お変わりありませんかの意味と使い方は?敬語や類語と手紙での返事も
更新:2019.06.21
お変わりありませんかとは?ございませんか・ないですか・ありませんでしょうか・ないでしょうか・ございませんでしょうかと語尾を変えた場合どのような場面で使うことができるのでしょうか。お変わりありませんかの使い方を例文と一緒にご紹介します。参考にしてみてください。
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お変わりありませんかの意味と使われる場面は?
お変わりありませんかの意味は「相手の安否を問う挨拶」
「お変わりありませんか」という言葉は「相手の安否を問う挨拶」として使うことができる言葉です。「以前会ったときと比べて生活や心境に何か大きな変化が起こっていないですか」や「大病や大きなけがをすることはありませんでしたか」などという意味を含めた言葉として使うことができます。
久しぶりに会う人とも気分よく会話をするためにも相手の立場や関係性に合わせて適切な挨拶をすることが大切です。しかし中には自分から挨拶ができない人やしない人もいます。そのような人はどのような心理状態なのでしょうか。下の記事で「挨拶しない・できない人の心理」を紹介しています。参考にしてみてください。
お変わりありませんかの使われる場面は「誰かに久しぶりに会ったとき」
「お変わりありませんか」が使われる場面のひとつに「誰かに久しぶりに会ったとき」というシチュエーションがあります。しばらく会っていない間にプライベートで大きな変化がある人もいます。また仕事でも異動や昇進したり中には転職している人もいるかもしれません。
久しぶりに会った人に「何か変化はありましたか」と直球で聞くよりも同じ意味として使うことができる「お変わりありませんか」の方が適切な言葉です。相手が話したいと思う内容であれば話すでしょうし、触れられたくないことは伏せることができるので相手に嫌な思いをさせることもありません。
お変わりありませんかの敬語と類語は?
お変わりありませんかの敬語と類語①「お変わりございませんか」
お変わりありませんかの敬語と類語1つ目は「お変わりございませんか」です。お変わりありませんかは、言いたくないことは言わなくてよいように返事の仕方を相手に選択してもらうための言葉でもあります。それと同じように「ございませんか」とすることで相手が「ありません」と返答しやすくなります。
そこまで親しくないのだけれども顔見知りの人などに会ったときの挨拶として「お変わりございませんか」と使うと差し障りがありません。「お変わりございませんか」は「お変わりありませんか」と同じ意味として使うことができる類語と言えます。
お変わりありませんかの敬語と類語②「お変わりありませんでしょうか」
お変わりありませんかの敬語と類語2つ目は「お変わりありませんでしょうか」です。「ありませんか」よりも柔らかい表現にしたい場合に「ありませんでしょうか」を使うことができます。相手が何か言いたそうだなと感じたときに会話を始めるきっかけを作る言葉としても「お変わりありませんでしょうか」は適しています。
普段からプライベートのことをよく話してくれる相手に対して使うと、相手も話を聞いてくれる雰囲気を作ってくれていると感じ話しやすいと思います。「お変わりありませんでしょうか」は「お変わりありませんか」と同じ意味として使うことができる類語と言えます。
お変わりありませんかの敬語と類語③「お変わりないでしょうか」
お変わりありませんかの敬語と類語3つ目は「お変わりないでしょうか」です。お変わりありませんかは、どちらかというと親しい関係の人に対して使う言葉にあてはまります。仕事の取引先の人や目上の人にはありませんかよりもないでしょうかの「お変わりないでしょうか」を使う方が丁寧な表現になります。
語尾の言葉を変えて「お変わりないでしょうか」という丁寧な表現になっただけで意味は「お変わりありませんか」と同じ意味として使うことができます。「お変わりないでしょうか」と「お変わりありませんか」は同じ意味の類語と言えます。
お変わりありませんかの敬語と類語④「お変わりございませんでしょうか」
お変わりありませんかの敬語と類語4つ目は「お変わりございませんでしょうか」です。①から③までで紹介した言葉よりも更に丁寧な言い回しにするために語尾を「ございませんでしょうか」として「お変わりございませんでしょうか」が適しています。ご年配の方や礼儀に重んじる方などに使うのにおすすめの表現方法です。
ただし会話の中で「ございませんでしょうか」を多用し過ぎるとわざとらしく感じることもあります。前後の言葉とのつながりを意識して使うようにしてください。わざとらしい表現は丁寧さにかけることもあります。「お変わりございませんでしょうか」は「お変わりありませんか」と同じ意味で使うことができる類語と言えます。
お変わりありませんかの使い方と例文は
お変わりありませんかの使い方と例文①「メールや手紙で使う」
お変わりありませんかの使い方と例文1つ目は「メールや手紙で使う」ときの使い方です。お変わりありませんかはビジネスシーンなどで大人が使う挨拶に最適な言葉です。メールや手紙でいきなり本題に入るのではなく、相手に対しての気遣いをする挨拶から始めることが大切です。
