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標語の作り方や書き方は?意味や安全標語の作品例も

更新:2019.06.21

突然ですが、皆さんは標語の作り方や書き方をご存知でしょうか?「そもそも標語とは?」と思われる方や、小学生の頃に授業でやったことをなんとなく覚えている方もいらっしゃることでしょう。今回はそんな標語の作り方や書き方、人権標語や工場で働いている方のために作られるという安全標語について作品例を挙げながらご紹介いたします。

標語とは?

標語とは|定義はモットー・スローガンに同じ

標語とはそもそも何だっけ?という方向けに定義をおさらいしておきましょう。標語とは「モットー」や「スローガン」と同じ意味を持っています。もっと噛み砕いて説明すると、主義や主張・運動の目的を簡潔に表した短い語句のことを指します。

標語とは|歴史は1937年の国策標語からと言われる

標語とは、1937年行われた第一次近衛内閣の国民精神総動員運動による国策標語が日本での始まりと言われています。当初から使用された標語は、国を挙げて一致団結の意味が込められた「挙国一致」や忠誠を尽くし国の恩に報いるという意味の「尽忠報国」などです。

1942年には懸賞付きで国民決意の標語が募集されました。今でも有名な「欲しがりません勝つまでは」は、その時の入賞作品です。戦争当時は、国民全員が死を恐れずに勝ち抜いていく覚悟が固まっていたため、このような標語が生まれました。

標語とは|俳句との違いは?

標語とは、俳句と同じように五・七・五調で作られることが多いです。これは俳句が古くから日本人に親しまれてきたもので、日本人に浸透しやすいリズムだからだと言われています。確かに五・七・五調だと、すんなり頭に入ってくるような印象を受けますよね。

では標語と俳句の違いは何なのでしょうか?俳句には基本的に季語を含めるという決まりがあります。季語を含めつつ、作者の胸の内や情景などが描かれているものが俳句となります。一方標語とは、伝えたい意図が明確にあり、簡潔さと万人に伝わる分かりやすさが必要とされます。

標語の作り方とは?

標語の作り方

標語と聞くと、作り方や書き方が難しそうと思う方もいらっしゃることでしょう。しかし作り方のポイントをつかむことで、簡単に作ることができるんですよ!もし会社や学校などで標語コンテストがある際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

作り方のポイント

  • 語呂を良くする。
  • 漢字とかなをバランスよく使う。
  • 柔らかく表すには口語体にする。
  • 禁止することよりも、~しようのような表現が良い。
  • 問いかけて注意喚起をする。
  • 響きの良い語を頭に置く。(音韻)
  • 語尾の韻を踏む。(脚韻)
  • 五・七・五調もリズム感があって覚えやすい。
  • なるべく短文でまとめる
  • 名詞止めにして、切れ味良く。
  • 繰り返して印象づける
  • 現代を象徴した言葉を上手に取り込む。
  • 何かに例えて表現する比喩法を使う。
  • 数字を入れて調子を合わせる。
  • 対象的な語句を使って際立たせる。
  • 幅広い年代に親しまれ、共感を得られるようなものを作る。

ポイントで大事なのは、やはりリズム感の良い語呂です。作り終わった時に、実際に声に出して読んでみることでより良い語呂なのか確認することができることでしょう。また前述したように標語でよく見られるのは、俳句のような五・七・五調です。古くから日本人に親しまれているので、ご年配の方の耳にも共感を得られますよ。

標語募集のテーマ

標語はよくコンテストが行われています。しかしただの標語コンテストではなく、その中でもテーマが決められていることが殆どです。どんなテーマが募集されるのか気になりますよね?そんな募集されることの多い、標語のテーマについてまとめてみました!

標語募集のテーマ

  • 人権標語:いじめや人間問題など学校や職場で見られます。
  • 安全標語:工場や建設業などの事故が起こりやすい職場で見られます。
  • 節約標語
  • 工場標語:工場現場で見られます。
  • 健康管理:病院や薬局で見られます。
  • 品質管理:食品を扱う場所やモノ作りを行っている場所で見られます。
  • 大気汚染防止
  • 下水道促進デー
  • 交通道徳標語:道路の脇道に看板に書いてある場合が多いです。
  • 生活改善標語

人権標語や安全標語、健康管理についての標語は、昔から工場や学校、病院などでよく見られますよね!また交通道徳標語は、道路の脇道に看板として立てかけられているのをたまに見かけます。近年では大気汚染防止や下水道促進デーなどの標語も見られるようになり、時代の環境変化が問題になってきていることも分かりますね!

標語を作る時に、響きが大切なことはお分かりになったことでしょう。キレイな響き関連として古語についてまとめた記事がありますので、ぜひ合わせてご覧ください!

人権標語の作り方とは?

