
松ぼっくりのクリスマスリースの作り方|虫の下処理や可愛いアレンジも
更新:2019.06.21
クリスマスの時期になると、松ぼっくりのリースを見かけることも多いと思います。一見難しそうに見えますが、実は松ぼっくりの下処理さえすれば、とても簡単にリースが作れるんです!簡単に出来る作り方や、色付けアレンジの方法を紹介するので、ぜひ可愛い松ぼっくりのクリスマスリースを作ってみて下さい!
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INDEX
松ぼっくりのクリスマスリースの作り方|虫の下処理方法は?
松ぼっくりの虫の下処理方法①冷凍する
松ぼっくりの虫の下処理1つ目は、冷凍です。松ぼっくりのひだとひだの間には、虫が潜んでいることがあり、見た目はキレイで虫がいなさそうでも、放置していて気が付いたら虫が出てきた、という方も多いと思います。そうならないためにも、加工前には必ず下処理をしましょう!冷凍は簡単に出来るので一番オススメです。
冷凍の下処理のやり方は簡単です。まず松ぼっくりをジップロックなどに入れて密封し、あとは冷凍庫に入れるだけです。3日~1週間程冷凍庫に入れておきます。冷凍庫から出した後は、しっかりと乾燥させて完成です。
POINT
拾ってきた松ぼっくりにまずすること!
拾ってきた松ぼっくりは、まず下処理をする前の作業として、土などの汚れを軽くブラシなどで落としましょう!雨上がりなどに松ぼっくりを拾いに行くと、松ぼっくりのカサが閉じているかもしれませんが、乾燥してくるとカサが開きます。乾燥してから汚れを取りましょう。
松ぼっくりの虫の下処理方法②煮沸する
松ぼっくりの虫の下処理2つ目は、煮沸です。大量の松ぼっくりを使う方は、煮沸がオススメです。やり方は、お鍋に水と松ぼっくりを入れ、5分程煮たら完成です。松ぼっくりのカサがまだ閉じてないようでしたら、もう少し煮て下さい。カサが閉じてから取り出します。これで殺菌も虫の卵も駆除出来ます。
松ぼっくりを煮ると、お湯にかなり色が付くので要らないお鍋を使用する方が良いでしょう。また、松の臭いが部屋の中に充満するので、しっかりと換気しながら作業しましょう。煮た後は、しっかりと乾燥させて完成です。
松ぼっくりの虫の下処理方法③レンジで加熱
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松ぼっくりの虫の下処理3つ目は、レンジで加熱です。少量の松ぼっくりの下処理をしたい方におススメです。松ぼっくりは加熱すると、松ヤニが出て汚れることがあるので、松ぼっくりの下に紙を敷いたり、紙袋に入れてから加熱するほうがいいでしょう。あとは簡単です。電子レンジに松ぼっくりを入れ、加熱したら完成です。
加熱時間は個数によっても違いますが、10個程で約1分です。ただし、松ぼっくりを電子レンジで加熱し過ぎると、爆発する恐れがあるので、目を離さないように気を付けて下さい。また、電子レンジで松ぼっくりを加熱する際も、松の臭いが充満するのでしっかりと換気して下さい。
POINT
松ぼっくりはしっかりと乾燥させて!
松ぼっくりは水分を含むとカサが閉じます。乾燥すると徐々に元通り開いてくるのですが、しっかりと乾かさないとカビが生える原因になります。2~3日かけて天日干しするのがおススメです!しっかりと乾燥させてから、色付けの作業に入ってください。
松ぼっくりのクリスマスリースの作り方|色付けの方法は?
松ぼっくりの色付けの方法①絵具で着色
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松ぼっくりの色付け方法1つ目は、絵具です。水性の絵具だと色落ちする場合があるので、それ以外の油性の絵具ならO.Kです!オススメはアクリル絵の具です。水を入れすぎると薄くなって上手く色付け出来ないので、なるべく水は少なめに濃いめに作った方がしっかりと着色します。
絵具の色はたくさんあるので、どんなクリスマスリースにしたいのかイメージを考えながら色付けしましょう。赤と緑のクリスマスカラーや、華やかさを出したいなら金や銀色、雪をイメージした白など、考えるだけでも楽しいですね!
