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昇格の挨拶の例文は?部長や課長など役職別の就任スピーチの内容や注意点も

更新:2021.04.16

ある日辞令が出て、部長に昇進・昇格となるかもしれません。あなたがもし、部長・課長に就任となったらどんなスピーチで挨拶しようか悩んだりしませんか?昇格の挨拶の例文や役職別のスピーチ内容について下に載せています。気になる方は読んでみてください。

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昇格の挨拶で話す内容は?

辞令を受け昇格の挨拶で話す内容①支えてくれた人へ感謝

辞令を受け昇格の挨拶で話す内容の1つ目は、支えてくれた人へ感謝についてご紹介します。昇格には自分の力だけでなく、必ず周りがサポートしてくれていることが関係しています。昇格しても、偉そうな態度をとることは良くないです。まず感謝の気持ちを挨拶で伝えるのが良いです。前任者への良い評価や感謝も伝えます。

会社など勤めている方に大事なのは、自分はチームの一人だと認識し、日頃から皆とコミュニケーションを図り、円滑な関係を作ることです。上にあがっても偉そうにせず、いつも感謝の気持ちを忘れないことで、上司のみでなく部下からも信頼を得られます。

辞令を受け昇格の挨拶で話す内容②今後の仕事の協力を求める

辞令を受け昇格の挨拶で話す内容の2つ目は、今後の仕事の協力を求めることをご紹介します。昇格後は、仕事の内容も変わるためかなり戸惑うことも多くあります。今まで出来ていたことさえ、上手くいかなくなることも増えてしまいます。連携を上手にとっていくために、昇格の挨拶で協力を得れるような言葉を入れておきます。

昇格して人を頼ることは、情けないのではないかと思う方もいると思いますが、それは間違いです。一人で気張りすぎても、ストレスになったりミスしてしまったりと、まったく良いことはありません。協力してもらい易くするために、昇格の挨拶でお願いしておくと今後の仕事もやりやすくなります。

辞令を受け昇格の挨拶で話す内容③期待に応えるような目標

辞令を受け昇格の挨拶で話す内容の3つ目は、期待に応えるような目標についてをご紹介します。会社や上司に期待されているからこそ、昇格するのです。期待に応えるような、前向きな目標を挨拶で話し自分の意思表明をします。目標は大きすぎず、頑張れば達成できる少し上の目標が良いです。

きちんと明確化した目標を入れることで、上司からの覚えも良くなります。また、一人だけの個人目標でなく、チームで達成できる目標は、皆の士気を高めることに繋がります。目標を話す時は、力強くはきはきと話すことで部下たちも安心してついてきます。

辞令を受け昇格の挨拶で話す内容④人を惹きつけるためのエピソード


辞令を受け昇格の挨拶で話す内容の4つ目として、人を惹きつけるためのエピソードについてご紹介します。人が聞きたいと思うように、ストーリーで語るとわかりやすいです。前任者への感謝や尊敬だけでなく、具体的なエピソードを入れると良いです。

昇格の挨拶のマナーや注意点は?

昇格・昇進の挨拶のマナーや注意点①謙虚さを持つ

昇格・昇進の挨拶のマナーや注意点の1つ目として、謙虚さを持つについてご紹介します。偉そうに話すと、聞いている人にはただの嫌な奴にしか思われません。周りを敵にするのも、味方にするのも、まずは最初の挨拶が大切です。謙虚さを忘れずに感謝を述べるようにします。

昇格・昇進したからといって、ふんぞり返る必要はまったくありません。上にあがっても謙虚な人の方が、部下からは慕われます。部下から慕われると、自然と上司の耳に入り評価に繋がります。感謝の気持ちを言われて嫌な人はいないのです。良いことは心に秘めず、しっかり言葉に出しておいたほうが良いです。

