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一般的な柔道着の洗濯・クリーニングの頻度は？
柔道着の一般的な洗濯・クリーニング頻度は毎回！
柔道をしているものにとって必要不可欠なユニフォームである柔道着ですが、洗濯・クリーニングの頻度は「使ったら毎回洗う」が一般的です。汗をたくさんかく競技だからこそ、使ったらきちんと洗わないと汗染みや臭いが取れなくなってしまいます。
初めは真っ白だった柔道着も、使う回数を重ねるたびにどんどん黄ばんできます。これは汗などを吸って、柔道着にそれが残ってしまっているからです。真っ白できれいな柔道着を毎回着るためにも、柔道着は使ったら毎回洗うようにしましょう。
柔道着の洗濯を先延ばしにすると取れないカビや臭いの原因に
部活が毎日あるせいで、そう毎回洗濯なんてできない！というママもいるでしょう。しかし見た目はきれいでいても、中には汗や脂といった汚れがたくさんついています。また見えない臭いもついているので、洗濯を先延ばしにするとこれが取れなくなります。
柔道着の洗濯の悩みで多いのは、取れない汗などの臭いです。何度洗濯しても臭いのは使ったら毎回洗っていないから汚れや臭いが蓄積されてこびりついてしまったからです。真っ白でクリーンな状態を保ちたいなら、忙しくても毎回洗濯するべきでしょう。
柔道着が洗濯できないときは普段のお手入れが大切
毎回の洗濯が大切とはいっても、天気や用事などによって毎回洗濯できないときも当然あるでしょう。そうしたときには使ったあとのお手入れが大切になってきます。このお手入れをするかしないかで、柔道着の状態が左右されます。
洗濯できないときはハンガーに干し、形を整えて消臭剤を使ったり風通しの良い日陰でよく乾かすことが重要です。柔道着は汗を吸いやすいので、きちんと乾かさないとカビが生えやすい環境になります。洗濯できないときでもハンガーにかけて干しておきましょう。
柔道着の洗濯方法・洗い方｜洗う前の準備・注意点は？
柔道着を洗う前の準備・注意点①柔道着の洗濯表示を確認する
柔道着を洗う前の準備・注意点1つ目は「柔道着の洗濯表示を確認する」です。柔道着は基本的に手洗い・洗濯機可能な洗濯表示タグがついていますが、特別なものは自宅での洗濯ができなくなっています。まずは自宅で洗濯できるのか、ついているタグを確認してみましょう。
自宅で洗濯できる場合には、洗濯の準備を進めましょう。残念ながら自宅で洗濯できないときはクリーニングに出してきれいにしてもらいましょう。タグを確認するのは柔道着を長く着続けるために必要なことです。タグを無視しないようにしましょう。
柔道着を洗う前の準備・注意点②柔道着のみで洗濯すること
柔道着を洗う前の準備・注意点2つ目は「柔道着のみで洗濯すること」です。基本的に柔道着は手洗いでの洗濯となりますが、脱水時に洗濯機を使います。しかし柔道着は厚手で重みがあります。これを他の洗濯ものと一緒に洗うと衣類を傷つけたり、洗濯機の故障の原因になります。
そのため柔道着を洗うときには、多少面倒でも柔道着のみで洗うようにしましょう。単体で洗った方がよく汚れも落とせますし、脱水もきちんと行えます。紐などの装飾がついている洋服と一緒に洗うとそれが取れてしまう恐れもあるので、必ず柔道着単体で洗濯しましょう。
柔道着を洗う前の準備・注意点③柔道着は洗濯機に入れる前に裏返しにする
柔道着を洗う前の準備・注意点3つ目は「柔道着は洗濯機に入れる前に裏返しにする」です。柔道着で一番汚れがついている場所はどこでしょうか？一番汗や皮脂汚れを吸っていそうな場所はずばり内側です！
そんな汚れを吸っている場所を裏側にして洗えば、汚れの落ち具合は不十分となり汚れや臭いが残る原因になります。きれいさっぱり洗いたいなら、洗濯機洗いや手洗いをする前に柔道着を裏返しにしてから洗濯しましょう。
柔道着の洗濯方法・洗い方｜汚れ落としの手順は？
柔道着の洗濯方法・洗い方①目立つ汚れは事前に落とす
