冷暗所の定義とは?作り方や保存場所10選|温度や作り方も
更新:2019.06.21
冷暗所の定義とはどこが当てはまるのでしょうか。よく食品やワイン、ウイスキーなどのラベルに見ると「冷暗所で保存してください」と記載されていることがありますよね。今回は、冷暗所の定義や作り方、冷蔵庫などおすすめの冷暗所についてご紹介していますのでぜひ参考にご覧ください。
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冷暗所の定義とは?
冷暗所の定義とは温度が低く直射日光の当たらない風通しのよい場所
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冷暗所の定義とは、温度が低く直射日光の当たらない風通しのよい場所のことを指します。影になっている涼しい場所をイメージしていただければと思います。ただジメジメと湿気のある場所は冷暗所に当たらないため、食べ物やお薬を冷暗所に保存する際には湿度チェックも忘れずに行いましょう。
また太陽の動きによって、日当たりが変わり冷暗所が暖められることがあります。そのような場所は冷暗所に当たらず、年中一定して直射日光の当たらない、温度が低い場所が理想的でしょう。やや定義は曖昧なのは、それぞれの家の場所や方位によって冷暗所が変わるためです。
ウイスキーやマヨネーズなど冷暗所保存がおすすめの食品は沢山ある
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ウイスキーやマヨネーズ、ヨーグルトなど冷暗所保存がおすすめの食品は沢山あります。野菜も冷蔵庫保存が良いものと冷暗所保存が良いものがあり、玉ねぎやジャガイモ、ピーマン、生姜などは冷蔵庫より冷暗所での保存に適しています。
食品や薬など冷暗所に保存してくださいと記載されているものは、きちんと冷暗所に保存することでその品質を保てます。食品などは、少しでも湿度が多かったり、日光で温められてしまうとすぐに傷んだり、菌が発生してしまうので気をつけましょう。
また野菜類はりんごと一緒においておくと食品の劣化が早まってしまったり、ウイスキーなどのお酒であれば匂いの強いものと一緒においておくと匂いが移ってしまったりします。そのため冷暗所ごとにそれぞれの種類で分けて、全て一緒に保存しないように注意しましょう!
冷暗所の温度とは?
冷暗所の定義により適した温度は1度から15度前後のひんやりした場所
冷暗所の定義により適した温度は、1度から15度前後の冷たく涼しい場所を意味します。しかしこの温度の範囲は、はっきり決まってはおらず、あくまでも最適な目安温度です。そのため風通しのよいひんやりした場所であれば15度以上から20度以下の場所を冷暗所としても良いでしょう。
家の方角や太陽の動きを考え、温度計・湿度計を参考にどこが冷暗所に当たるのか探してみてください。意外に自宅の多くの場所が冷暗所の定義に当てはまりますよ。
冷蔵庫のチルド室など0度以下の冷えすぎている場所は注意する
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冷蔵庫のチルド室など0度以下の冷えすぎている場所は、冷暗所に当てはまらないため気をつけましょう。冷暗所に最適な温度は1度から15度前後と記載しましたが、食品によって適切な温度はさらに細かく分かれます。
里芋やかぼちゃ、ジャガイモなどの野菜は10度から14度が最適ですので冷蔵庫保存では冷え過ぎてしまい、冷暗所の保存に適しています。新聞紙などを活用し、湿度管理には充分に気をつけましょう!