昇格・昇進の挨拶のマナーや注意点②話し方

昇格・昇進の挨拶のマナーや注意点の2つ目として、話し方についてご紹介します。最初の挨拶は、自分の印象を相手に植え付けてしまうものです。あまり砕けすぎた印象にならないように、冗談などはあまり挟まないほうが良いです。少し真面目だなと、思われるくらいの堅苦しさは大切です。

昇格・昇進の挨拶のマナーや注意点③スピーチのスピード

昇格・昇進の挨拶のマナーや注意点の3つ目として、スピーチのスピードについてご紹介します。人前でスピーチをすると、緊張して早口になってしまうことがあります。早口だと何を言っているかが相手に伝わりません。嘘をついたり誤魔化しているような、不誠実な印象を与えてしまう可能性があるので気をつけた方が良いです。


早口も困りますが、遅すぎるのも聞いている人には、緩慢すぎて退屈なスピーチに感じてしまいます。せっかくの挨拶も、退屈なことは頭に入ってきません。スピードの確認には、練習として誰かに聞いてもらうか、録音して自分自身で確認するとわかりやすいです。

人を惹きつけるような話し方はなかなか磨こうにも難しいですよね。自分は人前で話すのが下手だからと諦めていませんか?実は話術を鍛えることが出来るのです。下に相手を惹きつける話し方やトーク力を磨く方法についてまとめた記事を載せています。興味がある方は是非読んでみてください。

【役所別】昇格の挨拶の例文は?

①新任の課長に拝命され就任した時の挨拶の例文

昇格の挨拶の1つ目として、新任の課長に拝命された時の挨拶の例文についてご紹介します。「本日付で課長を拝命いたしました○○です。これもひとえに支えてくださった皆様のおかげです。心より感謝を申し上げます。正直なところを申しますと、このような大役を仰せつかりまして、私に大任がつとまるのか不安を感じてます。

まだまだ若輩者であり皆さんのお力添えをいただきながら、今まで以上にわが社の発展のため頑張ってまいる所存です。前任の△△さんはリーダーシップを発揮し、チームのリーダーとして信頼を勝ち得ておりました。まだまだ私には足元にも及びませんが、より広い視野を持って努力を惜しまず精進していく所存です。

課長という管理職の任を命ぜられましたからには、皆さま一人一人と密に関わりながら業務に携わっていきたいと考えております。今後とも、未熟な私にご指導ご鞭撻を賜りますよう、皆さまのご協力のほどよろしくお願いいたします。」

②新任の部長に拝命され就任した時の挨拶の例文

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25歳の春 #昇進 #微々

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昇格の挨拶の2つ目として、新任の部長に拝命され就任した時の挨拶の例文をご紹介します。「本日付で部長を拝命し、就任することとなりました○○(名前)と申します。このたびの人事に関しまして、心から感謝を申し上げます。これもひとえに、皆さまのご支援の賜物であり、誠にありがたく思っております。

今回私のような若輩者がこのような大役を仰せつかりまして、責任の重大さに身の引き締まる思いであります。前任の△△さんは、皆さまからの信頼も厚くまだまだ私では足元にも及びません。今後も皆さまには、ご迷惑をおかけすることも多々あるかと存じますが、努力を惜しまず精進していく覚悟でございます。


微力ではありますが、今後もわが社の発展のため頑張ってまいる所存ですので、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」

③新任のリーダーに任命され就任した時の挨拶の例文

昇格の挨拶の3つ目として、新任のリーダーに任命され就任した時の挨拶の例文についてをご紹介します。「このたび、リーダーを拝命することになりました、○○(名前)でございます。このたびの人事に関しましては、皆様から賜るご支援の賜物と思っております、ありがとうございます。

私はまだまだ若輩者で、このようなリーダーとなるのも初めての経験であります。至らぬ点も多いかとは思いますが、日々学んでいきたいと思っております。前任の△△様(名前)には今の私には遠く及びませんが、少しでも近づけるように努力を惜しまない所存です。今後ともご指導のほど、よろしくお願いします。」

