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ステレオとモノラルの違いとは?再生や録音方法による音源の違いも

更新:2019.06.21

ステレオとモノラル、スピーカーやイヤホンで音源を再生するならどっちがいいかわかりますか?違いがわからない人のために今回はステレオとモノラルの違いを紹介します。録音環境やマイクによって変わるのは何故なのか、チェックしていきましょう。

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ステレオとは?モノラルとの違いは?

ステレオは二つのスピーカーで音声を立体的に再生できる形式

ステレオとは、二つのスピーカーで音声再生可能な形式です。ステレオを和訳すると「立体音声」や「立体音響」となるように、イヤホンや二つのスピーカーからそれぞれ違う音が出るため、立体感のある音を聞くことが可能です。

基本的に、右(Right)と左(Left)の2種類に分かれており、複数ある録音マイク位置から、右側から収録された音は右から、左側から収録された音は左から再生されます。

ステレオで収録されたものは、複数のマイクで録音するため、音源の位置による時間差も録音されます。そのため、スピーカーやイヤホンでステレオ音源を聴くと、どの位置に音源があるのか把握できます。

ステレオ音源のメリット・デメリット

ステレオ音源のメリットは、左右でひとつひとつの音の時間差も収録されるので、実際に収録現場で聞いている様な、立体感ある音楽を楽しむことが可能です。

ステレオ音源のデメリットは、録音マイクが複数必要になるため、収録機材がモノラルに比べて多くなり、設置も複雑になります。また、機材が多くなるとその分マイクにノイズが入る恐れがあるので、収録現場はノイズとの戦いにもなります。

こちらの記事では、ステレオで聴くのにふさわしい、重低音がシビれるハードロックがまとめられています。仕事終わりの帰宅時などに音楽を聴いて疲れをふっ飛ばしたい人は、こちらの記事をチェックして、気に入った曲をマイリストに登録しましょう。

モノラルとの違いは臨場感

イヤホン

ステレオは、モノラルとは違い、音源に立体感を生み出しています。これにより、音楽では各パート別の臨場感を感じたり、映像では距離感による立体感を感じることが可能です。

また、近年では、音楽用CD、ブルーレイディスク、DVDといった、音や映像を保存する記録媒体では、ステレオ音源で収録されているのが基本となっています。

モノラルとは?ステレオとの違いは?


モノラルは一つのマイクで録音された音源形式

モノラルとは、一つの録音マイクで収録され、単一系統で再生される形式です。「モノ」を和訳すると「一つの」となるように、モノラル形式で録音すると、二つのスピーカーを用意しても立体感は出ず、平面的に聞こえます。

一本の録音マイクで収録しているため、音源に左右の時間差は記録されません。そのため、スピーカーやイヤホンで聞いても左右均一に聞こえます。

モノラルのメリット・デメリット

モノラル音源のメリットは、その平面的な音声という特徴から、広い会場や部屋などで、どの位置にいても均一の音を聴くことが可能です。また、モノラル音源は収録環境が単純なので、機材の調達や設置が楽になります。

モノラル音源のデメリットは音の時間差が収録されていないため、立体感がありません。そのため、イヤホンやヘッドホンで聴くと物足りなく感じます。

ステレオとの違いは音源が平面的

音楽

モノラルは、ステレオとは違い、音源が平面的で、立体感がありません。ステレオが実用化されるまではモノラルが主流でしたが、1960年代にステレオが登場すると、モノラルが使われることがほぼなくなりました。

一部の音楽マニアの間では、モノラルで収録されていたレコードが、CDとして復刻した名盤を、聞くことが楽しみとなっています。当時の音源のままなので、モノラルのままですが、通の人はそこがいいと愛好しています。

バイノーラル録音とは?

人と同じ環境で収録される形式

バイノーラル録音とは、人が認識する状況と同じように収録する方法です。人の頭部に似せた模型(ダミーヘッド)の耳の部分に、マイクを埋め込んだものを使用して録音します。


人型の模型を使った録音をすることで、人が体験している、人体による反射音や、耳に届くまでの距離感とその音量を収録することが可能なため、イヤホンやヘッドホンで聞いた際に、実際の臨場感をそのまま伝えることが可能となっています。

バイノーラルを使ったASMRとは

バイノーラル録音で収録されたものは、イヤホンやヘッドホンで聞いた時の、その場にいる臨場感の高さから、様々な音源が作られています。バイノーラルが作り出す立体音響を利用したものの一つに「AMSR」と呼ばれるものがあります。

AMSRとは、聴覚や視覚による脳への刺激を利用して、心地よさやゾクゾクするような快感を引き出す現象のことで、そういった現象を生み出す作品の名称にもなっています。

ASMRを引き起こす音の例として、焚き火の音、雨の音、耳かきの音、ささやきなどが挙げられます。これらの音によって、心地よさを感じることができるため、リラックスできたり、安眠できるといった効果があります。

サラウンドとは?

