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猫の夜泣き対策は?原因や理由と野良猫の夜鳴きがうるさい時の対処法も

更新:2019.06.21

飼い猫が夜鳴きをして困っていませんか?子猫が夜泣きする以外に、成猫も夜鳴きをします。その夜鳴きには様々な理由と原因があるのです。飼い猫の夜鳴き対策や、野良猫の夜泣きがうるさくて寝れない時の対策、野良猫がうるさい理由や原因も書いてますので、愛猫の為にも最後までお読み下さい。

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猫の夜泣きとは?

①猫が活発になるのは夜

猫は基本的に夜行性なので、日中は寝ていて、夜に活動を開始する生き物なのです。その為、夜に鳴くという意味で『夜鳴き』『夜泣き』にとなるのです。人の赤ちゃんも何かを訴える時によく泣きますよね?そのタイミングが夜になると『夜泣きが最近酷くてねぇ』という感じになりませんか?

猫もそれは同じで、夜に鳴いているから夜鳴き・夜泣きなのです。何かを飼い主さんに訴えているのかもしれませんね。ですが、人は基本夜に寝て朝起きるので困っている飼い主さんも多いはずです。

②何かを訴えている

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猫は本来、待ち伏せをして狩りをする生き物です。無意味に泣いて、周りの外敵や獲物に知られるわけにはいきません。そのため、泣くのは何かしらの原因があります。猫は夜行性だとお伝え致しましたね。なので、猫は夜に活動する、1番遊びたい時間が夜なのです。

その事で飼い主さんと遊びたがって鳴いたりするのです。もしくは、ご飯の要求やトイレの掃除など様々な理由で鳴いているのです。

飼い猫の夜泣きの原因は?

飼い猫の夜泣きの原因①子猫の場合は寂しがっている

飼い猫の夜泣きの原因1つ目は、『寂しい』です。これは子猫の場合は非常に多いのです。まだ親離れしきれてない子猫が、母親を求めて夜必死に鳴いているのです。 今までは母親も兄弟もいたでしょう、なのにとたんに1匹で寝なきゃいけなくなるという環境変化に不安で寂しいのです。

日中は飼い主さんとも触れ合えますし、基本夜行性なので日中寝てるのでそんなに騒がしくないかもしれませんが、夜になって一人ぼっちになり寂しい事から夜鳴きするのです。なので夜鳴きして暴れまわります。

飼い猫の夜泣きの原因②成猫でも不安で夜鳴きする

飼い猫の夜泣きの原因2つ目は、『不安』です。子猫だけでなく、成猫でも夜鳴きしますよね?その場合は様々です。成猫になって飼い始めた、引っ越したのであれば、新しい環境に不安で鳴いています。自分が知ってるいる世界がいきなり無くなったのですから、それはとてもつない不安でしょう。

猫が新しい環境に慣れるのは長くて2週間程です。2週間頃には自分の場所と認識してくれて、鳴かなくなるし懐いてもくるでしょう。最初は夜鳴きしていても、慣れてくると人の生活スタイルに合わせます。狩りを必要としなくなった飼い猫は夜行性でいる意味がなくなり、次第に朝方になって飼い主さんに合わせるのです。

成猫を飼い始めたい、飼い始めたけどそんな懐いてくれないなど、成猫のメリット・デメリットを詳しく書いてる記事がありますので、よければ合わせてお読み下さい!


飼い猫の夜泣きの原因③トイレが汚い

飼い猫の夜泣きの原因3つ目は、『トイレが汚い』事です。猫は綺麗好きで有名な生き物です、トイレが汚いとトイレでせず、違う場所に粗相をしてしまうでしょう。貴女が寝る前にちゃんとトイレ掃除をしましたか?猫砂が少なすぎていませんか?ペットシートも取り替えましたか?

トイレが汚いままは非常にストレスが溜まるのです。トイレしたいのにトイレが出来ないで別の場所の矛先がベットだった場合、『ベットが汚いよ!掃除して!』と夜鳴きするのです。綺麗好きな猫の為にも、トイレは常に綺麗にしてあげましょう。

飼い猫の夜泣きの原因④お腹が空いている

飼い猫の夜泣きの原因4つ目は、『お腹が空いている』事です。人も夜中に小腹が空いて夜な夜なキッチンに夜食を探しに行きませんか?それは猫も同じで、夜中に小腹が空いて夜鳴きをするのです。だからといってご飯をあげたり、増やしたりしてはいけません、肥満猫になり病気になります。

あまりにもご飯要求の夜鳴きが酷いのであれば、今までのご飯時間より遅くするか、朝ごはんは少なめで夜は多めにしてあげたり、小分けにしたりしましょう。猫には体重によってあげる量が決まっています。それはそれぞれのフードメーカーさんに書かれているはずです。そこをちゃんと守れる範囲で時間調節をしてください。

飼い猫の夜泣きの原因⑤去勢や避妊手術直後

飼い猫の夜泣きの原因5つ目は、『去勢や避妊手術直後』の場合です。今まではそんなに夜鳴きしていないのに、急に去勢・避妊手術をしてから夜鳴きしている事ありませんか?その場合は、ホルモンバランスが崩れてしまって鳴いています。

