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夜分遅くに申し訳ありませんは何時から?ビジネスのメールマナーとは?

更新:2019.06.21

皆さんは残業中に取引先にメールを送るとき、何時までなら送ってもいいと思いますか?今回は「夜分遅くに」は何時から追加したほうがいいのがビジネスメールのマナーについて紹介します。夜分遅くに申し訳ありません、すみません、失礼致します、など「夜分遅くに」の使い方についても参考にしてみてください。

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「夜分遅くにすみません」を使うのは何時から?

①「夜分遅くにすみません」を使うのは何時から【22時以降】

残業中の女性

「夜分遅くにすみません」とは何時から使うべきかという意見で一番多いのが【22時以降】という結果です。多くの方が22時以降を深夜時間=遅い時間と認識をしているようです。給料を考えると22時以降から深夜手当(割り増し)になるので、そのことからも22時以降という意見が多いのかもしれませんね。

「夜分遅くにすみません」という言葉をビジネスメールで使うときは、明日の朝一番でメールをチェックしてほしいとき、メールを送った相手から返事が欲しいときが考えられます。夜遅くにメールを送ることはマナー違反ではありませんが、いつも「夜分遅くに」を使うと急用性が薄れてしまうので使う場面の見極めが大切です。

②「夜分遅くにすみません」を使うのは何時からについて【20時以降】

夜のマナー

「夜分遅くにすみません」とは何時から使うべきかという意見で一番多いのが【20時以降】という結果です。2番目に多かったのが20時以降なら「夜分遅くにすみません」を入れるという意見です。20時なら、まだ相手がメールをチェックしてくれるかもしれないという意味を込めて20時を過ぎたら使う方もいるようです。

上でも説明したとおり、夜にメールを送るのは緊急性が高い場合が多く、相手に出来るだけ早くメールを見てほしいという意味も込められているため、相手が夜にメールをチェックしてくれた時に失礼が少なくなるように20時以降なら「夜分遅くにすみません」と一言付け加えるのもいいかもしれませんね。

③「夜分遅くにすみません」を使うのは何時からについて【24時以降】

ビジネスマナー

「夜分遅くにすみません」とは何時から使うべきかという意見で一番多いのが【24時以降】という結果です。かなり少数派ではありますが、日付が変わったらさすがにメールを送るのは失礼だという意見から「夜分遅くにすみません」と付け加えるという意見もありました。

これは、毎日遅くまで仕事をするのが当たり前になっている方たちが24時以降を深夜時間と認識しているようです。実際に何時以降なら使った方がいい、何時ならまだ「夜分遅く」の時間じゃないなど感じ方は人それぞれですが、より丁寧なメールを心がけたときに必要だと思ったとき入れるといいのかもしれません。

「夜分遅くに」を何時から使うかについて理解いただけたでしょうか?何時から使うか難しいところですが、入れた方がいいと思ったら常識の範囲で何時からでも付け加えた方が安心できるでしょう。また、ビジネスマナーについて知りたい方は、以下の記事で「ビジネスマナー検定」について紹介しているので参考にしてください。

夜分遅くにビジネスメールを送る際のマナーは?


夜分遅くにビジネスメールを送る際のマナー①丁寧を心がける!

仕事中の女性

夜分遅くにビジネスメールを送る際のマナー1つ目は「丁寧を心がける」です。できれば夜分遅くのメールは避けたいはずです。どうしても夜遅くにメールを送らなければなたないときに使う言葉なので、より丁寧を心がける必要があります。夜にメールを送ってしまったことへのお詫びと返信をいただきたい事をしっかり伝えます。

朝、相手の方がメールを見たときにどんな思いをするか考えて文章を作りましょう。言いにくい内容の場合もあると思うので、その場合は朝出勤した後に電話連絡を入れるとなおいいでしょう。申し訳ありません、すみませんという気持ちが相手に伝わるようなメール文を作ることが何よりも大切なことでしょう。

夜分遅くにビジネスメールを送る際のマナー②内容を簡潔に!

働く女性

夜分遅くにビジネスメールを送る際のマナー2つ目は「内容を簡潔に」です。普段から心がけるべき内容ではありますが、長文は避けましょう。伝えたいこと1つを明確にする必要があります。大げさに言えば題名を読んだだけで、何についての内容なのか相手が分かるくらい簡潔な文章を心がけましょう。

日中でもそうなのですが、朝一や夜遅くに、だらだらと長いメールを読みたい人はいません。夜分遅くのメールには急用性が高いという特徴もあるので、相手からより早く返事がいただけるように分かりやすい内容を心がけて、簡潔にメールを作成しましょう。他の人にチェックしてもらうのもいいかもしれませんね。

夜分遅くにビジネスメールを送る際のマナー③日付の表現に注意!

