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マニキュアフラワーとは?
アメリカンフラワー・ディップアートの1種のマニキュアで作るお花
マニキュアフラワーとは、マニキュアをワイヤーに浸して花を作るハンドクラフトです。ワイヤーを合成樹脂に浸して作るアメリカンフラワーの一種とも言える作り方で、ディップアートとも呼ばれます。
ディップアートの代表とも言えるアメリカンフラワーは、ディップ液や専用の薄め液を用意する必要がありますが、マニキュアフラワーは、家に余っているマニキュアで始めることができ、マニキュアは100均などにもたくさんの種類が売っていることから、アメリカンフラワーより始めやすいメリットがあります。
マニキュアとワイヤーだけでお花を作ることができる人気のハンドクラフト
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マニキュアフラワーは、マニキュアとワイヤーがあれば作り始めることができる人気のハンドクラフトです。余ってしまいがちなマニキュアを余すことなく使うことができ、素敵なアクセサリーなどをハンドメイドすることができます。
マニキュアフラワーは、ワイヤーを使って花びらの形を作りますので、好きな形にすることができるので、自分の好きな花を好きなカラーで作ることができるところも魅力です。
マニキュアフラワーと同じように立体的な花を作れる立体プラバンも最近人気のハンドクラフトです。こちらの記事もチェックして、様々な種類のお花を作ってみてはいかがでしょうか。
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マニキュアフラワーの作り方|材料5選
マニキュアフラワーの作り方|材料①マニキュア
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マニキュアフラワーの作り方に必要な材料1つ目は、マニキュアです。マニキュアは、ディップアートに使うには粘度が足りませんので、開封してから多少時間が経った使いかけや残ったものの方が使い勝手がいいかもしれません。
マニキュアは、100均などでも購入することができ、どんな種類のものでも作ることが可能です。新品を使う場合は、しばらくフタを開けておく等して、濃度を調整しておくと良いでしょう。
マニキュアフラワーの作り方|材料②ワイヤー
マニキュアフラワーの作り方に必要な材料2つ目は、ワイヤーです。マニキュアフラワーで使うワイヤーは、専用のワイヤーが手芸用品店などに販売していますが、100均などで販売されているワイヤーを使うこともできます。
マニキュアフラワー作りで使うワイヤーは、様々な太さがあります。ワイヤーの太さによって花のイメージが変わりますので、作品のデザインに合わせて選ぶと良いでしょう。太すぎると形を作りにくく、細すぎると形を維持しにくいので、適度なものを探してみてください。
マニキュアフラワーの作り方|材料③マニキュア薄め液
マニキュアフラワーの作り方に必要な材料3つ目は、マニキュアの薄め液です。マニキュア薄め液は、マニキュアを適度な濃度にするために使いますので、新品のマニキュアを使う場合は必要ありません。固まり過ぎてしまったマニキュアを使いたい場合には用意すると良いでしょう。
マニキュアフラワーの作り方|材料④トップコート
マニキュアフラワーの作り方に必要な材料4つ目は、トップコートです。マニキュアを爪に塗る際に使うトップコートは、マニキュアフラワーを作る際の仕上げとしても使います。ツヤをだし、仕上がりをきれいにするとともに、壊れにくくする効果もあります。
マニキュアフラワーの仕上げには、UVレジンなどを使っても良いでしょう。UVレジンを使うと、独特のぷっくり感のある花びらを作ることができます。
マニキュアフラワーの作り方|材料⑤ビーズなどその他の飾り
