食前酒のおすすめ10種類!意味や食後酒との効果の違いは?
更新:2019.06.21
欧米では欠かせない食前酒。最近では日本でも食前酒を飲みながらおしゃべりを楽しむ人が増えてきました。食前酒の意味や効果な何なのでしょうか?また、食後酒にはどのような意味や効果があるのでしょうか。食前酒や食後種におすすめのカクテルやお酒の種類をご紹介します。
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INDEX
食前酒とは?意味や効果は?
食前酒とは食事の前に嗜むお酒!
食前酒とは食事の前に嗜むお酒のことです。レストランに到着するとまずお飲み物は?と聞かれます。その時に、食事の前にメニューを見ながら、おしゃべりをしながら楽しむお酒のことを食前酒といいます。
食前酒の効果は食欲増進!
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食前酒は食事の前に胃を動かして食欲を増やす効果があります。出席者の緊張感を和ませて会話やその場の雰囲気をよくするために飲むとも言われています。欧米ではレストランでオーダーを決める時、食前酒を飲みながらゆっくりメニューを見てオーダーを考える光景はよく見られます。食事への期待感を膨らます効果もあります。
食前酒としては後に続く食事の邪魔にならないようにお酒を1~2杯ほど飲みます。お酒に強くない人は酔っ払わないようにアルコール度数の低いものを選びましょう。お酒に強い人はその時の気分で食前酒を楽しみましょう。
フランス語、イタリア語では?
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食前酒はフランス語ではアペリティフ、イタリア語ではアペリティーボといいます。日本ではフランス語のアペリティフという言葉が一般的ですね。どちらもラテン語のアペリーレ、開くという動詞が語源です。食前酒の始まりは18世紀後半にイタリアのトリノで始まったとされています。
フランス、イタリア、どちらの国においても食前酒は大切な文化です。食事の前に友人や家族とおしゃべりをしながら時間を過ごすことは日常的です。カフェやバールで軽いスナックを食べながら楽しそうに過ごしている姿をよく見かけます。
食前酒にふさわしいお酒の種類
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食前酒には辛口のすっきりとしたお酒が好んで飲まれます。食事の邪魔にならないように軽いものがいいですね。辛口スパークリングワインや白ワイン、カクテルが一般的です。これから始まる食事への期待や素敵な時間になることを想像できるような見た目にも美しいお酒やカクテルがおすすめです。
イタリアンに合う食前酒5種類!おすすめのカクテルは?
プロセッコ/イタリアンに合う食前酒①スパークリングワイン
イタリアンに合う食前酒1つ目は、プロセッコです。プロセッコはイタリアを代表するスパークリングワインのことです。産地はイタリアのヴェネト州ですっきりとした飲み口のスパークリングワインです。ブドウの種類はグレーラ種が主に使われています。
プロセッコにはイタリアワイン最高格付けDOCGを持った2種類、DOC格付けの1種類の3種類があります。いずれも世界的にしっかりと評価されたスパークリングワインです。イタリアでは非常に人気のある食前酒です。
スプリッツ/イタリアンに合う食前酒②カクテル
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イタリアンに合う食前酒2つ目はスプリッツです。スプリッツはイタリアでは一番人気のある食前酒です。アペロールをスパークリングワインで割ったものです。男女ともにファンの多いカクテルです。
イタリアのバールでは午後7時頃からスプリッツを片手におしゃべりに夢中になっている光景をよく見かけます。陽気なイメージのカクテルでイタリア料理の食前酒にピッタリです。
ネグローニ/イタリアンに合う食前酒③カクテル
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イタリアンに合う食前酒3つ目はネグローニです。ネグローニはカンパリにドライジンとチンザノを合わせたカクテルです。ジンの苦みとチンザノの甘みが絶妙で好みが合うと癖になるカクテルです。
イタリア、フィレンツェに住んでいたネグローニ伯爵が好んで飲んでいたことからネグローニと名付けられました。少し強めの食前酒が好みの人におすすめのカクテルです。
ベリーニ/イタリアンに合う食前酒④カクテル
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イタリアンに合う食前酒4つ目はベリーニです。白桃、スパークリングワインとグレナデンシロップをシェイクしたカクテルはとても愛らしい色をしています。甘めの味で、アルコール度数が高くないのでお酒に弱い人におすすめの食前酒です。
このカクテルはベネチア出身の画家ベリーニがよく使った淡いピンクをヒントに作られました。ベネチア生まれのカクテルです。見た目も味も女性らしさが感じられる可憐で繊細なカクテルです。女性の魅力を存分に引き立ててくれます。
マティーニ/イタリアンに合う食前酒⑤カクテル
イタリアンに合う食前酒5つ目はマティーニです。マティーニはベルモットとドライジンを合わせたアルコール度数の高いカクテルです。食事の前に少し酔っ払いたい時におすすめの食前酒です。
カクテルの中で王道といわれるマティーニはジンを多めに作られたものをドライマティーニといい、エキストラドライマティーニと呼ばれるものはベルモットをほんの数滴しかいれません。バーテンダーのこだわりが感じられるカクテルです。洗練された大人のイメージを持つカクテルです。
フレンチに合う食前酒5種類!おすすめのカクテルは?