人権標語の作り方

人権標語は、簡単に言うと職場や学校などの団体行動をする場所で注意喚起をするために見られる標語です。団体行動をする中で多くの人がいればいるほど、人それぞれの価値観があることは当たり前のことですもんね。そんな人権標語を作るためのポイントをまとめてみました。

作り方のポイント

  • 脚韻を踏む:覚えやすくなり、注目も集めます。
  • 音韻を踏む:リズミカルで注目も集めます。
  • 言葉をかけるように:言葉を投げかけるようにすると、記憶に残りやすくなります。
  • 文頭に命令形を入れる:使い方によってはきつくなりがちですが、インパクトを与えることができます。
  • 反語を入れる:反語を入れて注意喚起することで、効果的になります。
  • 固有名詞を入れる:会社名や学校名を入れると特徴的になり、目立つので記憶に残りやすくなります。

注意喚起したいことを大勢の人に覚えてもらうためにも、リズミカルで注目を集める言葉が大切です。会社名や学校名を入れることで親近感があり、子供でも気を付けようという気持ちにもなりますね。

小学生の人権標語

最近では、小学生の人権標語コンテストが行われていることをご存知でしょうか?長期休みの課題としても、人権標語を取り入れている学校もあるほどです。また小学生の人権標語のテーマとしては、人へのやさしさやいじめ、高齢者保護などが多いんですよ!

しかし、標語を作るのが苦手というお子さんもいらっしゃることでしょう。そんな小学生の人権標語を作るためのポイントをまとめてみました!お子さんの学校で人権標語の課題が出て作り方や書き方で悩んでいるという親御さんは、これを参考にアドバイスなさってみてはいかがでしょうか?

小学生の人権標語・作り方のポイント

  • 過去の人権標語を参考にして作る。
  • コンテストの標語を活用する。
  • コンテストの言葉(キーワード)をヒントにする。

音韻や脚韻を踏んでリズミカルに仕上げることも大切ですが、標語コンテストや出された標語課題のテーマなどに合わせたキーワードをヒントにすれば作り始めやすいことでしょう。また過去のコンテストに出された標語を参考にしてみることもおすすめなので、過去作品が掲載されているサイトを載せておきますね!

広島市・過去の人権標語作品

安全標語の作り方とは?

安全標語の作り方

安全標語とは工場や製造業、建設業などの危険を伴う仕事をしている方のための安全を願い、注意喚起を促すための標語です。まずは基本的な安全標語を作る際のポイントをまとめてみました!

作り方のポイント

  • 安全標語のテーマである趣旨が何なのか、はっきりとさせること。
  • ポスターなどに趣旨が書かれている場合、その趣旨を外さないように作る。
  • 五・七・五調や音韻、脚韻にも気を配り、音の響きやリズム感も大切。

また安全標語と言っても、工場・製造業と建設業では仕事内容が違うため少しキーワードが違ってきます。どんなキーワードが多いのか、こちらもまとめてみました。一言ヒントになる言葉があると、とても作りやすいですよ!作る際は、ぜひご活用ください。

キーワード

  • 【工場・製造業】はさみこみ、巻き込まれ、保護具、手を出すな、濡れた床、足元、転倒防止
  • 【建設業】足元注意、通路、濡れた床、高所作業、安全歩行、安全帯、

面白い安全スローガン・作品例

安全標語って、真面目に作らなければいけないと思っていませんか?今どきの言葉を使ってみたり、日常会話として奥さんが旦那さんに話しかけるような面白い安全標語(安全スローガン)もあるんですよ!そんな面白い安全標語(安全スローガン)の作品例を、ご紹介いたしますので参考にしてみてください!

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アンタ無事で帰ってね アタシャいいけど 犬が哭く 引用元:河井建設工業ブログ

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あ・わ・て・る・な 心にゆとり 安全を! 引用元:アズビル京都株式会社

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まずKY 皆で摘み取れ 危険の芽 引用元:22安全スローガン

アンタやアタシャって、夫婦の日常会話を聞いているようで面白いですよね。また・や!を使うことで注目度が高くなったり、KYという今どきの言葉を使うことで親近感のある安全標語となりますね!過去作品を見るだけでも面白いので、ご自身でも探してみると楽しいことでしょう。

標語と似ているものと言えば、俳句ではないでしょうか。その中でも今の季節にピッタリな秋の俳句について詳しくまとめた記事がありますので、ぜひ合わせてご覧ください!

作り方やポイントを抑えて素敵な標語を作ろう!

標語の作り方・書き方について知っていただけましたでしょうか?ポイントをしっかりと知れば、意外にも簡単に作れることがお分かりになってと思います。作り方が分かると、これって標語だったんだと実感することもあるはずです。

また標語には、人権標語や安全標語など色々な目的によって注意喚起を促すために作られることが殆どです。あらかじめテーマが決まっていることも、作りやすいポイントとなりますね!もし職場や学校などで標語コンテストがある際には、作り方のポイントをぜひご活用してみてくださいね!

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BELCY編集部

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