マニキュアフラワーの作り方に必要な材料5つ目は、ビーズなどその他の飾りです。マニキュアフラワーは、そのままでもかわいいアイテムですが、ビーズで花芯などをつけることでよりお花らしくすることができ、ピアスやイヤリング、ブローチなどのアクセサリーパーツを使うことで、アクセサリーにすることができます。
マニキュアフラワーの作り方|コツ5選
マニキュアフラワーの作り方|コツ①マニキュアの粘度を調節する
View this post on Instagramまったく用途が違う、マニキュア やっときれいに塗れた! しかし、ワイヤー固すぎた。 次回は、柔らかいワイヤーで作ろう😅 #マニキュアフラワー
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マニキュアフラワーの作り方のコツの1つ目は、マニキュアの粘度を調節することです。新品のマニキュアでは、やや粘度が足りずに、なかなか上手に膜を作ることができません。マニキュアフラワーを作る前に、マニキュアのフタを開けてしばらく放置し、粘度を調節しておくと良いでしょう。
放置し過ぎて固まってしまった場合や、すでに固まっているようなマニキュアの場合は、マニキュアの薄め液を少しずつ加えて濃度を調節することで、使いやすくすることができます。
マニキュアフラワーの作り方|コツ②ブラシを使って膜を作る
マニキュアフラワーの作り方のコツの2つ目は、マニキュアのブラシを使って膜を作ることです。アメリカンフラワーなどのディップアートでは、浅い器に出した合成樹脂にワイヤーを浸すことで花びらの膜を作りますが、マニキュアアートの場合は、ブラシで作った方がきれいに仕上がります。
マニキュアフラワーの作り方|コツ③膜を作りやすい花びらの形
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マニキュアフラワーの作り方のコツの3つ目は、膜を作りやすい花びらの形を作ることです。ブラシを使って花びらに膜を作るためには、ワイヤーの花びらの形をブラシの幅より細く作っておくことで作りやすくなります。
特に最初のうちは、ブラシの形より細い花びらをワイヤーで作るようにすると良いでしょう。また、花びら同士が近すぎると塗るのが難しくなりますので、花びらを1つおきに塗っていく、少し幅を広げた状態で作りあとで調整するなどをすると良いでしょう。
マニキュアフラワーの作り方|コツ④ワイヤーにマニキュアを塗る
View this post on Instagram# 紫陽花からコスモスに変わりま〜す(^^) 秋ですね🍂🍁 #ハンドメイド#アートフラワー#マニキュアフラワー#コスモス#秋桜#アメリカンフラワー
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マニキュアフラワーの作り方のコツの4つ目は、ワイヤーにマニキュアを塗ることです。先にワイヤーにマニキュアをたっぷり塗り、花びらのふちにある程度粘り気をつけておくことで、ワイヤーに膜をつけやすくなります。
ワイヤーにカラーをつけたくない場合は、トップコートを使って下地を作ることで、ワイヤーのカラーを生かしたままで、マニキュアの膜を張りやすくすることができます。
マニキュアフラワーの作り方|コツ⑤重ね塗りする
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マニキュアフラワーの作り方のコツの5つ目は、マニキュアを重ね塗りすることです。マニキュアアートは、1度塗りでは薄く膜が張っているだけの状態ですので、非常に破れやすい状態でもあります。一度塗ったあと、しっかりと乾かしてから重ね塗りをしていきます。
何度か重ね塗りをすることで、ワイヤーにしっかりと膜が張りますので、花びらの角度を変えたり、カーブをつけたりと、仕上げをしやすくなります。ポイントは、しっかりと乾いた後に重ね塗りをすることですので、注意しましょう。
マニキュアフラワーの作り方|手順は?