シャンパーニュフレンチに合う食前酒①スパークリングワイン
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フレンチに合う食前酒1つ目はシャンパーニュです。シャンパーニュはフランスのシャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインです。世界でも最高級のスパークリングワインとされています。
フレンチレストランでは最も優雅で洗練された食前酒とされているのではないでしょうか。すっきりとした上品な味は食事の前にはピッタリです。お祝いの時には特におすすめの食前酒です。シャンパーニュを飲むと自然と気持ちに余裕が生まれ、明るい気分になります。会話が弾むこと間違いありません。
キールロワイヤル/フレンチに合う食前酒②カクテル
フレンチに合う食前酒2つ目はキールロワイヤルです。キールロワイヤルはカシスリキュールをシャンパーニュで割ったカクテルです。とても美しい色をした品格を感じるカクテルです。果実味を感じるカシスとシャンパンのすっきりさが絶妙なバランスで飲みやすいカクテルです。
キールロワイヤルはどこか宝石を思わせる色合いで透き通るような輝きを感じられ上品な大人のイメージです。色合いから女性に好まれる食前酒です。
ミモザ/フレンチに合う食前酒③カクテル
フレンチに合う食前酒3つ目はミモザです。ミモザはオレンジジュースとシャンパーニュを合わせたカクテルです。色合いがミモザの黄色い花に似ていることからミモザと名付けられました。何となくホッとする癒されるイメージがあり誰にでも愛される味で人気のある食前酒です。
シードル/フレンチに合う食前酒④
フレンチに合う食前酒4つ目はシードルです。シードルはりんご果汁を自然発酵させて作ったお酒です。フランスのブルターニュ地方で生まれたお酒です。シードルはサイダーの語源と言われているようにさっぱり、すっきりとした微発泡酒です。
ビールのようなイメージですがお腹が重たくなるようなことはなく、食事の邪魔になりません。アルコール度数が低く、りんごの果樹味がしっかりとあり非常に飲みやすい食前酒です。
シェリー酒/フレンチに合う食前酒⑤
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フレンチに合う食前酒5つ目はシェリー酒です。シェリー酒はスペイン、アンダルシア地方で作られるアルコール度数の高いワインのことです。白ブドウから作られています。シェリー酒には辛口のものから甘口のものまでありますが、食前酒には辛口タイプが好まれます。
スペインが産地ですが、ヨーロッパ、特にイギリスで人気の高いお酒で食前酒によく飲まれています。アルコール度数が通常のワインよりも少し高めです。
食後酒の効果は?
食後酒を飲む意味は消化促進効果のため
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食後酒は、食事によって消化活動をしている疲れている胃に強いアルコールで刺激を与えてさらに活動を活発化させる効果があります。食べ過ぎてお腹が一杯で苦しいという状態の時でも食後酒を飲んだ方が胃は活発に動きます。
デザートとしても楽しめる食後酒
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一緒に食事をしたメンバーと楽しかった食事の余韻を楽しみたい時、食事でお腹が一杯でデザートが入らないという時にデザートとして食後を楽しむ方法もあります。クッキーやアイスクリームと共に甘いお酒を合わせることももちろんOKです。
食後酒にふさわしいお酒の種類
食前酒は辛口ですっきりしたものを選びますが、食後には甘めでアルコールがしっかりした種類のお酒を選び、ゆっくりと時間をかけて飲みます。食事の余韻を楽しみ、一緒に行った人とより関係を深めたい時に効果的です。
食後酒のおすすめは?
レモンチェロ/おすすめの食後酒①
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おすすめの食後酒1つ目はレモンチェッロです。レモンチェッロは南イタリアの太陽をたっぷり受けたレモンを使ったリキュールです。レモンと砂糖、リキュールで出来ていてとても甘くても爽やかな南イタリアらしい食後酒です。ワンショットで飲むスタイルがポピュラーです。イタリアでは自家製レモンチェロもよくあります。
グラッパ/おすすめの食後酒④
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おすすめの食後酒2つ目はグラッパです。グラッパはイタリアで一番一般的なリキュールです。ぶどうの搾りかすを発酵させた後、蒸留して作られています。アルコール度数は40度から60度もあります。品格を感じられる香りのいいグラッパもあり、グラッパファンも多く、好きになると癖になる食後酒です。
ヴィンサント/おすすめの食後酒③
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おすすめの食後酒3つ目はヴィンサントです。ヴィンサントはイタリアトスカーナの代表的な食後酒です。「聖なるワイン」という意味のデザートワインです。黄金色をしていてとても香ばしい香りと梅酒のような甘さが絶妙のバランスです。
ヴィンサントだけで飲むこともありますが、トスカーナ特産のカントゥッチという少し硬めのアーモンド入りクッキーを浸して食べるスタイルは現地ではデザートとされることもあります。
アマレット/おすすめの食後酒④
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おすすめの食後酒4つ目はアマレットです。アマレットはアーモンドの香りとよく似ているのでアーモンドが原料と思われることがありますが、アンズの種を使ったリキュールです。
イタリアではアマレットを使ったクッキー、アマレッティが有名です。甘みとほろ苦さが独特の風味を出しています。アマレットとは「ほんの少し苦いもの」というイタリア語です。
カルヴァドス/おすすめの食後酒⑤
おすすめの食後酒5つ目はカルヴァドスです。カルヴァドスはリンゴからできたブランデーです。フランス、ノルマンディー地方で作られています。とても芳醇で上品な味の蒸留酒で優雅な余韻を感じることのできる食後酒です。フランス料理の締めはカルバドゥスがピッタリです。
カルヴァドスを飲みながらフランス料理について話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。そんな時にピッタリな興味深い記事をご紹介します。
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