柔道着の洗濯方法・洗い方1つ目は「目立つ汚れは事前に落とす」です。柔道着は襟元や袖口が一番汚れます。汗染みや汚れがある場合は、手洗いする前に必ず落としておきましょう。事前の汚れ落としを怠ると洗濯してもきれいになりません。
目立つ汚れの落とし方
- 目立つ汚れ部分に液体洗剤または液体酸素系漂白剤を直接塗り込む
- 揉み洗いまたは歯ブラシなどで汚れを落とす
歯ブラシの使い過ぎは柔道着を傷めてしまうので気をつけましょう。目立つ汚れも毎回きちんと落とすことできれいな柔道着が保てます。目立つ汚れを後回しにしていると汚れが蓄積され、落としきることができなくなるので注意しましょう。
POINT
血液が付いている場合
ケガなどによって柔道着に血液が付いている場合は、まず冷水で血液を落とします。ぬるま湯では血液が落ちにくいといわれているので、使う水は冷水をおすすめします。血液が落とせたら目立つ汚れの処理に移りましょう。
柔道着の洗濯方法・洗い方②洗濯機よりも手洗いで揉み洗いする
柔道着の洗濯方法・洗い方2つ目は「洗濯機よりも手洗いで揉み洗いする」です。柔道着は洗濯機でも洗濯は可能ですが、その重さゆえ洗濯機が故障する恐れがあるため手洗いを推奨します。手洗いした方が汚れもよく落とせます。
柔道着の手洗い手順
- 柔道着を裏返しにする
- 洗面台などに30℃のお湯を張り、そこに柔道着を浸け込む
- 液体洗剤を入れてよく押し揉み洗いする
水でも洗濯できますが、汗や皮脂汚れは高い温度の方が落としやすいです。30℃前後のぬるま湯でゆっくりと押し揉み洗いしましょう。柔道着は水を吸うと重さが倍以上になるので、水の滴りなどで洗面所が汚れてしまわないよう注意しながら行いましょう。
柔道着の洗濯方法・洗い方③柔軟剤の使用について
柔道着の洗濯方法・洗い方3つ目は「柔軟剤の使用について」です。洗剤での洗濯が終わったら、柔軟剤を使いたいという家庭もあるでしょう。確かに柔軟剤を使った方が消臭もできますし、良い香りも付きます。
しかし柔道着に柔軟剤を使うのはあまりおすすめされていません。理由は柔軟剤によって柔道着が柔らかくなると、相手に勝ちを取られやすくなるからです。袖や襟元が掴みやすくなるので、負けやすいという理由から柔道界では柔軟剤の使用に是非があるようです。
柔道着の洗濯方法・洗い方④洗濯機でしっかり脱水する
柔道着の洗濯方法・洗い方4つ目は「洗濯機でしっかりと脱水する」です。脱水を手洗いで行おうとすると、かなりの手間がかかります。そのため脱水に関しては洗濯機で手早くしっかりと行います。
手洗いでのすすぎが不十分な場合には洗濯機で一度すすぎをしてから脱水をしましょう。また洗面所を水浸しにしたくない人は洗濯機を桶代わりとしても良いでしょう。脱水が不十分だと干した際に乾かないのでしっかりと行ってください。
柔道着の洗濯方法・洗い方⑤洗濯機で洗う場合
柔道着の洗濯方法・洗い方5つ目は「洗濯機で洗う場合」です。例えば腰を痛めている、手洗いする時間がないなどの場合でどうしても洗濯機で洗いたい場合には、洗濯機を使うことも可能です。ただし家庭の洗濯機の許容重量には十分注意しましょう。
洗濯機での柔道着の洗い方
- 柔道着を裏返しにする
- 柔道着と洗剤を洗濯機に入れて回す
- すすぎ・脱水を十分にする
洗い方は手洗いと変わりません。洗濯機の方が楽に洗濯できますが、水を吸ったことで重くなり、洗濯機が回らなくなるなどの故障を引き起こす恐れがあります。洗濯機を使う場合には様子を見ながら洗濯した方が良いでしょう。
柔道着を洗濯機で洗濯すると故障の確立が高くなります。そんなときは以下の記事を読んでおくことをおすすめします。万が一柔道着を洗濯中に洗濯機が回らなくなったら以下の記事を参考にしてみましょう。
柔道着の洗濯におすすめな洗剤は？
柔道着の洗濯におすすめな洗剤は液体洗剤！
柔道着の洗濯におすすめな洗剤は「液体洗剤」です。おしゃれ着用洗剤を使用する必要はありません。通常の洗剤で十分ですが、粉末洗剤は柔道着に残ってしまう恐れがあるので、液体洗剤をおすすめします。
