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ビー玉の遊び方3種類のルールは?昔の遊び/ゲーム/おもちゃ

更新:2019.06.21

ビー玉には古い歴史があることをご存知でしょうか。知られざるビー玉の歴史を踏まえながら、ビー玉を使った楽しい遊び方をご紹介します。ルールもいくか種類がありますので、参考にしてみて下さい。また、ビー玉以外にも昔の人がどんな遊びを楽しんでいたか、どんなゲームやおもちゃがあったのかもご紹介します。

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遊び方を習う前に知っておきたいビー玉の歴史は?

ビー玉の歴史①古代エジプト時代にはすでにあった

ビー玉といえば、丸くて綺麗、様々なゲームなどの遊び方があるガラス玉のおもちゃですよね。このビー玉の歴史は意外と古く、大正時代からビー玉の原型のようなものはあり、昔の人は賭け事などルールを決めたゲームに、ビー玉を使った遊び方を作って楽しんでいた歴史があるのではないかと言われています。

さらにさかのぼると、古代エジプト、古代ローマの遺跡からもビー玉が見つかっているのです。エジプトやローマでビー玉がどのような遊び方や使い方でビー玉を使ったのかどうかは不明ですが、少なくともビー玉はかなりから存在していて、様々な遊び方の歴史があるというのが分かっています。

ビー玉の歴史②ビー玉の呼び方は地域によって違う

ビー玉の呼び方は、ビー玉だけではなく様々な種類の呼び方があります。ビー玉、もしくはラムネ玉というのが共通語ですが、近畿地方の一部ではビー玉のことをビーダン、瀬戸内海方面ではマーブルやマーブロとも呼ばれています。

さらにビー玉の大きさによって呼び方を変える地域もあります。ビー玉にはとても大きいものがありますよね。それを親玉と呼んだり小さいビー玉をちびだんと呼ぶこともあります。ビー玉というおもちゃ1つとっても、地域によって様々な呼び方の種類があるのですね。

ビー玉の歴史③ラムネに入っているビー玉はエー玉

よくラムネ瓶の中にあるビー玉は、ビー玉ではなくエー玉という種類の玉を使ったというルールがある話を聞いたという人は多いと思います。しかしこのルールには歴史的な裏付けや根拠がありません。

日本で唯一ビー玉を製造している松野工業によると、戦後にビー玉を製造していた会社のどれかがビー玉を等級によってエー玉とビー玉と区分していて、それを真似するようになったからではだそうです。ラムネに使ったものと言われているビー玉はやはりビー玉と呼ぶものだったのですね。


ビー玉の遊び方3種類のルールは?

ビー玉を使った昔の遊び方の種類①ビー玉当てゲーム

ビー玉はとても綺麗なガラス玉で、そしておもちゃでもあるのです。おもちゃと言ってもどうやって遊ぶんだろうと思った人は多いかと思います。ビー玉の昔の遊び方を何種類か紹介していきます。まず1つ目はビー玉当てというゲームで、ルールは至ってシンプルです。指でビー玉を弾いてビー玉をぶつけ合います。

1辺の長さが約5センチほどの正四角形の枠を作りましょう。3人から5人を集めてじゃんけんをして最初にビー玉を弾く人を選んでください。残りの負けた人は枠の中に自分のビー玉を置き、そのビー玉を勝った人が弾いて外に出すというルールです。

ビー玉を枠から出すことができれば、そのビー玉は弾いた人のものになります。枠から外すことができなければ、弾く人を交代します。全てのビー玉が枠の外に出た時点でゲーム終了です。ビー玉を弾く絶妙な加減が求められる、シンプルですが奥深いゲームです。

ビー玉を使った昔の遊び方の種類②目玉落としゲーム

ビー玉の昔の遊び方、2つ目は目玉落としです。まず床に何個かビー玉をランダムに配置します。姿勢を真っ直ぐにし、1個のビー玉を目の高さまで持っていきます。ビー玉に当てるようにビー玉を落とします。

相手のビー玉に自分のビー玉が当たれば勝ち、そしてそのビー玉を自分のものにできます。遊ぶときは2人で行うのがいいですね。そして床の素材が柔らかくビー玉が割れないような、かつビー玉が飛び散ってしまっても人の迷惑にならないような場所で安全に楽しみましょう。

ビー玉を使った昔の遊び方の種類③三角出しゲーム


ビー玉の昔の遊び方3つ目は三角出しです。この三角出しの遊び方は少しビリヤードに似ているんです。まずは大きめの三角形の枠を作りましょう。三角形の枠の中にビー玉を何個か配置してください。

三角形から少し離れた場所から自分のビー玉をぶつけます。三角形から離れる距離をあらかじめ決めておきましょう。ビー玉をぶつけた時、三角形からビー玉をはじき出すことができればそのビー玉ははじき出した人のものになります。入れる順番が決まっていないビリヤードのようで面白いですね。

