2代目社長の特徴10選!バカで無能なワンマン社長と成功する人の違いは?
更新:2019.06.21
2代目社長は先代が1代で築き上げた会社を継ぐ、ということで先代とはまた違った能力が求められます。記事では、2代目社長の特徴をご紹介します。2代目社長がワンマンでバカで無能だと会社を潰しかねません。2代目ならではの悩み、成功するための特徴、末路についても見ていきましょう。
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無能な2代目社長の特徴5選!
無能な2代目社長の特徴①親の会社を継ぐのを待っているだけ
無能な2代目社長の特徴の1つ目は、世襲制で先代である親が自分に会社を継がせるまで、ただ待っているだけということです。先代が景気の良い時に良い業績で会社が儲かっている状態の時に、小さい頃から会社を継げ、と言われ続けていたらそこにあぐらをかいて努力をしない2代目社長がいます。
会社を継ぐ、という選択肢が無い人々が自分の力で勉強してなんとか就職して、という流れに比べたら、やはり苦労知らず、と言われても仕方の無い経歴になってしまいがちなのが2代目社長の特徴です。先代の時にたまたま儲かっていたとしても、時代は変わりますから業績なんてどう転ぶかわかりませんよね。
無能な2代目社長の特徴②自分に実力があると勘違いしてワンマンになる
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無能な2代目社長の特徴の2つ目は、自分に実力があると勘違いしていることです。社長を継ぐわけですから、就任してからはもちろん「社長」と呼ばれるわけですが、その「社長」と持ち上げられることによって気分を良くしてものすごく上から指図するような特徴があります。
自分に実力があると勘違いしてしまいますと、プライドだけは人一倍高くなりますから、社員の意見に素直に耳を傾けずに、指摘されればされるほど頭にきて、社長の判断に従え!という高圧的な態度になりがちです。会社が立ち上がったのは先代のおかげなのにあたかも自分の手柄のように勘違いしています。
無能な2代目社長の特徴③親からも周囲からも甘やかされている
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無能な2代目社長の特徴3つ目は、親からも親の会社の人間からも甘やかされている、という点です。先代が社長をつとめている時に、自分の子供を入社させて次期社長に、という流れですが、入社してからも社長の子供だからと気を遣われて、結局はちやほやされますので社会人としての経験もあまり積めません。
上司に叱られたり、空気を読んで行動したり、という経験値が圧倒的に不足しているため、人間としての成長もあまり期待できませんよね。自分がつらい思いや苦しんだ思いをしてない分、従業員の立場に立って物事を考える、という能力が欠如しがちです。
無能な2代目社長の特徴④先代社長の顔色をうかがっている
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無能な2代目社長の特徴の4つ目は、先代社長の自分への評価を気にしすぎるあまり、自分を一番に守ろうとするような行動を取るということです。先代社長は自分の子供に社長職を継がせたあと、会長になるパターンがありますよね。そうなると、会社にも顔を出すし、社長は会長の監視下に置かれているような状態になります。
先代社長に対して畏怖の念があって育っているような社長の場合、先代の評価や批判を恐れて新しいことに挑戦できなかったり、自分の失敗を部下になすりつけたり、というような行動に出る場合があります。自分の中で先代を超えられない、という卑屈感がある場合、頼もしい社長にはなれません。
無能な2代目社長の特徴⑤社員にバカにされてなめられる
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無能な2代目社長の特徴の5つ目は、社員になめられるほど人望が無い、ということです。特に古参の社員ほど先代を崇拝しているような傾向がありますから、社長が代替わりした瞬間から新しい社長に対してとりわけ厳しい目を向けてきます。それを補うほどの能力があると良いですが、前述した通り能力不足なケースが多いです。
ですので、社員にバカにされてなめられることによってどうなるか、というと社員のモチベーションが下がります。連鎖して業績も下がる、ということが起こります。このことを見てわかるとおり、2代目が社長になって成功するには人一倍、人から一目を置かれるくらい努力しなくてはならない、ということがわかります。
成功する2代目社長の特徴5選!