しばらく会っていない相手の近況を伺うためにも、お元気ですかという言葉よりも丁寧さがある「お変わりありませんか」を使うことをおすすめします。下の記事で「手紙の書き出し文例」を紹介しています。素敵な手紙の文章にするための参考にしてみてください。
お変わりありませんかの使い方「メールや手紙で使う」例文
- しばらくお会いしていませんが、お変わりありませんか。
- なかなか会う機会がありませんが、お変わりありませんか。
- 皆様いかがお過ごしでしょうか、お変わりありませんか。
お変わりありませんかの使い方と例文②「久しぶりに会った人に使う」
お変わりありませんかの使い方と例文2つ目は「久しぶりに会った人に使う」ときの使い方です。お変わりありませんかは頻繁に会う人や毎日顔を合わせる人に使うには適さない言葉です。しばらく連絡もなく久しぶりに会った人や年に一度だけ仕事の関係で会う人などに対して使うことができます。
街を歩いていてばったりと久しぶりに会った知人などの「お元気でしたか、お変わりありませんか」などのようにして使うことができます。知人や友人にばったり会う経験をすることは誰でも1度はあると思います。その偶然にはスピリチュアル的な意味があります。下の記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
お変わりありませんかの使い方「久しぶりに会った人に使う」例文
- お久しぶりです、その後お変わりありませんか。
- しばらくぶりですね、お変わりありませんか。
- ご家族のみなさんもお変わりありませんか。
お変わりありませんかの使い方と例文③「ビジネスシーンで使う」
お変わりありませんかの使い方と例文3つ目は「ビジネスシーンで使う」ときの使い方です。大人が使う挨拶に最適な言葉である「おかわりありませんか」はビジネスシーンでももちろん使うことができます。顔見知りで仕事では親しくてもプライベートでの付き合いはないという相手にも適した挨拶の言葉です。
ただし仕事の付き合いはあるけれどあまり親しくない人や上司など目上の人に対して使うには、少し丁寧さが足りない言葉とも受け取られますので使わない方が無難です。
お変わりありませんかの使い方「ビジネスシーンで使う」例文
- ○○さんお変わりありませんか、久しぶりにご一緒できてうれしいです。
- その後お変わりありませんか。
- 皆さんお変わりありませんか。
お変わりありませんかに対する返事は?
お変わりありませんかに対する返事①「おかげさまで元気にやっています」
お変わりありませんかに対する返事1つ目は「おかげさまで元気にやっています」という言葉を使っての返事の仕方があります。この言葉を使って返事を返す場合は、「お変わりありませんか」と聞いていた相手と親しい間柄である場合が最適です。「ええ、おかげさまで」や「はい元気です」という返事でも同じ意味で使えます。
お変わりありませんかに対する返事②「○○さんもお変わりないですか」
お変わりありませんかに対する返事2つ目は「○○さんもお変わりないですか」という言葉を使っての返事の仕方があります。この言葉を使う場合は「お変わりありませんか」「○○さんもお変わりないですか」というように相手の言葉に対してすぐに使うよりも、一言前に述べてから使う方がよいです。
「○○さんもお変わりないですか」の前に「はい元気です」や「特に変化なく過ごしていますよ」と相手からの言葉に対しての返しをしてから使うとスマートな会話になります。
お変わりありませんかに対する返事③「お心遣いありがとうございます」
お変わりありませんかに対する返事3つ目は「お心遣いありがとうございます」という言葉を使っての返事の仕方があります。自分のことを気にかけてくれた人に対してのお礼を表現する言葉です。「お変わりありませんか」には人によっては「何か困ったことなないですか」という意味で使うこともあります。
その心遣いに対しての感謝の気持ちを丁寧に表現するのに「お心遣いありがとうございます」という言葉で返事をすることが適しています。
お変わりありませんかに対する返事④「○○さんもお元気ですか」
お変わりありませんかに対する返事4つ目は「○○さんもお元気ですか」という言葉を使っての返事の仕方があります。この言葉を使って返事をする場合は相手とかなり親しい間柄であることが必要です。「元気にやってますよ○○さんもお元気ですか」というように返事するといいでしょう。
お変わりありませんかを正しく使いましょう
大人の挨拶としてとても使いやすく便利な挨拶である「お変わりありませんか」の意味や使い方を紹介しました。実際に使うための参考になりましたでしょうか。仕事では親しいけれど仕事以外では付き合いがない人と久しぶりに会うと、どのように話してよいのか迷うことがあります。
そのような場面で会話のきっかけに「変わりありませんか」という言葉を使うことが最適です。この言葉をきっかけに会話が弾むこともあれば、詮索されたくないことは相手が話さなければよいだけなので相手に不快感を与えることもありません。
相手との関係性によって「お変わりございませんか」「お変わりありませんでしょうか」と言い換えることもできます。とても便利な「お変わりありませんか」を正しく上手に使いましょう。
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