Large thumb shutterstock 483932800

ひょうたんランプの作り方は?魅力やライトのデザインや制作例も

更新:2019.06.21

ひょうたんランプの作り方を知っていますか?ひょうたんランプはひょうたんで作った照明のことで、ひょうたんの形や穴のあけ方によって光のデザインが変わってきます。ひょうたんにビーズを使ったり色を塗ったりなどアート的要素も強く、ライトをつけるととても幻想的です。今回はそのひょうたんランプについて紹介します。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



ひょうたんランプとは?魅力は?

「ひょうたんランプ」とはひょうたんを使ったランプのこと

「ひょうたんランプ」とは、ひょうたんを使って作ったランプのことです。ひょうたんは、南アフリカを原産とするウリ科の植物で、形も種類も色々あります。ひょうたんの中の実の部分は食べることもでき、加工品にもされています。

どのひょうたんもランプにすることが出来ますが、ひょうたんは収穫してすぐにランプに出来る訳ではありません。ひょうたんの中身が詰まったままだとランプに出来ないので、まず収穫したら、水に浸けて中身を腐らせます。腐った後に中の実を抜いて、臭いが無くなるまで洗ったり乾燥させたりを繰り返して、やっと使えます。

「ひょうたんランプ」の魅力①丸いシルエット

「ひょうたんランプ」の魅力1つ目は、丸いシルエットです。丸い形は照明にぴったりですが、ひょうたんの形は、よく見るとくびれのあるものや、丸い球形のもの、首が長いものや、棒状のものなど色々あります。種類は様々ですが、どのひょうたんも丸みを帯びていて、とても可愛らしいシルエットをしています。

「ひょうたんランプ」の魅力②穴から零れる温かみのある灯り

「ひょうたんランプ」の魅力2つ目は、穴から零れる温かみのある灯りです。ひょうたんランプは、ひょうたんの表面を削ったり穴を開けることによって、中にある光が溢れだします。その灯りはとても温かみがあり、壁に映し出される光と混ざり合って、何とも言えない幻想的な光景になります。

ひょうたんランプの作り方は?

ひょうたんランプの作り方①ひょうたんを選ぶ


ひょうたんランプの作り方1つ目は、ひょうたんを選ぶことです。先程も述べた様にひょうたんには様々な形があります。自分のイメージするランプの形やデザインによって、ひょうたんを選ぶと良いでしょう。

また、ひょうたんは種類によって皮の厚さが異なります。皮の薄いひょうたんは、穴が開けやすく、また中からの光が皮を通してキレイに映ります。用意するものは、最低でもひょうたんとキリがあれば作ることが出来ますが、大きい穴や厚めのひょうたんに穴を開けるときは、電動ドリルがあると早く作業を進めることが出来ます。

用意するもの

  • ひょうたん
  • 鉛筆・消しゴム
  • キリ
  • 電動ドリル
  • 紙ヤスリ
  • ライト

ひょうたんランプの作り方②ひょうたんの底に穴を開ける

ひょうたんランプの作り方2つ目は、ひょうたんの底に穴を開けます。キリでも良いですが、電動ドリルで円を描くように、小さな穴が繋がるように複数開けます。もし、ひょうたんの表面が滑って上手く開けることが出来ない場合は、画びょうなどで小さな穴を開けてから電動ドリルを使うと滑らずに穴を開けることが出来ます。

小さな穴を開けて底をくり抜いたままだと、円の周りがガタガタになっているので、紙ヤスリを使って丁寧に、キレイに仕上げましょう。また、ひょうたんに穴を開ける作業は結構粉が出ます。マスクやエプロンなどを使用した方が良い方は使ってください。

中に入れるライトは、ホームセンターで電球セットが売られています。ひょうたんランプは置くタイプだけではなく、吊り下げることも可能なので、好きなタイプのものを作りましょう。もし吊り下げるタイプなら、ひょうたんの上部にも穴を開けて下さい。

ひょうたんランプの作り方③デザインを決めたら鉛筆で下書きする

ひょうたんランプの作り方3つ目は、デザインを決めたらひょうたんに鉛筆で薄く下書きをします。キレイな曲線や直線が描きたい人は、コンパスや定規を使うとキレイに描けます。迷う方は、幾何学模様などにすると、とてもキレイな光の絵になりますよ。

ひょうたんランプの作り方④ひょうたんに穴を開ける


ひょうたんランプの作り方4つ目は、ひょうたんに穴を開けることです。ひょうたんには、キリや電動ドリルを使って穴を開けていきます。まずは大きな部分から穴を開けていき、その後細かい穴を開けていきます。ここで注意して開けていかないと、隣の穴同士がくっついてしまうので気を付けましょう。

小さい穴は、押しピンを使っても開けることが出来ます。見た目ではよく見えないような小さな穴も、中に光を入れるとちゃんとキレイな模様になるので、時々中に光を入れて確認しながら作業すると分かりやすいですよ。模様がよく分かり辛かったりもしますが、ちゃんとアート作品になっています。

大きな形や、直線を切るときは、カッターを使いましょう。もし、切り口が凸凹になるようなら、紙ヤスリなどを使用してキレイに整えて下さい。穴を開ける作業は、半田ごてを使うことも出来ますが、お子さんがいる家庭では、気を付けて使用してください。また、ひょうたんは割れないように丁寧に穴を開けましょう。

