ミニチュアピンシャーの飼い方は?小型ドーベルマンの毛色・値段は?
更新:2019.06.21
ミニピンという愛称で親しまれる小さいドーベルマンのような外貌のミニチュアピンシャー。今回は小型犬ミニチュアピンシャーの特徴や毛色の種類、値段や飼い方の注意点、そして可愛いミニチュアピンシャー(ミニピン)の画像まで紹介します。
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INDEX
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の歴史は?
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の歴史:原産国はドイツ
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の歴史でまず最初に紹介するのは、原産国です。ミニチュアピンシャーは、小型の害獣を駆除する目的で作られた中型犬の「ヘルピンシェル」を小型に改良して作られた犬種で、20世紀の初めごろにはドイツにて数多く飼育されていて、1925年度のドイツでの飼育登録数は1300頭でした。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の歴史:祖先犬はドーベルマンではない
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の歴史で次に紹介するのは、祖先犬です。ミニチュアピンシャーは毛色や体格がドーベルマンにそっくりであることから、祖先犬はドーベルマンで小型化されたものがミニチュアピンシャーであると思われがちですが、ドーベルマンより歴史は古く祖先犬はドイツの中型の害獣駆除犬です。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の歴史:ミニピンの成り立ち
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の歴史で次に紹介するのはミニチュアピンシャーの成り立ちです。ドイツの中型の害獣駆除に使われた犬が小型化され、さらにジャーマンピンシャーやテリアが掛け合わされ、現在のミニチュアピンシャーの外貌と気質になったとの説が有力ですが、他にも様々な説があり、定かではありません。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴は?
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴①歩き方
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴といえば、まず初めに紹介するべき特徴は独特の歩き方でしょう。「小鹿のような犬」と例えられることが多いのは、この歩様から来ているのでしょう。腕の関節を高く上げ、誇らしげに歩くこの特徴的な歩様は「ハックニー歩様」と呼ばれ、ミニチュアピンシャーの代表的な特徴です。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴②小さいドーベルマンのような外貌
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴で2番目に紹介するのは、ドーベルマンのような外貌です。先述したように、ミニチュアピンシャーのほうがドーベルマンの歴史より古く、ドーベルマンの成り立ちとも全く別物ですが、小型犬ながら筋肉隆々のたくましい体つきと勇ましい性格は、ドーベルマンに引けを取りません。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴③小型犬サイズ
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴で3番目に紹介するのは、サイズです。オスもメスもほぼ同じ大きさで、体高(肩から地面までの距離)は25㎝~30㎝と、トイプードルのサイズと似ています。また体重は4㎏~6㎏と完ぺきな小型犬サイズです。体高と体長(前胸からお尻まで)の長さが同じスクエアな体つきです。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴④断耳と断尾
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴で4番目に紹介するのは、断耳と断尾です。断耳と断尾をする本来の意味は、猟や狩りの時にケガをしにくいように、または狩りの対象となる獲物と間違えて人間が猟銃で撃ってしまわないように、という理由で子犬の時期に施されていたものでした。
断耳と断尾が愛玩犬として飼育されることが多くなった現代でも施されるのは、本来のスタンダードな姿だからとか、強面に見えるからという美容形成の意味合いが強いですが、愛護精神の強いヨーロッパなどでは、断耳と断尾を禁止をする国や地域が増えてきています。また日本のドッグショーでもその傾向が表れつつあります。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴⑤寒さに弱い
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴で5番目に紹介するのは、寒さに弱いことです。強靭な印象の見た目と性格とは裏腹に、短毛がゆえに寒さには極端に弱く、ガタガタと体を震わせて寒がります。気温の低い季節や時間帯の外出は控えるか、必要であれば服を着せるのも良いでしょう。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴⑥小型でも勇敢
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴で6番目に紹介するのは、勇敢な性格です。小柄な体でも気持ちは大型で、自分より大きな体の動物や、人間でも敵だと思えば勇敢に立ち向かいます。番犬にはもってこいの性格と言えるでしょう。吠えるだけでなく、攻撃にまで及ぶので、子犬のころからしっかりとしたしつけが必要です。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴⑦小さい体で食欲旺盛
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴で7番目に紹介するのは、食欲が旺盛なところです。筋肉質で格好の良いスタイルが本来のミニチュアピンシャーですが、ポテポテの体の子が多いのも現実で、それは食に対する執着心のなせるものかと思われます。ご飯やおやつのある場所を知ると果敢にチャレンジするので要注意です。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴⑧脱走の天才
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の特徴で8番目に紹介するのは、脱走の天才であるということです。ミニチュアピンシャーは刺激が大好き。常にワクワクしていたい性格なため、外に出られるかも、自由になれるかもという誘惑には勝てません。小さい扉の隙間であったり首輪やリードのゆるみにも気をつけましょう。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の毛色の特徴は?
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の毛色の特徴:単色(画像紹介)
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の毛色の特徴は2パターンあり、単色と2色があります。まず単色の毛色バラエティーには、ディアーレッド・レディッシュブラウンからダークレッドブラウンまであります。小さいミニピンの毛色バラエティーのひとつである、単色カラーの可愛い画像もご覧ください。
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の毛色の特徴:2色(画像紹介)
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の毛色の特徴の2色バラエティーには、ブラック&タンとチョコレート&タンがあります。ブラックまたはチョコレートの地の色に、レッドまたはブラウンの斑が入っており、斑はできるだけ濃い色で鮮明にはっきりと入っているものが良いとされます。
斑の入る場所は目の上・のどの下・足首と足先・後ろ足の内側・尾の付け根の下で、また胸には規則正しい明確な三角形をした形の斑が入ることが理想です。はっきりとした模様で表情が豊かに見える毛色、2色バラエティーの画像がこちらです。
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の毛色の特徴による値段の違い
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の毛色の特徴による値段の違いは、あまりありません。毛色よりも犬質や血統、遺伝的疾患検査の有無が値段に反映しています。今回は紹介をしていない未公認のレアカラーは高価格になっていますが、疾患を抱えていることが多いため、購入するのは慎重になったほうがよいでしょう。
わんちゃんを迎えて名前をつけるときに、どうにかしてほかの子と被らないようなオリジナリティーのある名前にしたい場合は、日本語以外の外国語の名前にしてみてはいかがでしょうか?こちらの記事では、英語・ドイツ・イタリア語の名前が40紹介されています。素敵な響きと意味合いのある名前を見つけてください。
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方は?