これは一時的な問題で、時間経過で治ります。もしそれでもずっと鳴いているのであれば経過報告もかねて、手術をしてくれた獣医師さんに相談しましょう。

飼い猫の夜泣きの原因⑥遊んでほしい

飼い猫の夜泣きの原因6つ目は、『遊んでほしい』『構って欲しい』事です。日中持て余した体力が夜にまで引き伸びています。日中ずーっと寝てる事が多い猫。飼い主さんも仕事や学校だと構ってあげられないのが現実ですよね。その為構ってもらえる時間が夜になってしまうのです。

なので、有り余った体力を消費すれば夜鳴きは解消されるのです。寝る前に遊んであげることです。その事で有り余った体力を消耗できますし、飼い主さんとのコミュニケーションもとれます。就寝少し前に愛猫と遊ぶ時間を作ってあげてはいかがでしょうか。

飼い猫の夜泣きの原因⑦外に野良猫がいる


飼い猫の夜泣きの原因7つ目は、『外に野良猫がいる』場合です。自分のテリトリーに知らない猫がいて、威嚇の声を発していている可能性があります。最近、自分の家の周りに野良猫を見かけたりしませんか?就寝時間ではなくても、夜になると知らない野良猫が来て、飼い猫が威嚇したりしてないですか?

その場合、飼い猫は『ここは俺の場所!』と警戒し、威嚇しているでしょう。もしくは、元野良猫を飼っていませんか?その場合は外に出たがって鳴いています。今まで外にいたのですから無理はないのですが、家の中が安心だと分かると、次第に夜鳴きは収まるでしょう。

飼い猫の夜泣きの原因⑧高齢猫

飼い猫の夜泣きの原因8つ目は、『高齢猫』の場合です。高齢猫になり夜鳴きが増えると、何かの病気のサインの可能性が非常に高いのです。可能性があるとすれば『認知症』です。猫にも人と同じように、認知症になるのです。

そのせいで朝と夜の区別がつかなくなり、食事を済ませた事を忘れていたり、トイレしたのにトイレしたいと鳴いたりするのです。耳も遠くなっているのであれば、それは聞こえなくて不安なのです。夜鳴き以外にも他に何かおかしな点はありませんか?日中も不自然な点があるのであれば、早めに獣医師に診てもらいましょう。

飼い猫の夜泣きの対策は?

飼い猫の夜泣きの対策①鳴いても無視

飼い猫の夜泣きの対策1つ目は、『鳴いても無視』です。少々可哀想な気もしますが、猫は鳴いたら飼い主さんが来てくれると学習してしまっている可能性があります。なので遊んで欲しい、ご飯が欲しいと鳴けば、夜中だろうと来てくれると思っています。

子猫の夜鳴きでも成猫の夜鳴きでも、原因が『構って欲しい』『寂しい』であれば、鳴いても無視が1番なのです。そうすると猫は諦めて夜鳴きを止めるでしょう。ですが、これは猫と飼い主さんの戦いになってきます。早めに諦めてくれれば良いのですが、猫によっては1週間以上夜鳴きしますので、根気よく耐えましょう。

飼い猫の夜泣きの対策②リラックスさせる

飼い猫の夜泣きの対策2つ目は、『リラックス』です。飼い始めたばっかりの子猫や成猫、引っ越したばかりはとにかく不安です。『ここは安全な場所だよ』と認識してくれなければ夜鳴きは続くでしょう。引っ越してきたのなら、今まで使っていたベットや毛布、匂いがついている物を置いてあげましょう。

子猫の場合も同じです。子猫の場合は母猫の匂いがついているブランケット、親兄弟の温もりの変わりとなる湯たんぽなどがあれば落ち着くでしょう。寝る前にはブラッシングやマッサージなどをして猫を落ち着かせましょう。優しく猫とコミュニケーションをとって、スキンシップをして絆を深めましょう。

ペットボトルでも湯たんぽが作れます。そのやり方や注意点などが詳しく書かれている記事がありますので、子猫飼いの飼い主さんは是非、こちらも合わせてお読み下さい!

飼い猫の夜泣きの対策③去勢や避妊手術


飼い猫の夜泣きの対策3つ目は、『去勢や避妊手術』をする事です。猫は生後6ヶ~月8ヶ月くらいであれば去勢・避妊手術が出来ます。猫は発情期に差し掛かると独特の鳴き声を発し、それは夜中でもお構いなく鳴きます。普段とは桁違いの音量で夜鳴きをするので、ご近所迷惑にもなるでしょう。

繁殖する予定がないのであれば、去勢・避妊手術をした方が良いでしょう。繁殖したくて出来ないのは相当なストレスになりますし、マーキングの処理も大変になります。手術をする事で、かかる病気を予防出来るのです。そして発情もしなくなるので夜鳴きも落ち着くでしょう。その後は少ししますが、時間と共に無くなります。