特にオリーブオイルなどのオイルを冷暗所で保存する場合は、10度以下に温度が下回ると凍ってしまう可能性もあります。またウイスキーであれば20度前後の冷暗所で保存するのが良いでしょう。食品やお酒ごとに適した保存温度があるため、覚えておくことが大切です。
冷暗所におすすめな場所10選
冷暗所におすすめな場所①冷蔵庫
冷暗所におすすめな場所1つ目は、冷蔵庫です。冷暗所で保存してくださいといった注意書きがあれば、まず冷蔵庫で保存するという方も多いのではないでしょうか。冷蔵庫は大体1度から5度に保たれており、内部も乾燥しているため冷暗所の定義と合致したおすすめの保存場所です。
また冷蔵庫の野菜室は、やや高めの5度から7度に保たれているためこちらも冷暗所保存の野菜や食品に適しています。お酒や調味料などの大きめの瓶や容器であれば冷蔵庫保存は場所を取りますが、小さめサイズの食品であれば冷蔵庫での保存がおすすめです。
冷暗所におすすめな場所②キッチンにある収納棚
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冷暗所におすすめな場所2つ目は、キッチンにある収納棚です。直射日光の当たらない収納棚の中は常に一定温度で保たれており、冷暗所として最適です。キッチン以外に冷んやりした場所であれば冷暗所としての使用に向いています。ただし冬場に暖房器具の影響で温度が上がるようであれば冷暗所としての使用をやめましょう。
また次項では、キッチン・台所の綺麗な収納方法をご紹介しています。100均の商品などを使ったちょっとした収納アイデアもご紹介しており、簡単に機能的で使いやすいキッチンになりますのでぜひこちらの記事を参考にご覧ください。
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冷暗所におすすめな場所③コンロ下の収納棚
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冷暗所におすすめな場所3つ目は、コンロ下の収納棚です。コンロ下の収納は冷暗所としての使用に最適ですので、お薬やオイル、お酒の収納にぜひ収納してみてください。またシンクの下では水道管があり湿気がでる可能性があるため、食材などはおすすめできません。しっかり密閉された未開封のものであれば大丈夫です。
冷暗所におすすめな場所④階段下や階段脇
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冷暗所におすすめな場所4つ目は、階段下や階段脇です。階段下や階段脇はちょうど階段の影になり、涼しく冷暗所として最適です。収納棚を置いておくと、冷暗所保存の食品などが片付けやすいのでおすすめです。
また次項では段ボールを使う収納棚の作り方をご紹介しています。少し厚めの段ボールであれば強度は高く、棚としてしっかり機能するためおすすめです。DIYが好きな方はぜひこちらの記事を参考に作ってみてはいかがでしょうか?
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冷暗所におすすめな場所⑤床下収納
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冷暗所におすすめな場所5つ目は、床下収納です。冷暗所として冷蔵庫の次にこの床下収納を活用している方も多いのではないでしょうか。床下収納は直射日光も当たらず、冷暗所としての保存に最適です。ただし家の構造によっては温度が一定に保たれないこともありますので、注意しましょう。
また床下収納が冬場に暖房器具の近くにあると、床下も暖められて中に入れた物が腐ってしまう恐れがあります。そのような場合、長期間であれば保存には向いていませんが、冷蔵庫に入りきらない分だけ短期間の保存であれば大丈夫ですので、活用してみましょう。
ジャガイモや玉ねぎなどの保存のきく野菜、梅酒やウイスキーなどのお酒、非常食や水などを入れるのがおすすめです。食品を入れている場合は、たまに蓋を開けて風を通してあげると湿気をのがしてあげるのでおすすめです。
冷暗所におすすめな場所⑥キッチン上の収納棚
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冷暗所におすすめな場所6つ目は、キッチン上の収納です。キッチン上の収納は、冷暗所としての使用に最適であり、醤油やみりん、お酢などの調味料類を入れておくとキッチンで作業中にもすぐにストックを取り出せます。
ただしキッチン上の収納が高い位置にある場合、取り出す時危ないため、ホームセンターなどに売っている踏み台を使用しましょう。踏み台は折りたたみ式になっているものもあり、場所を取らず、高い位置にあるものを取るときにあるととても便利ですよ!