ビー玉で天国にいくか地獄にいくかのゲームの紹介【天国と地獄】

天国と地獄のルール①遊ぶための準備をしよう

ビー玉を使った遊び、天国と地獄という遊び方を紹介していきます。手順は少し長いですが、ビー玉を持っている人なら誰でも楽しめる遊びです。場所は柔らかい砂場などがおすすめです。まず、地面に線を一本ひきます。

線の中心から50センチほど離れたところの地面に直径10センチ、深さ5センチという比較的大きな穴を開けます。丁度、穴から穴のラインを繋げた時+の記号になるように同じ大きさの穴を5つ開けましょう。引いた線から1番近い穴が地獄、真ん中は真ん中、真ん中の左右が端、1番線から遠い穴が天国です。

天国と地獄のルール②ビー玉の投げ方

じゃんけんをし、1番最初に地獄の穴にビー玉を落とす人を決めます。この時のビー玉の落とし方は、自分のビー玉がある地点に、利き手とは逆の手の親指でビー玉が置かれた場所に印をつけておきます。そして手の甲を上にして手のひらを広げます。

広げた小指に利き手の小指をクサリのように絡ませます。利き手の親指と中指でビー玉を弾きます。これがこの遊びのビー玉の投げ方です。

天国と地獄のルール③ビー玉を入れる穴の順番


交代に地獄の穴にビー玉を落としていきます。一発で地獄の穴に入れることができれば成功です。入れられなかった人は次にまた自分の番がくるまでビー玉に触らないようにしてください。

穴に入れる順番としては、地獄→真ん中→左の端→真ん中→右の端→真ん中→天国→真ん中→左の端→真ん中→右の端→真ん中→地獄と順番に帰ってくるような感じです。全ての穴を回って帰ってきた人は、再びスタート地点から地獄にビー玉を落とします。

そのプレイヤーは鬼になることができます。鬼はどの穴へも自由に行き来ができ、他プレイヤーがビー玉を穴に入れるのを邪魔することができます。鬼が弾いたビー玉に当たったビー玉はその時点で鬼のものになります。

天国と地獄のルール④「ネムリ」と「チョーエキ」

ビー玉を弾き飛ばすのですから、時には指定された穴に入らずに別の穴に入ってしまうということがあります。その場合、次に自分が来るまで1回休みの状態になります。これを「ネムリ」といって、次にその穴にビー玉を入れるプレーヤーによる「チョーエキ」をクリアしないとその穴から出られません。

「チョーエキ」とは、「ネムリ」の状態のビー玉を弾き飛ばして出すことをいいます。この場合、あまり力を込めすぎるとビー玉が割れてしまったり、欠けてしまったりという危険がありますのでくれぐれも注意して行ってください。

ビー玉を使ったインテリアアイディアは?

おもちゃのビー玉を使ったインテリア①ガラス瓶に入れて綺麗なインテリアに

綺麗で丸いビー玉はそれだけでインテリアになりますが、同じガラスととても相性がいいんです。ガラス瓶に、ビー玉を何個か入れてみてください。同じ色のビー玉でも、違う色のビー玉でもいいです。

光に透けさせるとビー玉とガラス瓶が透けて光ってとても美しいインテリアになります。色とりどりのビー玉を入れて透けさせるとステンドグラスの美しい模様のような光を見ることができますよ。関連記事としておしゃれな部屋のレイアウトにするための方法をまとめた記事を紹介します。

おもちゃのビー玉を使ったインテリア②観葉植物と一緒に楽しもう

ビー玉をいれた瓶に水を入れ、そこに観葉植物を入れるのもおすすめです。観葉植物の緑と、ビー玉のカラフルな光が気分を盛り上げてリラックスした気持ちになります。こうすることで女子力もアップしたように思えますし、部屋に観葉植物があると心が安らぎますね。

おもちゃのビー玉を使ったインテリア③日常の明かりをビー玉にする

ビー玉を陽光に透かすだけでとても美しいインテリアになります。その光、太陽が出ていなくても見ていたくありませんか?いっそビー玉を照明に使ってみましょう。色とりどりのビー玉が明かりに照らされて透けてとても美しい光が部屋を彩ってくれます。まるでムーディなクラブのような雰囲気を味わえますよ。

やけどをしないように、ビー玉を入れた布で明かりを包み込んであげましょう。アロマキャンドルに火を灯した時に回りにビー玉を置いても神秘的な雰囲気を演出できます。

明かりとビー玉の相性はとても良いので、ぜひ試してみてください。ビー玉のあの美しい輝きを部屋の中で楽しみましょう、ゆったりとした気持ちになれます。関連記事として、ビー玉を宝石のようにできるクラックビー玉の作り方が書かれている記事を紹介します。

ビー玉を使った遊び方、ビー玉を使ったインテリアを知って楽しもう

ビー玉の歴史、遊び方には様々な種類があり驚いたという人がいれば嬉しいです。この機会にビー玉で遊んだり、インテリアとしてビー玉を楽しんでみてください。ビー玉で遊ぶ際は割れないように細心の注意を払ってくださいね。

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