④新任の店長に任命され就任した時の挨拶の例文

昇格の挨拶の4つ目として、新任の店長に拝命され就任した時の挨拶の例文についてをご紹介します。「このたびの異動により、本日付けで○○店の店長を拝命いたしました、○○(名前)です。このたびの人事におきましては心からありがたく思っております。これもひとえに、皆様のご支援の賜物です。感謝申し上げます。

私のような若輩者が、店長という大役を仰せつかりまして嬉しい反面、このような大任がつとまるのかと不安を感じております。前任の店長であった□□さんのようには、まだまだ近づけませんが皆様の力添えをいただき、日々精進していく所存でございます。

微力ながらも、店の発展に尽くしていきたいと思います。今後とも変わらぬご指導を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。」

⑤大げさなスピーチが要らない小規模の部署での挨拶の例文

昇格の挨拶の5つ目として、大げさなスピーチが要らない小規模の部署での挨拶の例文についてをご紹介します。上の課長や部長就任の挨拶は堅めですが、今回は小規模の部署での課長や部長に辞令で昇進した際、前任を評価したり今後の目標などは省いて簡単な挨拶としてスピーチします。

「このたび、○△(役職名)に任命された○○(自分の名前)です。これもひとえに、上司を始め皆様のご支援の賜物だと存じます。今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」というように、短い挨拶の中に感謝の気持ちと協力依頼は入れておくと今後の仕事がやりやすくなります。

昇格して役職が上がっていくと、スピーチだけでなく今度は自分が他の人を昇進昇格させるために、辞令の推薦状を書かなくてはならなくなるかもしれません。ビジネス文書である推薦状の書き方って難しく感じませんか?下に推薦状の書き方に関連した記事を載せています。例文などもあるので読んでみてください。

メールで昇格の挨拶をする場合の例文は?

①得意先へメールで伝える場合の挨拶

メールで昇格の挨拶をする場合の例文1つ目として、得意先へメールで挨拶をご紹介します。まずメールタイトルに「○△(役職名)就任の挨拶」と書きます。内容分には、「貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。さて、このたび○△(役職名)に就任いたしました。今後ともご支援を賜りますようお願い申しあげます。

まずは略儀ながらご挨拶を申し上げます。」と書きます。最後に下に日付と会社名を段を変えて書き、一番下に新任の役職名と自分の名前を同じ段で書いてメールの挨拶として送ります。

②昇進挨拶のメールに対しての返信の例文

メールで昇格の挨拶をする場合の例文の2つ目に、昇進挨拶のメールに対しての返信の例文をご紹介します。取引先から昇格についてのメールが来た場合、連絡に対しての感謝の言葉やお祝いの言葉を入れ、今後もお願いする旨を入れます。タイトルには相手の会社名を入れ、下の行にはメール相手の名前を入れます。

その下に「平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。会社名の○○(名前)です。このたびは(役職名)にご就任とのことですが、心からお祝い申しあげます。○○(名前)様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます」と書き、一番下に自分の名を署名して送ります。

最初の昇進昇格の挨拶が肝心

いかがでしたか?部長や課長などに昇進という辞令が出たら、嬉しい反面で先ずは最初の就任スピーチをどうしようかと悩む人も多いかと思います。課長も部長も他の役職でも、話す内容は基本似ていることに気が付いたかと思います。挨拶で話すポイントが同じなためですが、目標のところは実際に昇進した場合変わります。

例えば営業だったら、今後どのようなノルマを達成していくかなど、働く場所や仕事内容でも変わります。また、課長としての目標・課題より部長としての目標・課題の方が上をめざすようになります。自分が昇進昇格した時には、まず仕事にあった目標・課題を考えてみてください。

そしてその次に、その目標や課題をクリアするためには、何が必要となるかを考えてみます。その必要なことが、今後目標を達成するために現在足りないものです。昇進昇格は、働く人にとってかなり喜ばしいことです。反面で今以上に責任がかかってくるという辛さもありますが、目標があればやる気に繋がるはずですよ。

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