マニキュアフラワーの作り方|手順①ワイヤーで花びらを作る
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マニキュアフラワーの作り方の手順1つ目は、ワイヤーで花びらを作ることです。ワイヤーをペンなど筒状のものに巻きつけて輪を作り、しっかりとねじって止めます。しっかりと止めたらペンを外し、花びらの形に加工します。
1本のワイヤーを使って、花に合わせた枚数の花びらを作り、形を整え、花の形をデザインします。最初のうちは、細長い形で、花びらの枚数の少なめの花で練習すると良いでしょう。
マニキュアフラワーの作り方|手順②マニキュアで色をつける
マニキュアフラワーの作り方の手順2つ目は、マニキュアで色をつけることです。事前に粘度を調整したマニキュアを使うと、やりやすくなります。ブラシを使ってワイヤーの花びらに膜を張るように色をつけます。
花びらに膜を張ることができたら、しばらく乾かします。その際に、斜めにしておくことで、花びらの色にグラデーションを作ることができます。下になっている方の色は濃く、上になっている方の色は薄くなります。しっかりと乾かしながら、同様の工程を繰り返して、重ね塗りをします。
マニキュアフラワーの作り方|手順③花びらの形を整える
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マニキュアフラワーの作り方の手順3つ目は、花びらの形を整えることです。花びらに色をつける際に、塗りやすいようにずらしたりしていた花びらを、ちょうどいい形に仕上げたり、ペンなどを当てて、ワイヤーをカーブさせるなどして花びらと花の形をしっかりと整えます。
しっかりと花びらと花の形が出来上がったら、トップコートを塗って全体を仕上げます。UVレジンなどを使ってもきれいに仕上がります。
マニキュアフラワーの作り方|手順④仕上げをする
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マニキュアフラワーの作り方の手順4つ目は、仕上げをすることです。花びらの真ん中にビーズなどで花芯をつけたり、余分なワイヤーを切ったり、テープを巻くなどして、花を仕上げます。同様の工程でさらに花を作り、アクセサリーパーツをつけるなどして、アクセサリーとして仕上げます。
マニキュアフラワーのデザイン3選
マニキュアフラワー・アメリカンフラワー・ディップアートのデザイン①桜
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マニキュアフラワー・アメリカンフラワー・ディップアートのデザイン集1つ目は、桜のブローチです。ゴールドのワイヤーを使い、花びらの端の少しかけた特徴的な桜の花びらを作り、ラメ感のあるホワイトのマニキュアをメインに、花びらの内側部分に薄いピンクにすることで、美しい桜の花びらを作っています。
桜の花びらの中央には、ゴールドのビーズを乗せて、1輪でもかわいい桜の花を、パールとゴールドのブローチ台に乗せて作られています。かわいらしさの中に美しさのある目を引くブローチです。
マニキュアフラワー・アメリカンフラワー・ディップアートのデザイン②バラ
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マニキュアフラワー・アメリカンフラワー・ディップアートのデザイン集2つ目は、バラのネックレスです。独特の形のバラの花びらをワイヤーで形作り、光沢のあるピンクのマニキュアで作った透明感のあるバラが印象的なネックレスです。
1本のワイヤーに複数のバラと葉を作り、さらにそれらを組み合わせることで作られているネックレスです。非常に上品で、そのほかのパーツの輝きも加わった華やかなデザインです。
マニキュアフラワー・アメリカンフラワーのデザイン③ひまわり
マニキュアフラワー・アメリカンフラワー・ディップアートのデザイン集3つ目は、ひまわりのピアスです。真ん中に大きなブラウンのビーズをあしらうことで、ひまわりらしく、透明感のあるイエローが夏にぴったりのカラーです。
ひまわりの花びらは、透明タイプの薄いイエローのマニキュアを重ね塗りしすることで、透明感のあるカラーになり、塗り方の厚みを変えることで、自然なグラデーションも作ることができます。
マニキュアを再利用して素敵なマニキュアフラワーを作ってみませんか
マニキュアは、気に入ったものでも、案外使い切ることができずに残してしまうことが多いアイテムでもありますが、マニキュアアートに再利用することで、残さず使い切ることができます。
ワイヤーとマニキュアがあれば作ることができ、かわいいアクセサリーに加工することも可能です。使わなくなったマニキュアを再利用して、素敵なアクセサリー作りを楽しんではいかがでしょうか。
マニキュアフラワーと同じく、つまみ細工でも自分好みのお花のアクセサリーを作ることができます。2つを組み合わせることで、さらにオリジナリティに溢れるアクセサリーを作ることができるかもしれません。こちらの記事もチェックしてみてください。
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