松ぼっくりの色付けの方法②カラースプレー
松ぼっくりの色付け方法2つ目は、カラースプレーです。カラースプレーでの色付けは、松ぼっくりの上から吹きかけるだけなので、一番簡単で時間もかかりません。ただし、想像以上にスプレーが周囲に散ってしまうので、新聞紙を広げたり、深めの箱の中で作業するのもオススメです。
またカラースプレーは、アクリル製のものが色落ちがしにくいのでおススメです。松ぼっくりの全体にかかるようにスプレーしたり、一部だけ色が付くようにスプレーしたりなど加減しながら試してみて下さい。白や金・銀色だとクリスマスの華やかさが出ますね。スノースプレーもオススメです。
松ぼっくりの色付けの方法③脱色する
松ぼっくりの色付け方法3つ目は、脱色です。脱色は着色したものとは違った、オフホワイトの優しい雰囲気のものが作れます。液体に漬ける時間によっても風合いが変わってきますが、自然な色味がおしゃれです。
脱色は、キッチンハイターなどの漂白剤に漬け込むだけで出来ます。水で薄めず、原液のままの方が脱色しやすいですが、手や服に液体が付かないように気を付けて下さい。約3時間程漬け込むと完成です。また、作業中はハイターの臭いが充満しないように、換気をしっかりと行って下さい。
松ぼっくりのクリスマスリースの作り方|組み上げ方は?
松ぼっくりのクリスマスリースの作り方①ツタで土台を作る
クリスマスリースの組み上げ方は、まず土台を用意します。市販で売られているものでもいいですし、枯れたツタが手に入るようならそれを使ってもいい味が出ます。土台の作り方は簡単です。
ツタはそのままだと固くて上手く丸めることが出来ません。一晩水につけておくと、柔らかくなって扱いやすくなります。土台は好きなサイズに何重かに丸めて、形を整えたら土台の完成です。端は、何重かになっている円の中に差し込んで留めて下さい。もしキレイな円が出来ていなくても、手作りならではの味わいが出ます!
土台が完成したら、針金や麻ひも・リボンなどで土台の上部に「輪」を作って括りつけて下さい。この輪っかがあることで、玄関や部屋の中に飾ることが出来ます。千切れて落ちないように、なるべくしっかりとした素材もので作りましょう。土台は、自分の作りたいものに合わせて、サイズや形を色々変えてみて下さいね!
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松ぼっくりのクリスマスリースの作り方②松ぼっくりをつける
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土台が出来たら、次は松ぼっくりをつけていきます。付け方は2種類あります。まず1種類目はグルーガンを使ってつける方法です。松ぼっくりのおしり(軸)の部分にグルーを多めにつけ、そこに10㎝程のワイヤーをU字に曲げ接着します。乾いたら、ワイヤーをリースの土台に差し込みます。
2種類目は、松ぼっくりの下の方のカサの部分に見えないようにワイヤーを巻き付けてから、土台にも巻き付けていきます。留める部分が土台の後ろにくるようにし、巻き付けた後は取れないようにペンチなどできつくねじって下さい。留め方が緩いと、後で松ぼっくりが動いてしまうのでしっかりと固定しましょう。
松ぼっくりを留めるために使用するワイヤーは、柔らかいものだとしっかり留まらずグラつくので、少し扱いづらくなりますが、固めのワイヤーの方が良いでしょう。固めのワイヤーはニッパーで楽に切ることが出来ますが、小さいお子さんには少し難しいかもしれません。一緒に作る際は気を付けてあげましょう。
松ぼっくりのクリスマスリースの作り方③小物を使って装飾
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土台に松ぼっくりをつけることが出来たら、そのままのリースでも味はありますが、クリスマス仕様なので、もう少し華やかになるように最後に小物で装飾をします。
松ぼっくりを拾う際に、他の木の実を拾ってそれを同じように下処理して付けることも出来ます。他にはリボンを巻き付けたり、花や葉・綿などをグルーガンでつけても華やかになります。クリスマスのオーナメントを一緒に飾っても、簡単に可愛く仕上がります。
100円ショップには安くて可愛い小物がたくさんあるので、それを活用してもおしゃれなものが作れます。最近は100円に見えないような可愛いサンタや、トナカイのモチーフのものもありますよね!飾りつけはお子さんと一緒でも簡単に出来るので、一緒に楽しみながら作っても良いですね。きっといい思い出になります!