聞き手を囲む様にして再生される形式

サラウンドとは、複数の録音マイクで収録したものや、別々に収録した音声をミキシングして作った音源を、聞き手を囲む様にして再生する形式です。

サラウンドを和訳すると「包囲する」となるように、複数のスピーカーで聞き手を包囲して再生するので、ステレオでは再現できなかった臨場感を感じ取ることが可能です。

スピーカーの数によって表記が違う

サラウンドには5.1chや7.1chといった表記がありますが、これは、左側の数字がスピーカーを表し、右側の数字が低音域を再生するサブウーハーの数を表しています。

さらに、7.2.2chという表記では、右側の数字が、天井などにに設置され、上方向から再生するスピーカー(トップ・ハイト)の数を表しています。

映画館で使用されるサラウンド


映画

映画館では臨場感のある音源を再生するため、1940年代には搭載されていました。1950年代では超大作の映画は5.1chが普通でした。

SF映画「スター・ウォーズ」が人気になると、アメリカの映画の多くはサラウンドを採用するようになりましたが、日本では音源にお金をかける習慣がなかったため、普及に時間がかかりました。

家庭で使用されるサラウンド

1980年代頃、アメリカの映画のビデオやレーザーディスクでは、サラウンドの一種である「ドルビーサラウンド」が採用されていました。

ドルビーサラウンドとは、音源を圧縮せずに2ch(ステレオ音声)に変換して収録したものです。圧縮していないため、再生するときに収録したままの音源で再生することが可能です。例えば、5.1chを圧縮せずに2chに変換し、再生時には5.1chに再変換されます。

これにより、一般家庭でもサラウンドを楽しめるようになり、テレビドラマでもサラウンド化することになりました。日本では、1990年代に本格的に普及しています。

ステレオとモノラルはどっちがいい?

ステレオとモノラルの違いは録音マイクの数と再生の違い

ヘッドホン

ステレオとモノラルの決定的な違いは、録音・再生の違いです。ステレオは二つのスピーカーから二つのマイクを使って録音された音源が再生されるのに対し、モノラルは二つのスピーカーを使っても一つの録音マイクで録音された音源が再生されます。

つまり、ステレオは二つの録音マイクと、音の距離感を、そのまま収録するので、音源を再生すると、音の距離感ごと再生されます。

それに対し、モノラルは録音マイクが一つのため、距離感を収録することができません。そのため、音源を再生すると、立体感のない、平面的な音源となります。

音楽をイヤホンやスピーカーで聞くならどっちがいいか

ヘッドホン

もしイヤホンやヘッドホンで聴く場合、ステレオとモノラルのどっちがいいかは、二つの方向から音が聞こえて、距離感により音楽を立体感で楽しめる、ステレオで聴くほうが良いでしょう。

スピーカーで聴く場合、ステレオとモノラルのどっちがいいかは、一箇所に留まって音楽を楽しむ場合はステレオ、広い部屋の中をあちこちを移動しながら聴く場合はモノラルがおすすめです。

音質で決める場合、ステレオとモノラルのどっちがいいかは、どちらも音質の違いはないので、音質だけにこだわるなら、好みで決めましょう。

ボイスレコーダーを聞くならどっちがいいか

録音

様々な人が参加している会議や講義などで、ボイスレコーダーを使う場合、ステレオとモノラルのどっちがいいかは、複数の人の声が聞き分けられる、ステレオの方が聞き取りやすいです。

会議や講義の主役が一人の場合、ステレオとモノラルのどっちがいいかは、一つの音が聞こえさえすればいいので、モノラルが良いです。ステレオで収録すると、周りの音も拾ってしまうため、あまりお勧めできません。

テレビやDVDを見るならどっちがいいか

テレビ

テレビを視聴する場合、ステレオとモノラルのどっちがいいかは、椅子に座ってじっくりと視聴する場合はステレオ、家事などをこなすために移動しながら視聴する場合はモノラルがおすすめです。

ちなみに、デジタル放送以前のテレビ放送では、ドラマやバラエティといった番組放送はモノラルで放送されてたのに対し、CMが放送されるときはステレオで放送されていました。CMカット機能が搭載された録画機器は、ステレオとアナログの違いで区別していたと言われています。

こちらの記事では、テレビの風水的な意味についてまとめられています。模様替えしたい、最近金運が悪い気がするといったお悩みを持っている人は、こちらの記事をチェックして、参考にしてみましょう。

ステレオとモノラルを使い分けよう

ステレオとモノラル、どっちがいいかは聴く時の状況によります。ヘッドホンやイヤホンで聞くならステレオ、広い部屋の中を動き回りながら聞く場合はモノラルといったように、状況に応じて聞き分けるようにしましょう。

こちらの記事では、無料で音楽が聴けるアプリについてまとめられています。ステレオやモノラルでいろんな音楽を聴いてみたいという人は、こちらの記事を読んで、音楽アプリはどっちがいいかチェックしてみましょう。

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