ひょうたんランプの作り方⑤下書きを消してライトを入れる

ひょうたんランプの作り方5つ目は、鉛筆で書いた下書きを消して、中にライトを入れることです。穴を開け終わったら、あとはキレイに鉛筆の線を消してライトの台座を中に入たら完成です。そのままでも十分キレイですが、カラフルな照明が良い方は、穴の部分にビー玉やビーズをはめ込んでください。

台座にも低いものと、高さがあるものがあります。低い台座は、ライトを入れている穴から光がキレイに反射します。高い台座は見た目がおしゃれです。完成した後ライトを点灯すると、とてもキレイですよ。自分のためにランプを作っていると思いますが、もはやアートとしか言えない程、その光景は圧巻です。

ひょうたんランプの制作例7つ

ひょうたんランプの制作例①ビー玉を入れる


ひょうたんランプの制作例1つ目は、ビー玉を入れて装飾したひょうたんランプです。ひょうたんランプは穴を開けただけでも十分すぎる程キレイですが、もう少しカラフルにしたい方は、ビー玉やビーズを穴にはめてはいかがでしょうか。

この制作例のランプも、所々にビー玉が散りばめられています。中のライトがビー玉を通してとてもカラフルでキレイですよね。ビー玉をはめこむときは、穴が大きくなり過ぎないよう、少し小さめの穴で作りましょう。ビー玉は速乾性のある木工用ボンドでつけることが出来ます。

ひょうたんランプの制作例②上下のデザインを変える

ひょうたんランプの制作例2つ目は、上下のデザインを変えてストーリー性のあるランプです。この制作例のランプは上の柄が月で、下の柄が太陽のように見えます。上下同じような柄にしても良いですが、ひょうたんの形を活かして上下別の柄を楽しむのも良いですね。2つの柄が光に照らされて、とても美しいですね!

ひょうたんランプの制作例③壁に映し出される光のアート

ひょうたんランプの制作例3つ目は、壁に映し出される光のアートです。ひょうたんランプの光は、壁や床にも光が反射して模様を描きますが、それを計算したうえで作っている作品もあります。反射を計算して作るのは容易なことではありませんが、挑戦してみるのもいいかもしれません。

この制作例のひょうたんランプは、くっきりと光が模様を描いていて、ひょうたんの模様と光の反射の模様の両方を楽しむことが出来ます。ひょうたんだけの光でもキレイですが、大きく反射した光の模様は、迫力もあり照明には思えないほどとてもキレイです。

ひょうたんランプの制作例④ビーズを使ったアートなライト

ひょうたんランプの制作例4つ目は、ビーズを使ったアートなライトです。ひょうたんの穴にビーズをはめこむだけで、色の着いたカラフルな光のライトになります。この制作例のように、規則正しく色の順番を決めてビーズをはめこむと、統一感も出てアートの要素が強いライトになります。カラフルな光がとてもキレイですよね!

ひょうたんランプの制作例⑤スタンド型照明

ひょうたんランプの制作例5つ目は、スタンド型照明です。ひょうたんランプは、置くタイプや吊るすタイプ、スタンドタイプなど、色々な形・デザインの照明を作ることが出来ます。吊るすタイプやスタンドタイプのときは、ひょうたんの上部にも穴を開けましょう。

制作例のひょうたんランプは、ビー玉やビーズが入っていてとてもおしゃれです。また、ひょうたんの上部のギリギリの部分にもデザインがあり、穴から光を通すように作られています。

ひょうたんランプの制作例⑥ひょうたんドール

ひょうたんランプの制作例6つ目は、ひょうたんドールです。ひょうたんに色を塗り可愛く人形のランプを作っています。人形は、ひょうたんの形によってデザインや色を変えアレンジすることが出来ます。人形タイプのライトを作っている方も多く、動物や、キャラクターのランプに仕上げているものもあります。

ひょうたんランプの制作例⑦丸い可愛いランプ

ひょうたんランプの制作例7つ目は、丸い可愛いランプです。ひょうたんは、くびれているものを多く見かけますが、丸い形のひょうたんもあります。丸い形のひょうたんは、照明にぴったりの形をしていて、ふんわりを優しい雰囲気があります。灯りをつけると、その優しい雰囲気と温かい灯りに癒されます。

ひょうたんランプを作ってアートな照明を楽しんで!

いかがでしたでしょうか。ひょうたんランプは一見難しそうに見えますが、実は材料も少なく簡単に作ることが出来ます。穴を開ける作業も、そんなに力を使わないのでお子さんでも簡単に作ることが出来ますよ。見た目は地味なひょうたんですが、穴を開けて中にライトを入れると途端にキレイでおしゃれな照明に早変わりします。

普通の照明とは違って、ひょうたんランプの灯りは柔らかく温かみがあります。灯りを付けたときの幻想的な光景に魅せられて、ひょうたんランプを集めている方や、ファンの方もとても多いです。ぜひ、ひょうたんランプを作ってアートな空間を楽しんで下さい。きっとその光の光景に魅せられるはずです。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。