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業を背負うの意味とは?カルマを背負っている人の特徴や解放する方法も

更新:2021.05.21

業(ごう)というのは仏教の言葉の一つで、サンスクリット語ではカルマといいます。業を背負うということは一体どういうことなのでしょうか?輪廻転生という思想から生まれたカルマとは、因果応報のことです。何度も生まれ変わってきた魂のカルマの特徴や解放の方法とは一体どんなことなのでしょうか?

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業を背負う意味とは?

業を背負う意味とは「人生の転換期を教えてくれる」

人生は楽しい

業を背負うとは、苦しくてなかなか抜け出せない底なし沼のようなネガティブなイメージかもしれませんが、実は業があるから今この瞬間も生きているんです。業を背負うから人生が思うように進まないと考えてしまいがちですが、もし業を背負うという意味が自分の人生にとって大切な魂の約束なのだとしたらどうでしょう?

カルマは一見とてもネガティブなイメージを持ってしまいますし、業を背負うとなればますます気持ちは重くなり、未来が描きにくくなってしまいますが、実はそれこそが言葉のトリックなのです。言葉の裏を読み取り、本来の意味に気づけたらカルマというものが本当は魂の約束だったんだと納得するにはそう時間はかかりません。

魂は約束があるから果たしたいと思っています。そして果たした先に新しい世界が待っていると魂は知っているからこそ約束を思い出すために業を背負うのです。業とは何かを知る今こそ人生の転換期だということなのです。スピリチュアル的な人生の転換期は誰にでもあります。さらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

業を背負う意味とは「人生を彩り深く味わうためのスパイス」

自然の中で瞑想する

業を背負うとは簡単に言えば因果応報のことです。因果応報とは、過去に行った善い行いが幸せをもたらし、過去の悪い行いが不幸をもたらすという仏教の考えです。幸せを感じている時に、「なぜ私は幸せなんだろう?」とわざわざ考える人はいませんが、不幸だと感じた時に「なぜ私はこんなにも苦しいんだろう」と考えます。

だからこそ、業というと不幸の代名詞のように聞こえてしまうのですが、本来は善いも悪いも含めて業であり、業を背負うこととは自分の人生を彩っているスパイスだという事です。そしてその過去から背負ってきた業とは、輪廻転生のなかでずっと魂に刻み込まれている記憶であり「わたし」という生きてきた証でもあるのです。

つまり、魂に刻み込まれた「わたし」という深い存在が果たしたい約束がカルマであり、約束を思い出すために業を背負うことが本当の意味なのです。善いも悪いも含めて業ですから、業を背負わずして人生を深く味わうことはできないし、今の人生で果たしたいと願っている魂の約束(カルマ)をも思い出すことはできないのです。

そうは言っても苦しい!業を背負う人の特徴は?

業を背負う人の特徴①自分の気持ちに素直ではない人

自分にウソついて見ないふり

業を背負う人の特徴とは、自分の気持ちに素直ではない人です。周りの声や反応を気にして本当はNOと心で思っているのにはっきりと言えないのです。そんなことを繰り返していると本当はNOだと思っていた自分が分からなくなってしまい、いつの間にかYESの仮面を被った自分が本当の自分だと勘違いしていくのです。

そんなYESの仮面を本当の自分だと勘違いした状態だと、本来NOと言っていた本当の自分を見失っていることになってしまい、その状態ではどんなに自分と向き合おうとしてもどこかで違和感を感じ始めてしまい、ぐるぐると迷路にはまるような感覚になっていきます。その状態では自分と向き合うことを放棄しかねません。


業を背負う意味とは本来、自分と深く向き合うきっかけであり、魂の約束を思い出させてくれる人生の転換期であるものなのですが、自分の気持ちに素直ではない人はそのきっかけを気づきにくくさせてしまいます。ですので業を背負う人の特徴だといえるでしょう。

業を背負う人の特徴②白黒はっきりしていてジャッジする人

正義か悪かジャッジする

業を背負う人の特徴は白黒はっきりしていてさっぱりとした人で、多くの人と関わることを避けている人です。それは、自分の中にある正義感という倫理に少しでも反する人がいたならば、バッサリと切り捨ててしまいたくなるからです。そのため正義感が強い人ほど、うまく新しい環境になじめず同じ環境で居続けてしまいます。