液体洗剤であれば好きなメーカーの洗剤を使っても構いません。おすすめなのは消臭効果のある液体洗剤です。柔道着は嫌な臭いが残りやすい衣類なので、それをしっかりと予防・消臭してくれる洗剤が良いでしょう。
柔道着の洗濯におすすめな洗剤①トップスーパーナノックス
柔道着の洗濯におすすめな洗剤1つ目は「トップスーパーナノックス」です。このスーパーナノックスは、時間のたった消えない黄ばみや黒ずみ、新しい汚れにアプローチしてきれいに落としてくれると人気があります。
柔道着の消えない黄ばみ汚れなどは、このスーパーナノックスの原液を汚れに塗って揉み洗いすることで汚れも落ちやすくなるでしょう。値段は475円（2018年10月現在）です。
柔道着の洗濯におすすめな洗剤②アタック消臭ストロング
柔道着の洗濯におすすめな洗剤2つ目は「アタック消臭ストロング」です。柔道着は嫌な臭いが残りやすいので、消臭ができる洗剤を探している人は多いでしょう。消臭ならこちらのアタックの消臭ストロングがおすすめです。
黄ばみ防止効果もあるので、汗染みや襟元の黄ばみが気になる人にもおすすめです。爽やかなハーブの香りなので万人受けします。値段は389円（2018年10月現在）です。
また他にも洗濯洗剤について知りたい人は以下の記事がおすすめです。洗濯洗剤のおすすめランキングを紹介しています。柔軟剤の組み合わせも紹介しているので、良い香りを楽しみたい人も読める内容です。
柔道着の洗濯が終わった後の干し方｜乾燥機はOK？NG？
柔道着の洗濯が終わった後の干し方①乾燥機は使わない
柔道着の洗濯が終わった後の干し方1つ目は「乾燥機は使わない」です。こちらも洗濯機同様の理由で、水を吸った柔道着を乾燥機にかけることで重さにより故障の原因となります。また乾燥機で分厚い柔道着を乾かそうとしても、不十分に乾くことがほとんどです。
不十分な乾きはカビの原因になります。途中まで乾かして外に干せば良いやと思う人もいるでしょうが、中途半端に加熱された環境はカビにとって絶好の住処となります。乾燥機・柔道着どちらにもトラブルを引き起こすので、乾燥機は使わないようにしましょう。
柔道着の洗濯が終わった後の干し方②形を整える
柔道着の洗濯が終わった後の干し方2つ目は「形を整える」です。脱水が終わったら洗濯機から柔道着を取り出し、柔道着のしわを伸ばしながら形を整えます。取り出したまま干すと柔道着が不格好になってしまうのでやめましょう。
柔道着は分厚いので、手でたたきながらしわを伸ばします。分厚い柔道着はアイロンをかけるのも大変です。干すときにきちんとしわを伸ばしておくことで、その後のお手入れが楽になります。
柔道着の洗濯が終わった後の干し方③必ず陰干しする
柔道着の洗濯が終わった後の干し方3つ目は「必ず陰干しする」です。柔道着の干し方で重要なポイントですが、柔道着は必ず風通しの良い日陰で陰干しをします。日向に出して干すと変色・変形の恐れがあるのでやめましょう。
また風通しの悪い日陰もNGです。柔道着は分厚いので風通しが悪いと生乾きになりカビの温床になります。風通しの良い日陰できちんと乾かすことで、カビがない清潔で気持ちのよい洗濯後の柔道着が着られるでしょう。
柔道着の洗濯は難しくない！きちんと洗ってしっかり乾かそう！
柔道着など、かなり厚手の衣類を洗うときは洗濯が面倒に感じるでしょう。しかし洗濯方法や洗い方、干し方を知ると、そこまで難しくないことが分かります。柔道着は体を守る大切なユニフォームです。いつでもきれいなものを着用したいでしょう。
季節や用事などによっては毎回洗えないこともあるでしょうが、そんな時こそ日々のお手入れが柔道着を左右します。お手入れや洗濯を怠れば消えない汚れ・臭いとして残ってしまうので、毎回お手入れ・洗濯をしましょう！
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