冷暗所におすすめな場所⑦陽の当たらないベランダ部分
冷暗所におすすめな場所7つ目は、ベランダです。ベランダは、日光の当たらない影になっている部分を冷暗所として活用できます。気温の高い夏の時期は、使用できませんが、秋冬の時期では、冷暗所として使用する温度がちょうどよくおすすめです。
またそのような場所がなくても、後ほど紹介する「冷暗所の作り方」を参考にしていただければ、自分でも冷暗所を作れますのでぜひベランダを冷暗所として活用してみてください。
冷暗所におすすめな場所⑧天井裏
冷暗所におすすめな場所8つ目は、天井裏です。天井裏収納は付いている家と付いていない家がありますが、付いていれば秋冬の時期に冷暗所としての使用に向いています。ただし取り出しにくく、忘れやすいという難点もあるため他の収納場所がない場合にのみ活用してみてはいかがでしょうか。
冷暗所におすすめな場所⑨ガレージ
冷暗所におすすめな場所9つ目は、ガレージです。特に屋根やシャッターが付いているガレージであれば雨風にさらされず、秋冬の時期は温度も低いので冷暗所におすすめの場所です。玉ねぎなどはネットに入れて吊り保存をしたり、ワインなどのお酒の保存にも最適です。
冷暗所におすすめな場所⑩玄関の収納棚
冷暗所におすすめな場所10個目は、玄関です。玄関はドアの開け閉めにより風通しも良く、アパートやマンションに限らずどの家庭でも冷暗所として活用できるおすすめの場所です。玄関の靴箱を使用し靴と一緒に収納すると匂いが付いてしまう可能性があるためやめましょう。
使っていない収納棚や収納ボックスを玄関にプラスしてぜひ冷暗所として使用してみてください。棚に引き出しが付いているものであれば、たまに開けて風通しをよくしてあげましょう。
冷暗所の作り方3選
冷暗所の作り方①ウイスキー入れに!クーラーボックスに保冷剤を入れて作る
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冷暗所の作り方1つ目は、ウイスキー入れとしておすすめのクーラーボックスを活用する方法です。素材が硬いハードケースでできたクーラーボックスは、断熱効果が非常に高く外気温が暖かい時期にも冷暗所としての保存に最適です。使い方は、中に少し大きめの保冷バッグを入れ、クーラーボックス内の温度を下げます。
ウイスキーは日光により劣化し、冷蔵庫保存では冷え過ぎているため、夏場などぜひ活用してみてください。野菜などを入れる時は保冷バッグに直接あたり冷えすぎないように、野菜を一つずつ新聞紙でくるみ保護しましょう。また溶け出た水はドレンから出します。雨風からも守ってくれるのでベランダに置くととても便利ですよ!
冷暗所の作り方②発泡スチロールで作る
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冷暗所の作り方2つ目は、発泡スチロールで作る方法です。食材などの入れたいものがすっぽり入るほどの発泡スチロールがあれば、そこに錐で穴を開けるだけで風通しの良く直射日光の当たらない空間を作れます。また発泡スチロールは、断熱効果が高くどこでも手に入りやすいため冷暗所作りには大変おすすめです。
冷暗所の作り方③段ボールで作る
冷暗所の作り方3つ目は、段ボールで作る方法です。段ボールは適度な湿気を保ち、冷暗所として食品を長持ちされることに優れています。作り方は、段ボールの中に新聞紙を敷いて使用します。食材を入れるのであれば、さらに一つずつ新聞紙で包むことで食材から出る水分も吸収し、長持ちさせてくれます。
冷暗所に適した温度に置いておくのであれば、この方法で大丈夫ですが、気温が暑い時期には段ボール内の気温も上昇するため注意しましょう。また段ボールがなければ紙袋で代用する方法もおすすめです。紙袋も段ボールと同じように中の湿度が適切に保たれ、冷暗所としての使用に優れています。
冷暗所に食材やお酒などを保存し家のスペースを有効活用しよう!
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冷暗所の定義にあるように湿度や風通しもしっかり考え、冷暗所に保存することで食材やウイスキーなどのお酒を長持ちさせられます。玉ねぎ、じゃがいも、ウイスキー、梅酒など冷暗所で保存できるものは保存し、冷蔵庫やお部屋を綺麗にまとめて自宅のスペースを有効活用しましょう!
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