POINT
グルーガンの使い方
グルーガンは、スティック状の樹脂を熱で溶かして接着させる道具です。接着するまでの時間もあまりかからないので、工作などをするときにとても便利です。しかし、グルーガンは熱を持つので、お子さんと一緒に作業する際は、気を付けましょう。
松ぼっくりのクリスマスリースの可愛いアレンジ例3選
可愛いアレンジ例①ポインセチアを付けて簡単に華やかに
松ぼっくりのリースにポインセチアを飾るだけで、簡単に華やかなクリスマスリースになります。赤色のポインセチアだけではなく、白や他の色の花と組み合わせても豪華ですよね!
この例のクリスマスリースの作り方は、リースの土台の半分だけに松ぼっくりを配置し、もう半分にポインセチアを配置しています。この絶妙なバランスがとてもおしゃれで、またポインセチアの紅白カラーがとても華やかにしてくれています!アレンジをする際は、留める前に一度試しに置きながらアレンジするのがいいでしょう。
ポイントセチアを入れるだけで、クリスマスリースが一気に華やかになります。赤色だけではなく、白や他の色のポイントセチアを組み合わせることでさらに豪華になります。この例のように、松ぼっくりとポイントセチアを片方ずつに配置するのもおしゃれですね!
可愛いアレンジ例②赤×緑のクリスマスカラーで飾り付け
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赤と緑色のクリスマスカラーをリースの中に取り入れるだけで、一気に華やかになります。作り方は色々ありますが、所どころに赤と緑を入れても良いですし、全体をその二つのカラーだけにしても目を引きますね。
この写真の例のように、土台の周りを緑の葉で巻くのもいいですね。この葉はユーカリを使っているそうですが、他にももみの木の葉や、柊でももちろんアレンジ出来ます。あとは、松ぼっくりと赤い実を交互に飾り付けしたら、おしゃれで可愛いクリスマスリースの出来上がりです!
可愛いアレンジ例③星型リースでおしゃれに演出
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星型のリースは、一般的の家庭ではあまり見ないのでとても目を引きますよね!星型のリースの作り方は、円形のものに比べると簡単ではありません。まず、しっかりとした土台の形をとる必要があるので、枯れたツタだけで作るには難しいでしょう。
色々な作り方はあると思いますが、まず枯れ枝を数本用意します。5本1束として5束欲しいので、枝の長さを揃えて25本準備してください。次に星形になるように枝の束を組み上げていき、端同士はワイヤーなどで留めます。星型の中は、糸や他の枝を貼り付けておくと飾り付けがしやすくなります。後はアレンジして完成です。
この写真の例は、星型を松ぼっくりや木のみ・赤い実や葉などでアレンジし、雪が付いているように飾りつけもしています。ある程度ボリュームを出して飾り付けする方が、土台が見えないので良いかもしれません。丸い形のリースよりも少し難しいかもしれませんが、星型リースがとてもおしゃれにクリスマスを演出してくれます。
松ぼっくりで可愛いクリスマスリースを手作りして
小さい頃、公園や山で松ぼっくりを拾った経験はありませんか?秋になったらお子さんがいる家庭では、たくさん拾って帰ってきたりもするのではないのでしょうか。たくさん松ぼっくりを拾ったら、ぜひ松ぼっくりでクリスマスリースを作ってみて下さい。作り方は簡単なので、お子さんと一緒でも作ることが出来ますよ!
松ぼっくりの下処理さえすれば、アイデア次第で、凝ったアレンジのものも作ることが出来ます。お家のインテリアとして飾ったり、たくさん作れたらプレゼントしても喜ばれますよ。
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