため、「おねしゃす」ではなく「オナシャス」を使う人は、「元ネタを知っている人」、「ゲイ用のアダルトビデオを見ている人」といった印象を与えてしまうことがあります。

「お願いします」を早口で言うと「オナシャス」ではなく「おねしゃす」に行きつくことが自然であると考える人も多く、「おねしゃす」を使う人の割合も増えてきていることから、「オナシャス」を使う時には注意が必要であると言われています。

おねしゃすの返しは？

おねしゃすの返しは「アリシャス」

おねしゃすの返しは「アリシャス」であると言われています。「アリシャス」という返しは、「ありがとうございます」を早口で言った時に周囲の人に聞こえる言葉です。「おねしゃす」と同じ様に面白がって使われて、「アリシャス」という返しが広まっていったと言われています。

このように言葉を早口で言ったり、短縮して使うことは、若者言葉の代表的な表現方法であり、最初は聞きなれない表現であることから、意味や使い方がわからないということはよくあります。特に、近年はインターネットが普及してきたことから、ネットユーザーから始まって世間に広まっていくことも少なくありません。

以下の記事では、そんなネット用語である「とりま」の意味や使い方などを詳しくお伝えしているので、ぜひ合わせてご覧ください。「とりま」の類語や言い換え表現、「とりま」以外のネット用語や若者言葉なども合わせて紹介していますので、「最近の若者言葉はわからない」という方にお役立ていただける記事になっています。

おねしゃすの返し「ありしゃす」の使い方

おねしゃすの返し「ありしゃす」の使い方に「おねしゃす！アリシャス！」といった返し方が多く見受けられると言われています。「おねしゃす」というフレーズも「アリシャス」という返しも、ノリの良い時や元気の良い時の勢いのある返しとして使われる傾向があります。

そのため、相手に何かをお願いしたと同時に、先にお礼を返してしまうようなフランクな雰囲気の中で使われるケースが多いと言われています。

例えば、「消しゴム貸してください！おねしゃす！アリシャス！」といったように、勢いやノリに任せて、冗談交じりに相手にお願いをする時に使われるケースが該当します。

おねしゃすの意味や使い方を把握して適切な距離感を保ちましょう

「おねしゃす」や「オナシャス」という言葉は、ネットユーザーの間で使われ始めた言葉であり、非常に砕けた若者言葉であると言えます。そのため、仲の良い間柄や普段から頻繁にコミュニケーションをとる相手とのやりとりに使う分には、親しい間柄であるという空気感を出すために有効であると言われています。

しかしその一方で、普段あまり接することのない人や目上の人に対して「おねしゃす」などと言ってお願いをしてしまうと、「馬鹿にしているのか」と反感を買うおそれがあることから、注意が必要であると言われています。

「おねしゃす」や「オナシャス」は雰囲気や空気の様子を見ながら使うことで、より良い雰囲気づくりができるので、「おねしゃす」の意味や使い方を把握して適切な距離感を保ちましょう。