成功する2代目社長の特徴①企画力がある
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成功する2代目社長の特徴の1つ目は、企画力がある、ということです。バカで無能な2代目社長ほど、社員の意見は否定してくるくせに、自分の意見や企画は全然出てこない、というのがあります。成功する2代目社長は、先代がなしえなかったような企画を打ち出す能力が求められます。
業績を伸ばすための大きな企画を出したり、発起人が社長本人であることは重要です。部下が出す案に文句だけをたらたら言うのでは、社員からの信頼は得られませんよね。社長自らが率いていく、ということが成功の秘訣です。
成功する2代目社長の特徴②人付き合いが良く真面目な人柄
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成功する2代目社長の特徴の2つ目は、人付き合いが良くて真面目で勤勉な人柄である、ということです。成功する社長の特徴として、出社時間が誰よりも早い傾向があるとのことです。社員に同じようにしてもらいたいのなら、自分が誰よりも一番に行ってお手本になる必要がありますよね。
そのことをきちんとわかっており、真面目で義理堅い人柄であればあるほど、社員もついてきます。また、社長の顔が広いことで新しい仕事も増えますし、社員も仕事を取りやすくなります。そのために幅広いコネクションを社長自身が持っていることが強みになります。
成功する2代目社長の特徴③先代とはつかず離れずの距離感
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成功する2代目社長の特徴の3つ目は、先代社長とはつかず離れずの距離感を持っている、ということです。自分の子供に2代目を継がせたいと思っている先代ほど、子供に甘く目の届くところにいるとつい口を出してしまう、親であることを全く忘れて接する、ということがなかなかできずにいます。
2代目を継ぐ前に先代の会社に入社するのであれば、本社ではなく違う事業所に身を置く、また会社を継ぐにしても別会社か何かにして自分が1から築き上げる社長という自覚を持たせる、など自分の実力で会社のことを勉強する時間が重要です。継がせたい、と思う先代は子供ということを切り離して客観的に厳しくあるべきです。
成功する2代目社長の特徴④リーダーシップがある
成功する2代目社長の特徴の4つ目は、リーダーシップがある、ということです。先代社長がカリスマであればあるほど、2代目は見劣りして批判にさらされがちですよね。でも、独自のスタイルのリーダーシップを発揮すれば良いのです。その時に、湧き上がる周囲からの批判に耐えうる精神力も必要です。
自らのスタイルを自身を持って貫き、他人の評価に一喜一憂せずに冷静に判断ができるリーダー性は、時間がかかっても周囲の信頼を得られることになります。そういった頼もしいリーダーシップがあることが、成功する秘訣につながります。リーダー性を身につける方法が気になる方は関連記事を参考にしてみてくださいね。
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成功する2代目社長の特徴⑤会社の歴史を大事にする
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成功する2代目社長の特徴の5つ目は、先代の会社が成功した歴史をよく研究し、大事にする、ということです。先代の完全なコピーをしようとしても、時代は変わるために難しく、最悪倒産という結果になるケースが多いのですが、あまりに先代のやってきたことをないがしろにするのも良くないケースです。
成功した先代がいかにして苦難を乗り越え、事業を展開してきたか、ということは2代目が新しいことを始める時に参考にしなくてはならない貴重な経営資源である、と言えます。成功する2代目は、先代がやってきたことをきちんと鑑みて、新しいことを始める研究材料として謙虚な姿勢を貫きます。
2代目社長の悩みは?
2代目社長の悩み①先代へのコンプレックス
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2代目社長の悩みの1つ目は、先代へのコンプレックスがある、ということです。先代は1代で会社を築き上げ、成功したわけですが、2代目はそのカリスマ性に圧倒されて自分は超えることができない、と自分の力不足を痛感するとともに2代目というプレッシャーもありコンプレックスを抱えがちです。
ただ、社長が成功する時はその人間性に対して合うやり方があって成功をしているので、その人にはその人なりの方法で会社を成功に導いていく必要があります。コンプレックスという悩みがあるが故に先代のコピーをしようとすると、だいたいうまくいかないケースが多いです。
2代目社長の悩み②古参の社員からの風当たり
2代目社長の悩みの2つ目は、自分が子供の頃から知っている年配の社員とうまく関係が築けない、ということです。先代社長の番頭のような古参の社員は何か意見がぶつかるたびに「先代の時はこうだったのに」といったセリフを言ってくるので、これが悩みのタネとなります。
また、何か話がある時に2代目社長を飛び越えて会長の方に直接話をしに行く、など2代目社長を軽視するような態度もたびたびです。2代目として怒鳴りつけたいような気分にもなりますが、年上であるがゆえにできない、後々気まずくなるから強気に出られない、などなんとかしたくてもできない状況になります。
ワンマン2代目社長の末路は?
ワンマン2代目社長の末路①ブラック企業化
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ワンマン2代目社長の末路の1つ目は、ブラック企業化する、というケースです。ワンマン2代目社長は苦労知らずであることがほとんどですので、社員の意見には耳を傾けません。自分の言うことが絶対であるという態度を取り続け、社員はそのうち何も言えなくなり、ワンマン社長はバカな裸の王様と化します。
社員に責任もなすりつけてくることも多いので、ワンマン社長に従わなくてはならないことをストレスに感じ、悩みながらも社員はその尻拭いに奔走させられます。そういったことからブラック企業化の一途をたどっている、ということにもバカなワンマン2代目社長は気づきません。
ワンマン2代目社長の末路②最悪倒産
ワンマン2代目社長の末路の2つ目は最悪倒産になる、というケースです。倒産する会社は社長が先代の子供であったというケースが多いと言われています。2代目でワンマンであると身の丈に合った経営ができていない、ということも多く、先代からの成功を引きずって見栄だけは一人前であることもあります。
2代目の時に見栄を張るために会社のお金を使って新社屋を作ったり高級外車に乗ったり、ということで会社の財政を逼迫に追い込むケースも多々あります。ワンマンであるがゆえに人の意見に耳を傾けませんので、どれだけ会社が財政難に陥っているかということを直視できず、倒産に追い込まれることもあります。
2代目社長は努力が必要
バカで無能、会社を潰すと言われがちな2代目社長の特徴や成功するパターン、悩みや末路をご紹介してきました。先代と比べられてとかく周りの人からいろいろなことを言われてしまうのが2代目社長の宿命であり、悩みです。それを打破するためにも相当な精神力と能力が求められますよね。
また、身内に継がせる場合は、可愛い子には旅させよという言葉がありますが、実際には親が子供を客観視することはなかなか難しいのでバカで無能に育ってしまうケースも多々あります。会社を存続させるためにも、2代目には特に努力して頑張ってもらいたいですよね。
先代の監視が厳しくて窮屈に感じる場合は、別会社を設立して1から自分の力で築き上げてみる、という方法もありますよね。そんな時は社名をつけるのに悩んでしまいませんか。決め方や付け方に関しては、関連記事をご参考にしてみてくださいね。
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