飼い猫の夜鳴きの対策④怒るのは逆効果

飼い猫の夜泣きの対策4つ目は、『怒る事は逆効果』なのです。確かに自分が寝ているのに夜鳴きされるとイライラして怒鳴ったり怒ったりしたくなりますよね。最悪の場合殴ったりもするでしょう。でもそれは逆効果なのです。たまに怒鳴って静かになったりする猫もいますが、それは飼い主さんに『恐怖』を覚えたからなのです。

不安で寂しがっているとこに、怒鳴られて怒られて、打たれたらどう思うでしょうか。人が恐怖を覚えてビクついて静かになるように、猫も同じで飼い主さんに恐怖を覚えてそうなってしまうのです。対策として『怒る』事は決してしないで下さい。

飼い猫の夜泣きの対策⑤バッチフラワーレメディ一

飼い猫の夜泣きの対策5つ目は、『バッチフラワーレメディ一』です。こちらは赤ちゃん~ご年配、ペットまで使える植物由来成分で作られている物なので、安全です。神経過敏になっている時には『ミムラス』緊張やパニックを起こしているなら『レスキュー』など種類は様々なのです。

Amazonなどネットで気軽に買えますが、こちらを使いたい場合は飼い猫の健康診断と獣医師さんに相談してからお使いになる事をおすすめします。

野良猫の夜泣きがうるさい理由

野良猫の夜泣きがうるさい理由①母猫が子猫を呼んでいる

野良猫の夜泣きがうるさい理由1つ目は、『母猫が子猫を探している』『子猫が母猫を呼んでいる』可能性があります。母猫が子猫を呼ぶ時は『でておいで~』『どこなの~』と狩りから戻ってきた時に鳴いています。子猫はまだまだテリトリーが分からないので、勝手にどっか行くので探すのです。

逆に母猫を探して子猫が一生懸命に呼んでいる時もあります。母猫も自分の餌を獲らなければお乳が出ませんし、その場を離れてそのまま事故にあったり、拾われたり、保健所に連れて行かれたり、育児放棄したりなどがあるのです。母猫も子猫も夜鳴きをする理由がちゃんとあるのです。

野良猫の夜泣きがうるさい理由②猫同士の喧嘩

野良猫の夜泣きがうるさい理由2つ目は、『喧嘩』です。猫は自分のテリトリーに知らない猫が来る事を許しません。その為、縄張り争いが起きるので、そのタイミングが夜に起こる事が大半なのです。飼い猫じゃない野良猫は人に合わせる必要性がないので夜行性のままなのです。

もう1つとしては、発情期のメス猫の取り合いで喧嘩をしています。発情期のシーズンになると野良猫の声がひっきりなしな場合は、メス猫争奪戦が繰り広げられているため、声を荒らげているのです。これが野良猫の夜鳴きの理由の1つなのです。

野良猫の夜泣きがうるさい時の対策は?

野良猫の夜泣きがうるさい時の対策①耳栓

野良猫の夜泣きがうるさい時の対策1つ目は、『耳栓』です。定番ではあるのですが、しないよりは全然マシです。野良猫の夜鳴きとなると、発情期やオス同士の縄張り喧嘩の時になりますよね。耳元で鳴かれてるわけではないですし、一時的な物なので耳栓で大丈夫な方は耳栓でしのぎましょう。

耳栓にも色々種類があります。ですが、そんな耳栓にお金をかけたくない方は100均にも耳栓は売っているんです。その効果やおすすめ度などを記載しておりますので、こちらを参考にしてみて下さい!

野良猫の夜泣きがうるさい時の対策②猫が嫌な環境にする

野良猫の夜泣きがうるさい時の対策2つ目は、『猫が嫌な環境にする』事です。住み心地がいいから居座っているわけで、その場所を居心地悪くしてしまえば自然と猫はいなくなります。猫は人に懐くというより場所に懐くと言われています。家にある物で出来るものをリストアップしてみましたので、参考にしてください。

野良猫が嫌がる事

  • 柑橘系の皮を置く
  • コーヒーかすなどをまいておく
  • 石鹸水をまく
  • 防虫剤を置く
  • 空き缶に小石を入れた物を猫近くに投げて驚かす

これをしたからと言って必ず野良猫がいなくなるわけではないのですが、やってみる価値はあります。空き缶に小石を入れた物は、決して猫に当てないで下さい。猫は臆病な生き物です、猫の近くに投げて音を鳴らして驚かせるだけで逃げて行きますので、決して当てないで下さいね。

夜鳴きをする理由や原因をちゃんと理解しましょう

飼い猫の夜鳴きをする理由が沢山あり、その原因もちゃんとあるのです。野良猫にも夜鳴きをする理由や原因がちゃんとあるのです。そこを『寝れないから』とだけで片付けないでください。『可哀想だから』と構いすぎないで下さい。猫も人と同じ生き物なのです。飼い猫であれば、家族の一員なのです。

ちゃんと理由や原因を理解してあげましょう。対処法をやっても治らなければ迷わず獣医師さんに相談していきましょう。貴女と猫がもっとより良い関係になり歩める手助けが出来たのなら幸いです。これからも愛猫を大事にしてあげて下さい。

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