キャリアウーマン

夜分遅くにビジネスメールを送る際のマナー3つ目は「日付の表現に注意」です。夜に送るメールは「今日」や「明日」などの表現は避けた方が良いでしょう。もし、メールを送るのが日付をまたぐ前だからと言って「明日までに返事を下さい」と送ってしまうと、朝メールを見た相手は明日を勘違いしていますかもしれません。

同じように、明日の朝メールチェックすることを見込んで「今日までに返事を下さい」というのも相手からすると夜遅くに返事をよこせということなのかと失礼に思われてしまうかもしれません。日にちを明確に表現しましょう。今日(〇月〇日)、明日(〇月〇 (日))など付け加えるだけでだいぶ丁寧さの印象が変わりますよ。

初めての相手にビジネスメールを送るとき皆さんはどのようなメールを送りますか?以下では初めての挨拶メールでおすすめの書き方について紹介しています。突然メールを送るときに使うと好印象なクッション言葉についてや何時から送っても大丈夫なのかマナーについて知ることができ参考になりますよ。

「夜分遅くに」の使い方は?


夜分遅くに申し訳ありません

お詫びの気持ち

「夜分遅くに申し訳ありません」とは、夜遅くにメールを送ることをお詫びするときに使います。夜遅くにメールすることは、相手にあまりいい印象を与えない可能性がありますので、お詫びの気持ちはしっかりと伝えた方が良いでしょう。自分が夜遅くにメールをもらったときにどう思うかを考えれば自然と出てくる言葉でしょう。

非常識な人だと思われないためにも「夜分遅くに申し訳ありません」というお詫びの気持ちをしっかり伝えましょう。次に会ったときや電話で話すときに「この間は夜分遅くに連絡をして申し訳ありませんでした」と伝えるとさらに良いでしょう。ビジネスにおけるマナーとして、お詫びの言葉はしっかりと伝えることは大事です。

夜分遅くに失礼致します

申し訳ない気持ち

「夜分遅くに失礼致します」とは、夜遅くに失礼だと思いつつも、連絡をさせてもらったという現状を伝えるときに使う言葉です。どうしても夜に連絡をしなきゃいけなかった理由もしっかりと付け加えるようにしましょう。そうすることで、夜遅くにメールを送った理由を相手の方も理解してくれるはずです。

「夜分遅くに失礼致します」という言葉なので、メールの最初に使う言葉です。「夜分遅くに申し訳ありません」との使い分けは、自分発信ので夜遅くに連絡する場合は「申し訳ありません」相手発信でそれに対して返信を行う場合は「失礼致します」という使い分けをすることをおすすめします。場面によって使い分けが大切です。

夜分遅くに失礼しました

お詫びする女性

「夜分遅くに失礼しました」とは、メール文の最後に一言付け加えるときに使うと効果的な言葉です。メール文の最初で「夜分遅くに失礼致します」か「夜分遅くに申し訳ありません」のどちらかを使っていて、改めてお詫びの気持ちや申し訳ない気持ちを伝えたいときに「夜分遅くに失礼しました」を使うことをおすすめします。

メールの最後をどのように締めるかもビジネスメールにおいて難しいところです。夜遅いメールの場合、最初と最後で「夜分遅くに」と言えるとより丁寧になります。あまりくどい内容もよくありませんが、丁寧を考えるのであれば「夜分遅くに失礼しました」と伝えても問題ないでしょう。

夜分遅くまでメールを送ってしまい申し訳ありません

会議中の男女

「夜分遅くまでメールを送ってしまい申し訳ありません」とは、なかなか使う場面が少ないかもしれませんが、日中も連絡を取り合っていてその連絡が深夜にまで続いてしまったときに使うと良いでしょう。「夜分遅くまで」なのでメールの最初に何度もメールを送ってしまい申し訳ありませんという気持ちで使いましょう。


「夜分遅くまで」という言葉を使うとより仕事の緊急性が相手に伝わりやすいです。「夜分遅くに」はよく聞きますが、「夜分遅くまで」はあまり使わないかもしれませんが、このように使い分けることによって相手への伝わり方も変わってくるのでおすすめです。言葉一つでとらえ方が全然違うので難しいですね。

ついつい知らないうちに若者言葉を使っていることはありませんか?若者言葉には「大丈夫です」や「ら抜き言葉」があります。話し言葉だけでなく、メールでも使いがちな若者言葉なのでより注意が必要です。どのような言葉が若者言葉なのかについて知りたい方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。

「夜分遅くに」の英語表現は?

