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立体プラバンの作り方5選!プラ板を曲げるコツは?花/金魚/リボン

更新:2019.06.21

人気のハンドクラフト「プラバン」を立体的な作り方で作り、より高度で素敵なアイテムを作りませんか。プラ板を曲げる、成型するなどして作る立体的な花、金魚、リボン、指輪の作り方をコツとともにご紹介します。プラバンで本格的なアクセサリーを作ってみましょう。

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プラバンの基本的な材料・作り方は?

プラバンの基本的な材料・作り方|プラバン(プラ板)の種類

よく使われるプラバン(プラ板)には4種類があります。透明タイプ、フロストタイプ、不透明タイプ、インクジェットタイプの4種類です。作りたいものや使い方によって、使い分けましょう。他には厚みにも種類がありますので、そちらも作りたいものや作り方によって使い分けると良いでしょう。

透明タイプはその名の通り透明のプラバンです。ペンなどで絵を描いたり、焼いた後に絵の具などで着色したりする場合に使うプラバンとしておすすめです。フロストタイプはすりガラスのような加工のされたプラバンです。透明プラバンを自分で紙やすりでこすって作ることもできます。パステルなどで着色することができます。

不透明タイプは白いプラバンです。透明プラバンと同じような使い方で使えますが、白地に絵を描くなどしたい場合に使います。インクジェットタイプはプリンターを使って印刷をすることのできるプラバンです。絵や写真をプラバンにしたいとき使えます。

プラバンの基本的な材料・作り方|使える道具と作り方の手順

プラバンの作り方で基本的に使える道具は、プラバン、トースター、ハサミ、アルミホイル、クッキングシートです。プラバンに絵を描いたり色をつける場合は、油性ペン、マニュキア、アクリル絵の具、パステルや色鉛筆なども用意します。パステルや色鉛筆などで着色する場合は、フロストタイプか紙やすりも用意します。

他には、穴あけパンチや焼いたプラバンを挟むための厚めの雑誌、キーホルダーやアクセサリーのパーツ、マニュキアのトップコートやUVレジン、ニスなどを用意しておくと、さらにきれいに仕上げることができます。

プラバンは焼くとサイズが1/4ほどまで縮み、色は濃くなります。焼いた直後は柔らかく歪んだ状態ですので、本などに挟んで伸ばします。クッキングシートのようにツルツルした紙に挟むと表面はツルツルになりますが、あえて布などで挟むことで、後をつけることも可能です。

プラバンの基本的な作り方

  1. プラバンに輪郭になる線を黒のペンまたは鉛筆で描きます。
  2. 輪郭をくっきり出したい場合は、表面(ツルツルの面)に、後ほど消す場合は裏面に描きます。
  3. 形に合わせてプラバンを切ります。
  4. 必要のない線があれば、消しゴムで消します。
  5. プラバンの裏側から色を塗ります。
  6. 穴を開けるなどしたい場合は、焼く前に開けておきます。
  7. アルミホイルを一旦丸めて伸ばし、トースターに入れます。
  8. トースターを予熱します。
  9. 厚めの本を開き、クッキングシートを置いておきます。
  10. 色をつけた面を下にしてプラバンをトースターに入れ焼きます。
  11. プラバンの縮みが収まったら、トースターから取り出します。
  12. 取り出したら素早く本に挟みます。
  13. プラバンが固まったら、トップコートやニスなどを塗って仕上げます。
  14. 必要なパーツなどをつけて完成です。

プラバンの基本的な材料・作り方|プラ板を曲げるコツ

プラバン(プラ板)の基本的な作り方は、プラバンを焼いた後はまっすぐにするためにすぐに本に挟むなどしますが、立体プラバンを作る場合は、焼いた直後に成形をします。焼いた後のプラバンはすぐに固まりますので、速さが命です。

プラバンを上手に曲げるコツとして、先に型を用意しておくと良いでしょう。丸める、波型にするなど、先にその形のものを用意しておき、焼きあがって取り出したプラバンをすぐに型に合わせることで、上手に曲げることができます。

お花の立体プラバンの作り方・コツ

お花の立体プラバンの作り方・コツ|特別に用意すると良いもの

お花の立体プラバンの作り方で特別に用意すると良いものは、お花を飾るために使うビーズと色を美しくするために使う布とアルコールです。花びらをプラバンで作り、中央の花芯などはビーズで作ると美しくなります。また、花びらの色合いを調節するために、拭き取り用のアルコールを用意しておくと良いでしょう。

また、お花の花びらを作るために、型紙も用意しておくと良いでしょう。花びらを一枚ずつ作る場合は、グルーガンなどもあると、きれいに仕上げることができます。

お花の立体プラバンの作り方・コツ|作り方の手順とコツ


お花の立体プラバンの作り方のコツは、花びらの自然なカーブを作ることです。実際のお花は均一に曲がっているわけではありませんので、手を使って自然な風合いを作ると良いでしょう。

お花の立体プラバンの作り方

  1. プラバンに花びらの形を下書きし、切り抜きます。
  2. 花びらの模様は、アイスピックなどで書きます
  3. 下書きの線が残らないように切り取ります。
  4. アクリル絵の具などで薄めに着色します。
  5. ビーズなどを通す場合は、穴を開けておきます。
  6. 予熱したトースターで焼きます。
  7. 焼きあがったら熱いうちに形を整えます。
  8. 飾りのパーツをつけたら完成です。