それがなぜ、業を背負う人の特徴なのかというと、人は自分以外の人と出会う中で感じる違いに気づいて「なぜなんだろう?」と考えるものです。なので、新しい環境を避け同じ環境で居続けるということは、実は自分の深い部分に問いかけるチャンスを自ら放棄しているのと同じだったりするのです。

こんな風に、人との違いを向き合う前にバッサリと自分の正義感で縁を切り捨ててしまっていては、自分の深い部分と向き合うきっかけがないままになり、残念ながらカルマとは何かを知るきっかけが得られません。人を頼ることもなく、自分一人でなんとかしなくてはと正義感を感じるほど業を背負う意味とは向き合えないのです。

業を背負う人の特徴③家族やパートナーとの関係がギクシャクしている人

人間関係に悩んでいる

業を背負う人の特徴は、家族やパートナーとの関係がギクシャクしています。業とは因果応報であり、幸せをもたらし苦しさをももたらすわけですから、家族やパートナーなど近しい関係の中で背負う業とは、大きな魂の成長につながります。つまり多くを経験し成長していきたいと魂が決めた選抜されたメンバーが家族なのです。

そんな選ばれたメンバーとの関係がギクシャクしているということは、それだけ大きく魂を成長させてくれるキッカケを見過ごしてしまうことにつながってしまいます。「なぜうちの家族はこうなんだろう?」と疑問に思い、自分に問うことで深く自分と向き合い、そして家族とも向き合っていける状態であることが大切なのです。

そのため、向き合うことを避けたくなるほど家族関係がギクシャクしてしまっているということは、魂の大きな成長のためにわざわざ業を背負っているという本来の意味もわからないままとなり、背負っている業を解放した先にある新しい出会いや新しい環境へと進んでいくことは少し難しく感じてしまうでしょう。

背負っている業を解放するには?誰もができる方法と法則

背負っている業を解放するには過去の違和感がヒント

自由を生きる決意

まず背負っている業を解放するには、業やカルマは決して怖いものや苦しいものではないということに気づくことです。過去の善い行いも幸福となってきちんと返ってきているのです。そのうえで自分が苦しくてどうしても乗り越えられない業に対して、どのように業を解放していけばよいのかを紐解いていきたいと思います。

まず、今どうしても乗り越えられない業という壁があるなら、実は人生の中で形を変えて何度も目の前に現れています。人を変え、物事を変えながら何度も現れていることに気づきましょう。例えば幼い頃、父親という壁があまりにも大きかったとしたら、時を経て彼氏やパートナー、上司といった形で目の前に現れてきます。

このように、今までの自分の人生を深く振り返ることによって、過去の自分の中にあった違和感が浮き彫りになっていきます。しかし、この違和感という点と点が業を解放するにはとても大切なことなので、時間をかけて丁寧に自分の人生を深く振り返ってみてほしいと思います。そうすることで人生の謎が解けていくのです。

魂の約束(カルマ)を思い出すのは業を解放するステップ

ずっと忘れない約束

背負っている業を解放するステップがなぜ、魂の約束を思い出すことにつながるのかというと、業を解放し乗り越えた先には新しい出会いと環境が待っているからです。それは「このタイミングで会いましょう」と約束を交わした魂同士の再会であり新しい経験を共にする約束なので業を解放するために思い出すことが大切なのです。

つまりそれは魂の約束を果たすことにつながりその新しい出会いと環境に心躍り安心感に包まれたような自分でいられれば、それが業を解放したという答えなのです。その瞬間今までの点と点がつながり線となり、人生の謎が解けた時なのです。これら一連の流れが苦しい業を解放する方法であり、すべての人に共通する法則です。

業やカルマのスピリチュアルな世界と上手く付き合うには自問自答のクセを!

スピリチュアルな世界に明確な答えはありません。だからこそ「なぜ」と自分に問いかけるクセをつけることをオススメします。ほかにもスピリチュアルな法則はたくさんあります。引き寄せの法則と量子力学を知ることは、バランス良くスピリチュアルと上手に付き合っていくためにもオススメですのでどうぞ併せてご覧ください。

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