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方①温度管理に気をつける
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方の1番目に気をつけることは、温度管理です。前述したように短毛で、環境温度の変化に敏感に反応するミニチュアピンシャーは特に寒さに弱いので、室内の温度管理や寒い季節や時間帯の外出時には服を着せるなどの対策をしてあげましょう。小さいミニピン専用服ショップもあります。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方②体重管理に気をつける
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方で2番目に気をつけることは、体重管理です。食欲旺盛で食への執着心がつよい犬なので、普段の食事の管理はもちろん盗み食いをされないように配慮する必要があります。一度食べ物がある場所を覚えると、飼い主が外出して帰ってくるまでの間中、果敢にその食べ物を取ろうとします。
ミニチュアピンシャーは運動神経が良く、食への執着心が旺盛であることを飼い主がしっかりと理解することが大切です。食べ過ぎで体重が増加すると、足腰に負担がかかる原因となります。どれだけ頑張っても手が届かない場所に食材は保管する、毎回の食事の量をコントロールするなどの配慮を欠かさないようにしましょう。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方③足腰にやさしい環境作りをする
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方で3番目に気をつけることは、足腰に優しい環境作りをすることです。ミニチュアピンシャーの運動神経は小型犬の中でも高く、ジャンプしたり走り回る場面がよく見られます。そのときに足腰を傷めないよう、クッションフロアを敷いておくか、滑りにくい床材にしておきしましょう。
わんちゃんがくつろげるハウスとして市販されているサークルなどは、機能性は良いのですがサイズやインテリア性までバッチリ合うものがなかなかないですね。そんな時は思い切って犬小屋を自分好みにDIYしてしまいましょう!こちらの記事では犬小屋の簡単な作り方から設計図、材料やキットまで紹介されています。
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方④脱走に注意する
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ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方で4番目に気をつけることは、脱走に注意することです。前述したようにミニチュアピンシャーは小さい体で脱走の天才と言われる犬で、好奇心が旺盛です。玄関を2重扉にしたり散歩時は首輪とハーネスの2重対策にするなどの、脱走の予防と対策を日ごろから心がけておきましょう。
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方⑤しつけをしっかりとする
ミニチュアピンシャー(ミニピン)の飼い方で5番目に気をつけることは、しつけをしっかりとすることです。小さい体で勇敢で自己顕示欲が強いがゆえに、訪問者に警戒して吠えたり、ごはんをねだって要求吠えをしたりします。小さいうちからしつけをしっかりとして、家庭犬として飼育のしやすいように矯正しておきましょう。
犬のしつけをする上で大事なことは、犬との信頼関係を築くことで、そのためにはまず犬に好かれることが大切です。犬が寄ってきて懐いてくれてはじめてコミュニケーションをとることができます。こちらの記事では、犬に好かれる人の行動の特徴が紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。
ミニチュアピンシャーの飼い方について学べるおすすめの書籍は?
おすすめの書籍①ミニチュア・ピンシャーと暮らす
ミニチュアピンシャーの飼い方について学べるおすすめの書籍で、まず最初に紹介するのは、瓜生敏一氏監修の「ミニチュア・ピンシャーと暮らす」です。瓜生氏はショードッグの繁殖やドッグショーの審査に長年携わってきた犬のスペシャリストで、この本はミニピンの飼い方からしつけの方法まで細やかに説明がされています。
おすすめの書籍②ミニチュアピンシャーの悩みずばり解決!
ミニチュアピンシャーの飼い方について学べるおすすめの書籍で2番目に紹介するのは、「ミニチュアピンシャーの悩みずばり解決!」です。基本的な飼い方からミニチュアピンシャーのかかりやすい病気やケガについてまで詳しく解説がされています。
おすすめの書籍③愛犬の友2018年11月号のミニチュアピンシャー特集
ミニチュアピンシャーの飼い方について学べるおすすめの書籍で3番目に紹介するのは、「愛犬の友 2018年11月号のミニチュアピンシャー特集」です。愛犬の友では月によって特定犬種の特集号があります。こちらの特集ではミニチュアピンシャーの特徴から飼い方、グッズやミニピンに似ている犬種までを紹介しています。
小さいドーベルマンのように勇敢なミニピンを迎えてアクティブな毎日を!
今回は勇敢で小さいドーベルマンのような小型犬「ミニチュアピンシャー」の、特徴や飼い方、毛色の種類やミニチュアピンシャーについて学べる書籍までを紹介しました。行動から性格までアクティブで元気いっぱいの小さいミニチュアピンシャーを家族に迎えて、一緒に快活で楽しい日々を送ってくださいね!
ワンチャンを迎えたら、まず最初にすることは犬の名前をつけることですね。犬種のイメージや性別によっても名前の付け方が変わります。こちらの記事では犬につけたい名前がランキング形式で51も紹介されているので、参考にしながらその子にピッタリの名前をぜひ見つけてあげてください。
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