金魚の立体プラバンの作り方・コツ

金魚の立体プラバンの作り方・コツ|用意するもの

金魚の立体プラバンの作り方で特別に用意すると良いものは、紙やすり、アイスピック、UVレジンです。立体プラバンの金魚は、色や質感を工夫することで、より本物っぽく仕上げることができますので、細かい模様などをつけていくと良いでしょう。

金魚の立体プラバンの作り方・コツ|作り方の手順とコツ

金魚の立体プラバンの作り方のコツは、動きのある自然な形にすることと、本物らしいツヤを出すことです。焼き上げてすぐに曲げますが、特にヒレの部分などを自然な形に曲げることで、本物らしくなります。仕上げにはUVレジンを使うことで、ぷっくり感も増します。

金魚の立体プラバンの作り方

  1. プラバンに金魚の形と模様を描きます。
  2. 模様の部分はアイスピックなどでなぞります。
  3. 全体に紙やすりをかけ、下書きの線を消すとともに表面を色付けしやすいようにします。
  4. アクリル絵の具などで着色します。薄めにぼかしながら着色すると良いでしょう。
  5. 予熱したトースターで焼きます。
  6. 焼きあがったら即座に形を整えます。
  7. 全体をUVレジンでコーティングし、硬化させたら完成です。

プラバンで作った金魚も非常にかわいいものですが、実際の金魚はますますかわいい存在です。よりリアルなプラバンの金魚を作るためにも、リアルな金魚を飼ってみてはいかがでしょうか。こちらの記事もチェックしてみてください。


リボンの立体プラバンの作り方・コツ

リボンの立体プラバンの作り方・コツ|用意するもの

リボンの立体プラバンの作り方で特別に用意すると良いものは、UVレジンです。仕上げにUVレジンを塗って硬化させることで、よりぷっくりと可愛らしい仕上がりにすることができます。また、リボンの立体プラバンを作る際は、かわいい模様を印刷したプラバンを用意しても良いでしょう。

リボンの立体プラバンの作り方・コツ|作り方の手順とコツ

リボンの立体プラバンの作り方のコツは、布らしい歪みを作ることです。布で作ったリボンなどを横に置き、布の動きを表すように成形すると、より美しいリボンが作れるでしょう。

リボンの立体プラバンの作り方

  1. 本体、巻きつける部分の2つのパーツを作ります。
  2. 柄の向きなどに気をつけて模様をつけます。
  3. 本体パーツを予熱したトースターで焼きます。
  4. 焼きあがったらすぐに中央部分を山折、谷折、山折と曲げてヒダを作ります。
  5. 巻きつける部分を予熱したトースターで焼きます。
  6. 焼きあがったらすぐに本体パーツの中央部分に巻きつけます。
  7. 全体をUVレジンでコーティングし、硬化させたら完成です。

指輪の立体プラバンの作り方・コツ

指輪の立体プラバンの作り方・コツ|用意するもの

指輪の立体プラバンの作り方で特別に用意すると良いものは、作りたいサイズの指輪と太めのマッキーなど太さが均一ではない筒状のものです。プラバンを作り始める前に、指輪をマッキーなどに通し、止まる部分を見つけておきます。焼いたプラバンは、そのサイズに合わせて丸めます。

また、立体プラバンの指輪を作る場合は、厚めのプラバンを選んでおくと良いでしょう。立体プラバンの指輪には、スタンプなどで模様をつけるときれいにできあがります。

指輪の立体プラバンの作り方・コツ|作り方の手順とコツ

立体プラバンを使った指輪の作り方のポイントは、とにかくきれいに曲げることです。ペンなどに沿わせてさっと曲げましょう。失敗してしまった場合は再度焼けば、もう一度曲げることができますので、やり直しましょう。細かい部分の修正をしたい場合は、エンボスヒーターなどを用意しておくと便利です。

立体プラバンの指輪は、切れ目のある指輪になりますので、プラバンの端を丸く切っておくことで、使うときに引っかかったり手を傷つけてしまうことがなくなります。立体プラバンを使った指輪の作り方は、サイズを変えることでバングルなども作ることができますので、作ってみてください。

立体プラバンの指輪の作り方

  1. プラバンを幅2cm程度、長さ10cm〜15cm程度の長方形に切ります。
  2. 角を丸く切り落としておきます。
  3. プラバンに絵や模様、色をつけます。
  4. 予熱したトースターで焼きます。
  5. 取り出したらすぐにペンなどに巻きつけてリングの形にします。
  6. トップコートやニスなどでツヤを出したらできあがりです。

立体プラバンでより素敵なアイテムを作りましょう

プラバン(プラ板)は100均でも購入できて、気軽に始められるハンドクラフトですが、立体的に作ることで、本格的なアクセサリーを作ることができます。色づけなども自由自在ですので、自分にぴったりのオリジナルアイテムを作ることができます。

平面でもかわいいプラバン(プラ板)アイテムですが、立体的にすることで、よりアイテムの幅が広がり、手の込んだ、人目をひくアイテムも作ることができます。気軽に楽しめるプラバン(プラ板)で、もう一段上の楽しみ方をしてはいかがでしょうか。

プラバン(プラ板)では、ここでご紹介した以外にも、作れるものがたくさんあり、どんどん楽しむことができます。こちらの記事も参考に、かわいいアイテムをたくさん作ってみてください。

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