Nightislate

英語の勉強

「夜分遅くに」を英語で表すと「Night is late(ナイト・イズ・レイト)」という表現があります。Night=夜、Late=遅くなので合わせて夜遅くにと訳されるため、「夜分遅くに」という意味で使えます。英語だとどう伝えればいいか分からない方は何個か紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

lateatnight

考える女性

「夜分遅くに」を英語で表すと「late at night(レイト・アット・ナイト)」という表現もあります。直訳すると「夜更けに」という意味がある単語です。「夜更けに」から「夜分遅くに」を連想することができるため、「夜分遅くに」という表現でも使えると言えるでしょう。

midnight

真夜中

「夜分遅くに」を英語で表すと「midnight(ミッドナイト)」という単語もあります。直訳すると「真夜中」という意味です。午前0時を表現する言葉でもあるので、20時などまだ真夜中とは言えない時間には適さないかもしれませんので使い分けを気を付けましょう。

ビジネスで英語を使う機会も現代では増えてきていることでしょう。ビジネスや日常会話で使える簡単な英会話について知りたい方は以下の記事をぜひ読んでみてはいかがでしょうか。すぐに使える単語から勉強になる単語まで英会話を学びたい方にぜひ読んでもらいたい情報です。

ビジネスメールに添えると好印象なクッション言葉は?

好印象なクッション言葉【依頼編】お手数ですが

円満な関係

好印象なクッション言葉1つ目は「お手数ですが」です。これは、相手に何かをお願いしたいときに使うと効果的なクッション言葉です。似た言葉で「お忙しいところ申し訳ありませんが」や「恐縮ではございますが」という言葉があります。どの言葉も依頼するときに付け加えると良いでしょう。

「○○をお願いします」というよりも「お手数ですが○○をしていただきたいです」と伝えた方が柔らかい印象になると思いませんか?依頼をする立場だとしても相手が嫌な気持ちにならず対応してくれるようにクッション言葉を入れることをおすすめします。

好印象なクッション言葉【お断り】せっかくではございますが

断る女性

好印象なクッション言葉2つ目は「せっかくではございますが」です。これは、相手にお断りの返事をしなければならないときに使うクッション言葉です。お断りを伝える表現は難しいですよね。一歩間違えればとても冷たい印象を相手に与えてしまうかもしれません。それくらい慎重になるのがお断りのお返事をするときなのです。

「せっかくではございますが」以外にも「お気持ちはありがたいのですが」や「残念ですが」などのクッション言葉があります。「お断りさせていただきたいです」に「せっかくではございますがお断りさせていただきたいです」とクッション言葉を使うだけで今後の関わり方も良い方向へと進むような気がしますね。

好印象なクッション言葉【反論】おっしゃることは理解できますが

怒っている女性

好印象なクッション言葉3つ目は「おっしゃることは理解できますが」です。これは、反論の気持ち、反対の気持ちを伝えるときに使うクッション言葉です。お断りのお返事と一緒で、反論は相手の意見を否定することに繋がるので失礼のない対応が大切です。言葉選びはより慎重に行う必要があります。

反論はどうしても冷たい印象に伝わりやすいですが「おっしゃることは理解できますが」「お言葉を返すようですが」などクッション言葉を使いつつ、柔らかい表現で相手に受け取ってもらえるように工夫をする必要があります。反論のクッション言葉は、時には怒っていると思われがちなので気を付けて使いましょう。

適した言葉を使ってビジネスメールを送ろう

いかがでしたでしょうか?今回は「夜分遅くに」「夜分遅くまで」とは、ビジネスメールにおいてどのような場面で使うのかを紹介しました。夜にメールを送らなければならないことは出来れば避けたいですが、どうしても送らなければならない場面はあることでしょう。「すみません」よりも「申し訳ありません」がより丁寧です。

お詫びの気持ちをしっかりと伝え、何時から「夜分遅くに」を使うべきか考えビジネスメールを作成しましょう。「失礼致します」や「失礼しました」もお詫びの気持ちを伝えるときに活用して相手により丁寧に失礼のないようなビジネスメールを心がけてみてはいかがでしょうか。

敬語の使い方に悩むことも多いのではないでしょうか。以下では「ご連絡させていただきました」という使い方が正しいのかについて紹介しています。目上の人には特に気を付けて使いたい敬語なので、ぜひ参考に読んでみてください。

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